男鹿線(追分・男鹿)


最新乗車 1997年夏


男鹿線は八郎潟の南端に沿って男鹿半島へ伸びる路線である。最近までタンク車を中心とした貨物列車が走っていたのだが男鹿船川港間の貨物線もろとも廃止されてしまい、現在はキハ40系で組成された旅客列車が走るのみとなっている。男鹿線の列車は全て秋田を始発、終着としており追分までは奥羽本線の線路を走る。

追分を出ると、2kmほど奥羽本線と並行して走り、やがて左カーブして分岐する。周囲は防雪林に囲まれている。雪も多ければ、砂州でさえぎるものがなく風も強いからであろう。しばらく水田地帯を走った後、出戸浜からは海岸沿いに出る。上二田二田天王と左手にちらちら防雪林や家並の向こうに日本海を見ながら走り、八郎潟と日本海を繋ぐ船越水道の鉄橋を渡る。左手には日本海、右手には八郎潟干拓地を望む。この鉄橋はかつて船舶の通過を考えて可動橋であったのだが、現在は固定されて普通の橋梁になってしまっている。船越を出ると少し海岸からは離れ、脇本駅の前後は水田地帯となっている。今まで平坦で真っ直ぐな線路を走ってきた列車は、やがてカーブを曲がりながら山越えに入る。小さいながらも峠があるためである。峠のトンネルをくぐると羽立で、一気に坂を下って海沿いに出て埋立地のそばを走り、男鹿に到着する。この区間、線路と埋立地の間にかつての防波堤が残されていて、柵として利用されていたのが印象に残っている。男鹿から先、船川港まで貨物線が伸 び、また専用線などもあったのだが、2001年度いっぱいで全て廃止されてしまった。


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