2000年1月

12月31日(金)
『忌まわしい匣』(牧野修/集英社)を読む。「翁戦記」「<非−知>工場」「電波大戦」「我ハ一塊ノ肉塊ナリ」読了。
●わったんさんの家で年越しオフである。参加メンバーはFOOLさん、つかさん、にっきーさん、わったんさん、月の子さん、藤沢澪さんそして私の7人。本来はちやさんも来られるはずだったのであるが体調を崩して来られず。
 とりあえず、家でとわったん邸迄の道のりで、1999年の締めの本『白い館の惨劇』読了。鶴橋に着いたらわったんさんの携帯に電話をかけるようにと言う指示だったので、鶴橋に着くやいなや電話をかける。首尾よくかかったが、「今八尾にいます」と言ってしまう(笑)。だーかーらー、鶴橋やっちゅうねん。
 八尾駅に着き、少々戸惑ったがなんとかわったんさんと出会いいざわったん邸へ、と思いきやにっきーさんと月の子さんがブックオフに行っているというのでブックオフへ。店に入り、うろうろしてると月の子さん発見。挨拶をして、「にっきーさんはどこかな」と思い探そうとすると……目の前にいた(笑)。後ろを向いてたんだけれども、加えて髪型がいつもと違ってて中学生みたい。だから月の子さんが「にっきーさんです」と言わなかったら、絶対に「にっきーさんは?」と目の前で聞いてる。オフ会参加者の中では年長の方なのであるが、知らない人から見たら最年少、かも。ブックオフでは
d『鬼火・蔵の中』(横溝正史/角川文庫・絶版)100円
 購入。本自体は持ってるけれども、実家に置いてあり、なんか読みたくなったため。
 そしてわったん邸へ。三階建てだったのであるが、三階の一室が書庫兼パソコンルーム。広さは、私が今住んでるところより広い(笑)。かなりの量の蔵書に圧倒されつつ、他のメンバーが来るまで漫画を読む。澪さん、FOOLさん、つかさんが順次来る。
 揃う前から用意をし、全員揃ってすぐして宴が始まる。飲めや歌えや踊れや壊れや(誇張)。私は腹一杯たらふく食べる(二重表現)。酒もかなり飲む。うい〜。
 紅白をBGMに宴は進む。ミステリの話はあまりなかった(笑)。小林幸子は、今年は地味だったかも。デザートを食べた後、横になってたら寝てしまう(笑)。いびきがうるさかったとかうるさくなかったとか。

1月1日(土)
●日にちをまたいで宴は続く。どーやら、セクシーな寝顔を写真に撮られた模様である。うう。まあ、もっともオフ会参加メンバー全員が寝顔の写真を撮られてるような気がしないではないが。
 と、それはさておき初詣に行く。1時過ぎてたからか、神社には人気はさほど無い。私は今年一年いー年でありますよーに、とお願いした。初詣から帰って年越しならぬ年越したぜうどんを食べる。3時過ぎにうどんを食べた後ごろっとしてたら寝てたようで、7時までぐっすり。
 7時につかさんご帰宅。三階に上り、菓子を食いつつ漫画を読んだりしたり、話をしたり。
 途中昼食を挟み、1時頃に澪さんは帰宅。2時過ぎに残りのメンバーも帰宅。残りのメンバーが帰る際、途中で古本市場による。無いだろうと期待してなかったが、思いの外買う本があったのでびっくり。
d『時のアラベスク』(服部まゆみ/角川文庫・絶版)200円
『時の顔』(小松左京/ハルキ文庫)200円
『悪魔の見張り』(ジェフリイ・コンヴィッツ/ハヤカワ文庫NV・絶版)200円
『われはロボット』(アイザック・アシモフ/ハヤカワSF文庫)200円
『鋼鉄都市』(アイザック・アシモフ/ハヤカワSF文庫)200円
『レールは囁く』(鮎川哲也編/徳間文庫・絶版)95円
 そして、わったんさんに
『悪魔と詐欺師』(高里椎奈/講談社ノベルス)
『スリー・アゲーツ』(五條瑛/集英社)
 の二冊を頂く。
 おろしていただいたJRの駅で(何駅か忘れた(笑))にっきーさん、月の子さんとお別れ。FOOLさんとは京橋でお別れ。
 オフ会に参加された皆様、ホントにお世話になりました。
●年賀状作成しました。ここに置いているんでよかったらどーぞ。

1月2日(日)
●昨日の大会議室でのチャットに参加するはずだったのであるが、昨夜20時過ぎに横になったときに寝込んでしまったようで起きたら8時半。約12時間昏睡してたようである。
●ビデオに撮ってた「踊る大捜査線 THE MOVIE」を見る。標準録画で保存するつもりでいたが、予約設定を誤って三倍になる(苦笑)。二時間半のテープだったから約7時間半分。残り5時間分……。しょーがないので正月映画をいくつか放り込んでおくか。
「踊る大捜査線 THE MOVIE」★★★★☆
 劇場で一回見ているので再見。
 本放送、特番を見ていないと理解しづらい面が有るので☆分減点。警察ものの中では(私の中では)群を抜いてトップクラス。前に独り言の間で「踊る大捜査線」に触れた際にも述べたが、以降警察物のドラマを作るにせよ、小説を書くにせよ「踊る大捜査線」を見た人は呪縛を逃れられないであろうし、このシリーズを越える警察物というのはなかなかでてこないと思う、というのは穿ち過ぎかなあ。
 副総監の誘拐、湾岸署内の窃盗、連続殺人。サブタイトルが確か「湾岸署最悪の三日間」だったと思う。三つの要素を詰め込みすぎて若干ではあるが、各パートが散漫になってる部分が有るとように見える。が、一個一個で作ってしまったら物足らなくなってしまうので要素の組み合わせは間違ってないと思う。あとは、編集段階で削除した部分が(或る意味)重要だったのか。完全版は見てみたいな。買わんけれども。
 と、内容に全然触れて無いなあ(苦笑)。警察ものでよくあるモジュラー形式であるが、各パーツが意外なところで邂逅し、結びつくとこが眼目であろうか。あと、小泉今日子の『羊たちの沈黙』のレクター博士バリの演技とか。完全に本家には負けてる気がするけれども(笑)。「地かも……」と思わせるところに拍手。
 この映画以降続編はないが近いうちに――近いうちでなくても良いけれども――続編を作って欲しいもんだ。完全版のビデオの売れ行きによってはもしかしたら作られる、かも。
●とりあえず、掲示板の書き込みにおけるアドレスの入力必須令は解除します。

