2000年2月

2月1日(火)
●トップページを見れば解ると思うが、新コーナーを立ち上げる予定である。独り言の間で書いた文章もいくつか焼き直して復活させる予定。とりあえず、第一回目は「望まれぬもの−江神シリーズ初期三部作を巡って−」の予定。これは過去に閉鎖した「観光案内の間」にあった初期三部作に関して書いた文章を焼き直したものになる予定。後は「館ミステリ私論」とか書こうと思ってるけれども、どーなることやら。コーナーの名前まだ決まってねえし、壁紙も二枚ほど探さないと行けないしなあ。はあ。ところで、こんな事やってる場合か?>自分
●時折載せてるチャーハンのレシピ、一部で好評のようなので独立したファイルにまとめました(笑)。ここです。ところでここって、ミステリ系サイトだったよねえ?(確認)
●『QED ベイカー街の問題』読了。
●6月の某企画について会長と電話。割とトントン拍子に(この時点ではだけれども)話が進む。2月末あたりに某大学ミス研の公式ページでゲスト等発表します。とりあえず、ゲストについては(現時点では)決まってますが質問に答えられませんのでご了承下さいませ。本格系の人と言うところにとどめておきます。

2月2日(水)
小林文庫の10万アクセス記念プレゼントに応募したら、運良く当選。いやあ、応募してみるもんだ。当たったのは、
『血の季節』(小泉喜美子/文春文庫・絶版)
『復員殺人事件』(坂口安吾/角川文庫・絶版)
の二冊。月世界社の抽選が7冊中全部はずれだったので、御祓(みそぎ)の意味でもよかったかも(御祓って……(笑))。まあ、パシフィカの『金田一耕助読本』以外は抽選になったら外してくださいと言ったので良いんだけれども(結局全部抽選に入れたらしい)。と言うわけで、ここを更新。
●新コーナーの名前が決まらない。「夜中の睡間」とかわけわからんのは思いつくけれども(笑)。良いアイデア有りませんか? っていうか、こんな事やってる場合ではない。
●図書館に本を返しに行ったついでに古本屋を回る(もうなんとでもいってくれ(笑))
結果、
『凶獣原野』(朝松健/中公C☆NOVELS・絶版)95円
d『時の過ぎゆくままに』(小泉喜美子/講談社文庫・絶版)100円
d『月下の蘭』(小泉喜美子/徳間文庫・絶版)100円
『殺人はお好き?』(小泉喜美子/徳間文庫・絶版)100円
 の収穫。朝松健の作品、ここまで古本屋で見つかると、古本屋でそろえたくなってくるのが人情(笑)。ていうか、現役本が少ないけれども。幸い、ホラー関係のMLで流れたリストが手元にあるしね。

2月3日(木)
●脳味噌沸騰摂氏100度。気分転換に……と思ったが、昨日の今日だし止めにする(笑)。
●去年のこの時期は気分転換にビーフシチューなんかを作ってたが、さすがに飽き気味(笑)。しゅっちゅう作って一人で十人前二、三日で平らげたら飽きるか、そりゃ。買い物に行った際に触手が蠢いたが、思いとどまる。
●豚キムチチャーハンを挽肉でやったらどうかと思い試してみたが……挽肉じゃない方が旨かった(笑)。キムチなしにしてコショウで味を調えたら旨いかも。今度試してみよう。
●『タンブーラの人形つかい』読了。さて、森博嗣三連発にいくか。
「KADOKAWAミステリ 5月号」(角川書店)の発行楽しみにしてます。うかうかしてはいられません。早く『華供養(仮題)』を書き上げたいもんですが、1月頭にストップして以来1枚も進んでません(笑)(←笑い事ではない)。それに加えて返信せねばけないメール二通と、某MLのメール十何通か分書けてない。すべての原因は分かってる。ここ一ヶ月煮詰まってる原因の突破口は見えてるはずなのになあ。後は実行のみなんだろけれども。くそったれ

2月4日(金)
●『どすこい(仮)』を買ってくる。お馬鹿すぎる表紙に思わず立ち止まり笑ってしまった。だってさあ、ねえ。(仮)だよ? 本の角が丸いんだよ? しり上がり寿だよ? はあドス恋どすこいどす恋(毀れてます)。
●『黒猫の三角』読了。読んでなくて損した! と言うわけではなかったが、何となく読んで得した……というわけでもない(笑)。さて、次は『人形式モナリザ』である。はあ。

