Windows95/98でのハングル使用についての覚え書きです。
自分が使ってみたことのあるプログラムを中心に書いています。 便利なプログラムは他にもいろいろある様なので、 少しずつ試してみたいと思います。
「その」1〜「その3」の3つのページに分けています。 もしよければ最後まで読んでください。
(IME)という印がついているソフトは、 ハングルIME(入力機能)が付いているものです。
(*)という印がついているソフトは、 実際に使ったことはないけれども、 Webや雑誌などで情報を得たソフトです。
いずれも画面表示に使うフォントを強制的に変更することにより、 ハングルを表示させる。 使うフォントはアプリケーションが独自に持っているfontである。 いずれも日本語(JIS、EUC、Shift-JIS)、韓国語(KS)、 中国語(GB、Big5、HZ)に対応している。 (同様のプログラムに、LanExplert、TwinBridge、というのもあるそうです。)
次のような違いがある。
入力機能は、line入力、すなわち入力が別のウインドウに 表示されて、文字が確定した後で、ワープロソフト内に 表示される。
2揃え式キーボードからの入力と、KSコードの直接入力ができる。
そして、ワープロのフォント指定で Unionway専用フォントが指定可能になる (もちろん、MS Internet Explorer の add on フォントを使ってもいい。)。
これらのソフトを使うときは、 日本語コードの自動判別機能は使わないこと。 つまり、Shift-JISコードを指定すること。 Webブラウザでは欧文を指定してもよい。
私がこれらのソフトを使用したのは、1997年の夏ごろです。 今では、Unicodeに対応しているかもしれません。 (2002年3月、ホームページを見たところ、継続的に ヴァージョンアップしているようでした。)
1998年5月、日本語環境対応Lynxを入手しました。
これはテキストブラウザです。
MS-DOSプロンプトで使用するため、フォントをハングルに
変更することができません。
(lynxの設定画面には、Koreanの項目はあります。)
そこで、(ヴァージョンが古いのですが)1年半前の雑誌の
付録CD−ROMに入っていた
UnionwayとNJWINをもう一度インストールして、
lynxを(というか、DOSプロンプトを)使用してみました。
結果は、NJWINを使うとlynxでハングル表示ができました。
しかし、Unionwayでは表示できませんでした。
NJWINを使う方法は、「Windows95でLynxを使おう」
http://www.t3.rim.or.jp/~mochiai/lynx.htm
の中の掲示板で知りました。
今ではもう使う必要はない、古い方法です。
ビットマップフォントです。 コリアネットのサイトからダウンロード可能です。 ATOKとMS-IMEの一括登録ファイルもついています。 外字ですから、メモ帳でも使えます。 独自のローマ字入力をサポートしています。 KSコードとのコンバーターは付いていません。
外字エディターで開いてみれば判るように、 原則として共和国式にハングルが並んでいます。
全ての日本語フォントの外字領域にこのフォントが登録されます。 (もちろん、他のコードとは互換性はありませんが。) ということは、ショートカットのアイコン名をハングルで表示できるわけです。 (でも"ごみ箱"だけは、アイコン名を変更できない^^;;)
Netscape Navigator 4 や、Juria's Win32 Editor で 使えるそうです。
詳しくは、The Home Page formerly known as KYUNG-A Multimedia Labs.を参考にしてください。
IBM-PC互換機(DOS/V)用のカラオケソフトがあります。
韓国のftpサイトから入手できます。
たとえば
ftp://ftp.kornet.nm.kr/pub/Hangul/misc/
ftp://cair-archive.kaist.ac.kr/pub/hangul/misc/
などから入手できます。ksing.lzhというファイルです。
解凍後、ksing.batをダブルクリックします。 ハングルフォントは必要ありません。 音楽再生に必要なハードウェアの条件はよく わかりませんが、多分大丈夫なのでは? 98で動くかどうかは知りません。
拡張子が、txtになっているファイルには歌詞がのっています。 これは、組み合わせ型コードで書かれています。 例えば、Big Eyesで読んでください。
これはDOS用(IBM PC 互換機)のエディターです。
自分自身がハングルfontを持っています。 組合せコードを使用します。 外字(記号)も少し入っています。 漢字はありません。 (完成型コードに変換するためには別途コードコンバーターを 入手してください。)
入力方式は2揃い式、3揃い式が選べます。 KS組合せコードを使用します。
印刷機能がついています。 DOS用ですが、 Windowsでも印刷できました。 解像度を変えると 字の大きさが変ります。 手書き文字の書体もありますよ。
