気仙沼線(前谷地・気仙沼)


最新乗車 1997年夏


気仙沼線は前谷地石巻線と別れ、三陸海岸の南端を北上する路線である。1977年12月11日に柳津本吉間が開通したことによって全通したこの気仙沼線は国鉄によって開通した最後のローカル線である。この次に開通したローカル線は三陸鉄道で、以降は第3セクターにより建設、運営されている。

前谷地を出ると水田の中左カーブして石巻線と別れる。ほぼ全列車が石巻線に乗入れて東北本線小牛田を発着しており、前谷地を始終着とする列車は少ない。和渕から旧北上川の右岸に沿ってのの岳陸前豊里御岳堂を過ぎると北上川を1km近い橋梁で渡って柳津に到着する。ここまでが柳津線として1968年に開業した区間である。柳津を出ると周囲はのどかな水田地帯から急に山深くなり、陸前横山を出ると長い横山トンネルをくぐる。トンネルを出て陸前戸倉を過ぎると右に志津川湾が広がる。リアス式海岸を走るため、志津川から本吉にかけては三陸鉄道と同じくトンネルが断続し、ゆっくりと車窓に広がる海を楽しむことはできない。まるでスライド写真を見せられているようである。少し内陸に入ったところにある本吉からは1957年に開通した区間であり、リアス式海岸ではあるもののなだらかなのでトンネルは少なく、ゆっくり太平洋を楽しむことができる。陸前階上からは少し海からは距離を おいて走っていく。大川を渡って気仙沼の市街地に入り、南気仙沼を過ぎると大きく市街地を迂回するように走る。やがて左から来る大船渡線と合流し、気仙沼に到着する。


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