2月5日(土)
う゛ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっしゃー! (うるさい)。ここで高木彬光と山田風太郎の合作『悪霊の群』が3月に出版芸術社からでるという情報を入手。ミステリを読み始めて以来の念願の一つだったので純粋に嬉しい。長生きするもんですね(いまいくつだ?>自分)。出るらしいという話はここで知ってたので心構えがあったものの、こんなに早く出るとは思わなかった。今で言うなら、例えば、笠井潔と島田荘司の両氏が合作した作品が存在して今ベールを脱いだ、といえば私の興奮のしようが理解していただけるであろうか。それか、京極森博嗣両氏の合作。そういえば、なんかの雑誌で読んで記憶があるのであるが『姑獲鳥の夏』(京極夏彦/講談社文庫)が綾辻竹本法月三氏の合作だという噂が流れたらしい(笑)。「読んでみたい」と京極氏本人も言ってたが、私も読んでみたい。しかし、三人揃って遅筆だからなあ。そういえば、物集高音って、何者?(蒸し返すな)。
●『どすこい(仮)』の帯の罵倒文結構楽しみにしてたんだけれども誰一人として罵倒してない(笑)。でぶシリーズはあと「宍道湖鮫」とか「夜尿中」とか有るけれど、これらが本になったときの推薦文ならぬ罵倒文が楽しみだな。『どすこい(仮)』を読むのは多分今月末あたりだろうけれども。しかし、この本が直木賞の候補になったら……予備選考委員を尊敬します(笑)。
●『人形式モナリザ』読了。読了後、某大学ミス研メンバーと飲んだくれるために外出
●早めに出たので、飲みの前にブックオフに。
『どんどん橋、落ちた』(綾辻行人/講談社・美本・帯)850円
 購入。その後、1時間ほど時間が空いたのでマックで資料本読了。待ち合わせ時間十分前に丸善に赴くと割と揃ってた。この件に関して該当者に100万$の笑顔で説教(笑)。6月の某企画、告知は半月ほど早くなりそうな感じ。
集合時間にきちんと来たらしい人を拾えなかったというかなり笑えないアクシデントがあったようであるが、飲み開始。久々に揃ったメンバーである。某畸人郷例会の飲みで飲む量とさほど変わらない量しか飲んでないつもりだったのであるが、悪酔いをしてしまう。○△□ろ(良心的な判断で伏せ字。察してくれ)な状態でカラオケ屋まで行くが、耐えきれずに一人タクシーで帰還。あ゛ー、情けない。いろんな意味でかなり自己嫌悪。う゛ーんそんなに飲んでなかったんだけれどもなあ(マジで)。おかしい。歳か?(をい)。

2月6日(日)
ストラングル成田さんのページの3万記念のプレゼントに応募したところ、
『誕生パーティの17人』 (ヤーン・エクストレム /創元推理文庫・絶版?)
 が当たる。カーも応募したのであるが、軒並み全滅(笑)。人気がかなり高かったようである。まあこんなに当たったんだからこれ以上いい本を頂いたらばちが当たります。この『誕生パーティの17人』はOBと話をしていたときに名前が出た本で、折に触れて探してた本。なんか、芦辺氏の『殺人喜劇の13人』(講談社文庫)っぽいタイトルだなあ。多分芦辺氏の方が後なんだろうけれども。

2月7日(月)
●前日の更新終了後『月は幽咽のデバイス』読了。TKの某作品プラスSUの某作品って感じ、か。
●コンビニで立ち読みしてると、『バトル・ロワイアル』(高見広春/太田出版)が漫画化したことが発覚。隔週で出てる「ヤングチャンピオン」(秋田書店)に掲載中。今週が第一回。イメージの方は……こんなもんかな? ってなところ。最近漫画化流行りだねええ。
●仕事がない……。うう。失意の中(笑)『迷宮 Labyrinth』読了。『悪意』(東野圭吾/講談社ノベルス)は前に読んだから1月の講談社ノベルス全部読んだって事になるか……。しかし、『悪意』が動機重視のホワイダニットものと言うこと以外思いだせん(苦笑)。文庫に落ちたら読み返してみるか。

