仙山線(仙台・羽前千歳)


最新乗車 1997年夏


仙山線は、宮城県の県庁所在地仙台市と、山形県の県庁所在地山形市の2つの市内「のみ」を走る都市間連絡路線である。1937年に全通した比較的新しい路線で、仙山トンネルを挟む作並山寺間は開通時より電化(当時は直流)されている。その後1965年から仙台、作並間が交流電化の実験線として使われ、日本の鉄道交流電化の発祥の地ともなった。現在は仙台山形間の快速「仙山」(休日は快速「ホリデー仙山」)と仙台愛子間の区間列車の2本立てで運行されている。

仙台を出た列車はすぐに左カーブして東北本線を跨ぎ、市街地の中を東照宮地下鉄南北線との接続駅北仙台北山と過ぎる。次第に周囲に緑が目立つようになり、それと相前後して勾配が段々きつくなってくる。国見葛岡を過ぎると東北自動車道と広瀬川を跨ぎ、陸前落合愛子陸前白沢と広瀬川の右岸に沿って渓谷を登って行く。陸前白沢熊ヶ根間で高い鉄橋で広瀬川を渡り、今度は左岸に移る。臨時駅の西仙台ハイランドを過ぎると作並である。構内には「交流電化発祥地」の碑が立っている。今まで並行していた国道48号線が右へ離れて行き、周囲はますます山深くなる。臨時駅の八ツ森奥新川を過ぎると列車は県境(ついでに市境)の仙山トンネルに突入する。上は面白山である。トンネルの山形側出口付近に面白山信号場があるのだが、これ現在でも使っているのだろうか。トンネルを出るとすぐ面白山高原である。面白山スキー場の目の前にあり、冬季はそこそこ賑わう。紅葉川の渓谷を下ると 立石寺の門前駅、山寺である。作並と同じく、かつて機関車を付け替えていたため構内は広い。立石寺は仙山線の右上に広がっている。高瀬楯山と下って行き、奥羽本線と合流して羽前千歳に到着する。列車は全て奥羽本線に乗り入れて山形へ向かう。


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