『天霧家事件』(太田忠司/徳間文庫)
ロスマクファン必読の、シリーズ番外編。
『激走福岡マラソン 42.195キロの謎』(鳥飼否宇/小学館)
鳥飼否宇、表の代表作決定の(?)マラソンミステリ。バカミスではない……と思う。
『不連続殺人事件』(坂口安吾/ちくま文庫他)
文豪坂口安吾がものにした、探偵作家クラブ賞をも受賞した名作本格。
『楽園の知恵 あるいはヒステリーの歴史』(牧野修/早川書房)
初期作品や《異形コレクション》発表作を中心にした作品集。
『QED 神器封殺』(高田崇史/講談社ノベルス)
シリーズ初の袋とじで明かされる歴史上の「真実」。インパクトという意味ではシリーズ随一かも。
『丑三つ時から夜明けまで』(大倉崇裕/光文社)
幽霊が起こした犯罪を捜査する、ちょいと変わった連作。
『魔王の足跡』(ノーマン・ベロウ/国書刊行会)
知る人ぞ知る作品だった不可能犯罪もの、ついに登場
『今春屋ゴメス』(西條奈加/新潮社)
ファンタジーノベル大賞受賞の捕物帳。言うまでもなく……。
『第三の時効』(横山秀夫/集英社文庫)
横山秀夫作品群の中で最も本格味が強い警察小説連作短編集。
『人形はなぜ殺される』(高木彬光/光文社文庫)
本格ミステリ史上に燦然と輝く傑作、再び登場。ミステリファンを名乗るなら読むのは義務です。
『黒と茶の幻想』(恩田陸/講談社文庫)
恩田陸の最高傑作名高い長編、ようやく文庫化(何度予告が出て流れたことか)。
『アベラシオン』(篠田真由美/講談社ノベルス)上巻/下巻
グランギニョルな、篠田真由美の代表作ついにノベルス化。
『脳髄工場』(小林泰三/角川ホラー文庫)
SFから邪悪なホラー、レアなショートショートまで収録した短編集登場。
『模倣密室』(折原一/光文社文庫)
密室パロディ短編集第2弾、ついに文庫化。
『匣の中』(乾くるみ/講談社文庫)
名作『匣の中の失楽』に挑んだ怪作ついに登場。
『愚行録』(貫井徳郎/東京創元社)
インタビューの果てに浮かび上がる、一家惨殺事件に隠された真実とは……。
『グッドバイ 叔父殺人事件』(折原一/原書房)
偉大なるマンネリ(?)と言うべき、安定した作品。ここ最近の折原作品ではこれがベスト。
『チョコレートコスモス』(恩田陸/毎日新聞社)
恩田陸版『ガラスの仮面』。ミステリではないけれども、ミステリファンも必読。
『怪盗グリフィン、絶体絶命』(法月綸太郎/講談社)
悩める名探偵が登場しない、《ミステリーランド》参加作品。怪盗ものと言うより寧ろスパイ小説のノリ。
『破戒裁判』(高木彬光/光文社文庫)
法廷ミステリの埋もれた傑作が新装版で再登場。名作は何度でも甦るという好例。
『りら荘事件』(鮎川哲也/講談社文庫)
本格ミステリファン必携の1冊のひとつ、ついに復活。というか、これが品切れだったなんて……。
『Op.ローズダスト』(福井晴敏/文藝春秋)
手に汗握る、アクション小説上下巻。連載分に書き下ろし800枚分を加えた大作ながらも一気読み必至。
『図書館戦争』(有川浩/メディアファクトリー)
笑いあり笑いあり笑いあり……あれ? 表現の自由を守るために血を流す人間を描いた戦争物。
『それでも、警官は微笑う』(日明恩/講談社文庫)
目指せ、「踊る大捜査線」。乞う、連ドラ化!。
『ロミオとロミオは永遠に』(恩田陸/ハヤカワ文庫JA)
20世紀カルチャー総ざらえの、ハチャメチャドタバタコメディーSF、ついに文庫化。
『気分は名探偵』(我孫子武丸他/徳間書店)
新聞連載された犯人当て競作が1冊に。フーダニット入門編として打ってつけな本。
