ハングル覚え書き−−−ソフトウェア編

Windows95/98でのハングル使用についての覚え書きです。

自分が使ってみたことのあるプログラムを中心に書いています。 便利なプログラムは他にもいろいろある様なので、 少しずつ試してみたいと思います。

古い記述と新しい記述が混ざっていて、 また、どれがお勧めなのかが全然わからない 書き方になっています。少しずつ改めたいです。

目次

  1. ハングル用フォント
  2. ハングルフォント内蔵アプリケーヨン
  3. ハングルフォントを持たないアプリケーション
  4. その他の有用なアプリケーション

(IME)という印がついているソフトは、 ハングルIME(入力機能)が付いているものです。

(*)という印がついているソフトは、 実際に使ったことはないけれども、 Webや雑誌などで情報を得たソフトです。


ハングル用フォント

KS 完成型コード(EUC-KR)用font

韓国用のWindowsで使っているものと同等のはずです。 つまり、フォントの種類が韓国語(KS完成型)。

このfontは他のアプリケーションでも原則使用可能。 従ってNetscape Navigatorでもつかえるし、 ワードパッドでも使える。

但し、Microsoft Worksでは使えません。 (これは、日本語フォントしか受け付けない、 ということもありますが、 Unionway で強制的にフォント変更しても、 一部のハングルが表示できません。)

Internet Explorer 用 韓国語ランゲージパック
Microsoft Internet Explorer 5をインストールする時、 各言語のフォントやIME(IE専用)を一緒にインストールすることが できます。 韓国語を選ぶと、GulimCheというfontがインストールされます。

このフォントは、IE以外のアプリでも使用可能ですが、 IMEはInterenet ExplorerやOutlook Expressなど、 使えるアプリが限られます。 (Namo Web EditorやAprotool TM Editorでも使えるそうです。)

Internet Explorer 4の場合、別途フォントや専用IMEを ダウンロードしてインストールできます。

また、Internet Explorer 3用は、IE3がインストールされていなくても フォントをインストールできましたが、現在配布されていないみたいです。

正確には、このフォントはKS完成型コード(KSC 5601)ではなくて、 Microsoft社が独自に拡張した統合型ハングルコード UHC(Unified Hangul Code)です (拡張完成型コードともいう)。 moziskeを使ってこのフォントを覗いてみれば判るように、 KS完成型コード(EUC-KR)の空き領域に、 残りの普段使わないハングルが 割り当てられています。 しかしこの拡張部分は、ほとんど使われていないそうです。

詳しくは、 「韓国映画とハングル」 のサイトを参考にしてください。
このハングルIMEでは、子音を漢字変換しようとすると、 各種の記号やひらがな、キリル文字などが候補として 表示されます。

Microsoft OFFICE97のCD-ROMについているfont(*)
BatangChe というfontが付いているそうです。
Namo HWP viwerのフォント
Namo HWP Viewerのフルセット版にある "NamoH JungGothic"と"NamoH SinMyungJo"の 2つは、KSコード(実は拡張型ハングルコード)のフォントのようです。 しかし、ゴチックの方は、漢字部分が一部文字化けするようです。 (岡開講など)。明朝フォントの方は大丈夫みたいです。
WINK(*), Korean Writer(*)
シフトJIS対応fontと同時に、EUC-KR対応fontも付いているそうです。
下の「シフトJIS用フォント」を参照のこと。

!NJWIN, AsiaSurf, Unionway!

いずれも画面表示に使うフォントを強制的に変更することにより、 ハングルを表示させる。 使うフォントはアプリケーションが独自に持っているfontである。 いずれも日本語(JIS、EUC、Shift-JIS)、韓国語(KS)、 中国語(GB、Big5、HZ)に対応している。 (同様のプログラムに、LanExplert、TwinBridge、というのもあるそうです。)

次のような違いがある。

NJWIN
画面上の全てのフォントを、 指定した言語に変更する。
AsiaSurf
ウィンドウのタイトル名とメニュー名のフォントが変更されない (日本語のまま)という点が、NJWINとは異なる。 また、日本語のEUCとShift-JISとの切り替えが、設定ダイアログを 開いて、そこで変更しないといけない。
Unionway (IME)
正確にはUnionwayは会社名である。 Asian Suite 97が商品名である。 上の2つとは異なり、入力機能(IME)も持っている。

入力機能は、line入力、すなわち入力が別のウインドウに 表示されて、文字が確定した後で、ワープロソフト内に 表示される。

2揃え式キーボードからの入力と、KSコードの直接入力ができる。

そして、ワープロのフォント指定で Unionway専用フォントが指定可能になる (もちろん、MS Internet Explorer の add on フォントを使ってもいい。)。

これらのソフトを使うときは、 日本語コードの自動判別機能は使わないこと。 つまり、Shift-JISコードを指定すること。 Webブラウザでは欧文を指定してもよい。

私がこれらのソフトを使用したのは、1997年の夏ごろです。 今では、Unicodeに対応しているかもしれません。

1998年5月、日本語環境対応Lynxを入手しました。 これはテキストブラウザです。 MS-DOSプロンプトで使用するため、フォントをハングルに 変更することができません。 (lynxの設定画面には、Koreanの項目はあります。) そこで、(ヴァージョンが古いのですが)1年半前の雑誌の 付録CD−ROMに入っていた UnionwayとNJWINをもう一度インストールして、 lynxを(というか、DOSプロンプトを)使用してみました。
結果は、NJWINを使うとlynxでハングル表示ができました。 しかし、Unionwayでは表示できませんでした。
NJWINを使う方法は、「Windows95でLynxを使おう」
http://www.t3.rim.or.jp/~mochiai/lynx.htm
の中の掲示板で知りました。

シフトJIS用フォント

一言でいえば、日本語の外字フォントです。

Shift-JISコード体系にあうように KS完成型コードをエンコーディングしたものを 使います。従って、 このフォントの書体の種類は”日本語”になります。 だから、日本語フォントの指定が可能な あらゆるソフトで使用可能です。

KSコードとのコンバーターも付いているので、 韓国に電子メールを送るときは、変換しないといけない。

次のものがあります。 最初の3つは市販品であり、 ハングル入力機能付きです。

kWnn と Korean Writer は、 EUC-JPをシフトJISに変換する仕方で EUC-KRを変換したコード系を使うようです。 WINKは別のコード系を使うようですが、 使用者ではないので詳しいことは判りません。 Korean Writer と WINK 、kWnnには、 韓国で使われている EUC-KR 用のフォントもついています。