1月3日(月)
●ゆっくり寝る予定だったが、目覚ましをセットした時刻より早く目が覚める。
●レンタルビデオ屋から年末に借りていた「罠」を見る。
「罠」★★★☆
 私立探偵濱マイクシリーズの完結編らしい。このシリーズは1作目と2作目は漫画化されているのを読んでいるので、映像の方は見ていない。
 女性を次々と殺害するシリアルキラーの話なのであるが、謎解きの部分は喰い足らない。最も、謎解きのパズラーの映画ではないので、期待する方が間違ってるというのは重々承知してるのであるが。見てて思ったのが、昨年出た新人の某デビュー作ってこの作品からインスパイアされたものなのかなあ。
 濱マイクの恋人がシリアルキラーに拉致されるところは、(私の偏見に満ちた)ハードボイルドの定石に沿っていて面白い。また、シリアルキラーの正体のずらし方は今流行り、かも。もっとも、某作品を読んでたからか、この作品のミステリ的な仕掛けはあっさりと解ったけれども。というか、ミステリ読みですれた人なら仕掛けは解るだろうし、それが解ったからつまらないと言うことはなく、その仕掛けがどういう風に作用してるかが見物であった。
 しかし、結局この作品の結末ってなんなんだろなあ。法月氏との対談でこの作品を撮った監督はどうとも取れるように作ったと言ってたけれども。一応この作品がシリーズ最終作とあるが、続編を作りたいという意志が監督にはあるようである。続編に期待、というところか。
●気分がふさぐので気晴らしに縄張りの(笑)古本屋を回る。古本市場から年賀状兼割引券が来てたので、既に読んでるが何となく欲しかった『盤上の敵』(北村薫/講談社)が二ヶ月ぐらいほったらかしになってた古本市場太秦店に赴く。しかし、既に誰かに買われてた(笑)。店内をうろうろしてると
『百鬼徒然袋――雨』(京極夏彦/講談社ノベルス・帯、栞無し)460円
『一九三四年冬――乱歩』(久世光彦/新潮文庫・帯)200円
 があったので買う。もののついでだ! とばかりに古本市場桂店に(ついでどころではない距離だけれども(笑))
d『風船魔人・黄金魔人』(横溝正史/角川文庫・絶版)95円
d『姿なき怪人』(横溝正史/角川文庫・絶版)95円
『時の過ぎゆくままに』(小泉喜美子/講談社文庫・絶版)95円
『姿なき怪人』は持ってないと思ってたが、帰って蔵書リストを見てみると持ってた(笑)。異装版だったようである。『風船魔人・黄金魔人』はここで探してる人が居たことを思いだしたため。『時の過ぎゆくままに』が大収穫、か。
 桂の古本市場に行けばもう毒をくらわば皿まで。ブックオフ五条堀川店へ。そこで資料二冊と
『知られざる名探偵物語』(ジュリアン・シモンズ/ハヤカワミステリ文庫・絶版?)100円
 を購入。ついでだから三条京阪のブックオフに行くがここでは収穫無し。
 しかし、もうしばらくは古本屋行かんでいいなあ(笑)

1月4日(火)
●さて、今更であるが文春のベストについてもの申そう(笑)。いや、なんでこの作品がこの順位なんや! とかいうことではなく、もう他のところでさんざん言われてることだけれどもどーしたらここまでラインナップが被るんだ? なんか投票者が「このミス」を見て投票してるんじゃないのかしらんと疑いたいぐらいに。ねー。藤原伊織の『てのひらの闇』と本田孝好の『MISSING』が差し変わってるだけで。なーんか文春が本格的に「このミス」化してきてるよーな。前々から言われてきてるけれどもね。この対策としては、もう、「このミス」の投票者を差し替えるしかないんじゃないのかなあ。うーん。あと、推理作家協会の会員以外の投票者を増やすとか、ね(文春のベストに投票してるのは推理作家協会の会員である)。
●『靴に棲む老婆』読了。世紀末の一冊目。
●昨年の読書の総括。昨年は計180冊の読了数。一昨年に比べると大幅ダウン、というか、一昨年読み過ぎ、だったんだけれども。1999年ミステリベスト、そろそろ手をつけないとなあ(全然手をつけていない)。

1月5日(水)
●というわけで、1999年ミステリベスト選んでみました。順位は選んだときの気分が大きいです。1999年の分は、「狭義のミステリ」に少しばかりこだわって見ました。それ故にあの作品この作品こんな作品は入っておりません。意図的にホラーもはずしました。後はコメントで。
●わったんさんから頂いた『悪魔と詐欺師』読了。このネタって流行り?
●うーん、これって私に喧嘩売ってるんでしょうか?(笑)。というか、二刷りでこんな事をするのは学園祭まで足を運んで買った人たちに、非常に失礼になると思うのですが。冗談抜きにして、本気で気分悪くしてたりするんだけれども。二刷りで増補した分を2000年度版に組み込むなら、この怒りの十分の一は収まるんですけれどもね。それか、希望者には増補分を郵送するというならば。
『怪奇十三夜』(倉阪鬼一郎/アトリエOCTA)を読む。「鬼祭」「絶句」読了。

