2000年4月

4月1日(土)
●ゲラの校正が(私の段階では)ほぼ終わる。もういっぺんプリントアウトして最終チェック。3日には相手にゲラを送ることが可能かなあ。ふう。
●天気が良かったので気分転換に自転車で遠出。とは言っても、いつもの古本市場ブックオフ四店舗フルコースだけれども(笑)。図書館で予約してた本が思いの外早く届く。予約のタイミングが良かったようである。ちなみに、古本市場で
d『人それを情死と呼ぶ』(鮎川哲也/角川文庫・絶版)95円
『クオーター・ムーン』(中井拓志/角川ホラー文庫)200円
 購入。『人それを情死と呼ぶ』は、待望の写真じゃないバージョンの表紙。とりあえず、読むだけだから写真バージョンでも良いかと思ってこの間買ったのに……(言うまでもないが読んでいない)。『クオーター・ムーン』は連休あたりに読もうかなあ。今抱えてる原稿が一段落したらの話だけれどもね。
 帰り、御池通りで屋台のラーメンが198円だったので食べてみる。味は……198円ではこんなもんかな、というか何で屋台でインスタントやねんと思ったりもした。面が市販なのは置いて置いて、スープまで市販のものとは。なんか。商売なめてるとしか言いようがない。
●いくら今日がエイプリルフールだからって、それはなんぼなんぼでもやりすぎでしょう(笑)>アレクセイさん 詳細は、2000年4月上旬の書き込み内の「2000年 4月 1日(土) 15時30分」の書き込み参照。っていうか、ホントの事っすか?(と言うことは、私は今まで騙されてたのか!)
●『太陽黒点』、『月の影 影の海』、『ブギーポップ・ミッシング ペパーミントの魔術師』の感想を書き上げる。あとは『修羅の終わり』だけ。借金を返してる気分(笑)。

4月2日(日)
●8時半前に目が覚める。良い傾向である(笑)。
●ようやく『修羅の終わり』の感想を書き終える。これで負債はプラスマイナスゼロ。ただ、読本に収録する際は改稿しなければいけないだろうなあ。粗筋を削ったり(クロスレビュー故に、バランスを考えねばならない)、『物語の世紀末』(笠井潔/集英社)を読み返してみたり……。うがあ。

4月3日(月)
●学校の図書館の前でゲラの最終校正をやってたら(これがまた、直すべき所があるある(笑)。しかし、何とか終えて発送)高校の時の後輩と遭遇。というより、声をかけられた。いやあ、土偶だなあというべたなのはさておき、マジで驚いた。しっかし、ここ数年で少しは(顔の感じが)変わったと思ったのに、自分で思ってるほど変わってないのかねえ。高校の時に比べると、顔のラインが細くなってると思うんだけれども。そう、昔はかわいい系丸顔系だったんだよん。今はホームベース系?
●バイトに行くべきやった……
●南雲堂から中旬に出るらしい『御手洗パロディ・サイト殺人事件』は、島田荘司の単独作ではなく、パロディ本らしい。今までの漫画アンソロジーの小説版、とのこと。うう、騙された……(誰も騙してへんっちゅうねん)
●『400年の遺言』読了

4月4日(火)
●未収録短編レビューの仕事を淡々とこなす……。(何故「……」?)
●気分転換を兼ねて書いてた「九日間の不思議(仮)」の「館ミステリ試論(1)−まずは序論らしきもの−」完成。(1)とうことは当然ながら(2)もある。(2)以降は今書いてる原稿が2/3終わってから取りかかる予定です(つまり、当面先だ)。リクエストが沢山有れば早まるかも知れませんが(そんなにリクエストはないでしょ)。
●最近清涼飲料水(清涼院流水ではない……紛らわしい)の新製品に「カオル」と言うのがでたようである。まるで、私に飲めと言ってるようなものだ。で、ふと思いついたのであるが嵐山に行って私と「カオル」を飲むオフというのやりませんか?(笑)。いや、冗談だけれども(この間オフやったばっかだしね。まさか、55555記念にやるわけにもいくまいて)。
●レンタルビデオ屋で一本100円だった故にブギーポップのアニメの一巻と「フェノミナ」を借りてくる。「フェノミナ」はこのページの掲示板で名前が出たので興味がわいた故に。