標準ハングルは16dotのフォントです。 したがって、見た目はよくありません。 しかし、無料で入手できます。 オルカランドのハングル工房から

をダウンロードしてください。 説明文のとおりにすれば、少しややこしいですが、 インストールできます。 Korean Writer 互換コードです。
hpkd100.lzh (HPKDICT:単ハングル変換辞書 Ver.1.00)
を使えば、日本語IMEに登録することにより、 単ハングル変換で入力できます。

以下、kWnnについて少し説明します。 (Korean Writer、WINKも似たような機能のはずです。)

入力は、inline入力です。 ATOK や MS-IME などのように、 ワープロソフト内に直接入力します。

キー入力は2揃い式、ローマ字入力(kWnn式、アレアハングル式、 Korean Writer式)から選べます。 日本語用IMEと同じように使えます。 漢字変換や区点コード入力、辞書登録はもちろん、 ハングルの読みのカタカナ表示機能などもあります。

kWnnコードとeuc-krコードとのコンバーターが 付いています。 さらに、kWnnフォントと日本語フォントで書かれた rtf形式の文書をCompound Textに変換することも できます。もちろん逆もできます。 cWnn(*)も購入すると、日中韓+ローマ字で書かれた rtf形式文書とCompound Textとの変換も出来るそうです。

!外字としてのハングル(日本語IME用辞書)!

ビットマップフォントです。 コリアネットのサイトからダウンロード可能です。 ATOKとMS-IMEの一括登録ファイルもついています。 外字ですから、メモ帳でも使えます。 独自のローマ字入力をサポートしています。 KSコードとのコンバーターは付いていません。

外字エディターで開いてみれば判るように、 原則として共和国式にハングルが並んでいます。

このフォントを外字登録すると、システムフォントでも ハングルが使えるようになります。 (もちろん、他のコードとは互換性はありませんが。) ショートカットのアイコン名をハングルで表示できるわけです。 (でも"ごみ箱"だけは、アイコン名を変更できない^^;;)

!ユニコード・フォント!(*)

Netscape Navigator 4 や、Juria's Win32 Editor で 使えるそうです。

詳しくは、The Home Page formerly known as KYUNG-A Multimedia Labs.を参考にしてください。

!BDF フォント!

もともとはUNIXのX-Windowで使用しているフォント(BitMapフォント)ですが、 Meadow(Windows版Emacs(Mule))でも 使用できますし、LaTeXで使用するためのマクロも存在します。

xbmkanji.styを使ってLaTeXで使用する方法については、 "日韓混在文編"を参照してください (といっても、入手先くらいしか書いていませんが)。

mule2texを使ってLaTeXで使用する方法については、 "日韓混在文編"を参照してください (といっても、動いたよ、という報告しかしてませんが)。

で、このBDFフォントの入手先ですが、たとえば、
ftp://ftp.etl.go.jp/pub/mule/fonts/
から入手できます。

!Acrobat Reader 4.0 用日中韓フォントパック!(*)

このフォントをインストールすると、韓国語の入ったPDFファイルを 表示できるのだそうです。 Windows用だけでなく、Mac用やUNIX用もあります。

http://www.adobe.com/products/acrobat/cjkfontpack.html
より入手可能。

残念ながら、Acrobat Reader 以外のアプリケーションでは使用できないそうです。

!MetaFont!(*)

HLaTeX(ハングルLaTeX)用のMetaFont、Pkフォントがあります。 もちろんinternetで入手可能だと思います。 私は、『LaTeX2e for WINDOWS Another Manual Vol.2』 (乙部厳己+江口庄英著、ソフトバンク発行、1997年、ISBN4-7973-0267-4) の付録CD-ROMから入手しました。

でも、使い方がわからないです〜(汗)。

ハングルフォント内蔵アプリケーヨン

!文字コードについて!

過去には、たくさんの種類のハングルコードが あったそうですが、現在、 国家標準となっているものには大きく3種類があります。 KS完成型コード、常用組み合わせ型コード、そしてユニコードです。

(以下の説明には間違いがたくさんあると思います。^^;;)

参考文献としては、 Hangul and Internet in Korea FAQThe Home Page formerly known as KYUNG-A Multimedia Labs.木村 幹さんのホームページハングルと国際化 (I18N)Code and HanggulInformation regarding Hangeulcjk.inf などがあります。 その他のサイトも参考にしてください。

完成型コード(KSX 1001完成型、昔はKSC 5601完成型といった)
日本のJIS漢字と同様に、区点コードとして定義されています。 ハングルは母音と子音を組合せて一つの文字が完成しますが、 その完成された文字ごとにコードを割り振ったので、 完成型と呼ばれます。

7bitエンコーディングしたものに、ISO-2022-KR があります。

8bitエンコーディングには、日本と異なり、EUC-KRしかありません。

統合型ハングルコード(拡張完成型コード)は EUC-KRに上位互換なコードであり、 マイクロソフト社が独自に制定したもののようです。 (つまり、EUC-KRの空領域に独自にハングルを追加したので、 機種依存文字と考えられます。)

組み合わせ型コード (Two-Byte Johab, tbj)
初声5bit、中声5bit、終声5bitを組合せて、合計15bitで あらわされます。 先頭に1bit付け加えることにより、16bit=2byteになります。 漢字や記号もあるようですが、機種依存文字?もあるらしく、 詳細は知りません。
組み合わせ型コードには、いくつか種類があるようですが、 常用(商用?サンボ?)組み合わせ型コードが一般的のようです。 KSX 1001附属書3でも定義されているそうです。
ユニコード
Unicode ver.1.1 (ISO-10646-1) は古いユニコードであり、 Unicode ver.2.0 (KS C 5700) が現在使われている ユニコードです。(最近ver.3が登場しました。) で、この2.0の方は、漢字の部分を除くと、ハングルは2つの 領域に格納されています。

一つは完成型コードで、もう一つはチョッカックッコードです。

ハングル字母(字素)も、ほとんど使われないチョッカックコードと、 一般に使われている互換領域(3130-318F, Hangul Compatibility Jamo) の2種類が定義されています。

!ウリマル ノレマダン (韓国語 歌広場)!

