2005年のオススメ

1月のオススメ2月のオススメ3月のオススメ4〜8月のオススメ
9月のオススメ10月のオススメ11月のオススメ12月のオススメ
1月のオススメ

『ホッグ連続殺人』(ウイリアム・L・デアンドリア/ハヤカワミステリ文庫)
 今装いも新たに甦る、現代本格ミステリの収穫の1冊。
 
『死んでも治らない 大道寺圭の事件簿』(若竹七海/光文社文庫)
 元警官作家が挑む、スラップスティックな事件の数々。犯罪の中の日常の謎が。
 
『七人の証人』(西村京太郎/講談社文庫)
 西村京太郎の初期名作その1。設定が今もなお新鮮で一気に読ませてくれます。
 
『エドの舞踏会』(山田風太郎/ちくま文庫)
 鹿鳴館の舞踏会にまつわる様々な人間模様。ミステリ色はないです。
 
『殺しの双曲線』(西村京太郎/講談社文庫)
 西村京太郎の初期名作その2。双子トリックに挑戦すると宣言して成功した、今もなお新しい異色作。
 
『切断』(黒川博行/創元推理文庫)
《黒川博行警察小説コレクション》の中でも異色作なのかも。タイトル通りの切断′n統好きなら必読……かも
 


2月のオススメ

『続巷説百物語』(京極夏彦/角川文庫)
 時代ミステリ連作必殺風味ついに文庫化。正直京極堂ものよりこっちの方が好きかも。
 
『殺人方程式 切断された死体の問題』(綾辻行人/講談社文庫)
 講談社文庫版にお色直しされた、綾辻作品の隠れ名作。切断もの好きなら是非とも一読を。
 
『信玄忍法帖』(山田風太郎/河出文庫)
 信玄の死の秘密にまつわる謀略戦を描いた傑作忍法帖
 
『終戦のローレライ 全4巻』(福井晴敏/講談社文庫)
 映画版公開間近の、一気読み必至の超大作。
 
『アシャワンの乙女たち』(牧野修/ソノラマ文庫)
 女子校に木霊するバロクムロス(?)
 
『1001秒の恐怖映画』(井上雅彦/創元推理文庫)
 ホラー映画への愛に満ちあふれた1冊。
 
『都筑道夫恐怖短篇集成3 雪崩連太郎全集』(日下三蔵編/ちくま文庫)
 恐怖短篇集成最終配本はトラベルライター雪崩連太郎が巻き込まれた怪異を描いた全集。言うまでもなく怪奇小説ファン必読。
 
『無法地帯 幻の?を捜せ!』(大倉崇裕/双葉社)
 おたくのカルマを描いたドタバタアクションコメディ(そんな話だったっけ?)
 
『笑酔亭梅寿謎解噺』(田中啓文/集英社)
 ついに登場、本邦初の笑える落語ミステリ。
 


3月のオススメ

『6ステイン』(福井晴敏/講談社)
 諜報戦の裏側を描いた作品集。いずれも中編の分量ながら濃度は長編です。
 
『愚か者死すべし』(原ォ/早川書房)
 8年ぶりの新作長編にして、沢崎シリーズ新局面第1弾。
 
『やさしい死神』(大倉崇裕/東京創元社)
 田中啓文の『笑酔亭梅寿謎解噺』と読み比べるのも一興な落語ミステリ。こっちは人情系統。
 
『羊の秘』(霞流一/ノンノベルス)
 仰天のトリック満載の長編、ギャグ控えめ。
 
『キルケーの毒草』(相原大輔/カッパノベルス)
 探偵小説の味わいに数々のトリックが仕込まれた、著者が大化けした1冊
 


4〜8月のオススメ

『ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件』(山田正紀/早川文庫JA)上巻下巻
 探偵小説でしか語り得ぬ真実を描く、山田正紀ミステリの最高峰。
 
『首断ち六地蔵』(霞流一/光文社文庫)
 連鎖式ミステリの最高傑作。山風の諸作に匹敵する作品。
 
『弥勒の手』(我孫子武丸/文藝春秋)
 書き下ろしとしては13年ぶりの長編。シンプルながらも非常に良くできた作品です。
 
『誰のための綾織』(飛鳥部勝則/原書房)
 妖しげな物語に企みを潜ませた作品。飛鳥部勝則の新たなる代表作誕生か?
 
『三百年の謎匣』(芦辺拓/早川書房)
 作者の持ち味が120%生かされた作品。森江シリーズ異色作?
 
『蒲公英草紙』(恩田陸/集英社)
 名作『光の帝国』に続く、《常野物語》シリーズ初長編。
 
『扉は閉ざされたまま』(石持浅海/ノンノベルス)
 倒叙ミステリの歴史に新たなる1ページを記した、石持浅海の傑作。
 
『ゴーレムの檻』(柄刀一/カッパノベルス)
 SFミステリシリーズとしての面白さは一歩後退したものの、幻想的な本格ミステリとしては一級品。特に表題作が秀逸か。
 
『痙攣的』(鳥飼否宇/光文社)
 究極のバカミス登場。読み終えて怒って壁に投げつかるか、大爆笑するかの二者択一!
 
