kajero editor 覚え書き編
kajero editorはdaishinさん作成の
エディタです。
http://www1.im.uec.ac.jp/~daishin/software/kajero/
から入手できます。
kajero editor のヘルプファイルを読めば使い方は載っていますが、
ハングル使用時の注意点をまとめるのも意味があるのではないか、と思い、
書きました。
kajero editor ver 1.3.8 で確認しました。
なお、自分は時々しかkajero editorを使っていないので、
ひょっとしたら間違ったことを書いているかもしれません。
そのときは、ごめんなさい。
kajero editorのメニューバーは、複数言語から選べます。
以下では、日本語を選んだと仮定して、はなします。
メニューバーを日本語にするには、ツールバーで
カナヅチの絵のボタンを押すと Customizeウィンドウが
現れますので、"Language"タブ内の"Menu"を"Japanese"にしてください。
その後、「適用」を押して、「OK」を押してください。
目次
- ハングルフォント
- 読み込みコードの指定
- 保存コードの指定
- クリップボード
- 言語環境
- 文字入力について
- さいごに
ハングルフォントは、Microsoft Internet Explorer 5の
インストーラーから、ハングルフォントをカスタムインストールすれば
使えるようになります。kWnnなどの市販フォントも使えます
(ただし、KSフォントのみ)。
フォントの登録は、
- メニューバーから「設定」⇒「設定...」で
Customizeウィンドウを表示します。(カナヅチボタンを押してもよい)
- "Font"タブをクリックします。
- 言語ごとに、フォントを指定します。画面表示用と、印刷用の2種類のフォントを
指定します。
- 最後に「適用」を押して、「OK」を押します。
Unicode(16bit)、UTF-8、EUC-KR、ISO-2022-KR、
Shift-JIS、EUC-JP、ISO-2022-JP(いわゆるJIS)などが
読み込めます。
- メニューバーから「設定」⇒「設定...」で
Customizeウィンドウを表示します。(カナヅチボタンを押してもよい)
- "Code"タブをクリックします。
- "Auto Code"にチェックをいれます。
- 最後に「適用」を押して、「OK」を押します。
これで、コードを自動判別します。普通はこれだけで十分だと思います。
自動判別に失敗する場合は、
- メニューバーから「設定」⇒「設定...」で
Customizeウィンドウを表示します。(カナヅチボタンを押してもよい)
- "Code"タブをクリックします。
- "Auto Code"のチェックをはずします。
- 他の項目を適当に選びます。
UTF-8を読むときは「Unicode」内の「File」にチェックをいれます。
(16bit)ユニコードを読むときは、「Unicode」の「File(TTf-8)」に
チェックをいれます。
- 最後に「適用」を押して、「OK」を押します。
これで、自動判別機能がOFFになるので、指定したコードで読み込みます。
kajeroのwindowの右下に、文字コード名が表示されます。
デフォルトでは、読み込み時のコードで保存されます。
これは、kajeroのwindowの右下に表示されているので
確認できます。
しかし、別のコードで保存したい場合もあります。
その場合は、次のようにして保存コードを変更できます。
- メニューバーから「設定」⇒「コード」を選び、
求めるコードを指定します。
- 必要に応じて、メニューバーから「設定」⇒「行末」を選び、
改行コードを変更します。
改行コードは、Windows(DOS)用が"CR+LF"で、UNIX用が"LF"で、Mac用が"CR"です。
"LF+CR"は通常は使いません。
作ったファイルを他人に渡す時は、保存文字コードに注意しなければなりません。
- 日本語のみのファイルは、"7bits"(この時ISO-2022-JPに相当する)、
"EUC Japanese"、"Shift-JIS"、"Unicode"、"UTF-8"の中から
選びましょう。
- 韓国語のみのファイルは、"EUC Korean"、"Unicode"、"UTF-8"の
中から選びましょう。"7bits shoft Korean"(ISO-2022-KRに相当する)は、
使わない方がいいと思います。"7bits"(この場合はISO-2022-JP-2に相当する)は
韓国では使われていません。
- 日韓混在文は、"Unicode"、"UTF-8"の中から選びましょう。
"7bits"(この場合はISO-2022-JP-2に相当する)は
韓国では使われていませんし、日本でもあまり使用されません。
他の文字コードで保存した場合、kajero editorでは読めますが、
他のeditorでは、ほとんど読めないと思います。
(Muleでは読めますし、kWnn98のコンバーターで読めるコードもあります。)