2月8日(火)
●新コーナーの名前、何にしよう……。とりあえず、「九日間の不思議」というのはどうか? 思いっきりお里が知れるが(笑)。しかも読んでないし(ダメじゃないか)。……没。「双頭の悪間」……没。あううう。いっそのこと、「名称未設定」にするか? いや……没。「新独り言の間」……当然ながら没。「くだんのぱぱ」……少しまじめに考えよっと(笑)。新コーナーの名前が決まらないことには公開できません(一回目のテキストも出来たのに(笑)←笑い事じゃないか)
●気晴らしに自転車でぶらぶらと。6月の某企画の準備用の文庫一冊と(元版もってたが、帯の文句が気に入ってたから買う予定だった。だから経費で落とす必要ないからね>会長。ていうか、はなから落ちない?)、『夜明けのブギーポップ』購入。古本市場で この本を見かけたが、状態が悪かったのでパス。一回読んだし、どうせなら美本が欲しいしね。資料の漫画をいくつか立ち読み(買えよ)。

2月9日(水)
●日誌のトップにつけてたカウンターをこっちに移しました。くれぐれも、「うお、この日誌一日でこんな人数が読んでるの?」と勘違いしないように(しないって)。
●3月19日に行われるはずのオフのメンバーの構成を見て或る事に気づく。ミステリ系のオフでは(私が知る限りでは)珍しいかも。いや、全然問題はないのであるが……。何のことか気になります?(笑)。その或る事はまだまだひ・み・つ(はぁと)。参加者はCCで連絡を回すのでそのうち解るでしょう。掲示板などで答えても商品は出ません。心に秘めておきましょう。ところで、どなたかダリさんの連絡先ご存じ有りませんか?
『おぞけ』(祥伝社文庫)を読む(久々)。「黒い手」(倉阪鬼一郎)「塵泉(ごみ)の王」(田中啓文)読了。

2月10日(木)
●『細工は流々』読了。館ミステリではなかった。
『おぞけ』(祥伝社文庫)を読む。「高速落下(フリーフォール)(雨宮町子)「繭の妹」(高瀬美恵)「虫愛づる老婆」(草上仁)読了。
●バイト帰りに古本屋に寄る。漫画を立ち読みした後に
『夜の声』(W・H・ホジスン/創元推理文庫・絶版)100円
 購入。
●ここ二日間の睡眠時間計8時間だった故に、風呂上がりにビールを飲んだ後はばったりと昏睡(笑)。

2月11日(金)
●7時に起きようと思ってたが、起きたのは10時頃だった(苦笑)。撮っていたビデオを見た後に、ブックオフ古本市場フルコース(笑)。結果、
d『架空幻想都市(上)』(めるへんめーかー編/ログアウト冒険文庫・絶版)200円
『ノーザントレイル(1)魔犬街道』(朝松健/ソノラマノベルス・絶版)95円
『虹のマジカル・レッド(1)白死面と赤い魔女』(朝松健/双葉ノベルス・絶版)95円
『くたばれ健康法!』(アラン・グリーン/創元推理文庫)100円
 購入。朝松クエスト前進。帰り道で『SAKURA』購入。
『おぞけ』(祥伝社文庫)を読む。「超鼠記」(津原泰水)「弟の首」(泡坂妻夫)読了。
●『おぞけ』を読了したついでに『よもつひらさか』(今邑彩/集英社)を読む。短編集を連続で読むのは珍しいかも。「見知らぬあなた」「ささやく鏡」「茉莉花」「時を重ねて」を読了。

2月12日(土)
『よもつひらさか』(今邑彩/集英社)を寝る前に読む。「ハーフ・アンド・ハーフ」「双頭の影」「家に着くまで」「夢の中へ」読了。起きた後で「穴二つ」「遠い窓」「生まれ変わり」「よもつひらさか」読了。本日読了分を含め格納する。UPは明日以降。
●『ブギーポップ・イン・ザ・ミラー「パンドラ」』読了。この設定でミステリ書いたら面白いかも。萩尾望都の『11人いる!』みたいなのになるか?
●ここ最近これと言った話題も無し。新コーナーの名称であるが、「読むのは誰か?」なんてのはどうだろう。……没。「Mystery Library別館司書室」にするか? もう少し考えてみよっと。