IBM-PC互換機(DOS/V)用のカラオケソフトがあります。

韓国のftpサイトから入手できます。 たとえば
ftp://ftp.kornet.nm.kr/pub/Hangul/misc/
ftp://cair-archive.kaist.ac.kr/pub/hangul/misc/
などから入手できます。ksing.lzhというファイルです。

解凍後、ksing.batをダブルクリックします。 ハングルフォントは必要ありません。 音楽再生に必要なハードウェアの条件はよく わかりませんが、多分大丈夫なのでは? 98で動くかどうかは知りません。

拡張子が、txtになっているファイルには歌詞がのっています。 これは、組み合わせ型コードで書かれています。 例えば、Big Eyesで読んでください。

Namo HWP Viewer

Netscape NavigatorやMicrosoft Internet Explorer用のプラグインです。 アレアハングルのHWPファイルを閲覧できます。
http://www.namo.co.kr/download/dwn_hwpv.html
もしくは、 http://www.namo.co.jp/
の製品情報のページ。

3MBの最小版と15MBの標準版の2種類あります。 フルパッケージ版の方は全てのハングルフォント付ですが、 最小版の方はKSフォント(GulimCheなど)が別途必要です。

!vada!(IME)

これはDOS用(IBM PC 互換機)のエディターです。

自分自身がハングルfontを持っています。 組合せコードを使用します。 外字(記号)も少し入っています。 漢字はありません。 (完成型コードに変換するためには別途コードコンバーターを 入手してください。)

入力方式は2揃い式、3揃い式が選べます。 KS組合せコードを使用します。

印刷機能がついています。 DOS用ですが、 Windowsでも印刷できました。 解像度を変えると 字の大きさが変ります。 手書き文字の書体もありますよ。

Windows95での使用上の注意
解凍後、vada.exeをダブルクリックすると、 DOSプロンプトが現れて、画面が灰色になって動かなくなります。 ここで、空白キーを押しながらENTERキーを同時に押すと、 設定画面(pado.exe)が現れます。 ”貯蔵して終了”を選ぶと、 エディター画面が現れます。 F10キーを押すと、メニューが現れます。 使い方はvada.doc、vada.hlpを読んでください。 F3キーでファイル名を入力すると、読み込みます。

!pensil(ヨンピル)!(IME)

これはWindows3.1以上用のエディターです。

自分自身がハングルfontを持っています。 組合せコードを使用します。 外字(記号)も少し入っています。 漢字はありません。

vadaと同じく、ハヌルソ(空の牛)の作成です。 韓国のftpサイトから入手できます。 (ftp.kaist.ac.kr/pub/hangul/editor/penなど) (/hangul/editor/penを探してみてください。 その中の全てのファイルが必要です。)

入力方式は2揃い式、3揃い式が選べます。 KS組合せコードを使用します。

詳しくはpen.exeを使ってpen.hlpを読んで下さい。 (pen.hlpはKS組合せコードで書かれています。)

shift+spaceでハングル・英文を切り替えます。

印刷機能はありません。 しかし、ハードコピーをして、 ペイントで印刷する、という方法があります。
< PrtSc > (Print Screen) というキーを押すと、 画面全体がクリップボードにコピーされます。 それをペイントに貼りつけて、印刷します。

完成型コードの文書をhcodeなどで 組合せ型コードに変換した場合、 漢字が混ざっていると、pencilではカーソルが うまく動かなくなります。

!Old Hangeul Text Editor - Nara Malsseum!(IME)

"ナラ マルスム" は、ユニコードの中の新しい 組み合わせコードを使用する MS-DOS用のエディターです。 (OHWP12.ZIP) Information regarding Hangeul より入手できます。

最大の特徴は、昔のハングル文字も扱うことが できることです。 キーボードは、3揃い式に古いハングルを加えたものです。
(ただし、アメリカのキーボードを使っています。 日本のキーボードの場合、記号に割り当ててある ハングル字母の位置が、異ります。注意!)

ユニコード、組み合わせ型コード、KS完成型コード 間のコードコンバーターがついています。 (完成型ユニコードは古いバージョンのものです。)

インストールは、ハードディスクに展開するだけでよいです。 OHWP.exeをダブルクリックしてください。 f10キーを押すと、メニューが出ます。

説明書 (README.TXT, README.COV) は組み合わせ型コードで 書かれています。 これを読むには、

  1. vada.exe や pen.exe を使用する。
  2. 附属のコードコンバーターを利用して、
    tbj2ksc readme.txt readme.ksc
    として KSC5601完成型コードに変換して、 適当なプログラムで読む。
  3. 附属のコードコンバーターを利用して、
    tbj2nj readme.txt readme.uc2
    としてユニコードの新しい組み合わせ型コードに 変換して、ナラ マルスムで読む。
といった方法があります。

印刷機能はありますが、Windowsでは動きませんでした。 そのかわりに、 PrtSc (Print Screen) キーを押すと、画面が クリップボードにコピーされるので、 これをペイントに貼り付けて、画像として 印刷すればいいと思います。

!アレアハングル日本版!(IME)(*)

ハングル&コンピュータ社のワープロです。 ギリシア語やヘブライ語などにも対応しているとか。

これは市販品です。(最新版は日本では未発売) アレアハングルで作成されたファイル(拡張子がhwpである)を 読みたいのに、アレアハングルを所有していない場合、 Big EyesNamo HWP Viewerを 使ってみてください。

!UniEdit!(IME)

Duke Universityで作られた、 ユニコードベースの多言語エディターです。 45日間のTrial versionが入手可能です。 ハングルはもちろん、タイ語やペルシア語などの 混在ができます。 Korean -> English dictionary もあります。 もちろん、Shift-JISやKSでの保存や読み込みも可能です。

!Hpoem(カウルナム・秋の木)!

作者チョ・ヨンジュさんのサイト
http://www.eecs.uic.edu/~ycho/
で入手可能。

ハングルの詩をランダムに表示するプログラム。 組み合わせ型フォントを使用。 スペースキーを押すと次の詩が表示されます。 左ドラッグで移動できます。

右ボタンクリックで出現するメニュー内のハングルが 文字化け(表示されない)しますが、特に不便はないと思います。 KSなんとかと書かれているものは、KS完成型コードでクリップボードに コピーします。 終了は下から3つめの項目のようです。

詩は、Internet BBSであるKIDSと、Hitelの中のGLDOWNに 載っていたものを使用しているそうです。

!Big Eyes (ワンヌニ)!