『不思議島』(多島斗志之/創元推理文庫)
《多島斗志之コレクション》第1弾はサスペンス風味の誘拐もの。初期作品にある騙しのスピリッツは健在。
『厭魅の如き憑くもの』(三津田信三/原書房)
ミステリとホラーの華麗なる融合を果たした傑作。ミステリ、もしくはホラーのみのファンでも一読の価値あり。
『ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺』(田中啓文/集英社文庫)
クドカンの傑作のひとつ、『タイガー&ドラゴン』の元ネタとも噂される、笑える落語ミステリの大傑作(ま、笑える落語ミステリというのは或る意味「頭痛が痛い」というのに代表される、表現が重なっているに近いものがありますが)
『火天風神』(若竹七海/光文社文庫)
若竹七海が描く、パニック長編の名作。台風の最中に起きる事件とは
『被告A』(折原一/ハヤカワ文庫JA)
偉大なるマンネリ(?)、折原一の長編。誘拐と法廷の叙述トリックによる華麗なる融合。
『赤い指』(東野圭吾/講談社)
直木賞受賞1作目は、『容疑者Xの献身』同様の倒叙ものなおかつ加賀刑事シリーズ。読み比べるのも一興かと。
『神の火』(高村薫/新潮文庫)上巻/下巻
テロリストが狙う原発の行方は。今だからこそなお面白い、高村薫の初期作品。
『刑事の墓場』(首藤瓜於/講談社)
一風変わった警察ミステリ。結末に怒るかあきれるか?
『千夜一夜館の殺人』(芦辺拓/カッパノベルス)
実に日本的な館ミステリ。カッパノベルスの館シリーズ最高傑作。
『ミッションスクール』(田中哲弥/ハヤカワ文庫JA)
田中哲弥が描く、女子高生不条理ドタバタ物語。
『顔のない敵』(石持浅海/カッパノベルス)
作者の『アイルランドの薔薇』以前の作品を含む、《地雷》シリーズを纏めた1冊。
『奇術師の密室』(リチャード・マシスン/扶桑社文庫)
どんでん返しがこれでもかと繰り返される、山口雅也の「解決ドミノ倒し」や山風の「厨子家の悪霊」が好みなら必読の1冊。
『ハマースミスのうじ虫』(ウィリアム・モール/創元推理文庫)
瀬戸川猛資も賞賛した、幻の叢書《クライムクラブ》の中の傑作の一つ。
『探偵と怪人のいるホテル』(芦辺拓/実業之日本社)
芦辺拓の怪奇幻想趣味が結実した1冊。乱歩ファンなら必携の本でしょう。
『空白の叫び』(貫井徳郎/小学館)
少年犯罪を少年の側から描いた作品。厚めの上下巻一気読みは必至。
『警視庁草紙』(山田風太郎/ちくま文庫)上巻/下巻
山田風太郎の代表作に挙げられることが少なくない、山風伝奇の金字塔。
『奇偶』(山口雅也/講談社文庫)上巻/下巻
ノベルス化から1年。ミステリに真っ向から喧嘩を売ったアンチミステリ、ついに文庫化。
『世界の終わり、そして始まり』(歌野晶午/角川文庫)
クライムノベル+多重解決というアクロバティックな作品。
『ローリング邸の殺人』(ロジャー・スカーレット/論創社)
まだ黄金時代の傑作は紹介され尽くされていない! そう確信させる1冊。
『シャドウ』(道尾秀介/東京創元社)
不気味なサスペンスと意外なトリック。道尾秀介の初期を代表するであろうノンシリーズ長編早くも登場!?
『ポケットは犯罪のために』(浅暮三文/講談社ノベルス)
軽妙洒脱なミステリ連作登場。ミステリ読み必読の1冊。
『アヒルと鴨のコインロッカー』(伊坂幸太郎/創元推理文庫)
叢書《ミステリ・フロンティア》第1弾でもあった伊坂幸太郎最大の出世作、早くも文庫化。
『双月城の惨劇』(加賀美雅之/光文社文庫)
重厚な、懐かしの探偵小説の香気漂う本格巨編、待望の文庫化。