『協う』2008年12月号 No.110

特集 揺れる大学、変わる大学生協

   いま、大学が揺れている。 少子化と予算の削減を背景に、国公立大学の法人化や私立大学の定員割れが拡大し、大学間の提携・合併・吸収の動きが毎週のように報じられている。 競争がなく、ぬるま湯のようだとかつて批判されていた日本の各大学は、現在生き残りをかけて必死に競い合っているのである。
  もちろん大学生協もそれに無縁ではいられない。 多くの大学では、「イメージアップ」 を図ろうと、ファストフード店やコンビニエンスストアなど外部業者の導入が相次いでいる。 そして一方では、学生生活における 「食」 と 「読書」 の貧困化が進み、そのことは、大学生協の事業にどのように影響しているのだろうか。
  いまや競争社会の縮図ともなったキャンパスのなかで模索する大学生協。 本号はその特集である。

 

特集
揺れる大学、
変わる大学生協
特集 急激に変わる大学、その中での学生と大学生協
蓮見 澄

座談会
「大学における生協の役割を考える」

名和 又介、伊藤 将、千種 浩香、飯田 朋子、辰巳 真理、横山 治生
書評1

名和又介・横山治生編「食の講座―20年後の『体』『心』『社会』をつくる」
西村 一郎

書評2

草原克豪著「日本の大学制度−歴史と展望」
細川 孝

視角 日本の学費はなぜ高いのか
三輪 定宣
連載 生協・協同組合の動向

同志社生協の歴史編纂が投げかけるもの
『同志社生協史料集『東と西と』第1期(1957〜1966)』を編集して

井上 史

私の研究紹介

ホームレス問題を「支援」と「研究」の狭間で考える
中嶋 陽子



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