複数ハングルコードに対応したハングル文書表示プログラム。 これもチョ・ヨンジュさんの作品です。 (でも、作者のサイトからのダウンロードがうまく いきませんでした。
http://www.khan.co.kr/internet/Be32-135.htm
から入手できるそうです。アップグレイド版を使うには、
http://www.khan.co.kr/internet/Be32-140.htm
もダウンロードしてください。)

フォントは組み合わせ型コードを使用していますが、 完成型コードを含めた全部で8つのコードに対応しています。 さらに、アレアハングル(hwp)のファイルから文字だけを 抽出して表示できます (ただしVer.2.5のファイルまで)。 検索機能もあり、そのためのハングルIMEも付いています。 KS完成型コードによるコピーもできます。

やはり、メニューや設定画面ではハングルが文字化けします。 しかし、ツールバー内のアイコンを使えば問題ないでしょう。 メニューバーの左から4つめの中の、1つめの項目をクリックすると、 Preferences設定画面になります。この中で、3と書いてある 行の次の行の先頭の四角をクリックして、OKを押せば、 メニューバーだけは英語表記になります。

drag and dropもでき、なかなか便利です。 (特に、組み合わせ型コードで書かれた文書を読む時は。)

漢字フォントは別途に求めないといけません。 下のIyagiという通信ソフトの中の漢字フォントが使えます。 BigEyesの説明書にもその設定のしかたが書かれていますが、 Iyagiの中の"Ihanja.fnt"というファイルを "hanja.fnt"という名前でWindowsフォルダにコピーします。

!Iyagi!(*)(IME)

これは通信ソフトです。 だから、自分はこれを持っていても使い道がありません。 しかし、漢字フォントが入っていて、これを使うと 上のBig Eyesで漢字が表示できるのです。

私が持っているのはDOS用の"Iyagi5,3"です。
ftp://ftp.infodrom.north.de/pub/hangul/dos/comm/
から入手しました。 現在は、シェアウェアになっているそうです。

!Token!

PC通信用のtelnetソフトです。 詳しくは、きょん☆あさんの Enjoy! Hangul Computing 〜Windowsでハングルを使おう を参考にしてください。 そこから入手できます。

ハングルフォントを持たないアプリケーション

原則として、fontを指定できるアプリケーションでは、 ハングルフォントがあれば、 ハングル文書を表示できます。

しかし、MS Works 4.0のように、 日本語(シフトJIS)フォントしか受け付けない アプリケーションもあります。

また、ハングルフォントを指定できたからといっても、 必ずしも快適に閲覧できるとは限りません。

ワードパッドでKS完成型フォントを指定して ハングルを読むことはできます。 それで充分という場合が多いでしょう。 しかし、表示が乱れることがありますし、 印刷のときに一つの文字が左と右に分かれて しまうこともあります。

これは、アメリカのパソコンに日本語フォントをインストールして、 ワープロで表示することを考えたら納得がいくはずです。

日本語は2byte文字なのですが、どのコードが2byte文字なのかは アメリカのパソコンは理解していないはずです。 従って、カーソルは1byteずつ移動するので、 漢字の真ん中にカーソルが来ます。 その結果、漢字の真ん中で改行されます。

日本語用パソコンでハングルを表示するときも同様です。 日本語コード(シフトJIS)と韓国語コード(EUC-KR)とでは どのコードが2byte文字かが異なるからです。

以下では主に、韓国語環境を指定できるもの、 コードページをハングルに指定できるもの (両者の違いは不明)を紹介します。

kajero(IME)!

日韓エスペラントに対応した高機能エディターです。 正規表現が使えるし、括弧の対応を表示できます。

ハングルは、KSフォントを使います。 日本語IMEで直接入力したら、KS漢字に変換してくれる機能があります。 ハングルIME(漢字変換付き)内蔵、日本語IME(漢字変換付き)内蔵。 Unicodeにも対応しています。

エスペラントは、特別なフォントを使うのではありません。 "hx"と書くと、"h"の上に"^"を表示する、そして印刷する、 といったようなことができるのです。 保存時には、LaTeX表記("\^{h}")にすることもできます。

簡単な使い方メモを作りました。こちらです。

!xyzzy!

亀井さん作成の、Emacsエディターに似たWindows用エディターです。 Comman LISPによく似たマクロ言語を使用しており、 Emacs-LISPとはちょっと異なるのだそうです。 Emacsに似ているだけあって、いろんな機能がついています。 ダウンロードする価値は大いにあると思います。

市販のハングルIME(KSコード用)やMicrosoft Internet Explorerの Global IMEが使用できます。(もちろんGullimCheフォントなどの KSフォントが必要です。)

印刷機能つき(プレビュー機能つき)。

ハングル使用時の注意点

xyzzyの使い方は、あちこちのWebサイトに説明がありますので、 そちらを参照してください。以下では、ハングル使用時の注意点を書きます。

フォントはKSフォントを使う。一番簡単なのは、 Internet Explorer 5のインストーラーで、韓国語サポートを追加インストールすること。 メニューバーから「ツール」⇒「共通設定」⇒「フォント」で指定します。 (市販ソフトの)kWnn98の"Founder KS Mincho"フォントもKSフォントなんですが、あれ、 どうしてフォント一覧に出てこないんだろう???

kWnn98などの市販のハングルIME(KS用)を使う場合は、そのままIMEをオンにすれば 使えます。(必ずKSコード用のIMEを使うこと。さもないと文字化けします。)

Global IME(Internet Explorer 5の追加インストールでインストールできます)を 使用する場合は、次の設定が必要です。 メニューバーから「ツール」⇒「共通設定」⇒「いろいろ」を表示し、 「Global IMEを使う」にチェックをいれます。そして、xyzzyを終了して、 改めてxyzzyを起動すれば、Global IMEが使えるようになっています。

保存時の文字コードも、正しく設定しなければなりません。 画面の下のモード行に、[sjis:crlf]と表示されている時は、 そのバッファはShift-JISコード(DOS改行)で保存されるということを 意味します。これを変更しないと、ハングルは文字化けします。 これは、メニューバーから「ツール」⇒「ローカル設定」⇒「もろもろ」を表示し、 ここで変更します。(これは、各バッファごとに設定します。)
もしも韓国語(と英語)しか使っていなければ、EUC-KR(いわゆるKSコード)で 保存しましょう。これは「文字エンコーディング」という項目で、「韓国語(EUC-KR)」 を選択してください。
もしも韓国語と日本語が混在していれば、ユニコードを使う方法と、エスケープシーケンスを 使う方法の2種類に大きく分類できます。
ユニコードを使う場合は、特に希望がなければ 「UTF-16LE-BOM」または「STD UTF-16LE-BOM」がいいと思います。 (前者はMicrosoft社の変換表を、後者はユニコードコンソーシアムの変換表を 使うらしいです。) UTF-8なホームページを作る場合なら、「UTF-8」にします。
エスケープシーケンスを使う場合は、Mule(Meadow)やkajeroなど、一部のソフトでしか 読めなくなります。「日本語(ISO-2022-JP2)」で保存してください。
もうちょっと詳しく説明すると、「日本語(ISO 8bit with ESC)」では 日本語EUCコードの中にエスケープシーケンス付きで韓国語コードが挿入されます。 「韓国語(ISO 8bit with ESC)」でも同様です。 これらは、Mule(Meadow)やKajeroでも読み込み可能です(ちょっと工夫が必要ですが)。
しかし、「日本語(ISO-2022-JP)」で保存した場合、韓国語の漢字は (おそらく)ユニコード経由で日本語の漢字に変換されます。日本語の漢字に 変換できない場合のみ、エスケープシーケンスを使って韓国語コードとして 保存されます。(多分そういうことなのだと思いますが、自分もxyzzyを 使って間もないので、万が一間違ったことを言っていたら、ごめんなさい。)

クリップボードの文字コードは、メニューバーから「編集」⇒「クリップボードエンコーディング」 で変更します。マウスの右クリックから選ぶこともできます。

残念ながら、文字列の検索ダイアログには、ハングルは入力できないようです。 (Windows2000ならできるのかしらん?)