これはWindows3.1以上用のエディターです。
自分自身がハングルfontを持っています。 組合せコードを使用します。 外字(記号)も少し入っています。 漢字はありません。
vadaと同じく、ハヌルソ(空の牛)の作成です。 韓国のftpサイトから入手できます。 (ftp.kaist.ac.kr/pub/hangul/editor/penなど) (/hangul/editor/penを探してみてください。 その中の全てのファイルが必要です。)
入力方式は2揃い式、3揃い式が選べます。 KS組合せコードを使用します。
詳しくはpen.exeを使ってpen.hlpを読んで下さい。 (pen.hlpはKS組合せコードで書かれています。)
shift+spaceでハングル・英文を切り替えます。
印刷機能はありません。
しかし、ハードコピーをして、
ペイントで印刷する、という方法があります。
< PrtSc > (Print Screen) というキーを押すと、
画面全体がクリップボードにコピーされます。
それをペイントに貼りつけて、印刷します。
完成型コードの文書をhcodeなどで 組合せ型コードに変換した場合、 漢字が混ざっていると、pencilではカーソルが うまく動かなくなります。
"ナラ マルスム" は、ユニコードの中の新しい 組み合わせコードを使用する MS-DOS用のエディターです。 (OHWP12.ZIP) Information regarding Hangeul より入手できます。
最大の特徴は、昔のハングル文字も扱うことが
できることです。
キーボードは、3揃い式に古いハングルを加えたものです。
(ただし、アメリカのキーボードを使っています。
日本のキーボードの場合、記号に割り当ててある
ハングル字母の位置が、異ります。注意!)
ユニコード、組み合わせ型コード、KS完成型コード 間のコードコンバーターがついています。 (完成型ユニコードは古いバージョンのものです。)
インストールは、ハードディスクに展開するだけでよいです。 OHWP.exeをダブルクリックしてください。 f10キーを押すと、メニューが出ます。
説明書 (README.TXT, README.COV) は組み合わせ型コードで 書かれています。 これを読むには、
印刷機能はありますが、Windowsでは動きませんでした。 そのかわりに、 PrtSc (Print Screen) キーを押すと、画面が クリップボードにコピーされるので、 これをペイントに貼り付けて、画像として 印刷すればいいと思います。
Duke Universityで作られた、 ユニコードベースの多言語エディターです。 45日間のTrial versionが入手可能です。 ハングルはもちろん、タイ語やペルシア語などの 混在ができます。 Korean -> English dictionary もあります。 もちろん、Shift-JISやKSでの保存や読み込みも可能です。
作者チョ・ヨンジュさんのサイト
http://www.eecs.uic.edu/~ycho/
で入手可能。
ハングルの詩をランダムに表示するプログラム。 組み合わせ型フォントを使用。 スペースキーを押すと次の詩が表示されます。 左ドラッグで移動できます。
右ボタンクリックで出現するメニュー内のハングルが 文字化け(表示されない)しますが、特に不便はないと思います。 KSなんとかと書かれているものは、KS完成型コードでクリップボードに コピーします。 終了は下から3つめの項目のようです。
詩は、Internet BBSであるKIDSと、Hitelの中のGLDOWNに 載っていたものを使用しているそうです。
複数ハングルコードに対応したハングル文書表示プログラム。
これもチョ・ヨンジュさんの作品です。
(でも、作者のサイトからのダウンロードがうまく
いきませんでした。
http://www.khan.co.kr/internet/Be32-135.htm
から入手できるそうです。アップグレイド版を使うには、
http://www.khan.co.kr/internet/Be32-140.htm
もダウンロードしてください。)
フォントは組み合わせ型コードを使用していますが、 完成型コードを含めた全部で8つのコードに対応しています。 さらに、アレアハングル(hwp)のファイルから文字だけを 抽出して表示できます (ただしVer.2.5のファイルまで)。 検索機能もあり、そのためのハングルIMEも付いています。 KS完成型コードによるコピーもできます。
やはり、メニューや設定画面ではハングルが文字化けします。 しかし、ツールバー内のアイコンを使えば問題ないでしょう。 メニューバーの左から4つめの中の、1つめの項目をクリックすると、 Preferences設定画面になります。この中で、3と書いてある 行の次の行の先頭の四角をクリックして、OKを押せば、 メニューバーだけは英語表記になります。
