2000年7月

7月1日(土)
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●二十世紀も残り半年を切ったねえ……という事実に今思い当たる(笑)。
●ビデオに撮ってた「ショカツ」の最終回だけを観る。意外と面白かった、かも。これなら見ておけば良かった。1回目を見て観るのをやめたのであるが、もしかしたら最近嗅覚が鈍っているのかも知れない。
館の掲示板で話題の(?)料理のレシピはここ
●とりあえず、日誌の形態を変えてみました。三日分を一番上に置いてみました。

7月2日(日)
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未来犯罪鑑定チャートをやってみる。結果は……
 こんなん出ました
●『獣界魔道』と『金糸雀の啼く夜』読了。むう、イマイチ。

7月3日(月)
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●梅雨、明けたのかなあ……。謎だ。
●駸々堂後にオープンしたブックファーストに赴く。妙に見づらい。が、袋が良質なので気が向いたらここでも買うことにしよっと。ブックカバーは丸善のが一番。

7月4日(火)
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●『マジカル・シティ・ナイト』全五巻読了。裏『魔術戦士』?

7月5日(水)
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●バイト。今日は、印象に残る客二人。一人は初老のおっさん。いきなり「おす」とか言われ、びびる。こっちが動転してると、「わし、よく来んねん」と言われる。そんなんしらへんって。棚をじっくり観て「ありがとう」と言って帰られる。疲れた……。
 もう一人は、閉店間際。閉店数分前に表にある均一棚を見てるのを片目に均一棚の片方を(見てなかった方ね)片づけるとおもむろに客は、閉店時間を確認して片隅で本を物色。しかも、そこは均一棚の内音楽雑誌の棚を入れる方。邪魔で入れられない。閉店時間になってないので文句の一つも言えない(笑)。その客は、時計を見つつやってたので、わざとやってただろ、お前と思うほど。この野郎。
 何とはなく、バイトは終わっていく……。
●『魔術師を探せ!』読了。絶版積読消化期間?

7月6日(木)
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●明日で全てが終わる……か? というか、終わらなくても私はやることやったので悔いはないし、後は野となれ山となれな気分。でも、収束しなかったらそれはそれで気をもむんだろうねえ。損な性分である・
●『ネバーランド』読了。むう。恩田陸は高校は女子校だったのかも知れない。
 『ネバーランド』は河原町まで出向いて買ったのであるが、その帰り道近所の本屋に寄ったら置いていた……。ぐう、昨日はなかったのにいぃぃぃぃぃ。ええ話やなあ(どこがやねん!)

7月7日(金)
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●全てが収束に向かってるかどうかは解らない。でも、もう私に出きることは全てやった……はず。ま、どうなろうと私が困るわけではないし、これはこれでいいか(なんか、冷たい言い方やな)。問題は……(以下略)。
●しかし、最近自分のキャラが妙に変わってきているなあ……。うふふ。多分、眉間にしわ寄ることが多いのでその反動なんだろうけれども……えへ。

7月8日(土)
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●昨日かなり疲れたようで、起きたのは13時前。それでも眠い……。

7月9日(日)
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●まだまだ疲れてるのか、起床12時過ぎ。就寝午前1時だから……。はあ。
●『虹男』読了。絶版積読消化、もー少し続けます。
●「ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom(4)」★★★
 今回は第7話と第8話収録。むう、なんというか、通しでの意図がまだまだ見えてこないような……。見えない以前に、通しでの意図はなかったりして。
 7話は全てを分解してしまう少年の話で、8話は霧間凪の話。むうー、本編読んでない人には8話は訳解らないだろうなあ。
 以降、どのような展開をするのか、楽しみっていや楽しみ。返す返す本放送で見れなかったのが残念。

7月10日(月)
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●三人寄れば文殊の知恵。四人寄れば向かうところ敵なし……と言うわけではないが、ミス研会員で某作家の作品既読者4人集まり妖しげな会談。やっぱり、集まった甲斐あった。
●『血の季節』読了。むうう。絶版積読消化続行中。