4月5日(水)
●近所の本屋で「メフィスト」購入。講談社ノベルスの新刊は置いてなかった。河原町まで行けば有るんだろうけれども、買ってもすぐ読めないし(結構手一杯)雨やし。漫画を少々立ち読みしてレジにもっていったんだけれどもあののりりんの画って……。笑い死にさせる気か?(笑)。思いっきり……ねえ。とりあえず、二階堂黎人、柄刀一、上遠野浩平、西澤保彦の読み切りでも読もうかなっと……と思ったが、仕事を一個か二個片づけてからにするか。となると、読むのは週末?
●廣済堂が文芸出版から撤退するらしいが、となると、篠田真由美氏の異形コレクション収録作短編集とファンタジー長編、「SFバカ本」シリーズ、山田風太郎の傑作大全あたり(ミステリ系は全部抑えてるので時代小説をどうするか考えどころ故にまだ未定)は抑えて置かなきゃいけないだろうなあ。特に、「SFバカ本」は値段はブックオフ以下(まあ300円前後ということ)の縛りで探してたんだけれども(というか、一冊も見つかってない(笑))、新刊書店で月1、2冊のペースで抑えに入らないとなあ……(つーか、こういう私みたいな奴がいるから撤退するんやっちゅうに)。とりあえず、執筆者に怒られそうだけれども「異形コレクション」が一旦休止して(或る意味)安心。読むスピードが追いつかなくなったんで。他の版元から再開するまでに『宇宙生物ゾーン』読んでおこうっと。しかし、ねえ。
●『光と影の誘惑』の再読完了。貫井本格の神髄。
●今月中に会誌の(小説の)原稿と「華供養連作」の一編を片づけたいところ。となると、30日までに計170枚書かねばならないのか! はあ、出来るかなあ。睡眠時間を削れば何とか……なるか?
●「ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom(1)」★★★
 タイトルは「ブギーポップは笑わない」であるが、デビュー作のアニメ化ではなく、「Boogiepop Phantom」というサブタイトルがあることから伺えるように(伺えません)、サイドストーリーである。有り体に言えば、裏設定であろうか? このテープに入ってるのは第二話までであるが、各話は独立しているように見える。と言うか独立していて連続してはいない。繋ぐのは或る日山から出た光の柱。各エピソードが最終話でどう繋がるのか楽しみなところだ。二巻目が出るのはいつなのかなあ。
 第二話のよくない想い出が蟲として具現化するというエピソードは結構えぐいかも知れない。その蟲をとったら嫌な想い出も消えてしまうというのも結構いいかも。ていうか、喰うなよと思ったりもするんだけれども。しかし、ブギーポップにはまってしまってるねえ>自分

4月6日(木)
●「フェノミナ」★★★
 うーん、ホラー映画ってこんなもんなのかなあ。「サスペリア」を観たときも思ったのであるが、なんかものたらない。「サスペリア」は全編を覆う「緋色」のイメージが鮮烈故にまだよかったのであるが、この「フェノミナ」は美意識的なイメージは(少なくとも私には)無い。
 夢遊病、妖しげな寮、昆虫学者、フリークスと上手く使えば傑作になりうるガジェットが観られた故に、かなり残念である。後半のシーンのショッキングさはなかなか見物だったが(少なくとも食事時に観るようなものではないことは確かだ)、現在の観点からすればそれだけという意地の悪い見方も可。何らかの意外性もしくはミステリ的結末を求めるのはミステリ読みの悪い弊害なのかも知れない。小説ならば全然気にならないのに、映画だと気になるのはどーしてだろ。
 しばらく映画にはまるかも……しれない。なんせ一本100円やし(笑)。
政宗九さんの1万人突破放出企画の本があたる。なんと、国書セット! 当たらないだろうなあと半ば諦めてたのに。わーい。
●時間がぽっかり空いたので、ビデオを返した刀で映画版「黒い家」と「CURE」を借りてくる(もともとビデオを返したらすぐに河原町に向かう予定だったのだ)。明日の夜はどちらかを観る予定でっす。4/28には「ホーンティング」と「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」がビデオ化。しばらくはレンタルビデオ屋通いが続きそう。先にも書いたが1本100円キャンペーンだし。となると、畢竟削られるのは本を読む時間……か。
●講談社ノベルスはまだ出ておらず。その代わり
『悪霊の群』をゲット!
 思わず本屋で拝んでしまった。読本の原稿が少し進んだら読むことにしよう。というか、明日読もう。本日は寝かす。すぐに読むのは勿体ない。なんせ、ここで書いたように、『悪霊の群』を読むのはミステリ読みになって以来の念願の一つだったのだ。え、会誌の原稿? なにそれ(笑)。
●『オルファクトグラム』読了。
『崩れる 結婚にまつわる八つの風景』(貫井徳郎/集英社)を読む。「崩れる」「怯える」「憑かれる」「追われる」読了。残り四編は明日以降。

