山形鉄道フラワー長井線(赤湯・荒砥)


最新乗車 1993年冬


最上川流域に広がる米沢盆地の北端に沿うように走るフラワー長井線は、1988年にJR長井線から転換された第3セクター鉄道である。盆地の中を走るだけに、トンネルはなく、勾配も川を渡る前後のみという平坦な路線である。

赤湯を出ると左カーブして奥羽本線と別れ、すぐに南陽市役所に着く。名に違わず市役所の裏にあるため、アクセスの良さは抜群である。しばらく南陽市の市街地の中を宮内おりはたと走り、やがて水田地帯に出て梨郷、最上川を渡って西大塚と過ぎる。左から米坂線が合流すると今泉で、2本あるホームを1本ずつ山形鉄道と米坂線で分け合っている。田園地帯の中を一直線に走り、白川を渡ると米坂線が左に別れ、フラワー長井線も右にカーブする。最上川の左岸を時庭南長井と過ぎ、長井市の中心長井に着く。水田や桑畑の中を羽前成田白兎蚕桑(まさに桑畑の中という駅名である)、鮎貝と走ると、列車は右に大きくカーブして古風な鉄橋で最上川を渡り、続いて左カーブして荒砥に着く。ここから最上川沿いに25kmほど進めば左沢線左沢に至るのだが、延長計画は昔からないようである。流動が少ないのだろうか。


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