Windows エミュレーターを使おう



掲載1997年1月20日


X-Window上 で Windows3.x のアプリケーションを利用できる Wine と呼ばれるエミュレ ータが存在します。ここでは、Wine の日本語化とその利用法を説明します。

  1. ソースファイル と 日本語化パッチ の用意

    Wine を日本語に対応させている方のページが下記にあります。

    Wine のページ

    上記の Wineのページ から

    Wine-970101.tar.gz ⇒ wine 本体
    Wine970101-jp.tar.gz ⇒ wine への日本語パッチと説明

  2. その他用意するもの

    wine をコンパイルするには bison が必要ですが、/usr/bin/bison ではうまくコンパ イルできないので、package または ports を利用して bison をインストールして 下さい。
    また、FreeBSDではこれだけではだめで、非公式パッチの Wine970101-jp.FreeBSD.patch をあてなくてはいけません。このパッチは私が ports の patch を流用したものです。 そのため、うまくいかなかったらごめんなさい。

  3. ソースファイルの修正 と コンパイル

    それでは Wine-970101.tar.gz を展開してください。

    % zcat Wine-970101.tar.gz | tar xvf -

    wine970101 というディレクトリができたと思います。次に Wine970101-jp.tar.gz を 展開します。

    % zcat Wine970101-jp.tar.gz | tar xvf -

    wine970101-jp というディレクトリができたと思います。つぎに wine970101-jp の 下のファイルを全て wine970101 の下にコピーします。

    % cd wine970101-jp
    % cp -r * ../wine970101

    次に、パッチをあてます。

    % cd wine970101
    % patch < Wine970101-jp.patch
    % patch < Wine-970101-jp.FreeBSD.patch

    これで、パッチをあて終りました。 あとは、

    # configure
    # make depend
    # make

    で wine が作成されます。

  4. インストール

    # install -c wine /usr/local/bin
    # install -c wine.ini /usr/local/etc/wine.conf
    # install -c wine.sym /usr/local/etc

    としてください。/usr/local/etc/wine.conf は wine の設定ファイルとなるので、 環境にあわせて調整してください。

  5. カーネルの再コンパイル

    1. 再コンパイルの準備

      /usr/src の下に sys というディレクトリがあるでしょうか? sys はカーネルの 再コンパイルに必要なディレクトリですので、/stand/sysinstall などでインストール して下さい。

    2. 設定ファイルへ追加

      /usr/src/sys/i386/conf の下に自分のマシンの設定ファイルを用意します。GENERIC を コピーして使うのが一般的です。既に用意してある場合はそのファイルをコピーして 使ってください。

      # cp GENERIC MYCONF
      # vi MYCONF
      options USER_LDT
      の1行を加えて下さい。

      # config MYCONF
      # cd ../../compile/MYCONF
      # make depend
      # make

    3. そのカーネルを指定してリブート

      それではできた kernel を / に別の名前でコピーして reboot してみて下さい。 Boot: と出て来たら新しい kernel の名前を指定してあげて下さい。それで でうまく起動したらいいです。

  6. Windows のプログラムを動かそう

    % wine sol

    これで、ソリティアができるはずです。

  7. 注意

    このエミュレーターはWindows3.x のバイナリを実行できますが、すべて実行できるとは 限りません。Windows95 にも対応は進んでいるようです。また、DOS のプログラムは 実行できません。

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