7月11日(火)
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●『ハイドラの弔鐘』読了。絶版積読消化、一旦休止します。
●「悪魔のえじき ブルータル・デビル・プロジェクト」★★☆
 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の前に作られてたというドキュメンタリー形式の作品ってこの作品かな? それとも、ぱちもん?
 ぱちもんにせよ、「BWP」の前にあったにせよ、ショッキングな惨殺シーンぐらいしか見るところなし。ストーリー無茶苦茶。主人公が意味なくバンバン変わるし、カメラを誰が撮ってる設定なのか全然わからんし。はっきり言って、これを見るよりは「BWP」を見た方が10倍ましでしょ(そこまで言うか)。

7月12日(水)
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●「フェニックス」のインタビュー特集が届く。これからちまちまと読む予定だが……。
●学校で古本市。
『迷宮課事件簿[T]』(ロイ・ヴィガーズ/早川ミステリ文庫・絶版)190円
 購入。
●バイト。妙な客二組。一人は中年の男性。女性用のヘアカタログを購入。女装でも? 奥さん(娘さん)用かな? こっちは「珍しいねえ」という程度だったが、18時半半に来た客は強烈。知り合いだったらしく、しきりに喋る。かなり盛り上がる。喋る喋る喋る。閉店二十分前、すなわち19時40分ぐらいまで喋る。途中、うざいので舌打ちしたり(をい)、パソコンのキーを乱暴に叩く。これ見よがしにクーラーの電源を切ったり……。馬耳東風だったのか、めげずに喋る(笑)。別に見るだけで粘るならまだしも、古本屋で盛り上がるなよ。近所に喫茶店もあるのに。店員と知り合いで喋ってるのなら理解できるんだけれども。

7月13日(木)
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●古本屋を何軒か回る。新刊で買ってなかったのと
『マジカルハイスクール』(朝松健/富士見ファンタジア文庫・絶版)100円
購入。
●某所で聞こえた会話。再現しようと思ったが、余りにも不愉快だったので割愛。その場を動いたのは言うまでもない。
●で、新名称何が良い?(私信)

7月14日(金)
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●はううう、食い過ぎた、かも。うにゅ。
●ところで、妖しげな添付ファイルというのは開かずに削除♪ というのが常識と思うが、削除してゴミ箱をからにしたら作動するウイルスってあるのかなあ……。理論的に可能可能でしょうか?(作るつもりは更々ないけれども)。
●むう、私って鬼か(笑)? こんなに(以下略)。
●んーと、色々熟考した結果「不審人物A(orC)」にするけれど、いい?(私信) ……ダメか(当たり前です)

7月15日(土)
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●某畸人郷例会。色々と、おもろい話を聞く。てめえら、覚えてろよ。ふふふ。

7月16日(日)
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●ここ一週間、鬱陶しいと思い続けたものを切り捨てにいった。思えば、よく我慢したものだ。ひと思いに切ってしまい、感無量である……。後悔は全くしていない。
 って、高々髪切ったぐらいで何を大げさにかき立ててるんだか(笑)。
●髪切りに行ったついでに、先日買ってなかった雑誌を購入。とりあえず確保。
●しかし、先日の心理試験。案外的を射抜いてるかも知れない。中心どんぴしゃ、かも。
●部屋の模様替え。マシンと本棚の位置を入れ替えてみる。これで大丈夫、か?