drag and dropもでき、なかなか便利です。 (特に、組み合わせ型コードで書かれた文書を読む時は。)
漢字フォントは別途に求めないといけません。 下のIyagiという通信ソフトの中の漢字フォントが使えます。 BigEyesの説明書にもその設定のしかたが書かれていますが、 Iyagiの中の"Ihanja.fnt"というファイルを "hanja.fnt"という名前でWindowsフォルダにコピーします。
これは通信ソフトです。 だから、自分はこれを持っていても使い道がありません。 しかし、漢字フォントが入っていて、これを使うと 上のBig Eyesで漢字が表示できるのです。
私が持っているのはDOS用の"Iyagi5,3"です。
ftp://ftp.infodrom.north.de/pub/hangul/dos/comm/
から入手しました。
現在は、シェアウェアになっているそうです。
PC通信用のtelnetソフトです。 詳しくは、きょん☆あさんの Enjoy! Hangul Computing 〜Windowsでハングルを使おう を参考にしてください。 そこから入手できます。
指定したウィンドウ内のシステムフォントを
変更するプログラムです。
従って、
フォント指定のできないはずのメモ帳でハングルを表示できるし、
Webブラウザのウィンドウを指定すれば
html文書内のボタン名やフォーム内の文字列なども
ハングルで表示できます。
(Unionway などを使っていれば問題ありませんが、
ホームページを見る時、フォントをハングルにしただけでは
ボタン名などが文字化けします。)
下で述べるcvt8もシステムフォントを使用するので、
このsendfontを使うと便利です。
私は vector から入手したのですが、そこの説明にあるように、
dllファイルがひとつと、それはcab形式で配布されているので
cabviewer が必要です。入手方法も書かれています。
読み込み時のコードは、View ->Languageでset Default にしたものが
有効です。
書込み時のコードは、View ->Fontで指定したものが
有効です。
Unicodeを経由して、日中韓の漢字を変換できます。
fontを替るだけです。
(LittleEndian)Unicode, BigEndian Unicode, UTF8, UTF7 に対応しています。
ところで、Big-Endian や Little-Endian とは一体何か、という
疑問が生じます。
これは、Unicodeだけではなくて、もっと一般的な概念のようです。
たとえば、16bitで整数を表すとします。これは、上位8bit(=1octet, 1byte)
と下位8bit(=1octet, 1byte)に分けることができます。
これを"下位8bit-上位8bit"の順番で処理するか、あるいは
"上位8bit-下位8bit"の順番で処理するか、は
CPUの種類によって異なるのだそうです、
Intelか、Motorolaか、といった違いによって。
これが Big-Endian と Little-Endian の違いです。
(どっちがどっちかは今ちょっと忘れました。)
Character(文字)というのは、機械の中では整数と同じ
なので、この問題が関係するわけです。
なお、BOM(Byte Order Mark) という16bitsのマークを
ファイルの先頭に入れることで、両者を区別することも
あります。
DOSプロンプトで動かすフリーソフトであり、 韓国のftpサイトから入手可能です。 Winows用とDOS用の2種類入っています。 euc-kr(8bitコード)と iso-2022-kr(7bitコード)との 相互変換ができます。
「GUIでコード変換編」も参考にしてください。
これも韓国のftpサイトから入手可能な DOS用のフリーソフトです。 euc-kr(完成型コード)とiso-2022-krだけでなくて、 組合せ型コード、電子メールのB_encoded_Header、 南北が合意したハングルのローマ字表記、 などのコード変換ができます。
「GUIでコード変換編」も参考にしてください。
韓国のftpサイトには、他のコードコンバーターも いくつかあるようですが、 自分は使ったことがないので、詳細は不明です。
文字化けしたハングル電子メールを
復元するWindows用プログラムです。
やはり韓国のftpサイトから入手可能な
フリーソフトです。
たとえば
ftp.kaist.ac.kr/pub/hangul/code/PC
から入手可能です。
cvt8-faq.txtも一緒にダウンロードしましょう。
読めないメール本文をクリップボードにコピーして、 cvt8のdecodeメニューの下にいくつかの デコーディング方法が現れるので、 適当に選択します。 デコーディング方法には次のようなものがあります。
"テクノクラフト"という会社の製品。 中国語、韓国語、東ヨーロッパ諸語、ロシア語、ギリシア語を Windows95上で利用できるようにするソフトだそうです。 (PCing (学研) 6月号 107ページの記事より。)