福島交通飯坂線(福島・飯坂温泉)


最新乗車 1996年夏


福島交通は、東北新幹線も発着する福島駅と名湯飯坂温泉を県道3号線に沿って結ぶ飯坂線のみが現在残っているが、かつては福島駅前から国道4号線、399号線を結んで飯坂温泉(駅名は湯野町)を結ぶ路線や、ここから伊達町内で分岐して国道399号線、349号線に沿って保原町、梁川町、霊山町(駅名は掛田、さらに川俣まで線路が伸びていたことも)結ぶ路線でinter urbanを営業していた。現在、この役割の一部は福島交通も出資する阿武隈急行が担っている。

さて、福島駅の東端から電車は出発する。福島駅は福島交通から順に阿武隈急行東北本線、奥羽本線(山形線)、東北新幹線、山形新幹線とホームが並んでいる。奥羽本線(山形線)と山形新幹線がまず左カーブして別れ、こちらは曽根田に停まる。続いて東北新幹線をくぐってこちらも左カーブする。左に並行するのは東北本線と阿武隈急行が共用する複線の線路である。美術館図書館前を過ぎると右に曲がって東北本線と別れ、信夫山の西端で少しづつ高度を稼いで東北本線を跨ぐ。建て込んだ中、地平に降りると岩代清水。福島西バイパスの工事現場をくぐるとで、県道3号線とぴたり並行しながら松川を渡る。県道の路肩を上松川笹谷桜水と走る。この辺りは福島市の郊外住宅地として発展しており、それなりに飯坂線の利用客は多いようだ。車庫のある桜水を出ると県道からは少し離れて走る。平野医王寺前、小川を渡って花水坂とどんどん坂を登り、摺上川右岸に面した終点の飯坂温泉に到着する。廃止された湯野町は 駅前の十網橋を渡った対岸にあり、つい最近まで駅舎が残っていたという。


東北編目次へ戻る
ホームへ戻る