2001年1月

1月1日(月)
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●新聞を見ると長崎の映画館は毎月1日が映画の日のようなので、駅の方まで出向く。長崎駅はかなり改装されていて、驚く。帰省する際は長崎駅の前の駅で乗り降りしていたのだ。で、観た映画は「エクソシスト」。1000円じゃなかったら多少は怒る、かも。面白くなかった、というわけではなくビデオでも十分やな、という感じだった故に。
●「エクソシスト」★★★☆
 伝説の映画のディレクターズカット版。公開延期になり様々な憶測を呼んだが監督の意向というオチがついたのは記憶に新しい。私は原作を読んでから映画を観たわけであるが、原作者が脚本を担当してる故にツボを外したアレンジはなく安心して観ることが出来る。ただ、あまりにも原作に忠実すぎるのが難点といえば難点かも。原作と映画を踏まえた感想はここ

1月2日(火)
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●家でのんびりする一日

1月3日(水)
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●昨日に同じ(笑)。

1月4日(木)
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●京都に帰る。5時に起床して6時半過ぎの急行→9時頃の新幹線のルートで12時頃には京都駅着。アバンティブックセンターで新刊二冊購入。車中は岡山までスキスキでおよ? と思ってたら岡山から人が増える増える。まあ、博多からずっと座れていたんで影響はなかったけれども。車中では『ゴールデン・フリース』読了。21世紀の一冊目はSFでした(笑)。で、『ゴールデン・フリース』ですが、傑作でした。ミステリファン必読。って、今更か。とりあえず、ソウヤーは読んでいこうっと。
●メールを処理して某ページの跡地に赴き10分ぐらい笑い転げる。うわはは、そうきましたか。
●昨年の話。コンビニで流れる音楽で「お公家様〜♪ お公家様〜♪」という歌詞が聞こえてきて「えらい凄い歌やなあ」と一人でくすくす笑っていたのであるが、テレビの字幕を観ると……「ALL TOGETHER NOW!」だったというオチ。だからなんだ。
●帰省中の日記は適当に探してください(新年一発目の更新で手抜きかい!)
●近日中に私家版2000年ミステリベストがお目見え予定。あくまで予定なので、とん挫の可能性もありますが(笑)。館の書庫・別館ですが、通常の奴と閉架収録の奴の中間(やや閉架に近し)の形に移行したいと思います。気が向けば現時点での通常の形でも書きます。

1月5日(金)
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●昨日はページを更新した後撃沈。0時前に電話で起きた以外ぐっすり。歳か? 起床は11時。身支度をし外出。『江戸の悪霊祓い師』を探すが見つからず。取り寄せるか。
私家版2000年ミステリベストとりあえず順位のみ。

1月6日(土)
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●『首のない鳥』読了。今年の二冊目
●「クロスファイア」★★★★
 宮部みゆき原作の映画化であるが、原作とは結構かけ離れた作品になっている気もする。原作の感想はここ。更に、映画版を詳細に分析した映画版「クロスファイア」小論がここに。映画見た人必見、かも。
 映画の感想は、特撮が上手くできている、と言う所に集約される。炎を上手く表現していると言えよう。これほど上手い炎の描写は観たことがない。原作はキングの『ファイアスターター』(新潮文庫)の換骨奪胎らしいが、本家が映画化されているとしてもこの映画化作品に比べると見劣りするのでは無かろうか?
 謎の組織ガーディアンの描き方は今一つ。何が目的で何がしたかったかが見えない故に不満。時間の制約故にしょうがなかったかも知れないが。ここが最大の不満点か。
 変更点は色々あるが、原作にあった作者の超能力者への眼差しが取り払われていることが最大の変更点であろう。それ故にエンターテイメントに徹底しているといえよう。
 お薦めの映画。劇場で見れなかった事が少し心残りかも知れない。

1月7日(日)
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●『あふれた愛』読了。恋愛小説ですな。
●雪が降る。ビデオを返しに行った帰りには大雪。この様子では明日の朝には真っ白な銀世界が広がっているかも……。
●体調悪し……。腹の調子とか。○×気味。ぐるるる。
●今年は昨年から持ち越しの長編と二年越しの連作短編を仕上げたいところ。二つ合わせて原稿用紙換算計100枚前後というのが笑えるけれども(笑)。

