2002年9月

9月1日(日)
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●『アフター0(3)(4)大いなる眠り子』(岡崎二郎/小学館)★★★★
 著者による再編集版『アフター0』3、4巻は連作「大いなる眠り子」全作品。この連作の主人公、赤ちゃんの体の中に34歳の男の魂が同居しているという名探偵コナンも真っ青な設定なのだ。麻酔針は持ってないけれども(笑)。
 自分の死亡原因の事故は実は何ものかの陰謀で、自分を殺した犯人を追う第一エピソードから感動もののラストエピソードまで2巻に分けて完全収録。一個不満なのは「大いなる眠り子」誕生秘話の作品が3巻の後の方にあり、できればこのエピソードを最初に持ってきて欲しかったところである。
 この体は赤ん坊、頭脳は34歳という設定が各編で最大限に生かされ、それぞれすごく楽しめる。赤ん坊がビール飲んで母親(=奥さん)に怒られたり(笑)。長命人もでてきてかなりビックリするエピソードもあるけれども(ここで『アフター0』がSFであることを思い出す(笑))。二冊に渡って収録された「大いなる眠り子」連作では凶悪犯と赤ん坊達の友好関係の芽生え「小さな勇者達」がベストか。いやあ、べったべたながらも良い話です。
「大いなる眠り子」連作がひとまとめになったこの意義、結構大きいのではないかと愚考したりする。

9月2日(月)
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●『僧正の積木唄』読了。
●ミステリでこういうオチは嫌だ
・夢オチ:基本的には使って欲しくないですねえ。まあ、全てが終わってしまった後で出来事自体が夢だった、というのは許せますが。
・双子オチ:アリバイものでいきなりでてきたら萎えますね。
・三つ子オチ:同上
・文庫オチ:オチではありません。つうか、どんなオチやねん。凶器が文庫でした、っつうオチかいな。

9月3日(火)
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●世の中にアホが多すぎるよ。子供放し飼いにする親とか、事もあろうに店ん中でタバコに火をつける中学生とか(このガキ、散々「店でろ」と言い続けたら「何の権利があってそういうねん」と言いけるかる。んで、「店内喫煙禁止」と応えたら「チッ」の後「殺すぞ」との捨て台詞を残して消えてくれる(笑)。いやあ、こういう頭軽い連中は必ず「殺すぞ」の捨て台詞残してくれますねえ。「殺して見ろ、ワレ」という言葉を飲み込んだのは内緒だが)。
 先日のこと。まずは下の図参照。
 
―――――┐  ┌――――――――――┐  ┌
       A   B               C
 
 この日、某マンションのモデルルームの道案内のお仕事だったんだけれども、AとCが競合する他社の人(この二人は同じ会社)、Bが私と思っていただきたい。
 Cの人がいる当たりにモデルルームの駐車場へと続く小道があるのであるが、立て看板が入り口にあるにもかかわらず結構わかりづらい。で、Bでモデルルームの看板を持たされている私に「××への駐車場は何処ですか」と聞かれることが少なくない。で、私は「あそこに看板持ってる人が居ますよね。その当たりに○○○色の立て看板見えますよね。あ、わかります? では、徐行しつつ行ってください」と応える。そうするとAの人、「あう、しまった!」という顔するんだよね(笑)。いやあ、結構笑えました。笑ったのは内心だけれども。
 以上、良い話でした(違う)。