4月7日(金)
●翻訳のゲラを読む。結構前に受け取っていたのだけれども(笑)。翻訳は、6月発行の会誌に載ります。んで、もしかしたら、ページの都合で一ページぐらいでっち上げなければいけないかもしれないのだ。うう、でっち上げられるかなあ(不安)。
『崩れる 結婚にまつわる八つの風景』(貫井徳郎/集英社)を読む。「壊れる」「誘われる」「腐れる」「見られる」読了。再読完了っと。『プリズム』の再読も完了。もう一ペン読み返してなんか考えないとなあ。
●しかし、吼えるのは一人前なんだけれども行動は何もしない奴、多いよねえ。誰とはいわんが。ふう。憑かれた。まあ、落としても差し替えは可能なんだけれどもね。落とす方に三千点!(って、ここで書くことでもないか)。一人早々と原稿を仕上げてくれる。打ち込みが大変やなあ。はあ。
●『悪霊の群』は勿体なくて読めず(笑)。

4月8日(土)
●映画版「黒い家」★★☆
 小説とあんまり変わらない(映画ならではのプラスαがみあたらない)ので★二つ半ということになった。原作はかなり感心した覚えがあるので、決して『黒い家』という物語自体が面白くないと言うわけではないことを断っておく。
 先に映画ならではのプラスαがないと述べたが、正確にはある。犯人役の人の演技。いやあ、地かと思うくらい迫真の演技だったなあ。マジで。
 小説を読んだ人は多分見なくても良いと思う。映画を見た人は、小説を読んでも良いかもしれない。例えば、犯人が自転車で爆走するシーンとか。最大の相違点は舞台が変わってるという点か。原作の舞台は京都なのだ。
 ところで、作者自身が出演するというのが角川映画の定石だったと思うが、どこに出てたのかなあ(確か出てたとどっかに書いてたはず)。
●「CURE」★★★
 催眠による操りマニピュレートを中心に据えたサイコサスペンス。あう、操りによる連続事件というのをおぼろげに考えてラストシーン(もしくはクライマックス)は炎上する大病院の一室というのを考えてたのに(つまり、精神科医が真犯人≠ニいう趣向だ)。
 感想は「まあ、こんなもんか」というところ。結構上手く作ってるとは思うが今一つな気が。半分BGM代わりに見てたからかもしれないが(をいをい)。
 そういえば、結構前にテレビで流れてたっけ……。そっちで見れば良かったかも。
●上記の二本のテープを返却したついでに「ガメラ3邪神覚醒」と「深夜も踊る大捜査線」を借りてくる。さて、本日はどっちを見ましょう。
●「深夜も踊る大捜査線」はなんというか、メイキングとも言えなくもないし、メイキングじゃ無いとも言える。結局なんだったの? というのが結論(結論になってません)。100円だったから切れなかったが、300円ぐらい出してたら確実にぶち切れてたね
●恩田陸の伝説のデビュー作『六番目の小夜子』(新潮社)のドラマ化第一回を見る。本来、連続ドラマの感想は全部終わってからという事にしているのであるが、敢えて言いたいことがあるので一個だけ。
なんで高校生じゃなくて中学生なんだ!
 私見では『六番目の小夜子』という作品の特性は、高校生の時代というあの時期でしか発揮されないのではないのかと思ってるからである。女子高生が出てこないから、という理由ではない(笑)。