1月8日(月)
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●銀世界は広がっておらず(笑)。
■『沙羅は和子の名を呼ぶ』(加納朋子/集英社)を読む。「黒いベールの貴婦人」「エンジェル・ムーン」読了。

1月9日(火)
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●ぼけーーーーーー………………っとしてるかも(笑)。
2000年私家版ミステリベスト出来ました。大したものではないですが、よかったらどうぞ。というか、去年に比べてかなり手を抜いてる気もするが(笑)。
■『沙羅は和子の名を呼ぶ』(加納朋子/集英社)を読む。「フリージング・サマー」「天使の都」「海を見に行く日」「橘の宿」「花盗人」、読了。

1月10日(水)
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直木賞のホームページ発見。ミステリが直木賞を受賞するようになったのはここ10年のことであるが、ノミネートは昔からされてたらしい。しかし、泡坂妻夫の『乱れからくり』とか乱歩賞受賞作もノミネートされてたことあるのね。
●しかし、一年がかりの件が片付いたからなのかもの足らない、かも。なんか、やばいかな?
●77777のぞろ目を踏んだ方御申告を。相変わらず何も出ませんが。

1月11日(木)
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●77777突破。キリ番申告無し。やっぱ、何も出ないからなのか?(笑)
●『PINK』読了。阪神大震災は今後どのように描かれるのか?
■『沙羅は和子の名を呼ぶ』(加納朋子/集英社)を読む。「商店街の夜」「オレンジの半分」読了。

1月12日(金)
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●『宇宙生物ゾーン』読了。別に、SF系のテーマだから21世にに読もうと言う理由で積読にしてたわけではない(笑)。さくさくと<異形コレクション>系の積読は消化したいところだ。次は……。
●しかし、今年に入ってろくな夢見て無いなあ(苦笑)。初夢はアレだし(なんと、殺人鬼を再び手配されるのだ(苦笑)。しかも、手配したのは同じ人。殺人鬼は知ってる人間そっくりで、しかも顔にはその人の名字が書かれている)、その次は非常に重苦しいし(書く気にならんくらい)、んでもって今回は死体を浜辺に埋める夢(爆)。私が相棒に「埋めるなら山奥が良い」と再三言ってるにもかかわらず浜辺の、しかも砂浜に死体を埋める。なお、相棒も死体も知らない人。
 別に、疲れてるというわけじゃないんだけれどもねえ。あと、昼寝して起きたら異様に悲しく泣きが入りそうになったがどういう夢か覚えてない。……やっぱ、疲れてるんじゃないのか?
■『沙羅は和子の名を呼ぶ』(加納朋子/集英社)を読む。「沙羅は和子の名を呼ぶ」読了。

1月13日(土)
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●『黒い仏』読了。むー。私は「アリかな」と思うが、他の人はどう思うか疑問。詳しくは後日。
●某畸人郷例会。今月は諸事情で第二土曜であった。それ故に個人的には良かったんだけれども。例会はいつになく少ない人数であったが、リレー小説「むかで横丁」のアンカー山澤さんと久しぶりにお会いする。そして、某ミス研の会誌を出席者に渡す。なんか、気恥ずかしい、かも。
 二次会は某Fさんが爆発してて傍目には面白かった、かも。
●行き帰りの電車で『ペルソナ探偵』読了。んー……。