9月4日(水)
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●『煙で描いた肖像画』『五月はピンクと水色の恋のアリバイ崩し』(タイトル長!)読了。
●『迷宮逍遥』(有栖川有栖/角川書店)★★★★
 有栖川有栖の解説及び評論集成。一説によればコレまでに有栖川有栖が書いた解説の内数本未収録のものがあるらしい。多分、文庫化の際にボーナストラックとして入るんでしょう(それか、単に作者が失念して入れ忘れてただけなのか)。
『有栖の乱読』の「有栖が選ぶ100冊」や『有栖川有栖の密室大図鑑』、『有栖川有栖の本格ミステリライブラリー』等に於ける作品のセレクションやその解題など読んでいると有栖川有栖の評論家としての力量が垣間見られて「法月綸太郎の『謎解きが終わったら』みたいな本作らないのかなあ、でも、有栖川有栖は評論家の肩書きがないから作らないだろうねえ。となると、こういう解説の楽しみというのは有栖川有栖のコアなファンの楽しみなのかね。私は別にコアなファンじゃないけれども」と機会あるごとに思ってたりしたのでこういう本がでるのは作者以上に嬉しい。
 評論あり、エッセイあり、硬派な解説ありと収録された文章は多岐に渡っている。本も山田風太郎の忍法帖から漫画文庫まで多種多様。鮎川哲也で始まって鮎川哲也で終わる構成も良し。でも、本書の刊行で角川文庫版『鍵孔のない扉』の有栖川ファンに於ける価値は激減ですか。関係ないですか、そうですか。
 各文章のタイトルのカッコ良さも本書の魅力の一つであろう。初出で既につけられたのや本書収録に際してつけられたものもあるが、この辺に有栖川有栖のセンスが垣間見られる。うーん、この人、コピーライターとしても優秀なのでは。
 とりあえず、本書は「作家」有栖川有栖ファンと言うより「評論家」有栖川有栖ファン向けなのは間違いないですね。

9月5日(木)
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●今日は暑かった……。いや、工事現場での交通整理だったんだけれども。帰り道に
『SF九つの犯罪』(アシモフ編/新潮文庫・絶版)250円
 購入。あとは講談社文庫版の『SFミステリ傑作選』か。

9月6日(金)
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●こんなスパイ小説は嫌だ!(1)
『スパイ大作さん』
 CIAエージェント山田大作の大活躍……ではなく、山田大作の妄想を描く。妄想の中ではカッコイイエージェントなのだが、実際は農家の長男。牛の名前にボンドとかつけてたり。
 当然ながら、(2)はないです。
●『魔神の遊戯』読了。

9月7日(土)
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●人間二人以上集まれば、時には諍いも起きるでしょう。もしかしたら殴り合いになるかもしれません。えー、何が言いたいかと言えば、本日殺し合いを目撃してしまいました(泣)。某所でお仕事をして他のですが、職人さんがとっくみあいの後に片方が首締めてまして。慌てて間に入って引き剥がしたものの、首締められてた方がとがった道具を相手に突きつけてまして。正直、怖かった(;TДT)
 喧嘩はしゃあないですが、工事現場での殺し合いは勘弁して欲しいです。はい。
●仕事の後、古本市場で
『妖魔の宴 狼男編@』(菊地秀行監修/竹書房・絶版)200円
『妖魔の宴 狼男編A』(菊地秀行監修/竹書房・絶版)200円
『妖魔の宴 フランケンシュタイン編@』(菊地秀行監修/竹書房・絶版)200円
『妖魔の宴 フランケンシュタイン編A』(菊地秀行監修/竹書房・絶版)200円
 購入。これで《妖魔の宴》全6巻完収。苦あれば楽ありの典型です(笑)。
●しかし、ものすげえ雨だな、オイ。おかげでずぶぬれです(明日の予定を済ませようとして外出したら……)。

9月8日(日)
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エー、本日でこのサイトも五年目でございます。日頃のご愛顧、まことにありがとうございます。
 光陰矢のごとしと言いますが、なんというか。記念企画としてSFミステリ小論「縄張り争い――領域の問題、再説(仮)」をUPしようと思ってたけれども完成せず(笑)。――と言うわけで今回も記念企画無しです。
 今後もよろしくお願いします。
●と言うことを考えつつ(大嘘)『最後の記憶』読了。

9月9日(月)
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●うーん、今月は結構豪華だねえ。晶文社と国書刊行会のバークリー二冊、『本格ミステリ・クロニクル300』、既に出ている倉知淳の新刊に創元のヘレン・マクロイ(新訳?)に恩田陸の新刊。来月はソウヤーの異星人裁判ものとか鷲尾三郎etc……つうか、出過ぎ。
●ああ、しんど。