4月9日(日)
●書物に歴史有り……。
 と、のっけから哲学的なことを書いてみたがこれには理由がある。この日買った『密室殺人傑作選』を何気なく手にとって見たら何かが挟んであった。以前古本屋で買った本に名詞が挟まってたりしたことがあったが、挟んであった紙に書かれていたことは強烈。恐らく、もらった手紙なのであろうが……。内容は受取った人のことが嫌いですという内容なのだ。しかも、最後は連名。恐らくは小学校高学年から中学生までの間の女の子の手によるものであろう。受け取った人ってどういう思いでこの本を読んでいたのであろうか? そう考えると……。うう。
●「ガメラ3邪神覚醒」★★★★
 映画館で見れば良かった……と後悔するぐらい特撮シーンの迫力は凄い。
 邪神イリスの造形は何となく中途半端というか。なんとなく、クトゥルーの邪神を意識してるような気がしないではないのだ。気のせいなのかなあ。邪神という感じがしないし、禍々しい怪獣という感じもしないし……。そこが残念。
 重厚なテーマを扱ってるが、それだけにとらわれない作品といえよう。
●花見オフ。皆さんお疲れさまです。
●読本のレビュー原稿が一本届く。なかなかよさげなものなので一安心。細かいところに手を入れて変装もとい返送。

4月10日(月)
●某MLの感想を書くために三編を読み返す。ああ、「プレゼント」(「present」?)のフレーズが頭に鳴り響く……。「あなたが私にくれたもの 往復びんたと回し蹴り♪」……歌詞変わってるっちゅうに
●資料本を読んでて涙ぐんでしまう。場所が場所なだけにかなり恥ずかしかったかも(笑)。
●「メフィスト」を読む。
「悪魔のラビリンス」(二階堂黎人)★★★
 二階堂蘭子のライバル《魔王ラビリンス》初登場、ってところか。この《魔王ラビリンス》の造形、「金田一少年の事件簿」における金田一くんのライバルである名犯人《地獄の傀儡師》を意識し過ぎなような気がするなあ。乱歩の通俗ものの復活を目論んであるという意図がある(と私は思ってる)蘭子シリーズにこういう大時代的な所謂名犯人が出てきてくれて嬉しいのであるが、反面どことなく心配なような……。翻って本作品、列車トリックは一読しただけでは飲み込めず。読み方が悪いのか?
「神余響子的憂鬱」(西澤保彦)★★★
 ミステリと言うよりはむしろシリーズの伏線提示的な作品。ミステリ的興味もありはするが、とってつけたような……。作中の保坂の状況ってなんか作者自身の状況にそっくりやなあ(笑)。新たなるキャラクター登場で今後どーなるか。次作以降待て、というとこか。
『ジャクリーン・エス with腐肉の晩餐』(クライヴ・バーカー/集英社文庫)を並行して読む。「腐肉の晩餐」読了。「血の本シリーズ」は一つの項でまとめる予定。

4月11日(火)
●『大年神が彷徨う島』読了。横溝正史がカーのトリックに真っ正面から挑んだ感じ。詳しくは後日。『カレイドスコープ島』にせよ、未読の『美濃牛』にせよ、『屍島』にせよ横溝正史が大流行だね。藤木稟は意識してたのではなく天然なんだろうけれども。
政宗九さんの1万人突破放出企画の本が届く。わーい。

4月12日(水)
●『名探偵は密航中』読了。船上トラベルミステリ?
●「サスペリア2」を借りようと思ったが、誰かが借りている。あんな私のためだけに置いてあるようなマイナーな作品、誰が借りてったんだろう。その代わりにジョン・カーペンター監督の「ヴァンパイア 最後の聖戦」を借りてくる。そういえば、「異形コレクション」シリーズはまだ吸血鬼とか狼男、幽霊といったべたなテーマまだ使ってませんね。他の版元で再開するのが楽しみです。
『ジャクリーン・エス with腐肉の晩餐』(クライヴ・バーカー/集英社文庫)を読む。「地獄の競技会」読了。