2月13日(日)
らじさんのところの10万記念放出本で希望してた鮎鉄セットが当たる。
『下りはつかり=x(鮎川哲也編/光文社文庫・絶版)
『幻のテン・カウント』(鮎川哲也編/講談社文庫・絶版)
『真夜中の密室』(飛天文庫/山前譲編・絶版)
の三冊。恐らくあのページの読者でこのセット応募したのは私ぐらいなものというような気がしないでもないけれども(笑)。これで鮎鉄アンソロジー収集のうち講談社文庫の分は完集、かな? しかし、鮎鉄アンソロジーは何に何が収録されてるかのレファレンスがないのが痛い、かも。『赤い密室』(出版芸術社)のリストはアンソロジー名はあるものの、中身が何かは書いてないしなあ。
●一昨日買った『架空幻想都市(上)』の行き先決定。土曜日に忘れないようにしないと(なんか、マジで忘れそう(笑)←をいをい)。
●図書館に本を返しに行って一冊借りたついでに古本屋で資料の漫画立ち読み。大体読み終わったかなあ。もしかしたら、何冊か買うかも。冒頭の引用とかに使うかもしれないし。

2月14日(月)
●昨日の日誌を見て一瞬思ったのが……鮎鉄ってなんやねん(笑)。鮎鉄ではなく鮎哲だろ、をい。面白いから残しておこう(って、本当に面白いか?)
某大学ミス研関係の原稿書き。1/3書き上がった。
●『廃流』読了。ファンタジー?
●オフの参加人数が私を含め13人になった。をを、黄金ナンバーだ(笑)。
●某大学ミス研会長と話してたときの話。「○○(本名)さん、そんなに新刊情報に詳しいなら、新刊案内のページ作りましょうよ」「そんな、俺がつくらんでもすでにあるっちゅうねん。今の情報もそこから手にいれたもんやし」「どこですか?」「安田ママという人が作ってる注目新刊情報ってのがあるんだけどね」「え、それどこですか?」「えっと、ミステリ系更新されてますリンクからいけるんだけれども……」「それってなんですか?」「え゛?」
 要するに何が言いたいのかと言えば(前置き長すぎ)、ミステリ系更新されてますリンクって、ミステリ系WEB管理者の常識じゃなかったのねということ。ていうか、彼が知らなかっただけなのか? てっきりミステリ系WEB者は全員しってるものと思ってたけれども。この調子じゃあMYSCONも知らないんじゃないのかなあ。今度聞いてみよう。
●今流行りの書評問題、テンションが低いので見てるだけにしておきます。

2月15日(火)
●真夜中『暗闇の教室』読了。折原節を久々に堪能。
●本日発売のハルキ文庫二冊と、『鈎屋敷の夢魔』購入。うーん、面白みのない日誌だ。
●河原町まで足を延ばしたついでとばかりに堀川五条のブックオフと太秦の古本市場に行く。古本市場に行く途中で某古本屋の奥方と会う。古本市場では
『侵入者ゲーム』(吉村達也/講談社文庫)200円
 購入。これで親本を処分できる。この本は吉村達也の作品群の中でも上位クラスの出来映え。そのうち新コーナーで取り上げようと思ってるけれども(そういえば、まだ名前が決まってない)。ブックオフで『魔術戦士』連作の大陸書房版が全6巻揃ってたが、1冊350円だった故に見送る。どうせハルキ文庫で全部出るし、完結するし。多分ハルキ文庫で出直したから処分したんだろうねえ。その後、某大学ミス研関係でフロッピーを学校に持っていく。帰りに近所の古本屋に行ったら……また某古本屋の奥方に会う(笑)。近所の古本屋でバイトしてたのは知ってたから、半ば必然なんだけれども。前にも何回か客としていったときに会ったこと有るし。しかし、一日に二度会うとは思わなかった。

2月16日(水)
●続々増えるオフメンバー(嬉しい悲鳴)。当初予定してた所よりも普通のお座敷があるところがいいかなあ……。監獄食房なんていうふざけた名前の店にしようと思ってたけれども、別の機会に……ダメ?
●『兇殺のミッシングリンク』読了。首はつながったようである。立て続けに、と言うわけでもないが『魔術戦士(3)牧神召喚』も読了。『魔術戦士』連作って荻野真の絵で漫画化したら面白いのが出来そう。
●とりあえず一安心(ここ一ヶ月半の懸念が半減。終わったわけでは無さそうだけれども)。
『異形コレクション(14)世紀末サーカス』(井上雅彦監修/廣済堂文庫)を読む。「天幕と銀幕の見える場所」(芦辺拓)「我は伝説」(石田一)「黒い天幕」(太田忠司)「夢の中の宴」(倉阪鬼一郎)「頭ひとつ」(草上仁)「砂の獣」(奥田哲也)「たまのり」(山下定)「マイサーカス」(江坂遊)読了。