1月6日(木)
●ページの更新をした後、「新むかで横町」(甲影会)を読む。昨年『堕天使殺人事件』(新世紀「謎」倶楽部/角川書店)というリレー小説が出たが、私が知る限りでは「新むかで横町」の前身「むかで横町」と「ジュピター殺人事件」が日本ミステリリレー小説史の中で最初の方に位置するのではなかろうか。その後のリレー小説の試みは春陽文庫でいくつか出てたきもするが、現役であるかは定かではない。あと、西村京太郎とか斉藤栄えがやってたのもあったけ……。とおもって春陽堂書店のサイトで調べたら、どーやらリレー小説は戦前から試みられてるようである(笑)。リレー小説、復刊がさかんと言うことはミステリというジャンルに活気があるということかな、と思ってるので近年の状況は非常に嬉しい。話がずれたところで、
「新むかで横町」★★★☆
 執筆メンバーは宮原龍雄、天城一、山沢晴雄、高天原アリサ(天城一の変名らしい)の四人(だから正確には三人)。私が読んだ「新むかで横町」は、昔の「むかで横町」の時に天城一氏が落としたとされる原稿が発掘されたことが発端だったらしい。それ故に、宮原氏の分は「むかで横町」と同じもののようである。つまり、天城氏以下が書き下ろし。超豪華なメンバー、というのは年輩の読者とかいわゆる探偵小説ファン以外あまりピンとこないかなあ。
 事件の発見状況以外はショッキングと言うか、特にケレンもなく(と言うには語弊があるが)淡々と進む。はじめは山沢氏がアンカーとばかり思ってたので、思ったより凄くない解決に首を捻った。また、『鮎川哲也読本』(原書房)のエッセイで山沢氏が書いてたものとあまりにも違いすぎるために混乱。「新」の文字で「むかで横町」と違うのに思い至らなかった私が大バカなんだが(笑)。高天原アリサによる第二の解決編では星影竜三登場、であるがこの星影の扱い方が良い! 星影ファンにはたまらない扱いであろう(ホントか?)
 ここまで来れば、「むかで横町」も何とかして読みたいものであるが、掲載されている本は古本屋をどーまわってもないであろうし。というか、本にすらなってないらしい。残念なことだ。どこか復刊しないのかなあ(しないだろうなあ)
●「薬屋探偵妖綺談」でインフォシークで検索かましたら(『悪魔と詐欺師』の他の方の感想を読みたかった)、こんなページ見つけたりして(笑)。
『怪奇十三夜』(倉阪鬼一郎/アトリエOCTA)を読む。「階段」「人文字」「幻小路」「地球儀」「怪奇十三夜」読了。

1月7日(金)
『怪奇十三夜』(倉阪鬼一郎/アトリエOCTA)を読む。「夢でない夢」読了。
●冗談ではないマジな話。ここでちらりと名前が出ている『点と線』(松本清張/新潮文庫)であるが、なんと、アニメ化されるらしい。コンビニ内に流れていたニュースを聞いて知った。松本清張作品が映像化することはあれアニメ化されるのは初めて(珍しいだっけ?)と言ってたが、ミステリ小説がアニメ化されるのは初めてでは無かろうか。この『点と線』のアニメ化を皮切りに、他のミステリ小説のアニメ化になるか? 『点と線』をアニメ化するのは30年代の雰囲気を伝えるためだとか。放送か、ヴィデオになるのかは忘れたけれども(肝心なことなのに)。

1月8日(土)
●本の置き場などの関係で、漫画を大量に処分する。処分の前に『怪盗アマリリス』全14巻(和田慎二/白泉社)を読もう♪ と思い久々に一気読み。ちなみに、25冊ぐらい売り払い、計2290円になる。
『怪盗アマリリス』★★★★☆
 以前怪盗ものを書こうと思い資料として購入はしたものの、「怪盗ミステリの資料」と言う意味ではさほど役には立たなかった(笑)。面白いことは面白いんだけれども。後半の敵を味方に取り込むところは「少年ジャンプ」の伝統をしっかり引き継いでる(って、版元が違う)。1、2巻の頃はギャグはあるものの正統派怪盗漫画だったはず、なんだけれども途中アイドル編が挟まったところから少しおかしくなってる。映画編ありーので収集つかないんでないの? と思うぐらい。でも、それぞれ面白い。「怪盗」とタイトルにはあるが、この漫画の主体は怪盗稼業うんぬんよりはむしろ、怪盗アマリリスの周りを巻き込んだコメディというところであろうか。ラブコメかなあ。「怪盗」を期待しなければ、結構、いやかなり面白い作品かもしれない。何せ★★★★☆だし。お勧めです。
 文庫化したらまた買い直そうかな。
●ようやく「ユリイカ」のミステリ特集を買う。これにかんするコメントは後日。
●昨日「ミステリ小説がアニメ化されるのは初めてでは無かろうか」と書いたが、ホームズ譚を宮崎駿夫監督がアニメにしたのを忘れてた(笑)。掲示板での極楽橋さんの書き込みによると、過去に乱歩の「屋根裏の散歩者」がアニメになったらしい。うーん、奥が深い(それは違う)。

1月9日(日)
『怪奇十三夜』(倉阪鬼一郎/アトリエOCTA)を読む。「人肉遁走曲」「禿頭回旋曲」「七人の怪奇者」「異界への就職」「猟奇者ふたたび」読了。
●気分がふさぐので外に出よう、と言う気は起こらず部屋でむすっとした顔で過ごす(鏡を見たわけではないが)。というわけで、特に書くこともないので最近マイブームな力うどんの作り方を書いておこう。ポットのお湯さえあれば五分もかからないインスタントな方法である。
 用意するもの:冷凍のうどん(これがポイント)、粉末もしくは液体のうどんスープ、餅1、2切れ
 1)熱湯でスープを作り、火にかけます。その間、餅を電子レンジで温める。これだと、すぐに餅が軟らかくなります。軟らかくなった餅を鍋に入れて煮込む。時間は2の過程の間だけ。
 2)別の鍋に沸騰したお湯を入れ、冷凍うどんを解凍。ほぐれてしまう程度に解けたらざるに移します。
 3)どんぶりに1と2の過程で出来たものを移せば、出来上がり。計ったわけではないですが、5分弱で出来るはずです。
 やはり、ポイントは電子レンジで餅を温めるところでしょうか。意外といい具合になります。雑煮とかこのような形で食べるなら焼くより効率的ですよ。電子レンジを使うときのこつは、餅を寝かせずに立てることです。寝かせて温めると、芯が残るときがあります。
●ついでだから、私がよく食べるチャーハンのレシピも公開しよう。
 ツナチャーハン
 用意するもの:ツナ一缶、卵一個、ご飯茶碗一杯、醤油少々、コショウ少々、サラダ油
 1)フライパンを熱する間に卵をとき、醤油を入れて混ぜる。そして、ツナの油を抜く(どれぐらい残すかは各々の裁量で)
 2)フライパンが暖まったところで油を馴染ませ、フライパンに卵を入れる。卵が半熟になったところで手早くご飯を入れ、混ぜる。次にツナを入れる。ある程度火を通したところでコショウで味を調える。
 意外とさっぱりしてるのでいけます。これの応用でツナキムチチャーハンと言うのも可。ツナキムチチャーハンのときは醤油とコショウはいりません。そして、キムチは最後に入れましょう。
 ところで、このサイトはミステリ系サイトだったよねえ……。

