野崎次郎
ジャック・ブーヴレスの圧倒的な影響下で書かれた、フランスの若手研究者によるウィトゲンシュタインの評伝。哲学と人生がわかちがたく結びついていたエキセントリックな思想家を美学や倫理という面からとらえている。論理実証主義ないしは分析哲学との関連でとらえるイギリスやアメリカの傾向と異なった、フランスにおけるウィトゲンシュタイン受容の一好例といえる。国文社、共訳、1994年 7月25日発行。