FreeBSD のインストール



1998年11月 9日



  1. ブートフロッピーの準備

    Note PC に FreeBSD をインストールする場合、PC-Card の NIC 又は SCSI から インストールすることが多くなると思います。そんな時有効なのが、PCMCIA を組み込んだ ブートディスクです。FreeBSD では PAO と言う名前で知られているパッケージが存在し、その PAO を組み込んだ インストールディスクが存在します。まず、そのブートディスクを手に入れます。
    PAO-ready FreeBSD Installation Floppy でリリース毎にリンクがしてあるのでインストールしたいバージョンのboot.ftpをダウンロードして下さい。

  2. ブートフロッピーの作成

    DOS から作成する場合。
    rawrite 又は fdimage というブートフロッピー作成プログラムが配布されているので、 どちらかを入手して下さい。CD-ROM で配布されているものはToolsというディレクトリに 入れてあるはずです。

    下記は boot.flp は d:\floppies\boot.flp に存在し、フロッピーデバイスは a: の時の例です。

    rawriteの場合

    fdimageの場合
  3. ブートディスクによる起動

    それでは先ほど作成したブートフロッピーで起動して下さい。

    boot:

    と出てきた後、数秒後に

    Kernel Configuration Menu

    という画面が現れたらブートディスクの作成は成功しています。

  4. FreeBSD のインストール

    Chandraは内臓のCD-ROMデバイスが存在しないため、外付けCD-ROMを利用するか、 ネットワークを利用するか、DOS領域からインストールするかの3種類 が存在します。DOS領域を利用する場合は、PAO自体利用しなくてもインストールできる のでここではあえて割愛させて頂きます。

    ◎インストール前の注意点。


    Chandraへインストールする時に注意する点をピックアップしてインストールの仕方を紹介 します。基本的にはディスクトップと同じ要領でインストールできます。

    それでは先ほど作成したブートフロッピーで起動して下さい。

    boot:

    と出てきた後、数秒後に

    Kernel Configuration Menu

    と出てくると思います。3つ選択肢がありますが、特に変更は必要ないので、

    Skip kernel configuration and continue with installation

    を選択します。

    カラーの表示になって、

    FreeBSD sysinstall - I18N Menu

    というメニューが出てきたら、日本語表示させる為に、

    Japanese Japandese(EUC-JP) を選択します。

    PCカードコントローラが使用するフリーなアドレスを選択して下さい。

    というメニューが出てきたら、

    Default I/O address 0xd0000x0xd3fff

    を選択します。

    Please select IRQs that CANNOT be used by PC-cards

    というメニューが出てきたら、

    Option 1 IRQ 5(例: IRQ 5 上にサウンドカード)
    注:この Option 1 以外では正常にPC Cardを初期化できないので注意

    を選択します。

  5. カーネルのコンパイル

    インストールが正常に終了し、各種設定が終わったらカーネルのコンパイルを行うと 思います。しかし、PAO の機能を生かそうとするとデフォルトのインストールではPAO の機能がカーネルのソースに反映されていません。そこで、ソースにパッチを当てて やる必要があります。

    幸いにも PAO のブートフロッピーにはパッチが標準でついており、/stand へ インストールされています。そこで、インストール後のシステムでもPAOを利用するように 設定を行います。

    # cd /stand/PAO/sys
    # ./sysbackup.sh
    # ./syspatch.sh
    # cd /stand/PAO/etc
    # ./etcinst.sh
    # cd /stand/PAO/bin
    # ./bininstall.sh
    
    で基本システムがインストールされます。

    rc.conf と pccard.conf の修正を行います。rc.conf は etcinst.sh で変更が加えられて いるか確認する程度で良いと思います。

    pccard.conf:
    irq    9 11 15
    ignirq 5 10
    
    の設定を加えてください。

    あとは好みに合わせてカーネルの再コンパイルを行います。 私のコンフィグを参考にして頂けるといいと思います。 あまりきれいな設定ではないですけど。
    主な変更点は

    device pcic0 の irq を 10 へ変更した点です。


AKIYAMA Home Page FreeBSDについて


akiyama@ma1.seikyou.ne.jp