カーソル位置の文字の情報を得るには、「C-x = 」でコード値などがわかります。

EmEditor

エムソフト」によって作成されたエディター。 多言語対応しており、ハングルフォントを指定すると、 カーソル移動など、正しく処理されます。 (入力方法は、別途用意しなければなりませんが。)

フォントの変更のための設定は、次のようにします。

  1. メニューバーから、「表示」「設定の選択」「設定の定義」 と移動します。
  2. 「新規作成」を選びます。 適当な名前(たとえば"EUC-KR"など)を入力します。
  3. 「プロパティ」を選びます。
  4. ハングル表示に必要な部分は、「表示」と「印刷」のタブです。 それぞれで、ハングルフォントを指定してください。
  5. 注意:「印刷」内のページヘッダとフッタにハングルを記入しても、 正しく印刷されないことがあります。(Ver.2.00では。)
  6. 「O.K.」ボタンを押します。
後は、EUC-KRで書かれたファイルを読み込んで、 「EUC-KR」という設定に変更すればいいです。

Aprotool TM Editor

多言語対応エディターです。印刷もできます。 ユニコードを使ったアプリケーションですが、 この漢字は日本語で、この漢字は中国語で、といったことは可能です。

Internet ExplorerのGlobal IMEでハングル入力が可能です。 でも、なぜかkWnn98ではハングル入力できませんでした。

  1. "多言語"メニューの中の"DBCS"(または"D"ボタン)を選択すると ひとつの言語だけを扱います。
  2. "多言語"メニューの中の"Unicode"(または"U"ボタン)を選択すると ユニコードを使用できます。 (但し、表示フォント(言語)は一つしか選べられない。) "Option"->"文字コードの設定..."を 開くと、UnicodeとUTF8と、そしてUnicode Reverse(MAC用)を選べます。 後者は、Bigendian Unicodeのことのようです。 (LittleEndian と BigEndianの違いは、CPUメーカーに 依存するようです。)
  3. "多言語"メニューの中の"言語タグ:"(または"L"ボタン)を選択すると Toolman独自の多言語実現用のコード系が利用できます。 これには、4種類あります。 (附属の解説文を参考にしてください。)
    1. 基本は、Unicodeの言語タグを使って、同じ漢字でもどの言語かを 区別する方法です。これがdefaultです。
    2. また、Unicodeにコードページの情報を(いいかえると 言語情報を)加えた"ESC:"というコードもあります。 "<ESC>:コードページ番号:"を付け加えます。
    3. 超漢字というOSのTRONコードも使えます。
    4. もうひとつは、ISO-2022の規則を利用した、"ISO-2022-ESC B" というコード系です。(後述)
  4. "多言語"メニューの中の"文字鏡"(または"M"ボタン)を選択すると Toolman独自のShift-Mojikyoコードが使用できます。 これは、Unicodeを拡張して今昔文字鏡の10万字を使えるように したものです。 この場合も、文字鏡文字を&MXXXX;の形式にしたり、 @XXXX;の形式にしたり、と選べます。

ファイルを開く時は、上の4つの種類のどれかをまず"編集時文字コード"に 指定して、さらに"読み取り時文字コード"でどのコードかを指定します。

(注)上の、ISO-2022-ESC Bの説明。
ISO-2022の規則にのっとったコード系はいろいろあります。 例えば、日本語のISO-2022-JP(JIS)もEUC-JPも ISO-2022の規則にのっとっています。(7bitと8bitの違いはありますが。) また、おなじ7bitの韓国語でも、 7bits ISO-2022とISO-2022-KR(kajeroエディターではそれぞれ7bits、 7bits shortといわれているもの)では異なります。
EUC-JPではG0にASCII(の日本版)を格納、G1にJIS漢字を格納、などが 暗黙のうちに仮定されています。 この仮定を変えるとEUC-KRなどになります。
またISO-2022-JPでは、GLには常にG0が呼びだされています。
そして、ISO-2022-KRでは最初に1回だけG1にKSC5601を格納した後、 ロッキングシフトでハングルとASCII(のKS版)を切り変えます。
"ISO-2022-ESC B"はISO-2022-JPとは異り、G0に文字集合(94集合)を 格納したら、必ずロッキングシフト(SI)でG0を呼出さなければ なりません。そして、G1に文字集合(96集合)を格納したら、 必ずロッキングシフト(SO)でG1を呼出さなければなりません。 そして、アナウンサとして、ファイルの先頭に <ESC B>が付きます。

!Web ブラウザ!

Internet Explorer や Netscape Navigator などで 韓国語を指定するということは、 2byte文字をハングルコードで認識するということです。

日本語(Shift-JIS)や欧文を指定して Unionwayなどで ハングルを表示した場合、正しく2byte文字が認識されないことが あります。 たとえば、Shift-JISでは半角カナ2文字と認識して、 ハングル1文字の真ん中で改行するかもしれません。

Ver.4 では内部的にUnicodeを使っているそうです。 ソチョンさんのサイト にこの問題についての説明があります。

"The Home Page formerly known as KYUNG-A Multimedia Labs."の中に、EUC-KR文書を閲覧する際の 重要な注意点があります。metaタグのcharsetについてです。

!Netscape Composer!

これはWWWのホームページを作るためのプログラムですが、 ワープロ代りにも使えます。 Navigator 同様に、文字コードセットを韓国語にすることにより、 2byte文字は正しく認識されるので、1つの文字が左と右が別れ別れになることは ありません。

ただし、印刷プレビューを見ると、単語単位でしか改行しないようです。 したがって、右端がそろわなくなります。

!Frontpage Express!