7月17日(月)
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●『火天風神』読了。意外な秀作。
●後輩に紹介してもらった暗黒工房。そこで食人度判定チェックテストがあったのでやってみる。結果は以下

あなたの人肉度は下から4番目のランクの6でした。
なかなかの人肉者です。
学校ではクラスの人肉係ができます。
ですが野菜も食べましょう
さすが趣味の一つが人肉であって
友人の中では一目置かれる存在かも知れません。
だからといって調子に乗ってしまうと、後ろから噛み付かれるかもしれません。
日々の努力があなたの人肉性を高めていくのです。
お勧め映画
食人大統領アミン
人肉を極めれば大統領も勤まるという好例の一つ‥‥ではありません。
タイトルが凄いわりにはそんなに人肉食べていません。
 ……なんのこっちゃ(笑)。夏のホラー特集ということで、壁紙をしばらくここから頂いたものにするかも。

7月18日(火)
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●最近見た怖い、ホラーな夢。この人にホラーな折檻をされる(笑)。蛇を鞭代わりにしてしばかれたり、死体の目玉を口に入れられたり。そもそもこーいうホラーな折檻を受けた原因はピンポンダッシュ(笑)。子供か、ワシは。この方とは、当然ながら面識はないですが……。そーいえば、掲示板は見てらっしゃるようですが……。ここも見てるんだろうか? 8月の『屍船』、楽しみです。
●バイト。不審人物C、不審人物R、不審人物K(なし崩し)と不審人物Cのお姉さんが来店。一時店内が妖しげ華やかに。しかし、なんか、その。何でもないです(笑)。姉妹雰囲気が似てる、かも。
 閉店準備でアクシデント。いや、均一棚を店内に搬入するさい、入り口にある棚にぶつけ、その結果棚の上にある本が頭に直撃したんだけれども(笑)。ドリフのコントを地でいってしまった。くすくす。
●『密室は眠れないパズル』読了。

7月19日(水)
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●バイト。やな客が来る。値段を見て「高いですねえ……」とため息をもらす。この時点では何とも思わなかった(まあ、理解できなくはないので)。で、私がレジを打ち間違えて1200円と打つはずだったのを12円と打ってしまう(笑)。そこで「しまった」と私が言うと、「1000円って打ったのかしら」「いえ、12円とうっちゃったんですよ(苦笑)」「私、それでも良いんですけれどね」と、さも嫌みったらしく(ぐあ)。心の中で「二度と来るな、このくそばばあ!」と毒づいたのは言うまでもない。
●『「Y」の悲劇』読了。本家とはほとんど関係なし。

7月20日(木)
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●さて、本日で「館の日誌」開設一周年です。ぱちぱちぱち〜。……だから何?(笑)
 日誌一周年記念はありませんが、「嵐の館」三周年記念は多分……(以下略)。詳細は後日。
●あっつぅー。ぐにゃん。

7月21日(金)
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●9月に行う某仕事の関係で(私は付き添い、のはず)ご心配をおかけした人に電話。色々とアホな話をするがこの日したウイルスの話をすると、酷く喜ばれる。よかったよかった。
●『星の海を君と泳ごう、時の鐘を君と鳴らそう』読了。うーん、ジュブナイルSF。

7月22日(土)
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●帰り道。モスバーガーのところで妖怪アンテナがぴょこりんと立ったので辺りを見回すと……店の中に不審人物C、K、Rの三人が(笑)。Cと目が合い、逃げられない。逃げたら殺される……(大げさ)。金縛り……(笑)。心の中で「出たな、妖怪!」と思ってたのは言うまでもない。え、私に言われたくない? う、うるさい(あたふた)。
●暑くてどろりんぱとゲル化する今日この頃。