『天啓の殺意』(中町信/創元推理文庫)
 究極の叙述トリック、炸裂。まだこんな手があったとは! 『散歩する死者』改題。
 
『神様ゲーム』(麻耶雄嵩/講談社)
 麻耶雄嵩の《ミステリーランド》参加作品は、いつも通りの手加減無し! 子供に読ませたくない《ミステリーランド》作品、堂々の1位?
 
『館島』(東川篤哉/東京創元社)
 まだこんなトリックが残っていた!? 謎もトリックも伏線も解決も申し分無しの本格ミステリ。
 
『トリックスターズ』(久住四季/電撃文庫)
 ギャレットの《ダーシー卿》シリーズの衣鉢を継ぐのか? 魔術が日常の世界の殺人を扱ったSFミステリ
 
『外道忍法帖』(山田風太郎/河出文庫)
最後の一撃フィニッシング・ストローク》が素晴らしい忍法帖異色作
 
『バルーン・タウンの手毬唄』(松尾由美/創元推理文庫)
 リアルタイムで読んでいた人はまさか2冊目が出るとは思わなかったであろう、出たこと自体が驚きの(?)作品。
 
『赫い月照』(谺健二/光文社文庫)
 須磨の酒鬼薔薇事件に真っ正面からぶつかった、本格ミステリの熱血作品。
 
『マレー鉄道の謎』(有栖川有栖/講談社文庫)
 協会賞を受賞した、火村シリーズの代表的長編。
 
『グレイヴディッガー』(高野和明/講談社文庫)
 年間ベストで挙げられる作品だけが傑作ではない、と言うのを如実に示した作品。一気読み必至のノンストップホラーサスペンス。
 
『法月綸太郎の功績』(法月綸太郎/講談社文庫)
 協会賞受賞作を含む、傑作短編集
 
『殺人症候群』(貫井徳郎/双葉文庫)
 異色警察小説《症候群》シリーズ完結編。
 


9月のオススメ

『奇偶』(山口雅也/講談社ノベルス)
 世界を偶然が支配する、山口雅也のアンチミステリー巨編。
 
『鏡陥穽』(飛鳥部勝則/文藝春秋)
 飛鳥部ホラーの集大成。迫り来る鏡の恐怖!
 
『れんげ野原のまんなかで』(森谷朋子/東京創元社)
 本好き、図書館好き必読の日常派連作ミステリ。
 
『犬はどこだ』(米澤穂信/東京創元社)
 あの米澤穂信が描く、私立探偵小説。結末の後味の悪さは必見。


10月のオススメ
 
『魔大陸の鷹 完全版』(赤城毅/ノンノベルス)
 ついに出た! 探偵小説ファン必携のハチャメチャ冒険探偵小説。「新青年」系統の作品好きならば読んで損はない傑作、ここに復活。荒俣宏、京極夏彦、田中芳樹の三氏大絶賛。
 
『刺青殺人事件』(高木彬光/光文社文庫)
 名作は何度でも甦る! 戦後ミステリを代表する1冊、新装版で再登場。
 
『逆説探偵 13人の申し分なき罪人』(鳥飼否宇/双葉社)
 逆説がこれでもかと連打される、もしかすると2005年を代表するかも知れない短編集
 
『悪党たちは千里を走る』(貫井徳郎/光文社)
 スラップスティックな誘拐ミステリ。
 
『少女には向かない職業』(桜庭一樹/東京創元社)
 桜庭一樹の代表作、ここに登場。  


11月のオススメ

『誘拐の果実』(真保裕一/集英社文庫)【上巻】【下巻
 真保裕一の誘拐ミステリの傑作。なんで「このミス」でベスト10に入らなかったかふしぎなくらい(それは出た時期が悪かったから)。
 
『人間動物園』(連城三紀彦/双葉文庫)
 恋愛ミステリの名手が描く、誘拐ミステリの傑作。
 
『僧正の積木唄』(山田正紀/文春文庫)
 金田一耕助、『僧正殺人事件』の謎を追う。見事なまでの金田一耕助パスティーシュ。
 
『実験小説 ぬ』(浅暮三文/光文社文庫)
《異形コレクション》掲載作を中心にまとめたもの。必読。
 
『容疑者Xの献身』(東野圭吾/文藝春秋)
 全てが美しい、東野本格の最高峰。
 
『交換殺人には向かない夜』(東川篤哉/カッパノベルス)
 かなり巧く全てが収斂する、タイトルに偽り無しの秀作。
 
『空の中』(有川浩/メディアワークス)
 怪獣SFの傑作。読みのがすなかれ。
 


12月のオススメ

『心のなかの冷たい何か』(若竹七海/創元推理文庫)
 ようやく文庫化! 若竹七海の第1長編にして代表作の1冊。
 
『ねじの回転』(恩田陸/集英社文庫)【上巻】【下巻
 二・二六事件をSFの手法で描いた、一風変わった歴史長編。
 
『トリックスターズL』(久住四季/電撃文庫)
 魔術+ミステリの世界を構築する俊英の第2作。フェアプレイ度は前作より多め。
 
『海の底』(有川浩/メディアワークス)
 ラノベ文化が生み出した、海洋怪獣SFの名作。
 


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