2月17日(木)
●古本市場に行き
『炎都』(柴田よしき/徳間ノベルス・帯)360円
『肝盗村鬼譚(きもとりむらきたん)』(朝松健/角川ホラー文庫)
 を購入。朝松クエスト前進。別な本屋で
d『毒入りチョコレート事件』(バークリイ/創元推理文庫)100円
『ピカデリーの殺人』(バークリイ/創元推理文庫)100円
 購入。『ピカデリーの殺人』は品切れか否か解らなかったし、100円だったので拾って置いた。『毒入りチョコレート事件』は、実家に帰る際に読もうと思ってたから。読み終わったら置いて変える予定である。
 ちなみに、『炎都』は伝奇小説なのであるが、恋愛小説として読み解くことも十分に可。もし印象に残った恋愛ものを三つ挙げろと言うアンケートがあったら『戻り川心中』(連城三紀彦/ハルキ文庫)と共に真っ先に挙げます。もう一個は、小説という縛りならば『宵待草夜情』(連城三紀彦/ハルキ文庫)ですが、そういう縛りがなければ『二人の気持ち』(高見まこ/集英社)と言う漫画を挙げておきましょう。
●「もどり川」☆
 というわけで(どういうわけだ)傑作「戻り川心中」を映像化したものである。昨夜OBと電話してたさいに深夜にやってるという話を聞いて録画した。夜が明けてみてみたらどうだったかというと……。
 どうしたらあの傑作をこのような作品に仕立て上げることが出来るのか。お前は日活ロマンポルノか、と画面の前でつっこみっぱなし。濡れ場のシーンの8割は不要な気がするぞ。
 これはカンヌ映画祭に出展されたらしいが、評判はどうだったのかなあ。しかし、あの叙情性に溢れる大傑作を、どこをどういじったらあんなのに出来るのか。才能かもしれない(笑)。もっとも、短編を映画にした時点でこの出来映えは決定だったかも。一時間ドラマならば傑作になったかもしれないが。

2月18日(金)
●『SAKURA 六方面喪失課』読了。軽ハードボイルド本格ミステリ。出てくる地名に土器土器。
●所用で京都駅方面へ行く途中寄った古本屋で
d『透明人間大パーティ』(鮎川哲也編/講談社文庫・絶版)100円
 購入。リスト更新
●「ケイゾク/漫画」(西荻弓絵原作、新井理恵画/角川書店)★★★☆
 年末のスペシャルの漫画化。正確には「コミックA」(角川書店)で連載されたものを年末ドラマスペシャルでドラマ化したものなのかもしれないが、細かいことを気にしてはいけません(笑)。
 内容はドラマの方とすんぶ違(たが)わず。ディテールは違うかもしれないが、すぐ気がつくような差違はなし。いや、一個だけあった。遠山金太郎違いすぎ(笑)。
 というわけで、年末のドラマ版を見逃した人はこれを読むと良いかもしれない。

2月19日(土)
●「Mystery Library別館」についてふと思ったこと。当初はミステリだけだったから全くと言っていいほど問題なかったけれども、ここ1年でホラーの読書量も増え(たまにSF入るし)、ミステリだけにとどまってない。それ故に、名前を変えた方が良いかなあと思ってたりするのであるが。「館の書庫」にでもするか? 沈思黙考中。
某大学ミス研関係の原稿2/3ほど完了。あと一冊見つけてきて(文庫)、図書館で二、三冊借りてきて軽く読んで書くだけか。「ガイドブックのガイド」という趣旨で書いてるのだ。最後にミステリ系書評サイトをいくつか紹介しようと思ってるんだけれども、「うちのページは外して置いてくれ」という方おられます? この原稿は、4月中頃に新コーナー(未だに名前が決まってない、アレだ)につっこんでおく予定。
●今日はこの人の実験の協力をメールで二、三日前に頼まれたのであるが、かなり前にブツの受け渡しを某畸人郷例会(だーかーら、某の意味がないって)ですることを約束してた故に、某畸人郷例会に行くことにする。結構実験の方に触手がうにょうにょと蠢いたんだけれども。二次会で某月世界社の首領からNっきーさん(伏せ字の意味ねーぞ)へオフの時に渡してくれと本を四冊託される。うち、カーが二冊あるので3月頭と中頃にカーを読もう(笑)。役得役得。
 しかし、紹介するときは本名の方で紹介して欲しかったかも(笑)。なーんか、怪訝そうな顔してたよーな、というのはまた別の話。それとも、兄妹揃ってこのページ見てるのかなあ。
 某畸人郷例会の前に古本屋を何軒か回る。結果、
d『殺人ライブへようこそ』(竹本健治/徳間文庫・帯)300円
『わが懐旧的探偵作家論』(山村正夫/双葉文庫・帯)400円
 購入。なかなかの収穫であった。
●帰りの電車での話。阪急の急行で帰ったのであるが、私が座ってるところの反対側に座ってる人が寝てたのであるが(まあ、よくある光景だろう)、時折目を覚まして「ここはどこ?」と寝ぼけた顔で起きる。で、また寝る(笑)。それが2、3回繰り返されたので端から見て「そろそろ教えたれよ」と思ってたら、くだんの人間の隣に座ってた人がようやく教えた様子。しかし、「ここはどこ?」と首を左右に振ってうにょーっとした目で硝子の向こう側を見る様子は漫画みたい。なんか、文章では上手く伝わらないなあ。
『異形コレクション(14)世紀末サーカス』(井上雅彦監修/廣済堂文庫)を読む「暖かなテント」(藤田雅矢)「曲馬団」(横田順弥)読了。