4月13日(木)
●誘惑に負けて(笑)『美濃牛』購入。早速読み始める。
●「ブギーポップ・デュアル 負け犬たちのサーカス(1)」(原作:上遠野浩平 作画:高野真之)★★★
 漫画化されたブギーポップ。小説版との最大の相違点は漫画であること……ではなくてブギーポップの正体であろう。小説版では宮下籐花がブギーポップの正体であったが、漫画では別の人間がブギーポップである。ブギーポップの正体というのは、憑依する多重人格なのか? まだ1巻と言うこともあって、展開は全然見えないが今後に期待するには十分である。……ブギーポップにはまりきってるねえ>自分 二巻目が出るのは半年後かあ。連載の立ち読みは続けないといけない。
『ジャクリーン・エス with腐肉の晩餐』(クライヴ・バーカー/集英社文庫)を読む。「ジャクリーン・エス」「父たちの皮膚」読了。

4月14日(金)
●『星踊る綺羅の鳴く川』読了。赤江瀑の積読短編集そのうち読もうっと(そのうちっていつや>自分)
●意外なところでこのページの読者が居て腰が抜ける(笑)。このページをみてこんなところに来たいという人居るんかなあと思ってたのに(苦笑)。もしや、私目当て?(それは違います)。
『ジャクリーン・エス with腐肉の晩餐』(クライヴ・バーカー/集英社文庫)を読む。「新・モルグ街の殺人」読了。

4月15日(土)
●『美濃牛』読了。某畸人郷例会への行き帰りの電車の中で『魔術戦士(6)冥府召喚』も読了。
●第三ビル地下の古本屋。
『蜜の眠り』(廣済堂文庫)340円
 購入。柴田よしき、恩田陸の名前に轢かれてもとい惹かれて。
●某畸人郷例会である。相変わらず某の意味がないので某を外せという意見もありそうだが外さない(をい)。会費滞納しておんだされたSRの会の会報「SRマンスリー」を貸していただく。恒例のSR年間ベスト投票の結果を見たかったのだ。SRらしいカラーがでてるが、上位はいまひとつSRらしくない。結果については宮澤の探偵小説頁参照。誰がどの作品に何点入れてるか気になってたが、千街氏が投票を棄権してたのは残念。昨年まで投票してたのに。5月の例会は……多分行かないだろうねえ。
 いつも通り飲んで暴言吐いて(笑)。本を一冊頂く。資料になるかな、という下心有ったんだけれども。
●自転車が壊れた……。後輪がそろそろやばいよなあと思いつつ乗ってたらガシャ、ガタッ、ギュウウとドリフのコントじゃないんだからと言うぐらい軽妙に後輪が外れる。おかげで、徒歩30分以上かかる距離にもかかわらず自転車の後ろの方を持ち抱えて歩く。

4月16日(日)
●ものすげえ悪夢を見て自分の叫び声で目が覚める。想い出すだけでも嫌な夢。予知夢?(じゃないことを祈ります)
●ふと思ったが、ドラマ版「六番目の小夜子」だが吉田秋生の『吉祥天女』の感じが原作以上に入ってる気がするなあ。今後どう転がっていくか楽しみです。原作もういっぺん読み返そうっと。

4月17日(月)
15日に後輪が外れた自転車を抱え学校の自転車屋に持っていく。回転もとい開店時間が10時15分と思ってたら10時半に変わってたので店の前でさらしものにされる(笑)。そのあげく、修理するよりは買い換えた方が良いと言われる。しかも、自転車の処分はしてくれないとのこと。しょうがないから、駐輪場に置いておくことにする。そして、中古自転車屋で良い自転車を購入。これで後四、五年は大丈夫。明日晴れてたら、壊れた奴は引き取りに行こうっと。
●『プリズム』の十一番目以降の解答を見つけるために論点を整理に取りかかる。ああ、面倒……。
関ミス連、前途多難……。果たして大丈夫なのであろうか?