1月10日(月)
●少々体調を崩したのか、ひたすら眠りこける。夜、眠れるか?
『ポジオリ教授の事件簿』(T・S・ストリブリング/翔泳社)を読む。「靴下と時計の謎」読了。

1月11日(火)
●寝れるのか? という心配はどこ吹く風(笑)。ぐっすり眠る。
●『遺品』(若竹七海/角川ホラー文庫)購入。読むのは来週か週末、かな?
●王様文庫という偉そうな(笑)文庫が創刊されたが、その中の一冊の『このミステリーを読め![日本編]』(郷原宏)を立ち読み。本当は、買ってから散々文句を付けようか(笑)と思ったが、ちらっと読んだだけで買う気も失せた。買う気が失せたのは第三の波((C)笠井潔)の作品に触れたところ。綾辻以降のミステリ群を取り上げてるところは、「を、少しは成長したかな?」なんて思ったが(近年のミステリムーブメントに冷淡な人なのだ)、近年のミステリブームを笠井潔が命名した第三の波という呼び方を、さも自分が命名したように書いてるのだ。これは、評論家として失格もんではなかろうか。本を紹介するにしても、本の版元を書いてないし。書いてない理由が確か、出版状況は激しく変動し版元が入れ替わることが多いからということらしい。アホか。自分が書いた本が十年後二十年後に残るとでも思ってるのか。ミス研出身の作家評論家が業界の偏差値を下げてるというが、もしそういう偏差値があるとしたら下げてるのはお前だ
 あと、作品の選び方もずさんというか(ここら辺をつっこむために買おうと思った(笑))、有栖川有栖なら『46番目の密室』(講談社文庫)よりも『双頭の悪魔』(創元推理文庫)だろうとか、一般読者向けのガイドブックで麻耶雄嵩を選ぶならば『夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)』(講談社文庫)よりは『メルカトルと美袋のための殺人』(講談社ノベルス)だろなどなど。あと、東野圭吾なら『秘密』(文藝春秋)よりは『ある閉ざされた雪の山荘で』(講談社文庫)だろうとか(これは、明らかに好みの問題かな)。第三の波の作品群は嫌々入れてるんじゃないのかな? 幾種類かのガイドブックを見てきたけれども、恐らく最低のガイドブックじゃあないのかなあ。とりあえず、買って熟読したわけではないので断言はしませんが。
『ポジオリ教授の事件簿』(T・S・ストリブリング/翔泳社)を読む。「ジャラッキ伯爵、釣りへ行く」「ジャラッキ伯爵への手紙」読了。

1月12日(水)
『ポジオリ教授の事件簿』(T・S・ストリブリング/翔泳社)を読む。「八十一番目の標石」「七人の自殺者」読了。

1月13日(木)
この日の日記結構きついこと書いてるねえ(人ごとのように(笑))。最悪なまでに機嫌が悪いときにこの手の文章を書くもんではない、ということかな。
 前半よりも後半部分にご意見を頂いたが、私は自信をもってこれを勧める! というならあんな事書きません。「何でも良いけれど、これを読んどけば?」みたいな書き方をしてたので。しかも、全部が全部なげやりというわけではなく、山本周五郎の作品(作品名失念)はかーなーり気合い入ってたりしてあまりにも落差が激しすぎ。どこが面白く感じたのか、どうしてこれを勧めるのか(第三の波((C)笠井潔)作品に関しては)なおざり。
 あと、絶版の本を平気で入れてるところもガイドブックとしのダメさ加減を露呈している。いや、絶版本を入れたらダメ、と言うわけではないのだけれども、読者が新刊書店をまわって本を探すことを前提としてようだからなんだけれども(と思い一応確認したら図書館で読むことも考慮に入れてのこと)。あと、『黒死館殺人事件』(教養文庫・他)とか『ドグラ・マグラ』(教養文庫・他)を入れてるのもどーかなあ、とか思うんだけれども。果たして、100人このガイドブックを読んで『黒死館殺人事件』なり『ドグラ・マグラ』なり手に取り、心から面白いと言える人が何人居るか(無論、居ないとは思えないが割合的には少ない気がするぞ)。って、ほかもそーじゃんとか言われたら返す言葉もないけれども。あと、定説を切ると称して定石以外を挙げてるつもりらしいが、高木彬光から『刺青殺人事件』(ハルキ文庫)を、横溝正史から『本陣殺人事件』(角川文庫)をセレクトしてるけれども、思いっきり定説じゃないのか? うう、なんかうろ覚えで書いてる故に大ポカをやってそうだが、気のせいと言うことにしておこう(と思ってたらやっぱりやってた(笑)。定説を切る! というのは私が書いたような趣旨ではなかった)。
●バイトの時間を勘違いして、一時間遅れていく。うう、憑かれてるのか?
●講談社ノベルスから『カレードスコープ島』(霧舎巧)と『安達ヶ原の鬼密室』(歌野晶午)の二冊を、アンソロジー『おぞけ』(祥伝社文庫)を買う。『カレードスコープ島』は傑作『獄門島』(横溝正史/角川文庫)を引き合いに出されてるので、『獄門島』をオールタイムベストに挙げ、なおかつ崇めてる身としては早速読むしかるまい。うう、そんな場合じゃないのに(いろんな意味で)。