2月20日(日)
●あまり飲まないつもりだったけれど、結構飲んでた模様で少し二日酔いだった。が、寝直したら直る。しかし、海で溺れて死ぬ夢を見るって……こわひ。
●髪がひっじょうにうざかったので切りに行く。仕上がりは……すこし切り過ぎかも。ま、いっか、1600円だったし。

2月21日(月)
●『百億の昼と千億の夜』読了。時間のスケールが凄い。感想は帰省中にもういっぺん読み返してからの予定。『恋愛中毒』も読了。を、韻を踏んでます。
●河原町でブツの受け渡しをした後に談で一冊購入。京都駅で切符を買ったついでにアバンティブックセンターで何冊か本を買う。
●帰りにブックオフ京阪三条店に行くと……
『夜の訪問者−鬼貫警部全事件3−』(鮎川哲也/出版芸術社・帯)900円
 があった(笑)。ホントに古本屋で全部揃いやがった(大爆笑)。済みません。『悪霊の群』は出たらすぐに新刊書店で買いますので許してください(って、誰に言ってんだ?)。
●とりあえず、新コーナー「九日間の不思議」発足。名称はまだ仮題なので(仮)だが、「かっこかり」と読むわけではない(笑)。多分、また変わる予定。どさくさに紛れて「Mystery Library別館」を「館の図書館・別館」に変更。
●明日から一週間実家に寄生(誤変換にあらず)する予定なので、更新を一週間ほど休みます。その間の壁紙が薔薇(笑)。どーだ、まいったか。掲示板は一応あけておきますが、悪さはしないように(笑)。

2月22日(火)
『異形コレクション(14)世紀末サーカス』(井上雅彦監修/廣済堂文庫)を読む。「Ω(オメガ)の晩餐」(平山夢明)読了。
●『二重螺旋の悪魔』の上下巻を電車のなかで読了。一気読み必至の超絶エンターテイメント。『慟哭』の再読に入るが、取り敢えず一休み。
●駅から降りて古本屋に寄る。『生ける屍の死』の初版帯つきなどがあり、ざくりと掘り出し物がある予感。最も、今日は荷物が重いので明日以降に。しかし、半年前に見たのを今だに置いてるとは思わなかった(笑)。

2月23日(水)
●かなりの量が溜まってる、実家にある未整理のビデオテープを整理しようと思ったら……テープがかびてたようで泣く泣く諦める。まあ、TBSの金田一耕助シリーズが主だったので今となっては「もういっかな」という感じ。勿体ないけれども。資料をあたって調べたわけではないので何とも言えないが、おそらくTBSの古谷一行金田一ものの八割は網羅してたんじゃないのかなあ。冷静に考えると……。