4月18日(火)
関ミス連、何とかなりそうな気配。一安心……するのはまだ早い。
某大学ミス研メンバー四人で何故か語る。誰が生け贄になるのでせう。
『戦争を演じた神々たち(全)』(大原まりこ/ハヤカワ文庫JA)を読む。「楽園の想い出」「ラヴチャイルド(チェリーとタイガー)」読了。

4月19日(水)
●「ヴァンパイア 最後の聖戦」★★★★
 いやあ、面白かった。ヴァンパイアという或る意味チープなガジェットを用いてるにもかかわらずチープなものになっていない。
 ヴァンパイアというと十字架ダメ、ニンニクダメと言うイメージがあるが(ない?)この作品にでてくるヴァンパイアは両者はOK。ダメなのは心臓に杭、日光。日光を浴びると萌えてしまう(萌えてどーする)じゃなくて燃えてしまう(ものすげー誤変換)。日光を浴びて燃えるシーンがツボ。
 西部劇を下敷きににしてるせいかテンポが非情によい。途中ヴァンパイアが地中から七人でてくるところで「七人の侍」を思い起こさせる。確か、アメリカで公開されたんだよね?<「七人の侍」
 ヴァンパイアの始祖の後ろに潜む黒幕の正体はあまり意外ではなかったが、この手の作品にしては考えてる方かな。動機なんか人間くさい。そうか、ああいう地位にある人もそんなこと思うのかあと考えたりする。
 見てない人は見るべき快作品。劇場で見たかった気がする。
●「CUBE」と「ユージュアルサクペクツ」を借りてくる。ビデオ見てる暇ないっちゅうに(苦笑)。現時点での完成稿は……秘密(をい)。
●『悪霊の群』読了……の予定だったが、勿体なくて読了できず(笑)。

4月20日(木)
『大年神が彷徨う島』=横溝説補強材料。これを見て『獄門島』(横溝正史/角川文庫)を想い出さぬ人は居ないはず。『大年神が彷徨う島』=横溝説についてはここを参照。まあ、現時点で頑強に否定する人は居ないけれども……というか、このイラストが単に私のビジョンと偶然合致しただけという考え方もあるか(笑)。
●『悪霊の群』読了。快作。

4月21日(金)
●とりあえず、11月の件はゴーしていいんですね?
●アホな話で盛り上がる……久しぶりやのお。
●『人それを情死と呼ぶ』、『UNKNOW』読了。しかし、色物の賞と自ら認めたのね(笑)<メフィスト賞 いや、だってさ「メフィスト賞に異変!? 熱く端正な本格ミステリ」って書いてるんだよ
●妙に高いテンションに引きずられて「疲れたあ」と言う顔で(鏡みたんかい)メールをチェックすると、鍵をなくして部屋に入れないと言うメールが届いてるのを確認。そもそも、例会の後に飯を食いに行った店で誰かが鍵を落としたと言うことを言ってたのだ。この雨の中部屋に入れないのは悲劇やと思い、メールが届くと同時に鍵を持ってると思しき人間に電話。そして、鍵をなくした人間の友人に電話(メールにはその人間の電話番号があったのだ)。そこで「あ、部屋に入れたようですよ」とのこと。どーしてくれよう(笑)。その時点で鍵を持ってる人間が京都駅から二条駅へ向かってる途中。しょうがないので二条駅まで自転車を飛ばしながら行く。
 この事件のせいで二回目から見ようと思ってた「QUIZ」を見損ねる。ビデオにも撮ってない(泣)。三回目から見ても大丈夫なのでせうか?
 君ら、漫才コンビ1号2号としばらく呼ぶので覚悟するように(笑)>なくした奴とその友人 元々面白いコンビなので漫才コンビと呼ぼうと思ってたんだけれどもさ(をいをい)

4月22日(土)
●一日中家に籠もって原稿書き……のはずだったが、おもむろに部屋の掃除。その後、気分転換に自転車運転(笑)。結果、『ケイゾク』のノベライズの文庫版を入手。来月末ぐらいに予告してたものを書くはず。いや、来月頭かな? それは気分次第やけれども。