Internet Explorer 4 の仲間で、WWWのホームページを作成する ためのプログラムです。I.E.4用のハングルIMEは使えません。 Outlook Express で書いて、copy and paste すればいいです。

まだよく、使い方がわからないのですが、 デフォルト(Shift-JISで表示)の状態で、ハングルをコピーして、 UTF-8で保存すれば、日本語の中にハングルを使用できるようです。 (KSの中の漢字や記号がうまく表示されないですが。)

"The Home Page formerly known as KYUNG-A Multimedia Labs."の中に、EUC-KRで文書を作成する際の 重要な注意点があります。metaタグのcharsetについてです。

パランセ !(IME)

Korean Writer(*) 互換フォントを使用するフリーのエディターです。 kWnnや標準ハングルのフォントも使えます。 (KS完成型(EUC-KR、KSC 5601)のフォントは使えない。)

韓国映画とハングル」で 最新版を入手することができます。

キー入力は2揃い式です。

漢字や仮名を日本語用IMEを使って入力できます。 つまりShift-JISコードをKSコード (正確にはKorean Writer互換コード)に 変換するわけです。 クリップボードを使って日本語文書を貼り付けてから 変換することもできます。

readme.txtには、以下のVisual Basic ランタイムが 必要とあります。(Windowsフォルダーの中の Systemフォルダーの中にコピーしないといけない。)

この内、cmdialog.vbxと spin.vbxは ダウンロードした中に入っていました。 そして、後述のヨンピルをダウンロードすると、 threed.vbxが入っていました。 (「韓国映画とハングル」から入手したものにはthreed.vbxもあった。) 従って、パランセとヨンピルを一緒に ダウンロードすると、別途求めないといけないのは、 vbrjp200.dllだけということになります。 (もちろんコリアンライター互換フォントが 必要です)。 vbrjp200.dllは、雑誌の付録CDに入っていたり、 インターネットのオンラインソフト紹介のサイトから ダウンロードできたりします。 (その他のvbxファイルも同様。)

mule for Win32!(IME)

これは古いバージョンなので、使ってるパソコンのメモリが 少ないだとか、使いたいパッケージ(addon、マクロ)が 古いバージョンでしか動かない、など特別な理由が ないかぎり、下のMeadowを使った方がいいと思います。

mule(ミュール)はUNIX(ユニックス)上で広く使われているエディターであり、 Windows版もあります。

muleの特徴は多言語使用が出来ることですが、 mule for Windows では、混在はできないそうです。 しかし、ウィンドウ内をハングル環境にすることはでき、 日本語環境と互いに切り替えることもできます。 mule for Win32 FAQ のサイトに 設定の仕方が載っています (日本語フォントの指定部分は*default* でいいようです)。
注意: mule for Win32 ver.1.22 を使用してください。 ver.1.22 から、新しく
*euc-korea*dos, *euc-korea*mac, *euc-korea*unix
*iso-2022-kr*dos, *iso-2022-kr*mac, *iso-2022-kr*unix
などが導入されていました。 従って、 mule for Win32 FAQ の中の設定も、 日本語や中国語のように、
(set-clipboard-coding-system *euc-korea*dos)
に変更すべきです。
ver.1.21以前の方は mule for win32 mailing list の過去ログの 1997年9月の、X-seqno 4109
http://jiji.mew.org/Win32/meadow/search-j.html の設定をして、 *euc-korean*dos を作ってください。

この設定の中でハングル使用を指定しているので 2byte文字は正しく表示されます。

Ctrlキーを押しながら”]”を押すと、 2揃い式キー配列でハングル入力ができます。 Escキーを押した後、sを押して、下の文字列を入力して Enterを押すと、それぞれの入力モードになります。

hangul
2揃い式
hangul3
3揃い式
hanja-ksc
単漢字変換(2揃い式)

漢字入力は、「,」と「.」で候補一覧を移動できます。 入力したい漢字の番号を入力してください。
ハングル入力は、スペースや「.」などを続けて入力するか、 または、M-space (Escapeキーを押した後でspaceキーを押す) で確定します。 (確定はEnterキーではないことに注意。)

参考までに、muleを日本語環境に設定すると、 Quail機能(Ctrlキーを押しながら”]”を押す)で、 JISの漢字をハングル読みで入力できます。 その時のキーボードは2揃い式です。(hanja-jis)

また、次の操作でコードを指定できます。

Ctrl-u Ctrl-x Ctrl-f
ファイルを読み込む時にコード系を指定できる。
Ctrl-u Ctrl-x Ctrl-v
ファイルを読み込む(現在のバッファは消す)時に コード系を指定できる。
Ctrl-u Ctrl-x Ctrl-w
ファイルを名前をつけて保存するときに コード系を指定できる。
コード系として次が指定できます。 (これは、改行コードの区別です。 Windowsではdos式の改行コードを使用しています。 読み込む時は、自動判別されるはずです。)

私は、muleのマクロパッケージである cmail、tm、messagespool を利用して、 mule for win32 上で電子メールの読み書きをしていました (現在は下のMeadowを使用しています)。 ハングルメールも読み書きできます。

Meadow!(IME)

メドウと読みます。 mule for win32 の後継機。Emacs 20 ベース。 R2L(アラビア語とか)には(もともとのEmacs20が)対応していないが、 日韓混在や、補助漢字の使用もできるのだそうです。
MULE-UCSを使うと、Unicodeにも対応します。 でもまだ印刷機能はありません(psファイルによる印刷はある程度可能です)。 fontはtrue typeフォントだけではなくて、 BDFフォントも使えます。もちろん、ハングルの入力装置つきです(LEIM)。

その他いろいろなマクロや外部プログラムがあると Emacsならではの使い方ができるはずです。 (その分設定が複雑ですが。)

"UNIX USER"(ソフトバンク)1999年9月号に MeadowとCygwinについての特集が載っています。 付録CD-ROMにはWindows用のバイナリ(Meadow1.00)等もついています。 Version Controlや日本語対応grepのインストール法などものっています。

IMEを変更するだけで、日韓混在文が書けます。 方法は、"C-u C-\"、又は、メニューバーから "mule" −> "Select Input Method" を選んだ後、 IMを指定する。 例えば、ハングルだと"korean-hangul"、日本語だと"mw32-IME"など。 (他にもある。)
ただし、保存する前に、file-coding-systemを変更しなければなりません。 "iso-2022-7bit"コードで保存しておけば無難でしょう。 kajeroエディターでも読み書きできるし(7bitで保存に対応する)。 方法は、"C-x C-m f"の後で、Coding System(ここでは"iso-2022-7bit")を 指定する。又は、メニューバーから "mule" −> "set coding system" −> "Buffer file" を選んで、Coding Systemを指定する。

Microsoft Internet Explorer 用のフォントをインストールしていると、 Meadowは自動的にフォントを認識しますので、いろいろと 試してみてください。

このようなページを作りかけて、 中断しています(汗)。満足のいくように作成できるだろうか...?