1月14日(日)
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●かなり怖い夢を見た。場所は四条通にあるジュンク堂。雑誌の所に知ってる人が居たので声をかける。そして、いきなり地面が揺れたかと思ったら周りが一回転して浮遊感が。周りを見るとジュンク堂が宙を舞っていたのだ(笑)。しかも、その後は落下して倒れる。私はがれきの下でうつぶせに倒れ、「どうなるんやろう?」と思い不安感に悩まされる。何だったんだ?
●関ミス連である。紆余曲折あったようで、ゲストは綾辻、我孫子、法月、麻耶の四氏。
 私は日頃バスの乗らないのであるが(自転車で行動する事が多い)、珍しくバスで。あまり使わないものであるから予定より早く着きすぎる。会場着は12時頃。会場は13時なのに(笑)。近所のコンビニで少々時間を潰して居ると某ミス研のメンバーの一人から電話。会場の前についたが誰も居ない、と言うこと。会場に向かう。その後続々とメンバーが集まる。列が一段落したら入ろうかと言っていると、OBのK氏が来たので捕まえて次期会長などを紹介。ようやくである(実は昨年6月の段階で紹介しようと言ってたのであるが、肝心のKさんが行方不明になって果たせていなかったのだ)。そして、会場入りである。私は入り口でオークション出品品を渡す。
 会場の中に入り色々な人に挨拶してまわる。そして、開演。最初は各団体の代表挨拶だったのであるが、その中に大会議室が……。「団体」か? と私の前の席で某ミス研メンバーの一人(「大会議室」には何度か出没)がつっこんでいたんだが。「大会議室」の代表挨拶はFOOLさんがやった。
 代表挨拶の後休憩を挟んでクイズ大会。回答者は大谷大学大阪大学同志社大学と某ミス研の代表。回答者以外はトトカルチョと称し順位予想を書いた紙を提出。クイズ大会自体はなかなか盛り上がったのではないでしょうか。問題は結構難しく、「んなもんだれもしらんわ」と言うのもあったけれども。レベルとしてはまずまずだったのでは無かろうかと。順位は1位同志社、2位大阪大学、3位大谷大学、4位某ミス研。運良く順位を当てたので色紙を頂く。何か間違ってる気がするが、気のせいと言うことにしておこう(笑)。
 そして講演。講演内容については他のサイトなどで言及されるでしょうから割愛。
 終了後少々動き、某ミス研メンバーとはここでお別れ。私はオークションに自分が出品したものが終わり次第帰る予定だったのであるが……。以下次号。

1月15日(月)
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●と言うわけで昨日の続き。書き漏れを補足。
 あの「安楽椅子探偵の聖夜」で100万円をゲットした方を知人より紹介していただく。うう、100万円……。
 あと、大会議室のメンバーの一人の方を初対面ではないにも関わらずえんじさんに「あの人、初対面でしたっけ?」と聞いてしまったのは会場が暗く、顔が見えなかった故です(……)。やはり、ああいう場では眼鏡かけておくべきやった……。なまじ日常生活で眼鏡無しで支障がない故に……。すみませんでした。マリアナ海溝より深く反省しております。
 というわけで、オークション。当初は出した分が終わったらお金を受け取って帰る予定だった。が、会計は全てのオークションが終わってからだったようで最後まで残る(終了は20時過ぎ)。なお、私が出した分は1010円になりました(わかる人だけ笑ってください)。入場料ぐらいにしかならんかったなあ……。Yahooのオークションに出せば3000円から4000円にはなったかもなあ。クソ。徒然にオークションに参加し
d『名探偵・金田一耕助99の謎』(大多和伴彦/二見文庫・品切れ?)
d『炎の背景』(天藤真/角川文庫・創元推理文庫版あり)
『奇憶』(小林泰三/祥伝社文庫)
『名探偵は九回裏に謎を解く』(戸松淳矩/ソノラマ文庫・絶版)
『血の色の喜劇』(多岐川恭/桃園文庫・絶版)
以下図書館崩れ
『時のかたち』(服部まゆみ/東京創元社・品切れ?)
『罪・万華鏡』(佐々木丸美/講談社・絶版)
『影の姉妹』(佐々木丸美/講談社・絶版)
『橡家の伝説』(佐々木丸美/講談社・絶版)
 落札。最高価格は500円。ジャック・フィニイの『完全脱獄』は1100円で下りる。うーん、もう少し頑張るべきだったかなあ……。ま、いいか。前回と今回のオークションを見て、確実に相場が下がっている事を実感。今回の最高値は(多分)クリスチアナ・ブランドのジュブナイルに出された5500円、だったっけ。しかし、『ダイナマイト円舞曲』とか『血の季節』が500円もしないとは……。うーん……。
 オークション終了後某畸人郷メンバーで食事。22時に私は失礼する。
 京大ミス研の方々、お疲れさまでした。
●上記の文章を書いてる途中にフリーズ(泣)。バックアップをとってなくて書き直す羽目に。
●久々にレシピを。まだ試行錯誤中であるが、とりあえず。
・鳥挽肉:400〜500グラム
・醤油:少々
・コショウ:少々
・卵:2個
・白菜:適量
・かつお節:多量
・うどんスープのもと:3袋
・水:1リットル
1:水を沸騰させ、かつお節でだしを取る
2:1で出来ただし汁にうどんスープのもとを加える。
3:挽肉、醤油、卵、コショウを混ぜてこねる。
4:2で出来たものに3で出来たものをさじ一杯分ずつ投入。
5:4で出来たものを煮込む。ある程度煮たら白菜を切ったものを投入。
6:白菜が程良く煮えたら完成。だしは濃いめに、うどんスープは少な目にがポイント。このスープにもちを焼いたものを投入してもまた良し。