1月14日(金)
●『カレイドスコープ島』読了。確かに『獄門島』かも。詳しくは後日♪
FOOLさんこの日のオフのレポートをここにアップ。をを、叙述トリックが使われている(笑)。しかし、この日の私って……。言い訳はしません、出来ません(苦笑)。酒豪と書かれたのが少々意外だったが、あれだけ飲めば言われるよなあ。あった酒一通り飲んでたし……。酒豪という名称は私なんぞには勿体ない言葉です。そして、いびきは多分私です。ごめんなさい>澪さん。なんせ、初詣の前に目が覚めたのは、どーも自分のいびきが原因だったのでは? と思ってるので。はははは(笑い事か?)
●頭が煮えて沸騰気味なので、気分転換に太秦の古本市場へ。
『百億の昼と千億の夜』(光瀬龍/ハヤカワ文庫JA・絶版?)200円
『百億の昼と千億の夜』(光瀬龍原作、萩尾望都画/秋田漫画文庫)360円
『エンパラ』(大沢在昌他/光文社文庫・帯)200円
d『シャーロック・ホームズ対ドラキュラ あるいは血まみれ伯爵の冒険』(ローレン・D・エスルスマン/河出文庫・品切れ?)200円
『ぼくらの時代』(栗本薫/講談社・初版・帯・付録付き)95円
 しかし、原典読んでないのにホームズパロどんどん増えていくなあと思って蔵書リスト見てたら、『シャーロック・ホームズ対ドラキュラ』はダブり本だったことが判明。『エンパラ』は文庫に買い直し。単行本は『ぼくらの時代』と共に某古本屋に持っていく予定。
●日誌のトップにダブり&処分可能本リスト、探求本を置きました。ご参考に(ならない、か)。

1月15日(土)
『ポジオリ教授の事件簿』(T・S・ストリブリング/翔泳社)を読む。「真昼の冒険」「個人広告の秘密」読了。
●ハルキ文庫の新刊『魔術戦士A妖蛆召喚』(朝松健)と『パーミリオンの猫Aタンブーラの人形遣い』(竹本健治)購入。
●某畸人郷例会(しかし、相も変わらず「某」の意味がない(笑))。某D大学ミス研からまた一人、悪の道(爆)に誘われた哀れな子羊が(笑)。今日は何故か少ない人数であった。某古本屋もこなかったし(泣)。某古本屋に売りつけるおもーい本をえっちらおっちらと持ち帰る(苦笑)。新年会では暴言を吐きつつ結構な量を飲む。おかしいなあ(笑)。
●某畸人郷例会の前に梅田の古本屋を何件か回る
『天使たちの探偵』(原ォ/ハヤカワ文庫JA・初版帯)216円
『比良坂ファイル 幻の女』(朝松健/ハルキ文庫・初版帯)412円
 購入。修くん(なれなれしいぞ)のデビュー長編の文庫版もあったが、単行本版を持ってるのと、鞄が重かったので見送る。ハヤカワ文庫NVの効き目っぽいのもあったが、同じく鞄が重いので見送り。今書いてる途中ですこーしくやしがってたりする(笑)。
●某畸人郷の行き帰りの電車で『魔術戦士A妖蛆召喚』読了。

1月16日(日)
●案の定二日酔いっぽい目覚め(笑)
●気分転換にチキンカレー嵐山風を作る(レシピは99年12月分に)。今回は5皿分。

1月17日(月)
『ポジオリ教授の事件簿』(T・S・ストリブリング/翔泳社)を読む。「塗りかけの家」「ポジオリと逃亡者」「電話漁師」読了。とりあえず、ML別館へ格納中。UPは水曜以降の予定。
●そういえば、昨日ようやく予約した本図書館に入荷したと言う連絡を頂く。ま、取りに行くのは金曜だろうけれどもね。本来は7日に前の人が返却の予定だったはずなんだけれども。予約者が詰まってても返却の催促をしないって、すこーしずさんなんじゃないのかなあ……って、ここで書いてもしょうがないか。
●『ミレイの囚人』結局ほとんど読めてねえなあ。

1月18日(火)
●もうすぐアクセス5万人突破するようだけれども、記念企画何も用意してません(笑)(笑い事か?)。抽選であげられるような珍しい本もありませんし、犯人当てなんてもってのほか。まあ、腹案はあるんだけれども、果たしてうまくいくかどうか。
●というのも、昨年末に行った突発的アンケートに答えてくださった方は4人しか居なかった(泣)。その節はありがとうございました>アンケートに答えてくださった方々。それ故に、さっさとこけるのでは? と危惧してて今一踏み切れなかったりするんだけれども。はてさて。
●『エンパラ 旬な作家15人の素顔に迫るトークバトル』(大沢在昌/光文社文庫)
 『新宿鮫』(光文社文庫)の大沢在昌がホストとなって15人の作家と対談を繰り広げた物。最近では「メフィスト」(講談社)の法月氏の連続対談みたいな物が思い浮かぶ、というとこのサイトの読者には想像しやすいであろうか。
 雑誌連載時に「旬」だった作家が多く、単行本、文庫化を経て今では「旬」を過ぎてしまった作家も多数おられるが(と書くとかーなーり失礼やなあ)、皆今以て現役で活躍されてる方ばかり。と、なんか矛盾してることを書いた気がするが、気のせいと言うことにしよう(笑)。作家と言うよりはむしろ、取り上げられてる作品が「旬」を過ぎてるんだけれども。船戸与一氏を皮切りに、本格系からは京極、綾辻、北村薫の三氏といったところから真保裕一氏、ホラー系からは瀬名秀明氏とバラエティに富んでいる。
 初刊本を読んで興奮したのが『魍魎の匣』(講談社文庫)の結末が三通りあった、というもの。今回読み返して改めて「京極すげえ」なんて思ったりもするが。写真とかは対談時のものだから1995年あたりのものばかり。うーん、皆さん若いですねえ。5年前……。多分、高校生だったと思う。皆さん何をしてましたか? 丁度私は泥沼につま先を入れくるぶしまで浸かってたところだったかなあ(笑)。あのころはまだ引き返せるところにいた(どこから?)。
 新たな発見! というのは無かったものの、読んでて懐かしかった。何年か後に、次は本の整理をしてる最中に読んで「懐かしかった」と言う為に、本棚の奥の方にしまっておくとするか。

1月19日(水)
●先日拾った『風船魔人・黄金魔人』(横溝正史/角川文庫・絶版)の交換本が届く。わーい。
●『ミレイの囚人』読了。しかし、この人現役なんだねえ……。御歳いくつだったっけ?