ヨンピル!(IME)

擬似ハングルFEP。指定したプログラムにハングルコードを転送する。 (したがって、line入力のように見える。) free softwareであり、Visual BASIC 2のランタイム ”VBRJP200.dll”が必要。 雑誌の付録CD−ROMやインターネット(オンラインソフトを 集めたホームページ:たとえばhttp://www.vector.co.jp/ などいろいろある。)で入手してください。 (もちろんハングルフォントも必要。 マイクロソフト社のインターネットエクスプローラー のadd onプログラムで十分です。)

ワードパッドでKSフォントを指定しておけばヨンピルを使って ハングルの入力ができます。ただし、漢字は入力できません。 入力方式は、KS2揃い式、ローマ字入力 (アレアハングル式、Korean Writer式)が選べます。

!かささぎ!

森保生さん作成。 これも上の"ヨンピル"同様、擬似ハングルIMEです。 入力方式はKS2ボル式だけですが、 出力はKSコード、Shift-KSコード(KW)、HR式ローマ字、の3種類あります。

moziske

文字コード表を表示するツールです。 Aprotool TM Editorと一緒に配布されています。 標準の文字コード表はKSコードのハングルフォントを表示してくれません。 moziskeを使うと表示できて、copy&pasteでワープロに貼り付けることが 出来ます。

従って、上のヨンピルと合わせると、 ハングル、漢字、記号が入力できることになります。

charmapx

これも文字コード表を表示するツールです。 ユニコード順に表示されます。 コピー形式をいろいろと選べます。

おもしろいのは、漢字の部首+画数で求める漢字を探したり (ユニコードのCJK統合漢字の部分は部首+画数に(一応)なっている)、 ハングルの部品(初声、中声、終声)を指定して求めるハングルを探したり、 各種アクセント記号とアルファベットを指定して求める文字を探したり、 ができることです。

!sendfont!

指定したウィンドウ内のシステムフォントを 変更するプログラムです。
従って、 フォント指定のできないはずのメモ帳でハングルを表示できるし、 Webブラウザのウィンドウを指定すれば html文書内のボタン名やフォーム内の文字列なども ハングルで表示できます。 (Unionway などを使っていれば問題ありませんが、 ホームページを見る時、フォントをハングルにしただけでは ボタン名などが文字化けします。) 下で述べるcvt8もシステムフォントを使用するので、 このsendfontを使うと便利です。
私は vector から入手したのですが、そこの説明にあるように、 dllファイルがひとつと、それはcab形式で配布されているので cabviewer が必要です。入手方法も書かれています。

!韓国映画データ・ベース Mr.Kim for Windows!

Windows用のプログラムです。俳優名や映画館などで 検索できたりします。 韓国映画とハングルより入手可能です。 標準ハングル、またはKorean Writerフォントがあると、 ハングルによる表示が可能です。(kWnnフォントはサポートしていないようだ。) なぜか、歌手のデータもあり、たとえば、 カンスジでひくと、主演映画が一本あることがわかります。 (ちなみに、監督はカンウソク、共演はアンソンギ。 3人とも日本では有名な人だが、この映画は輸入されていないですね。)

ハングル Viewer

Nifty Serveの中の韓国語フォーラムでは"HR"、"AN"といった 独自の方法で日本語とハングルを混在して通信しているそうです。 このプログラムは、その混在文を正しく表示・印刷するためのものです。

"AN"方式とは、Korean Writer方式のハングル (EUC−>Shift-JISの 変換規則を使って EUC-KRを変換したもの) の前後を"[:"と":]"で はさんだものです。

"HR"方式とは、HRという独自のローマ字表記を使ってハングルをあらわす ものです。日本語文の中で使うことができます。 その場合、HRではなくて英語を表したい時は、それを"["と"]"で 囲みます。

フォントは標準ハングルが必要です。

ピョンジ

韓国映画とハングルから入手可能な ハングル・メール送受信支援ツール。
現在(1998年2月)のところ、まだBase64には対応していませんが、 基本的に、上のcvt8よりも機能は豊富です。 nifty のゲートウェイをとおって文字化けしたメールにも 対応しています。
フォントは、KS完成型とKorean Writer互換コードの 両方に対応していますし、ISO-2022-KR にも 対応しています。 したがって、ビューアーとしても使えます。
また、Shift-JIS の漢字や仮名を、KS完成型のそれに 変換する機能もあります。

! Juria's Editor Beta2!

エディターですが、日本語の入力には少し問題があります。
しかし、ユニコードに対応しており、コードコンバーターとしては 十分実用的です。 が、現在、配布ホームページが消滅しているようです。

読み込み時のコードは、View ->Languageでset Default にしたものが 有効です。
書込み時のコードは、View ->Fontで指定したものが 有効です。
Unicodeを経由して、日中韓の漢字を変換できます。 fontを替るだけです。

(LittleEndian)Unicode, BigEndian Unicode, UTF8, UTF7 に対応しています。

ところで、Big-Endian や Little-Endian とは一体何か、という 疑問が生じます。
これは、Unicodeだけではなくて、もっと一般的な概念のようです。
たとえば、16bitで整数を表すとします。これは、上位8bit(=1octet, 1byte) と下位8bit(=1octet, 1byte)に分けることができます。 これを"下位8bit-上位8bit"の順番で処理するか、あるいは "上位8bit-下位8bit"の順番で処理するか、は CPUの種類によって異なるのだそうです、 Intelか、Motorolaか、といった違いによって。
これが Big-Endian と Little-Endian の違いです。 (どっちがどっちかは今ちょっと忘れました。) Character(文字)というのは、機械の中では整数と同じ なので、この問題が関係するわけです。
なお、BOM(Byte Order Mark) という16bitsのマークを ファイルの先頭に入れることで、両者を区別することも あります。

!Becky! Internet Mail 1.24!(*)

日本製のメーラーですが、ヴァージョン1.24から、 ハングルメールの送受信が可能になったそうです。 詳しくは、The Home Page formerly known as KYUNG-A Multimedia Labs.を参考にしてください。

!Java版ハングルメーラー "Cubic Mail for Java"(*)!

詳しくは、The Home Page formerly known as KYUNG-A Multimedia Labs.を参考にしてください。

その他の有用なアプリケーション

「くろねこの単語−(1) 韓国関係」 (日本語IME用辞書)!

平井 孝幸さん作成の MS-IMEとA-TOK用の変換辞書です。 韓国の地名や人名、関連単語などをShift-JISで入力することが できます。

!日本で紹介された韓国映画一覧表!

韓国映画とハングルより入手可能です。 csv形式のデータです。ハングルはカタカナ表記です。

!ハングルWindowsのスタートボタン!

韓国語とPC」で 入手可能な画像データです。TClockという フリーウェアを使って、ツールバーの左側にある スタートボタンを、ハングルWindows風のボタンに 変更できます。

!hmconv!