1月16日(火)
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●今クールのドラマは「HERO」、「別れさせ屋」、「カバチタレ!」の三つを見ることに。それぞれ終わってからまた触れようと思うが一個だけ。昨日の「HERO」であるが、偽装は検死の段階で割れると思うけれどもなあ……。10発も殴ってたらさすがに拳に何らかの痕跡残るだろうと思うんだが……。うーん。所々の台詞が良いだけに、ささいなところでつまずくのは残念、かも。
直木賞受賞作決定したらしい。しかし、よくよく考えてみりゃ今回の候補作は皆短編集じゃないの? 選評が楽しみです。
●ようやくコートを着る。めっきり冷えましたねえ……。

1月17日(水)
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●携帯を持つまでは携帯の時計を使用している人に対して「なんか、不効率じゃないのかなあ……」なんて思っていたがいざ自分が持っていると携帯の時計は結構便利である。腕時計を嵌める手間が省けるから。まあ、腕時計を嵌めること自体大した手間ではないのだけれども、便利なのは確か。最近は、「誰だよ、不効率って思った奴」なんて思うことしばし。
●震災から6年。思うことは無きにしも非ずであるが、割愛しておこう。単に言葉になってないからなのであるが。

1月18日(木)
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●一部のサイトで噂のLYCOSに登録されることになりました。
【カテゴリ】芸術と人文科学 > 文学 > ミステリ > 総合情報 > 個人の書評
 に。ここ、ヨイショするわけではないけれども、結構充実してるかも。

1月19日(金)
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●というわけで(どういうわけで?)LYCOSに登録される。LYCOS経由でこのサイトに来られた方、はじめまして。しかし、蔵書目録はないのにねえ(笑)。これは、作って公開しろと言う圧力なのか? まあ、作れ言われたら出来なくもないが(HTML化するだけだし)。
●うう、今月の電気代が怖い……。3000円は確実に超えるな(先月まで2000円台前半だった)。

1月20日(土)
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●部屋を出たら、そこは銀世界だった……。京都市も積雪。寒い寒い。寒いから今日は鳥団子をたっくさん作ったろう♪ と思い、みぞれの降る夕方の寒い中買いだしに行くが、売り切れ(泣)。皆さん考えることは同じらしい。悔しいので、帰り道にあるセブンイレブンですき焼きを買う。コンロで温めて喰う奴だ。
 しかし、さみー!
●『ライオンハート』読了。大甘の恋愛もの。こういう恋愛ものを書いてみたいな、と思うこともある。
●CMを一個。昨年の「牧野修×田中啓文講演会」で配布した「牧野修×田中啓文読本(上下)」を好評配布中。締め切りは1月25日までです。詳しくは、某ミス研ページの「I」をクリック。って、CMが遅すぎ! というつっこみが来そうだな(苦笑)(実は、配布は昨年からやってました)。