7月23日(日)
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●ところで、この日密室もののベスト3を挙げたが(挙げたのは『衣裳戸棚の女』(P・アントニイ/創元推理文庫)、『ローウェル城の密室』(小森健太朗/ハルキ文庫)、『3000年の密室』(柄刀一/原書房))、3つとも見事に色物系だ(笑)。『衣裳戸棚の女』は、余りにもバカすぎるし(単純明快)、『ローウェル城の密室』もバカだ(誉め言葉です、一応)。『ローウェル城の密室』は設定が設定だし、『3000年の密室』はタイトルに「密室」とはあるが、サイモンという古代人を巡る考古学ミステリだ。ここら辺をベストに挙げると言うことは、私のミステリに対する嗜好が変わってしまったと言うことなのか? これらの作品を読む前のベストは何だったんだ? と困るけれどさ……(笑)。少なくとも、昔はミステリらしいミステリが大好きだったはずなのにねえ(上記三作がミステリらしいミステリでは無いというわけではないのだが、「真っ当な」ミステリ観では傍流かも。もっとも、「真っ当な」というのがくせ者だけれどさ)。
●「カウントダウンTV」のゲストライブ100連発を見る。番組開始7年間分のゲストライブの傑作選だったが、7年前のの1993年のものを見ると……。懐かしい。そーか、あれから7年も経ったのかと或る意味泣ける。7年もあれば、人間が変わるわなあと達観したり。あの頃(どこの頃?)の事を今では「そういえば、あんな事もあったねえ」と思えるが、これから何年か後、ここ二、三年のことを思いだして「そういえば、あんな事もあったなあ」としみじみ思い出せるのであろうか? そうなれると良いなあと思い、少々泣きが入った夏の或る夜。あぢぃよぉ。
●バイト先の人と、某古本屋の家で飲み会。この日初対面も二人。片方は以前客として店に行った際のインパクトがあったので(笑)(いや、単にラーメン喰ってただけなんだけれども)性格には初対面と言う気がしない。賞味期限が昨年の9月というけったいなモノもあったりして、なかなか盛り上がる。あと、この日の日誌の一部に曲解があったそうです。何処かはさておき、ね。
『依頼人は死んだ』(若竹七海/文藝春秋)を読む。「濃紺の悪魔」「詩人の死」「たぶん、暑かったから」「鉄格子の女」読了。

7月24日(月)
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★今日のオススメ:『刺青殺人事件』(高木彬光/ハルキ文庫)
 戦後ミステリ界の第一人者の一人、高木彬光のデビュー作。この作品、密室ミステリの傑作と喧伝される事が少なくはないが、実は肝心の密室トリックはかーなーりしょぼい。この作品を傑作たらしめてるのは心理の密室。ここで注意していただきたいのは、「心理の密室」というのは比喩であるという点(わかると思うけれど、念の為)。読者は、名探偵神津恭介が全てを解き明かす前に、心理の密室から逃げ出すことが出来るか? 高木彬光のデビュー作にして名探偵神津恭介初登場作品。ハルキ文庫から復刊されたが、古本屋をまめに探せば角川文庫版が入手容易かもしれない。
●というわけで、気まぐれに「今日のオススメ」と言うのを立ち上げてみる。いつまで続くか、そして、どのぐらいの頻度で書くか不明。言うまでもないが、ここの「今日の一冊」とここの「今日の福祉本」を足して二で割ったパクリだ(ダメじゃん)。

7月25日(火)
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●バイト後貸金庫にお金を入れる際下るときに不審人物Rに声をかけられる。遭遇率高過ぎ……。あ、そういえば両替の件書いたっけ……。今晩中にこのページ見てるならば、100円玉と500円玉の両替御願いします(私信)。
★今日のオススメ:「達也が嗤う」(鮎川哲也)
 今回は短編。この作品は現在では創元推理文庫から出ている鮎川哲也傑作選『下りはつかり=xに収録されている。私はこの作品は『ヴィーナスの心臓』(集英社文庫・絶版)に収録されたのを読んだ。この作品初読時のインパクトは凄かった。ここまで大胆なのはないぞ、と。私が鮎川作品に最初に触れたのが『密室殺人』(集英社文庫・絶版)だったが(鮎川哲也の密室三部作「赤い密室」、「青い密室」、「白い密室」が収録された贅沢な本である)、その次が『ヴィーナスの心臓』だったと思う。無論、ぶっ飛んだ。「悪魔はここに」という作品も『ヴィーナスの心臓』に収録されてたが、この作品もなかなかよくできたフーダニットだ。「悪魔はここ」は、今では創元推理文庫の鮎川哲也傑作選『五つの時計』に収録。
 この作品は探偵作家倶楽部(現:日本推理作家教会)の新年会の余興のために書かれた作品であるが、犯人を当てた人が居たとか居なかったとか。ところで、『密室大図鑑』(二階堂黎人監修/原書房)の必読密室作品の中にこの作品があったと思うが、この作品が密室モノだったかどうかの記憶がない。密室モノと言うよりもフーダニットと言った方が良い。この必読密室に関しては、色々と言いたいことがあるが未所持故に購入してから。
 この作品の或るギミックに関しては怒るか驚きビックリするかのいずれかに別れると思うが、極論を言わせていただくと、怒る人は本格ミステリを読む資質がないと思う。つまり、この作品はその人が本格ミステリ読みになれるか否かの試金石と言っても良いかもしれない。
 鮎川哲也短編は以降も何作か取り上げる予定である。
『依頼人は死んだ』(若竹七海/文藝春秋)を読む。「アヴェ・マリア」「依頼人は死んだ」「女探偵の夏休み」「わたしの調査に手加減はない」「都合のいい地獄」読了。