DOSプロンプトで動かすフリーソフトであり、 韓国のftpサイトから入手可能です。 Winows用とDOS用の2種類入っています。 euc-kr(8bitコード)と iso-2022-kr(7bitコード)との 相互変換ができます。

「GUIでコード変換編」も参考にしてください。

hcode

これも韓国のftpサイトから入手可能な DOS用のフリーソフトです。 euc-kr(完成型コード)とiso-2022-krだけでなくて、 組合せ型コード、電子メールのB_encoded_Header、 南北が合意したハングルのローマ字表記、 などのコード変換ができます。

「GUIでコード変換編」も参考にしてください。

韓国のftpサイトには、他のコードコンバーターも いくつかあるようですが、 自分は使ったことがないので、詳細は不明です。

!cc5700!

Information regarding Hangeul で入手できる、cc5700.zipというファイルは、 euc-kr、組み合わせコード、ユニコード間の コードコンバーターのセットです。(DOS用です。) 同様のコードコンバーターセットは、ナラマルスムにも附属しています。
注意:ナラマルスム附属のコンバーターは、古いUnicode (Unicode1.1)対応だそうです。 cc5700で、iwxとなっているのも古いUnicodeです。 現在のUnicode(Unicode2.0)はiwの方です。 ただし、Bigendian Unicodeのようです。

lv

NARITA Tomio さん作成の多言語less/code converter/grep。 UNIX用ですが、MS-DOSでも一部動きます。 MS-DOSの場合、LSI C-86 Compiler 用のMakefileが付いていますが、 cygwinB20.1でもmakeできるみたいです。
lv -g -Aek <検索ハングル文字列> *
で、euc-kr、iso-2022-kr、junetで書かれたハングルファイルを 検索できます。

j2k

野口伸吾さんのサイトで使用可能な、 変換ツール。 日本語の漢字や仮名を、KSコードの対応するものに変換してくれます。 Web上で使用するものですが、ソースコードもおいてあります。 これは、cygnus の GNU for Win32 のgccで コンパイルできました。 (GNU for Win32 はフリーソフトウェアです。) (conv.ksとconv.sjsの格納場所は変更した方がいいようです。) 引数はshift-JISファイル名で、標準出力に出力されます。 conv.ksがEUC-KRコードで書かれていればEUC-KRで出力されますが、 Shift-KSコードで書かれていればShift-KSで出力されます。

HRtool

hrという独自のハングル用ローマ字が、nifty では 使われているようです。 日本語文の中の半角アルファベットはハングルとみなされ、 本当に半角アルファベットを表したいときは [と]で囲みます。
たとえば
こんにちは an-nyeong [Hello]
は、
こんにちは アンニョン Hello
(実際はアンニョンの部分はハングル)を意味します。

そのhrと、KS完成型やKorean Writer 互換コード、さらには Mac の J-Hangul、 高電社 98 TechnoMateで作られた(KOA)テキスト などとのコードコンバーター(フィルター)群です。 オルカランドのハングル工房 で入手可能です。

hrからKS完成型への変換では、仮名や漢字は 対応する仮名や漢字に変換されます。 ということは、使いなれたエディターで、KSコードを使った 日韓混在文を書くことができるわけです。

「日韓混在文編」 も参考にしてください。

後述のハングルバナー、笹本ハングルも参照してください。

下のHRWinを同時にインストールすると、 マウスを使ってGUIで変換ができます。

ソースファイルをGNU C Compiler(gcc)でコンパイルするための patch、makefileを千田俊太郎さん が公開されています。Cygwinでも使えます。

HRWin

上のHR EdをGUIで利用するためのプログラムです。 RTFCONV.EXEという、hrをRTF形式に変換するプログラムも ついています。 したがって、マウス操作でHRによる日韓混在文を RTF形式に変換して、WordPadやWordなどで読めます(要ハングルフォント)。

ハングルバナー、笹本ハングル

上の "hr ed"の中のプログラムの一員です。 Web上で試してみることができるので、 実際にオルカランドのハングル工房 に行かれてみてください。
ハングルバナーは、文字(@)を使ってハングルの絵をかきます。
笹本ハングルは、JISコードの文字を (図形用文字として) 縦横に組合せてハングルを表示します。

HRHTML(画像でハングル)

森保生さん作成。 ハングル(KS)フォントから文字を画像で取り出すプログラム。 HTMLファイル内にHR方式のローマ字で、[[an-nyeong]]といった形で 記入しておくと、[[と]]で囲まれた部分をハングル画像に変換してくれます。 つまり、画像ハングルを使った日韓混在ホームページを作れます。

!cvt8!

文字化けしたハングル電子メールを 復元するWindows用プログラムです。 やはり韓国のftpサイトから入手可能な フリーソフトです。 たとえば
ftp.kaist.ac.kr/pub/hangul/code/PC
から入手可能です。 cvt8-faq.txtも一緒にダウンロードしましょう。

読めないメール本文をクリップボードにコピーして、 cvt8のdecodeメニューの下にいくつかの デコーディング方法が現れるので、 適当に選択します。 デコーディング方法には次のようなものがあります。

!xbmkanji.sty!

LaTeXでBDFフォントやxbm画像を印刷できます。 また、「-」と「@」を組合せて外字を作って使用できます。

安岡孝一氏の作成されたものであり、
http://www.kudpc.kyoto-u.ac.jp/~yasuoka/index-j.html
から入手できます。

"日韓混在文編"も参照してください。

!Java!

Java1.1では日本語が使えます。 韓国語のエンコード名は"KSC5601"です。 ただし、1.1.6からは"EUC-KR"が標準になるとのことです。

!ロボビュー2.0!(*)

"テクノクラフト"という会社の製品。 中国語、韓国語、東ヨーロッパ諸語、ロシア語、ギリシア語を Windows95上で利用できるようにするソフトだそうです。 (PCing (学研) 6月号 107ページの記事より。)

!ユリちゃん97!(*)

トリリンガル・ペクソン社製。 外字ハングルと、Lotus123のマクロを使ったハングル環境を 提供するらしいが、詳細は不明。 日韓、韓日辞書もあるそうです。

!超漢字!(*)

日本製OS "BTRON" の最新版。IBM PC/AT互換機上で動くそうです。 (MicroSonft社のWindowsとは異なるOS。) ワープロや通信ソフトなどのアプリケーションも含むそうです。
パーソナルメディア: http://www.personal-media.co.jp/
漢字、ハングル、点字などが混在して利用可能なのだそうです。

!一太郎 Ark for Java!(*)

Javaで動くワープロソフトです。 ハングルが使えるのかどうかは知りませんが、 国際化対応しているのだそうです。
http://www.justsystem.co.jp/


作成日:1997年10月18日
更新日:2000年10月19日

chiyu (ma11092c@ma1.seikyou.ne.jp)
目次に戻る