1月21日(日)
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一読必笑?
■『動機』(横山秀夫/文藝春秋)を読む。「動機」「逆転の夏」読了。
●「ハロウィン」★★
 カーペンター監督作品。登場するモンスターはブギーマン。
 この作品、ホラーと言うよりむしろサスペンス。更に言うなら、サイコサスペンス。だが、もの足らないの一言で終わってしまう。ブギーマンは弱いし(笑)。なんと、ヒロインに何度も倒され、何度も甦る。うーん、ホラーのモンスター史上最弱では?(苦笑)。
 この「ハロウィン」のシリーズは以降何作かあるようだが、なんか、見る気がし無いなあ。

1月22日(月)
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●昨日今日の総睡眠時間24時間以上(笑)。今まで遅くまで寝てて昼寝して、なおかついつも通りに寝てる人に向かって「それ、才能やね」と言っていたが、自分がそれをやらかすとは……。まあ、体調崩しかけてたからでしょう、と言っておく(笑)。
e-NOVELS田中啓文特集笹川吉晴氏の評論、「ゼラチン・コミック―伝奇仕掛けの粘液は私が田中啓文作品に対して思ってたことを見事に文章にしてくれた。あ、言うまでもないですが、田中啓文特集は、某ミス研会員は必読です(笑)。
■『動機』(横山秀夫/文藝春秋)を読む。「ネタ元」「密室の人」読了。

1月23日(火)
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●私は、男子校の寮という或る種の異世界で中学1年と2年の計2年間過ごした。何故かふっと思い出した、寮の時のエピソード。
 1年生の時の部屋番号は「チャーリー101」だったのであるが、それは本筋と関係ない。特筆するべき事と言えば、一階で大玄関から近かったという点、そしてもう一個はトイレがすぐ隣にあったという点である。後者が重要。
 或る日のこと。多分、寮の部屋で自習していたので(余談だが、私が居た寮、毎日自習の時間と称し一カ所に集められ、勉強をさせられていた。進学校だからと言うこともあるのであろうが、この集団自習の最大のメリットは生徒の管理がしやすいということであろうか)、土曜か日曜だったのであろう。土日の自習は部屋なのである。まあ、勉強するわけもなく何か喋っていたのであろう。なんせ、四人の中学生が一つの部屋にいるのだ。ふと外を見ると、隣の部屋のものが何度も何度も部屋の前を往復している。どこに行くのであろうかとドアから顔を出し見てみると便所に。どうやら、何度も便所と部屋の間を往復しているようだ。
 彼と目があった。彼は私を何故か睨んだ。そして、「こっちを見るな」と言った。何故か私は逆切れし、こう言い返した――
「そんなに便所が好きなら便所と結婚しろ」
 なんでこのような罵倒の言葉が出て来たのかは今でも謎。その前後に喧嘩でもしてたのかなあ……。この言葉を吐かれた彼が切れて私に殴りかかってきたのは、言うまでもない。結局私は殴られずに済んだのであるが。逃げたし(笑)。
 最大の謎は、何でこのエピソードを思い出したかって事だよな。しかし、いくら中学生だったとはいえ、ひでぇ奴だな、俺って(笑)。
●上記のことを思い出し、自分の大人げなさは昔からだと言うことに気がつく。時折大人げない行為をしたりするが(滅多にしないよ、無論)、その萌芽はあの頃に! と言うのに思い至ったことが収穫かも知れない。うーん、昔は良い少年だったと思ってたのにねえ(自分で言うな)

1月24日(水)
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●「眼球綺譚」(綾辻行人原作、児嶋都画/角川書店)★★★★
 綾辻行人初の短編集『眼球綺譚』(集英社文庫)の漫画化。『眼球綺譚』から「再生」、「特別料理」、「眼球綺譚」の三作を漫画化してある。しかし、この漫画化は上手い。小説世界を漫画に起こすとどうしても「?」なところが多少なりともでてきてしまうが、それがこれにはなかった。短篇を漫画にすることで削ることによるリスクが回避できたのであろうか。また、作品世界と画がマッチしていることにも起因するであろう。
 『眼球綺譚』収録作の残りも漫画化されることを願うぞ、これだと。まあ、「囁き」のシリーズは辞めて欲しいけれども。

1月25日(木)
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●『失踪HOLIDAY』読了。乙一ってこういうのも書けるんだあと思った一冊。『八月の降霊会』も読了。これはホラーなのか、ミステリなのか。ホラー文庫ではないのでホラーではない?