4月23日(日)
●「ユージュアル・サクペクツ」★★★☆
 面白い、という推薦を受けたので見てみた。なるほど、すれてない人間なら素直に驚けるかも。ただ、期待のバイアスがかかってしまった故に少し乗れなかった部分があった。でも、良くできた作品だと思う。
 一堂に集められた悪党どもが組んで仕事をするわけであるが、或る日カイザー・ソゼという伝説の悪党に依頼を受ける、という回想パートと悪党の内の一人が刑事の取り調べを受けてるところのふたつのパートに分けられる。なお、映像的叙述トリックはない。
 この作品の巧いところは、カイザー・ソゼという人間の造形の仕方であろう。宮部みゆきの『火車』(新潮文庫)や『理由』(朝日新聞社)のように直接描くことはしない。登場するのは人の話の上でだけ。それ故、直接出てくるよりも凄味がある。
 何も考えず、素直な気持ちで見れば★四つ半ぐらいの価値はあるかも知れない。
●『天使の屍』再読完了。これに関する文章を書けばノルマ達成。
名張人外郷アレクセイの花園の合同オフ、通称大暗室の大宴会である。アレクセイさんや人外郷の管理人さんを始めそうそうたるメンバー。幹事を勤められたヘテロ読誌の大熊さんを始め、読んでも死なないの臼田さん、夢都傳説の妹尾さん、求道の果てのらじさん、柳生さん、橋詰さん、アレクすてさん、Yさん、村田くん、さおりさんがスターティングメンバー。14時旭屋前集合。14時を少し過ぎたところで居酒屋に移動。そう、昼間っから酔っぱらおうというノリである。昼間から酔っぱらうのもなかなかいいにゃあなんて思いつつ呑んでしゃべってると、姫路まで法事に行ってたらしい大森望さんが登場。デジカメに撮られたので、近い内に全国にさらし者にされるページにアップされるでしょう。そして、中井英夫の写真集『プラネタリウムにて』と言う本を出版した出版社の編集者Gさんも遅れてくる。
 Gさんは私の隣に座ったのであるが、どういう流れかは忘れたのであるが、いきなり(というわけでもないか)「前にお会いしたこと有りませんか?」と聞かれる。さかんに首をひねり記憶をさらってみるが、交友関係にないことは確認できた。思わず、「逆ナンですか?」とぼけそうになったが、会ったのは古本屋でと言うことなので「それならすれ違ってるかも知れませんねえ」ということになり、どこら辺の古本屋かと言う話になる。Gさんが古本屋でバイトしてたことが発覚。場所は……竹岡書店という学校の近所の古本屋思いっきり会ったこと有りますね(笑)。つまり、思いっきり先輩でした(ははははは)。卒業後もしばらくは竹岡書店で仕事してたらしい。しっかし、最近人間関係濃いなあ……。某所では高校の先輩後輩というのがサークル内で発覚するわ、同じクラス同じ高校出身とかさあ。……と、話がずれた。も少し面白いというかビックリしたエピソードがあったが割愛しよっと。いや、大したことじゃないし。ヒントとして、思わず「人魚の肉のお味はいかがでしたか?」と真顔で聞きそうになったことを挙げておこう。
 結構濃い話をさせていただいたが、今この稿を起こしてる最中愕然としてるのは移動時の記憶がないということ。居酒屋の後はカラオケ(久々に歌いました)→ラーメン(おいしゅうございました)→喫茶店(一番しゃべってたのは私?)の順番に行ったことは覚えてるが、どうやって移動したのか記憶が飛んでる……。やば。話題で覚えてるのは山田正紀の初期SF作品に対する評価の違い(これは、SF読みとミステリ読み相違点を浮き彫りにしたと言う意味で貴重だった)、邪悪系の話、政治的配慮で喧嘩を表立って買ってないだけとか、たががゆるんでましたねえ。やばいことをしゃべってないと思うが……心配やなあ。
 久々に飲む量としゃべる量が一致した日であった。マル。帰りの電車は爆睡。

4月24日(月)
●化け物に追いかけられるという怖い夢を見る。怖いよ、なんせゾンビとかかなり速いんだから♪(←なぜ「♪」?)
●昨日の疲れが抜けてないのでさっさと寝る。