1月20日(木)
●買い物に行ったらスーパーが閉まってた(笑)。くそ、歩いて白梅町まで行ったのに〜(徒歩二、三十分)。予定してたもの買えず。
『おぞけ』(篠田節子他/祥伝社文庫)を徒然に読む。「歯」(篠田節子)読了。

1月21日(金)
●しかし、ねえ。私は万人受けするキャラクターだとは間違っても思ってないので、中には私が嫌い、という人もいるだろうし居てもおかしくないと思う。好みなんて千差万別十人十色なので何も言わないが、一番むかつくのはろくすっぽ話したこともないのに嫌ってる奴。これにつきます。あと、影で悪口言うのは勝手だけれども、私の耳に入らないようにしてね。喧嘩売る気がないのならば。あるんだったら直接来てくださいね(はぁと)。(はぁと)が不気味か(笑)。多分、該当者はここ見てると思うけれども(土曜に私の名前がでたらしいが、多分あのことが原因だろうし)。うーん、よくよく考えてみると去年の9月以降機嫌がいいときってほとんどないのでは? 9月はアレでそれだったし、10月は引きずってたし、11月は原稿で修羅場(と言うか書けずにいらいら)、12月は3年前の意外なピースがでてきてへこんだし、10月に一通り片付いたと思ってたことは実は全然片付いてないし(継続中)、1月はずーっと或る人物からの連絡ないし(かーなーり心配)。ああ……。鬱。
●機嫌悪いついでに、もし私が死んだら……と言うことを考えてみよう(笑)←笑い事か?
 いくら鬱状態が続いたからって自殺するほど私はヤワじゃないし、また、自殺するつもりは124%ない。やりたいことが山のように積んであるし、為すべきであろう事も山積みだからね。だから不慮の事故で死んだ場合のことを考えてみた。例えば駅の構内で背中を押されたり、暗闇で刺されたりしたら……(って、心当たりあるのか? しかも事故じゃねえぞ)。ああ、しょーもなくブラックな事が浮かぶ(苦笑)。ここは明るく、ぼーっと道を歩いてたら車に轢かれたと言う場合を想定しよう(あかるくねーよ)。
 通夜や葬式に誰が来てくれるかねえ。さて。来て欲しくないのは二人ぐらい居るけれども(というか、そいつらは絶対に来ないよな)、来て欲しい人というと……。難しいね。そもそも、葬式とか通夜というのは当然ながらめでたくない席なのだ。長崎の実家で行われるか、京都で行われるかにもよるだろうけれども。はあ。書いてるうちに段々鬱がグレードアップ(苦笑)。
 もし今自分が死んだら……という観点で考えると、過去現在の交友関係で誰が泣いてくれるんだろうかという問題よりもむしろ自分の蔵書の行方が気になると思うのはバカなことだろうか。いや、ここの方々は同じ事を考えたことがあるのかな。いや、絶対にあるんだろうね(断言←をいをい)。さて、どうしたらいいものか。全冊一括でジグソーハウスへ売るのも良いだろうし、遺言を残して(こいつとこいつには絶対にやるなと言う内容ね)私の交友関係の人々間で分けてもらうと言うのもおつだろう。また、高校生のときに非常にお世話になった長崎北公民館の図書館に嵐山文庫とかいうこっぱずかしい名称を付けてもらって全冊寄贈というのもいいかもしれない。
 というわけで、もし私が死んだら本の行方はどうなるのかというのは一応答えがでたところで安心しておこう(笑)。
●以上の文章は深夜1時ぐらいに書いた。で、夕方に見直してどーしよーか迷ったけれども残すことにした(笑)
●雪が吹きすさぶ寒い中、ブツの受け取りに河原町まで出向く。自転車で行った故にコートは真っ白。白カビ生えた〜♪ な感じ(笑)。帰り、三条京阪と堀川五条のブックオフに行く。収穫ナッシング。寝具もナッシング(うう、寒)。三条京阪店では某古本屋店主と遭遇。土偶ですねえ(お約束)。
 『ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター』(上遠野浩平/電撃文庫)の1、2巻を買っておとなしく帰る。途中図書館で本を受け取り、予約本の他にもう一冊借りる。借りたのは意地でも新刊書店で買うもんかと思ってたもの。
●雪は積もるんだろうかねえ(悪戯坊主の純真な目←自分で言うな)

1月22日(土)
ミステリ系更新されてますリンクミステリ系BBS更新されてるぜ! リンクという二大更新系リンクがあるけれども、誰か「書評系更新されてますリンク」なんての作らないのかなあ。私は作らないけれども(笑)。
●雪は積らんかったかあ。しかし、寒い……。
●『最後のディナー』読了。はあ。
●「リング2」★★★
 先週ビデオにとってたもの。時系列的には「リング」と「らせん」の間に入るものらしい。
 高山竜二の恋人だった高野舞が主役を張るが、彼女ってサイコメトリーの能力を持って多のね(笑)。初めて知った。作者も知らなかったに違いない。今作者も知らなかったに違いないと書いたが、この「リング2」の脚本は一般公募したものらしい。展開の仕方、映像の撮り方など面白いかな? と思えるところは所々あるけれども、それらが上手く結びついておらず残念。ピースのつなげ方によっては倍ぐらい面白いのが出来たかもしれないのに。不気味な雰囲気の盛り上げ方に関しては前作よりも良いと思うが。
 というわけで(どういうわけで?)、「リングθ(ゼロ)」は多分劇場には見に行かないと思う。しかし、三作目なのに「ゼロ」というネーミングセンスは結構いいかもしんないい。

