日本語Windowsでハングルを使うことができるのか? お気に入りのソフトでハングルを使えるのか? それとも別のソフトに乗り換えた方が良いのか?
実は、実際に試してみないと分らない部分が多いです。 相性の問題があって。
ここでは自分なりに、 日本語Windowsでハングルを使いたい場合に 便利な知識をまとめてみました。 (うまく書けなくて、すみません。)
尚、Windows95/98を対象とします。 Windows2000/XPでは、 ハングルフォントと入力器は 最初から入っています。 (ハングルIMEの方は、設定が必要ですが。)
フォント(字形データ)がないと、パソコンでハングルは表示できません。
実は、日本語Windows95/98でハングルフォントを使うには、 フォントだけではだめで、もう一つ、cp_949.nlsというファイルが \windows\system フォルダにある必要があります。 このファイルが、韓国語の表示に必要なのです。 (この項、ちょっと未確認)
でも、Internet Explorerの多言語サポートや、MS Officeから ハングルフォントをインストールした場合、 このcp_949.nlsも一緒にインストールされます。 だから、普通はこの事は気にする必要はありません。 (Korean Writerなどの市販製品でも、多分大丈夫なんだと思います。(未確認))
これには2種類あります。
日本語フォント(と欧文フォント)しか使えないアプリケーションでは、 前者のフォントを使ってハングルを表示できます。 もちろん、フォントを変更する機能がついていなければ、 求める結果は出ません。 (一般には、ユニコードに対応していないソフトで どうしてもハングルを表示させたい時に使うものです。)
韓国のKSコードと同じ順番で日本語(Sihft-JIS)コード上に 配置したフォントを、Shift-KSフォントと呼ぶこともあります。 楽々韓国語やKorean Writerには、KSフォントと独自フォントの両方が 入っていますが、独自フォントは基本的にShift-KSフォントだと思います。 (フォントごとに漢字や記号の位置がずれている)
昔は、こうしたフォントを使わないと日本語Windowsでハングルが表示できませんでした。 これらは独自形式なので、情報交換には不向きです。 (相手が正しく表示できない可能性が高い)
最初から専用フォントが入っているものもあれば、 後からインターネットから専用フォントをダウンロードするものもあります。
例をあげると、
1.
表示フォントを強制的に変更するソフトもあります。
UnionwayやNJWINなど。
ハングルWindows用のソフトを日本語Windowsで使うと、
普通は文字化けします。
しかし、強制的にフォントを変更することが出来れば、
この文字化けを解消できる、ということです。
(1997年頃の「Internet Magazine」誌の付録CD-ROMには、
この手のソフトの体験版が入っていたのを覚えています。)
2. Webページでハングルを表示するだけならば、 画像で表示する方法もあります。 これならば、ハングルフォントの無いパソコンや、 携帯電話などでも、ハングルが表示できます。
3. フォントを埋め込んだホームページを作る、という 方法もあります。 「一松書院――Networkでハングル」 が参考になると思います。
入力のためのソフトも、いくつかの種類にわけられます。
市販製品では、独自コード用のIMEとKSコード用のIMEの2種類付いているので、
使い分けに注意すること。
独自コードは、即ち日本語の外字フォントのことです。
(漢字の代りにハングルが割り当てられている)
場合によっては、KSコード用のIMEなのか、それとも
Unicode用のIMEなのか、の違いを考慮する必要があるかもしれません。
(通常は区別して考えなくても大丈夫だとは思いますが。)
これはActiveX技術を使ったIMEだそうです。
よって、使えるアプリケーションが制限されます。
Windows2000/XPでは、OSについているハングルIMEを使えばよいので、
Global IMEは使う必要は無い、と思います。
擬似ハングルIMEを使えば、普通のIMEとほとんど同じ様にハングルを 入力できます。
ハングル入力器内蔵のエディター(やワープロ)の例として、
DynamicHTMLを利用して、Webブラウザだけでハングルを入力できるページもあります。 (「おまけ――自作プログラミング(?)編」 を参考にしてください。)
1. ローマ字入力。 例えば、携帯電話でハングルメールを送受信できる、という サービスがありますが、 そこではハングルの入力にローマ字を使っています。
2. 初声、中声、終声を順にクリックしてハングルを確定する、 という入力方法もあります。
通信・情報交換のためには、 約束ごとに従った文字コードを使う必要があります。 そうしないと、文字化けして相手が読めなくなります。
日本語のメールは、JISコード(ISO-2022-JPコード)で送信する約束になっています。 つまり、日本語メール用のメールソフトは、 パソコン内のShift-JISコードをJISコードに変換する機能を持っているわけです。
ということは、日本語専用のメールソフトでは、ハングルで書いたメールは 送れない、ということになります。
ハングルに対応したメールソフトを使う必要があります。
ローマ字化の方法(規則)には、色んな流派があります。
大きく分けて、発音重視と文字重視の二種類あります。
日本語の中にローマ字表記の朝鮮語を入れる、という用途には
使えるでしょうけれども、
朝鮮語の文章全体をローマ字で書いても、
読みにくい、と言われる可能性が高いです。
(日本語の文章をローマ字で書く場合と比べると、
状況はかなり異なります。)
DTPでハングルを扱う、つまり 美しい組版、印刷といったことも 当然問題になってきます。 ...が、自分には、この辺りは全然わかっていません。 (OpenTypeとかCIDとか、DTP用のフォントがいろいろ あるみたいですが、自分は全然わかっていないです。)
組版規則も、当然日本語とは異りますし、 韓国と共和国(北朝鮮)とでも、異ります。
印刷用フォントで思いだしましたが、 一般に「文字のコード値」と「字形のコード値」は別物です。 例えば、句読点「、」「。」を考えてみましょう。 日本語で句点は「。」です。この文字にはコード値が一つ割り振られています。 Shift-JISでは0x8142です。 さて、縦書きと横書きとでは、この「。」の字形は異ります。 それは、フォントの中では、どのように番号が付いているのでしょうか?
Windowsでは、各日本語フォントには縦書き用のフォントが準備されていて、 それはフォント名の先頭に「@」が付いたフォント名をしています。
Macでは、区点コードの空領域に縦書き用の字形を準備しているのだそうです。
OpenTypeフォントは、この手の機能が満載のようですが、 私はまだ全然理解していないです。
ハングルの文章では普通句読点は半角文字を使いますので、 単純に縦書きにするわけにはいかず、半角文字の句読点を 別の文字に置き換えないといけないはずです、多分。