4月25日(火)
●昨日早く寝過ぎたのか、0時過ぎに目が覚める。腹減ったのでなんか喰うかと用意をしてたら電話。酔っぱらい(笑)。声の調子がいつもと違ってたので誰かわからなかったんだけれども。陽気な声とは裏腹に深刻な話題。全く無関係でないだけに(それどころか、そこに至るまでのプロセスに私は居たのであるが)なんとも。
●昨日に引き続き夢。昔剣道をしていたのであるが、剣道着な自分の夢だったのだ。懐かしい面々と夢の中で出会う。みんなどうしてるのかなあ……。

4月26日(水)
●「CUBE」★★★★☆
 怒濤の★四つ半。傑作。★半分は、結局誰が何の為にキューブを作ったのかが分からない点。私がミステリ読みだからであろう。
 巨大なルービックキューブの中に閉じこめられた男女6人。はじめは協力しあって脱出を試みるが、壊れていく一人の男。筋は単純であるが、一個一個の演出は凄い。如何にして脱出するか、焦点はそこだ。しかも、各部屋に六個ずつある脱出口の中にはトラップが。トラップを如何に回避するのか……。いやあ、みててドキドキでした。最近映画を見てもスカを引かないので嬉しい。
 ちまちまと言葉を費やすのも何なので、ただ一言。傑作、と言う言葉で締めることにしよう。というよりも、書くのが面倒になっただけだったりして(嘘です)。同時収録の短編映画「ELEVATED」はブラックコメディーと言う感じで★四つ。
●『レッド・ドラゴン』上巻読了。

4月27日(木)
●だるい……。
●借りていた『おろち』(楳図かずお/小学館文庫)を二巻まで読む。読む前は長編と思ってたが、オムニバスである。げに恐ろしきは人間かな、と言う感じだ。とりあえず、全四巻らしいので全部読んでから残りは書くとしよう。

4月28日(金)
●猿事情(ウキッ)、もとい、さる事情で5月13日の関ミス連の連絡会参加決定。ここ二、三日いくのをばっくれようかなあと思ってたのであるが、アルミ素見(うわ、すげー誤変換)、いや、或るミス研のどたわけが貼ったビラの件で抗議をせねばならぬ為に。少なくとも今回はさがりませぬ(二度目ですしね)。とことんやる予定なので覚悟しやがれ! ぜいぜい。今回は前回のような個人的な先走りではなく、或る意味総意に近いのでどーなろうと知ったことか! 後は直接。というわけで、本格的に大会議室の一周年オフ参加不能。この代償高くつくと思えよ、貴様ら。
●『レッド・ドラゴン』下巻読了。

4月29日(土)
某大学ミス研のページ用の原稿の一回目分を書き上げる。1日寝かせて見直してから担当に送付予定。
●買い物してたら、後ろで「嵐山がね、嵐山がね」という話し声が聞こえる。思わず、「うぉ、もしやこのページの読者か!?」と思って聞き耳を立てると……地名でした(笑)。当たり前か。はははは。

4月30日(日)
●「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」★★★
 年末話題になったので見に行こうかと思ってたものの、結局見に行けなかった。ビデオ化されたので見よう見ようと思ってても借りられない。ようやく借りれてのであるが……。何これ。
 「吐くほど怖い」と言うのを聞いてて「吐くのが怖いんじゃないのか?」とアホなボケをかましてしまったが案の定というか、「吐くほど怖い」訳ではない。ボケたのが的中(笑)。カメラワークのせいで画面がぶれるのだ。それ故に、乗り物酔いを起こしやすい人は吐くかも知れないが……。私は全然問題なし。お菓子喰いながら見てたし(笑)。
 かなりの期待をかけていた故に、ちと肩すかしかも。数々の謎も解かれないまま放りだされてるし。ただ、最後のカットは少しばかり良かったかも。吹き替えだったのであるが、字幕版でもう一回見直したい気がする。「ブレアウィッチの呪い」というのが5月に出るらしいが、これで「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の謎は全て解き明かされるのか?

 


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