1月23日(日)
●今日かもしくは明日に五万人突破してるでしょう! ご愛顧ありがとうございます。
●五万人記念企画の告知は近日中に……。

1月24日(月)
●昨日には既に5万人突破してた模様。
このページを贔屓にしていただき、有り難うございます。今後もよろしくお願いいたします!(うるさい)
 記念企画をやりたいとおもいます。参加可能な方は、是非。
●昨日、更新後に『ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター』読了。
●非常に面白いメールが来たので紹介しよう。このページの名前が「嵐の館」というのは言うまでもないが、最近このページに対抗してかジャニーズ事務所から嵐というグループがデビューした(最近って……(^^;;)。で、このサイトが嵐のファンページと勘違いしたのか、「嵐は、3/15に、CD(シングル)をだすらしい??たぶんだけどね。」という一行メールが送られてきた(笑)。あー、そですか。というわけで、嵐のファンの皆様、3/15は要チェックなようです。
 しかし、このページがジャニーズの嵐とまったく関係ないのって見ただけで解りそうなもんなのにねえ。

1月25日(火)
●学校の書籍部の雑誌コーナーに行くと……。「活字倶楽部」が置いてた。おろおろ(うろたえるな(笑))。しばしボー然とした後に(何故?)おもむろに立ち読み(笑)。さほどの収穫は無し。次号は綾辻行人特集だそうです(で?)。
●バイト前に書店を回り、『迷宮』、『QED ベーカー街の問題』、『ブギーポップ・イン・ザ・ミラー 「パンドラ」』『ブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王』の四冊購入。うう、欲しい本が多すぎ。
●『魔界召喚』(語り/朝松健、画/JET/朝日ソノラマコミックス)★★★☆
 昨日古本屋にあったのを購入。朝松健はホラーをたしなむ人ならご存じの通り、魔術関係にものすごっつくわしい。それもそのはず。魔術用語の翻訳に携わった人なのである。魔術書の翻訳の企画をやってたらしい。例えば、「召喚」とか「五芒星」とか言う言葉があるが、朝松健がいなかったら別の言葉になってたかもしれない。『邪神帝国』(ハヤカワ文庫JA)や『魔術戦士』(ハルキ文庫)を読んでたら納得というか。
 そんな朝松健が体験したことをJETが画にしたもの。編集者時代に『魔法大全』(国書刊行会だったっけ?)の翻訳に携わっていてときに高名な魔術師から受け取った本が起こした怪異とか、べたな幽霊話とか、『妖臣蔵』(光文社文庫)執筆時に倒れたときのエピソードとか(このとき生死の境を彷徨ってたらしい)。
 さーすがホラーを書いてるだけあって怪異な経験してるにゃあ〜♪(なぜ「♪」なの?)と思いつつ読んだ。って、ホラー書いてることとはあんまり関係ないか(笑)。しかし、ホラー書いてる人って少なからずこういうこと体験してるだろうか。というわけで、気をつけてくださいね>百物語を書いてる人
 収録されてるのは5話の短編なんだけれども、毎回毎回の、冒頭のやりとりのおかしさって一体……。ここだけの話、本編より面白かったりして(笑)。いや、単に怪奇実話に若干食傷気味だから何だろうけれども(内容自体は興味深いものばかりだ)。
 近年の活躍で朝松健と言う作家に興味を持った方は読んでみるのも一興であろう。

1月26日(水)
●『安達ヶ原の鬼密室』読了。もろ島荘系。
某大学ミス研の会員何人かで集まって6月に行われるはずの某企画(ばればれか)の話し合い。会長が上手くまとめたので私は切れずに済んだが、なんだかなあ。後はうまくいくことを祈るのみ、だけれども。
●学生課の手違いか、10月に送られてきた荷物の知らせが最近判明したらしい。つまり、小包がきたよんという知らせが最近伝わったようなのだ。会長と二人で取りに行く。一冊はもってた故に会長にこころよくあげる。私は上下巻のぶっといのをいただく。うひひ。ところで、ゲラって欲しがる人居るのかなあ。
●バイト帰り古本屋に寄る。
『魔の創造者《イギリス恐怖小説傑作選2》』(ヴァーノン・ラウスほか/ソノラマ文庫・絶版)100円
『SFエロチックス 楽しいSFの珠玉集』(福島正実編/三一書房・絶版)100円
 購入。結構な収穫でした。うほ。
●明日の打ち合わせのための書類を作らなきゃ。うひゃあ。しくしく36(毀れてないか?)

1月27日(木)
●更新後、ビールをかっくらいながらビデオを見る。「モナリザの微笑」を見た後に『死国』をみるが、20分ぐらいでダウン(笑)。をよ、書類は? と言うつっこみを自分に入れつつ寝る。
●31日の件で打ち合わせ。スムーズにいった……か? 資料を読ませたのであるが、ラウンジで三人本を読む光景は或る意味異様だったかも(笑)。
●打ち合わせ後古本市場を回る。太秦店でこの日に偶然会った某古本屋の奥方と鉢合わせ(笑)。太秦店では
『怪人二十面相/少年探偵団』(江戸川乱歩/江戸川乱歩推理文庫・絶版)200円・少々痛み
 購入。その足で桂店にいく。そこでは
『崑央(クンヤン)の女王』(朝松健/角川ホラー文庫)200円
『二人の妻を持つ男』(パトリック・クェンティン/創元推理文庫)200円
『百億の昼と千億の夜』(光瀬龍/角川文庫・リバイバルセレクション版)200円
『ロマンチックSF傑作選』(豊田有恒編/コバルト文庫・絶版)50円
 あと資料一冊。『百億の昼と千億の夜』は、こないだ買った分はどーしよー。
●「死国」★★☆
 「観ろ! 笑え! そして怒れ!」((C)村田耿介)という評判を聞いたのであまり期待せずに見た。原作を読んだ感想はこんな感じであるが、原作の1/3を刈り込んでコンパクトにまとめている。
 しかし、莎代里の存在意義って……。なんか、映画版「リング」の貞子の焼き直しのような気が。全体的にこれという見所がなく、インパクトに欠ける。出来の良い二時間ドラマを見てるような感じだ。
 テレビ放映をビデオに撮って見たのでさほど怒らなかったが、金出してみたら怒っただろうなあ。
●ふと思い立ち、和風チャーハンを作り始める。用意する材料はご飯1合、水250mml、かつお節パック二袋、醤油少々、卵二個、コショウ少々。
 まずはしたごしらえ。用意した分量の水を沸騰させ、沸騰したところにかつお節のパックの中身を入れ、十二分にだしを取る。だしを取ったら、ろ過してカスと分ける。ろ過する際、最後は絞りとること。
 米をとぐ。といだ後に先ほどのだし汁を入れる。だし汁だけで炊くのが望ましいが、足りなかった場合水を足すのを忘れずに。醤油を加え、米を炊きます。
 米が炊きあがったら、フライパンを熱し、油を入れ、溶いた卵をいれます。卵を溶く際、好みに合わせて醤油を入れてください。卵が半熟になったところでご飯を入れて炒めます。後はコショウで味を調え出来上がり。これは、できたてよりは少しさめた方がおいしいです。おにぎりにして食べると良いですよ。焼き魚をほぐして入れても良いかもしれません。あと、だしを取るときに昆布だしを加えると良いかも。
 ところで、このサイトってミステリ系ページだったよねえ……?(笑)