たとえば、日本語環境(下で説明します)で新規ファイルを作成した後、
(この時点でファイルのコードはShift-JISになる。)
韓国語環境にきりかえてハングル文書を作成して、そのまま
保存すると、他のエディターでは読めない文字コードになります。
この場合は、上に示したように、"EUC Korean"などを指定しましょう。
- メニューバーから「設定」⇒「設定...」で
Customizeウィンドウを表示します。(カナヅチボタンを押してもよい)
- "Code"タブをクリックします。
- 「Unicode」内の「clipboard」にチェックをいれます。
- 最後に「適用」を押して、「OK」を押します。
これで、ユニコードクリップボードが使えるようになります。
Internet Explorer 5とハングルをコピーアンドペーストするには、
これが必要です。
(この状態でも、ユニコードクリップボードを使わないアプリケーションとの
やりとりも可能です。)
これは非常に大事です。
- メニューバーから「設定」⇒「言語」を選び、
「日本語」または「韓国語」を指定します。
- 別の方法としては、ツールバーで「J」を押すと日本語環境、
「K」を押すと韓国語環境になります。
日本語環境では、ユニコードファイルを開いた時、できるだけ
日本の漢字で表示します。クリップボードから貼り付けた時も
同様です。また、日本語IMEからの入力は日本の漢字になります。
韓国語環境では、逆に、できるだけ韓国の漢字で表示します。
日本語IMEからの入力は韓国の漢字になります(下で説明します。)
カーソル位置の文字が日本の文字か韓国の文字かは、
kajeroのwindowsの右下を見れば確認できます。
ここに文字のコード値が表示されています。
"k:d0d1"のようにKではじまれば韓国の文字、
"J:3a23"のようにJではじまれば日本の文字です。
外部IMEを使う場合
日本語IMEを使う場合。
- 日本語環境で使う場合は、普通に入力できます。
日本の漢字として入力できます。
- 韓国語環境で使う場合は、
メニューバーから「設定」⇒「キーボード」⇒「ハングル」を
選択してください。
もしくは、ツールバーから「フト」を押してください。
韓国の漢字に変換されます。
韓国語IMEを使う場合は、韓国語環境で使ってください。
日本語環境では使えないようです。
内蔵IMEを使う場合
実は、外部IMEを使わない入力も可能です。
つまり、ハングルIMEを持ってなくてもハングルが入力できます。
これも、詳しくはkajero editorのヘルプを参照してください。
まず、かなの入力:
- 平仮名を入力するには、いずれの言語環境でも
メニューバーから「設定」⇒「キーボード」⇒「かな」を
選びます。もしくはツールバーから「あ」を押します。
すると、ローマ字入力ができます。
- 日本語環境で日本語のコードとして、韓国語環境では
韓国語のコードとして、平仮名が入力されます。
- Ctrl+Spaceで片仮名になります。
- japanese.dicを別途入手すると、平仮名入力時に漢字変換できます。
spaceバーを押す、
またはメニューバーから「編集」⇒「漢字変換」を選ぶ、
またはツールバーから「漢」を押す、
のいずれかで漢字変換されます。
- 次の候補はSpace、前の候補はShift+Spaceです。Enterで確定。
- 日本語環境では日本の漢字、韓国語環境では韓国の漢字になります。
次に、ハングルの入力:
- 韓国語環境で、メニューバーから「設定」⇒「キーボード」⇒「ハングル」
を選ぶか、もしくはツールバーから「フト」を押します。
- 2ボル式でハングルが入力できます。
- korean.dicを別途入手すると、ハングル入力時に漢字変換できます。
一度に一つの漢字を変換します。
- メニューバーから「編集」⇒「漢字変換」とするか、
ツールバーから「漢」を押します。繰り返すと、次の候補になります。
記号の入力について
記号入力時の全角・半角の切替は、
メニューバーから「設定」⇒「キーボード」⇒「全角」か、
またはツールバーから「A」を押してください。
それで切り替わります。
また、文字コード表を表示して、文字を入力することもできます。
メニューバーから「編集」⇒「文字一覧」か、または
ツールバーから虫眼鏡のボタンを押します。
自分は通常はMeadowというエディターを使ってハングル入力を
しています。でも、kajeroがどうしても必要な時があります。
ひとつは、印刷する時。
もうひとつは、IE5を使う時(Unicode clipboardを使うから)。
また、Windowsで動くハングルエディターを尋ねられたら、
まずkajero editorを勧めるつもりです。
このような便利なエディターを作成して、フリーで公開されている
daishinさんに、感謝します。
作成日:2000年 9月21日
更新日:年 月日
chiyu (chiyu@sings.jp)
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