7月26日(水)
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●『麦の海に沈む果実』、「メフィスト」連載版と大幅に変わってるのかなあ……。かーなーり、興味津々堂(苦しい上に寒いぞ。しかももう無いって)
●乙一の新刊『石ノ目』って、ジャンプノベルスじゃないのね。推薦文の帯の「天然」と言うのに綾辻氏のセンスが光る。きらりん。本自体はまだ買ってない。

7月27日(木)
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●そういえば、昨日はこの人の誕生日だった様子。朝にはすっかり忘れてました(笑)。今思いだした(マジかよ)。

7月28日(金)
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●そうそう。昨日この日の日誌に間違いがあったのを指摘されました。んで、訂正。貸金庫ではなく、夜間金庫です。はははは。
★今日のオススメ:「空想科学博士」
 光文社文庫からの帰還≠ェ決まっている<異形コレクション>シリーズの4巻目『悪魔の発明』(廣済堂文庫)に収録。<異形コレクション>はホラーの書き下ろしアンソロジーと銘打ってるがホラーだけではなくSFもファンタジーもある。しかし、「異形」と言うフレーズの懐の深さを如実に示しているのがこの短編。まさに絵にも描けない面白さ。この作品、完全にホラーではない。ホラーという人間の顔が見てみたい、と言うぐらいホラーとはかけ離れた作品だ。まさに「異形」としか言いようがない。私的<異形コレクション>ベスト5を考えるとしたら、真っ先に挙がる作品である。
 この作品がどんな話かって? それは、『悪魔の発明』がある本屋さんを探してこの短編だけ立ち読みするか、注文してくださいな。この一編のためだけに『悪魔の発明』を買ってもいいかも。
 先日の鮎川哲也同様、<異形コレクション>からもいくつか作品を挙げていく予定である。

7月29日(土)
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●だるだる〜。いじょ(手抜き)。
●で終わってもよかったんだけれど、一個。新聞を見ると「ほんぱら関口堂書店」でこわい話を特集してたので見てみることにした。予想通り、怪奇実話系の本が5冊4冊。テレビで紹介するなら、こんなもんか。最後に板東眞砂子の『屍の声』が紹介されてたけれど……。うーん、怪奇実話系というのは予想がついたので見なくてもよかったかも。うへ。