1月28日(金)
●「薔薇の殺意−虚無への供物−」★★★☆
 アンチミステリと名高い中井英夫の『虚無への供物』の映像化。元々原作のタイトルをそのまま使う予定だったらしいが、わかりにくいからと言うことで「薔薇の殺意」に変えさせられたらしい。サブタイトルを「虚無への供物」したのはあがきだったとか。開始映像で「薔薇の殺意」が先に消えて数秒「虚無への供物」が残るのは最後の抵抗か。なお、私が書いた原作の感想はここ
 原作のムードはよく出てたと思うが、やはり今一歩及ばない。『虚無への供物』を映像にすること自体無謀だったと思うが、一方でよくやってくれたと快哉を叫びたい。最大の変更といえば、推理が無意味な死を無意味にしないようにするためのメソッドではなくて普通の地平にまで落ちてることか。すなわち、普通のミステリになってしまってる点か。わかりにくいな。無邪気さが失われてると言うことか。これで納得してくれ(笑)。
 しかし、奈々村久生がかーなーりイメージと違うなあ。人選はあながち間違いとは言えないが、もー少し脳天気なねーちゃんな気がしたが。映像ではなかなかの深窓の令嬢っぽい。無邪気さが足りない奈々村久生って物足りない。「踊る大捜査線」の恩田刑事のノリでやってくれたら良かったかも。
 アンチミステリを映像化してアンチミステリたることが出来るのか? この「薔薇の殺意−虚無への供物−」を見て不可能かな? と思ったりもする。だが、何年か後にまた誰か挑戦して欲しいという思いもある。
 そのうちまた原作を読み返したい、そう感じた。
掲示板で予告した6時間耐久ビデオ鑑賞だが、正確には4時間だった(笑)。上記の「薔薇の殺意−虚無への供物−」の鑑賞だったんだけれども。しかも、何回か中断したりして。
●読書進まず……。

1月29日(土)
●寝る前に『遺品』読了。館ホラー?
●機嫌が悪いので古本屋を回る(爆笑)。結果、機嫌は良くなったが明後日までにFAXで送らねばならない書面が全然書けてない(ダメじゃん)。収穫は
d「IN☆POCKET 97年2月号水木しげるVS京極夏彦対談収録分」(講談社)100円
『映画小説 ゴジラ』(田中友幸監修、海原俊平文/講談社X文庫・絶版)100円
以上コミックショック
『二重螺旋の悪魔』上下(梅原克史/角川ホラー文庫)各200円
『妖魔の宴 ドラキュラ編(1)』(菊地秀行監修/竹書房文庫・絶版)200円
以上古本市場
『ボニーと砂に消えた男』(アーサー・アップフィールド/ハヤカワミステリ文庫・絶版)100円
『影の顔』(ボアロー&ナルスジャック/ハヤカワミステリ文庫・絶版)100円
『疑われざる者』(シャーロット・アームストロング/ハヤカワミステリ文庫・絶版)100円
以上ブックオフ。ついでにここも更新。
●テーブルタグかますのをやめて、<BLOCKQUOTE>をかましてみました。いかがっすか?>見てくださる方々

1月30日(日)
●『Miss You』読了。久々の一気読み。
●某古本屋に本を何冊か売りに行く。思ったより良い値で買ってもらう。この日誌も見てるらしく、ここ二、三日の古本行脚(笑)を感心される。というわけで、また遭遇したらネタにさせてもらいます(笑)。
●明日のための資料を立ち読みする為に河原町へ。自宅にないものを読み尽くす(と言っても解説だけだけれども)。その足でコミックショックを何軒か回る。病気だな、こりゃ(今更か)。河原町に行く途中で
『魔境殺神事件』(半村良/祥伝社文庫・帯)200円
『怪人大鴉博士 新宿少年探偵団』(太田忠司/講談社文庫・帯)200円
 の二冊を買う。新刊書店で『廃流』(斎藤肇/廣済堂文庫)購入。
●某古本屋の所に行く前と資料を立ち読みした帰りと二回FAXを送るが、繋がらない。114で調べると……受話器が外れてた(笑)。脱力。集合場所がわかりにくいので、場所を変更しようと電話したら、一人が急用が入って来れなくなった旨を告げられる。その用事を聞いてさらに脱力(笑)。なんだかなー。

1月31日(月)
●ここ二、三日自堕落な生活をしてたのを一新して早起き。8:00起床。偉いぞ(威張るな)。いや、早起きしたのは(早起き?)用意のうち一部が済んでなかったからなんだけれども。
●ここ何日かの懸案だった仕事のため某所に赴く。一人連れて行くはずだったのであるが、集合場所に来ない(笑)(←笑い事ではない)。15分ほど待っても来ないので置いていく。今度会ったら説教だな(苦笑)。後はスムーズに事が進む。問題は、音声がきちんと拾えてるかどうかだな。うるさかったし。
●懸案の仕事後ブツの受け渡しのために河原町へ。待ち合わせ時間に少し時間があるので駸々堂に寄ろうと思うと張り紙が。読書系サイトの日記の中で5つのうち6つは触れると思うが(なんかおかしい気がするが、気のせいと言うことにしておこう)、倒産したようである。ああ、不況と思ったのは私だけではないはず。そのせいというわけでもないが、受け渡しのブツのうちの一個を渡し忘れる(笑)。すまぬ。近日連絡します。謝りますから許してください(しくしく)。


館の日誌トップ
玄関