1月26日(金)
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●夢の話。私はバスに乗っている。そして、バスは山道を走っている。外の風景を見ながら「京都バスって山道走ったっけ?」と考える。かなり険しい道だった。窓を全開にしていたのであるが、突然バスが90度傾く。横ではなく、縦に。例えるなら、某有名流行作家の代表作の一つのトリックのような感じだ。私は、窓から外に放り出され、打撲で済むが乗っていた人は何故か土砂まみれ。90度に傾いたバスのシュールさが印象に残る。
●最近、いろんな事を考える。昨日更新した後、届いたメールを読んで差出人に電話したのであるが、なんとも。電話する辺り自分の甘さ加減を露呈してる気がする(と言うのに、電話の後思い当たる)。まあ、私は当事者じゃない第三者だから荷が重いとかそう言うのではないのであるが。留意すべき点は、現時点での事象に如何にして巻き込まれないようにするべきか、と言うこと。まあ、自分から足を踏み入れることさえなければ巻き込まれることはないんだけれども(というか、どうやって巻き込まれる? と言う類のものだよな)。結局、世の中は金だよなと言う面があることを改めて思い知らされただけのような気もする。
 という、昨日の電話を起点にして色々考えて歩いてたら(主に今後どう処理すべきかという点)、某ミス研のメンバー二人に遭遇。向こうは私が気付く数十秒前に気付き声をかけたようであるが、声をかけられたことに気付かず、私の視界にはいるまで気付かなかった。しかも、通り過ぎる寸前だったし。それ故にボロカスに言われる(苦笑)。なんか、その時の私の顔が少々怖かったようであるが……。うーん。

1月27日(土)
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●寒波が北上したのか、雪にならず、雨。自転車で動けばパンク。チューブと前輪のブレーキ交換で2500円。予定外の出費。二、三ヶ月後にはタイヤも交換しないとねえ。
INOさんの26日付の日記で紹介されているタイピングソフト。わたしもはまりそう、かも。「ん」のタイピングで「NN」としなければいけないのを癖で「N」でやってしまうのが玉に瑕か。

1月28日(日)
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●また夢。中高剣道をやっていたのであるが(小学校の時からなので計10年近く。だが、弱かった(笑))、剣道部で一緒だった奴が出て来た。顧問も一緒に。しかも、怒られる(笑)。なんで練習に来ないんだ、と。加えて、来ないのなら辞めろとのたまう。夢の中の私は昔の私ではなく、今の私。もう辞めてるっちゅうに。それを何故か言えず。しかし、みんな今どうしてるのかな、と起き抜けに思う。あの頃はしんどかったけれども、それはそれで楽しかったよなあ……と、昔を回想する。今がつまらないとかそう言う事じゃないのであるが。

1月29日(月)
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●『帰還』読了。<異形コレクション>積読は後一冊……と思ってたら、来月新刊出るんだよねえ。しかも、<タロットボックス>や<異形ミュージアム>、<異形コレクション綺賓館>も残ってるし。まあ、嬉しい悲鳴という奴ですか。
●今年は前々から構想だけ存在していた全作品紹介シリーズを一個でも完成させたいものだな。どれから手をつけるかは未定だけれども。とりあえず、構想の一部を公開中。せっつき却下、禁止(笑)。
●本日は夕方外出するのでその前に更新
●外出前に『日曜日の沈黙』読了。……。