7月30日(日)
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●バイト。本来は今日は違うのであるが、今日入ってる人が急用で入れなくなった故に私にお鉢が回ってきた。最も、8/1に代わってもらってる人なので、調整と言う意味合いも兼ねてたりして。
 昨日電話で「明日の仕事を書いておきました」という事を聞いていたので恐らく両替であろうと予想を立てて自転車で行ったのであるが、その予想は外れ(笑)。目録への入力。うがうがと声を上げつつ入力。聞かなかった私が悪い(苦笑)。時間は失念したが、或る客が店に入って悲鳴を上げる。「なんで先輩居るんですか〜!」。その客は、不審人物Cだ。居ちゃ悪いか(笑)。
 本店から文庫本がかなり搬入されてたので、徒然なるままに開けてみると、四、五年前ならば「う゛わ」と声を上げてそうなのが多々。カーの絶版になってた奴(現在は復刊されている)。軽く見たところ、いくつかセミ貴重本が混じってた気がするが……(創元のクロフツの切れてそうな奴とかね)。SFは全然わからないが、下手したらSFファンが悲鳴上げそうなのあったりして(笑)。
 バイト後白梅まで下って買い物をし、家路につく途中で不審人物Kと会う。ふう。ミス研遭遇率高し。
★今日のオススメ:「幽霊妻」(大阪圭吉)
 大阪圭吉は、現時点で入手容易なのは国書刊行会から出た『とむらい機関車』と言う本。ただし、絶賛絶版中という愉快な状況(笑)。入手容易というのは、戦前に出た本を入手するに比べてと言うことである。下手すれば二、三千円ぐらいするかも知れないが、それでも安いものだ。古本屋の目録、店頭で見かけたら即買いである。あと、創元推理文庫の日本探偵小説全集の12巻『名作集2』に入ってるぐらいか。鮎川哲也の編纂したアンソロジーに結構入ってるので(しかし、鮎川哲也編纂のアンソロジーもおおむね絶版である)、古本屋で「鮎川哲也編」と言うのを見かけたら、手にとって目次を見ると大阪圭吉の名前を見ることが出来るかも知れない。
 で、この短編である。大阪圭吉というと「とむらい機関車」が一番有名なようであるし、『有栖川有栖の密室大図鑑』では「灯台鬼」が紹介されているが、この作品もなかなかのものである。島田荘司と鮎川哲也の両氏が二人で編纂した『ミステリーの愉しみ 全五巻』(立風書房・品切れ?)の一巻目、『奇想の森』に収録されている。この解説で島田荘司は「幽霊妻」の犯人像をポーの「モルグ街の殺人」と比較してミステリの研究家の記憶に残るであろうと言ってたが(うろ覚え)、「意外な犯人像」と言う観点から見れば、この作品の犯人は確かに意外だ。更に言うならば、この作品の犯人像は日本人でないと思いつかないと断言しても言い(お、言ったな?)。
 犯人はどう見ても死んだ妻の幽霊としか思えない不可能状況に(内股の足跡、結った油の匂い)、戦前作家大阪圭吉がどのような合理的な解決を付けたのか、ミステリファンを名乗るので有れば読み落とせない一編と言っても良いかも知れない。戦死されたが、この大阪圭吉が生きて日本の土を踏み、再び筆を執ってミステリを書いてたら……。ミステリ史は間違いなく書き換えられていたであろう。
 なお、現在ではハルキ文庫から復刊された『怪奇探偵小説集 全三巻』(鮎川哲也編)に収録。何巻目かは忘れたが、このアンソロジーは読んで損はないはずなのでこれを機会に興味を持たれた方は購入されることをお勧めする。ブックオフで……と言って買わないと、品切れになってからでは遅いですよ。ハルキ文庫は部数少なさげだし、一旦切れたら効き目本の固まりになる可能性大有りだし(苦笑)。

7月31日(月)
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●恩田陸の新刊『麦の海に沈む果実』(講談社)、読了の声がネット上でちらほらと。ふふーん、私は去年読み終えてましたよん(だから何?(笑))。というか、加筆とかしてるだろうから単行本版も読みたいと思うけれども……。ちなみに、「メフィスト」連載版の感想はここ。実物を見たら、まーじでほしぃにゃと思ってしまう。でも、向こう半年は最低読みそうもないんで購入は先送り。
●ここ半月のうっぷんを晴らすべく、久々に古本屋のフルコース。学園祭関係の本一冊と、
d『そして死の鐘が鳴る』(エアード/早川ミステリ文庫・絶版)100円
 購入。この本、探してた人用です。あと、『スパイラル』(城平京原作)も購入。
 帰り道、ドリフのコントか、お前と言う出来事があったが、小説のネタに使えそうなことに思い至ったので割愛。


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