2月24日(木)
●『慟哭』再読完了。再読時も面白い。『新宿少年探偵団』も読了。乱歩の後継者?
●古本屋を回る。一昨日の予想どおり、掘り出し物続出。。買ったのは、
『技師は数字を愛しすぎた』(ポワロ&ナルスジャック/創原推理文庫・絶版・奥付欠け)90円
『思い乱れて』(ポワロ&ナルスジャック/創元推理文庫・絶版)90円
『殺人四重奏』(ミッシェル・ルブラン/創元推理文庫・絶版)80円
『愚か者の失楽円』(パトリック・クェンティン/創元推理文庫・絶版)130円
『網にかかった男』(パトリック・クェンティン/創元推理文庫・絶版)130円
『そして死の鐘が鳴る』(キャサリン・エアード/早川ミステリ文庫・絶版)190円
『元禄霊異伝』(朝松健/光文社文庫・絶版)300円
『マクベス夫人症の男』(レックス・スタウト/早川ミステリ文庫・絶版・帯)100円
『犯罪交叉点』(鮎川哲也編/徳間文庫・帯・絶版)100円
d『シグナルは消えた』(鮎川哲也編/徳間文庫・帯・絶版)100円
『恐怖の黒魔王』(友成純一/双葉ノベルス・絶版)280円
『生ける屍の死』(山口雅也/東京創元社・初版帯)900円
『モンスター伝説』(仁賀克雄編/ソノラマ文庫・絶版)160円
 いやあ、久々に買いまくり。エアードと創原推理文庫絶版群が最大の収穫であろう。創元推理文庫関係は、長崎在住のマニアが処分したのであろうか? 運の良さを喜ばざるをえない。今年の古本運使い果した気もないではないが、気のせいということにしとこっと
 しかし、ソノラマ文庫の海外シーズ最大の効き目を以前コミックショックで見かけたのに(100円!)買い逃していたことが判明。カバー欠けが500円であったのでぱらりとめくってみたのだ。ああ、もったいないことをしたもんだ。売れば……(以下略)。二、三買うのを見送った本があったので日曜当たりもう一回いってみよう。

2月25日(金)
●『毒入りチョコレート事件』再読完了。『とらんぷ譚』をちまちまと読み進める。平行してML関係のメールの下書きもはじめる。このように、つつがなく日々は過ぎていく(笑)。
●停滞していた『華供養』連作を再開。取り敢えず、二枚書く。

2月26日(土)
●深夜、『とらんぷ譚』収録の『幻想博物館』読了。んでもって、『夜歩く』の再読完了。カーではない。続いて『技師は数字を愛しすぎた』も読了。『百億の昼と千億の夜』の再読に入る。その合間に某ML関係のメールの下書き作業。小説も少し進める。このようにして如才無く日は過ぎる(笑)。

2月27日(日)
●再び古本屋巡り。はい、病気です(笑)。結果掘出物また続出。長崎の路面電車沿いで浜口町迄は焦土と化す(爆)。当面長崎では掘り出し物無いでしょう(笑)。
『魔術師が多すぎる』(ランドール・ギャレット/ポケミス・絶版)160円
d『源氏物語殺人事件』(岡田鯱彦/旺文社文庫・絶版)160円
『妻という名の魔女たち』(フリッツ・ライバー/サンリオSF文庫・絶版)180円
d『夜の声』(W・H・ホジスン/創元推理文庫・絶版)170円
『消えた玩具屋』(エドマンド・クリスピン/早川ミステリ文庫・絶版)170円
『幻想と怪奇(1)』(仁賀克雄編/早川文庫NV・絶版)150円
d『ロンドン園遊会パーティ殺人事件』(井上ほのか/講談社X文庫)上下あわせて100円
 購入。X文庫の井上ほのか作品群はここ二、三年のスパンで効き目本の塊になるに違いないと思うが、如何なもんでしょうか。夢屋にも行く。店頭にあったうち、ネットの目録に出せば高く売れそうなのがあったので教えてあげる。黙って買って帰って転売するというのも浮かんだが(笑)、昔散々世話になってるので却下。そう、私は義理がたい人間なのだ(自分で言うな)。そのうちここの目録は、海外ものが充実するかも知れません。要チェック、かも。しかし、少し後悔してるかも(笑)。というわけで、こまめにアクセスしよっと。

2月28日(月)
●『百億の昼と千億の夜』再読完了。『そして死の鐘が鳴る』も読了。『ifの迷宮』を読みはじめる。平行して『とらんぷ譚』も読む。

2月29日(火)
●戻ってくる電車の中で『ifの迷宮』読了。柄刀マジック炸裂、というところか? 『ブギーポップは笑わない』の再読完了。
●実家で書いた文章をパソコンで読み出したら……かなり文字が化けてたりと一苦労。小説は全然ダメ。まあ、2、3枚だったからいいけれども。某ML関係は……痛い。


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