1月30日(火)
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●昨日の飲みは淡泊に終わる。皆、あまり呑んでおらず、和やかに帰宅。個人的には全くと言っていいほど飲みたらんかったなあと言う所。腹八分目どころか六分目だったんで帰りにコンビニで買い物。
 終幕で日本酒を勧められて調子こいて呑んでる最中に「日本酒、控えるんじゃなかったんですか?」という幹事のの言葉が耳に痛かったというのは秘密です。幹事に知られてはいけません。びくびく。「なんのことかな〜」と言うバカも居ましたが(私だ)、どついておきました(バキ)。まあ、さすがに前回の再現はないんだけれども(そうか、だからあの店のセレクトになったのか。納得)。まあ、今回はめちゃめちゃおとなしかったです。はい。
●ものの受け渡しに河原町へ。半分しか受け取れず(笑)。なんで忘れるかなあ(苦笑)。帰り、色々と寄り道をして太秦と桂の古本市場に行くが何も無し。堀川五条のブックオフも同様。
●『新・本格推理』の落選通知、まだ来ず。1月中に来るはずなんだがなあ。明日かな?

1月31日(水)
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★今日のオススメ『六番目の小夜子』(恩田陸/新潮文庫)
 恩田陸の伝説のデビュー作の再文庫化作品。加筆改稿版だから、正確には再文庫化作品とは言えないかもしれんが。とにかく、再び文庫と言う形で世に出たことは喜ぶべきであろう。
 ドラマ化もされたが、やはり原作の方が良い。惜しむらくは、ドラマ化された時分に文庫化されていれば広範囲の読者層に行き渡ったであろうに。ドラマは、学園祭のシーンが良くできていた。
 この『六番目の小夜子』は誰が六番目の小夜子≠ゥというフーダニット的な部分もあるし、その六番目の小夜子≠ニいう存在がおりなす不気味さというのもある。本書の学園祭シーンに対して「モダンホラー史上屈指の名シーン」という論評があったが、とんでもない間違いである。「エンターテイメント史上屈指の名シーン」と言うべきであろう。
 本書はお薦めの言葉は不要。書店に連れて行き、新潮文庫の棚に誘導して本を持たせ、レジに向けてケリを入れればそれで良い。それぐらいお薦めな作品だ。だから、本書を読んでない人が私を書店で見かけたら、用心しておいてください。ホントにやるかも(笑)。とにかく、オススメな作品である。
●『倒錯のロンド』再読完了。次は、『倒錯の死角』。
●自転車で図書館、ビデオ屋、と回った後に三条京阪のブックオフに行き、前回行ったときに買うか否か迷ったものがまだあるか見る。あったら買おうと思ってたが、すでになかった(まあ、セドリ目的だったから良しとする)。その後漫画を立ち読みし、川端や今出川のコミックショックを回りつつ帰るかと思い自転車を置いていたところに行くと………………自転車がない! そんなはずはない、店の人が移動させたに違いないと思い周りを見回すが、やはりない。ここで自転車をパクられたと言う事実が確定する。ああ……。
 とりあえず、代わりの自転車は見つかったが(以前友人が自転車をパクられ、新しいのを導入した後にパクられたものが見つかったというエピソードを思い出したのだ)、この日にタイヤのチューブとブレーキを交換してるんだよ。うくく。自転車パクった奴、誰かわかったら八つ裂きにしてくれよう。
●日も沈み、自転車をパクられたしょっくを引きずりつつバスで帰宅。白梅町で買い物をして信号を渡り、嵐電白梅町の駅の前をとおると「あ」と言う声が。声が先だったか怪しげな気配を感じ取ったのが先か否かはこの際問題ではない。初期段階で顔が見えなかったが(私は、眼鏡をかけないと夜は特に遠くが見えない)、誰だかわかった。お約束のボケ(一瞬凝視し、すたすたと逃げる)を噛ましたら「気付いたなら挨拶ぐらいしましょうよ」とつっこまれる。成長したねえ(笑)。なんでも、英語の先生の送別会らしい。で、曰く「30日の日誌見ましたよ」。そう、遭遇したのは30日の幹事でした。日本酒は控えろと控えめに怒られる。しゅん……。ま、あれは半ば見てることを前提にしてたんだけれどもね。ここで自転車をパクられたことを言うと「間抜けですねえ」と一刀両断。鍵はきちんとかけてたんですけれどもね……。というか、とられて落ち込んでる人に言う台詞かよ……(笑)。バンバン(←机を叩いているらしい)。


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