9月10日(火)
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●先日、ブックオフに行った際の事。新刊で購入する事ができはするものの、チト高いと言う本があったのであるが、買おうか否か一瞬迷った。で、店の中を一通り見て、案の定買う本がない故にその本を買おうと思っていたら……目の前でその本をおっさんに抜かれました(泣)。悔し紛れにそのおっさんが持ってる本を横目に見たら『テロルの現象学』『物語のウロボロス』を持ってました。内心「お、やるなおぬし」と思ったり(笑)。

9月11日(水)
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●『剣鬼喇嘛仏<徳間文庫版>』読了
●某所で知人に遭遇。目が合ってこっちが目を真ん丸にしたら、「いやあ、いつ気づくかと思ってました」とのこと。どないしよ。コレまでに怪しげな振る舞いはなかったか、挙動不審は行動はなかったか(笑)。その知人は時たま利用する書店に勤務してましてね。そうとは知らずそこを利用してたんですわ。無論、遭遇というかあったのは店の中。で、目的の本が並んでなかったので原書房の新刊入荷してるか否か聞いたら書名も聞かずに目的の本を持ってきてくれました(笑)。わかっていらっしゃる。その本は↓
●『本格ミステリ・クロニクル300』(探偵小説研究会/原書房)★★★☆
『十角館の殺人』より15年。本格ミステリムーブメントを総括するガイドブック決定版、と言うのが探偵小説研究会の意気込みであることは間違いない……はず。頁を割いて紹介された作品300冊の内9割近くは既読。というか、この300冊を全部読んでる人は探偵小説研究会内でも一人も居ないんではないのか、と思うくらいのセレクションのマニアックさ。また、清涼院流水の問題作『コズミック』も無視されておらず、そういう意味では非常に公平性を期したガイドとなっている。
 ……続く。とりあえず、もういっぺん読み返してなんか書きます。

9月12日(木)
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●風邪気味でひねもす寝てる一日。
●と言うわけで、今日はネタ無しです。
●ところで、ミステリ系更新されてますリンクにリンクを張られてる方がトップページよりアクセス数が多いという方が大多数を占めるようだが、この「嵐の館」は別で日誌よりトップの方が多い。
 ……と言うことは、日誌読んでる人は少ないんですね。まあ、いいけれども(をい)。以前アクセス解析をした結果わかってたことだけれども。そういう人のために日誌のトップよりINDEXページへ行きやすいようにリンクを上に張り直しました。というか、いっそのことトップに三日分置きゃいいんだろうけれども(笑)。ま、それはそのうちと言うことで。
●『五人姉妹』『殺意は幽霊館から』読了。

9月13日(金)
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●『SF入門』(日本SF作家クラブ編/早川書房)★★★☆
 SF作家クラブ編が総力を結集したSF入門書。SF作家クラブ会員によるオールタイムベスト選出及び解題、会員の簡単なSF観、各賞の受賞作リストやサブジャンル解説やインタビューなど盛りだくさん。SFと言うジャンルを敷衍するにはもってこいの一冊であることは間違いない。
 最大のポイントと言うべきオールタイムベストの解題は従来のものとはうってかわり、担当者が如何にその作品に影響を受けたか、それを如実に語ってくれる。そういう意味では面白いが、本書のようなSF作家クラブによるものでもない限りは他では効果と言うか意味はナッシングであろう。解題は解説と言うよりエッセイと解釈した方がよいであろう。
 そういえば、推理作家協会も似たような本を作ろうとしてるようだが、タイトルはやはり『ミステリ入門』になるのでしょうかね。

9月14日(土)
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●流行(?)には乗っておきましょう。UNCHARTED SPACE版「ミステリ系読書サイト平均的運営者像」
(1)日記を中心とする更新回数は15回〜20回/月程度
 基本は毎日更新故に○。
(2)ミステリの感想ないしレビューは10冊から15冊/月をこなす
 一応はこなしてるようです。○。
(3)開設当初は力を入れていたはずの、日記・書評以外のコーナーの更新は滞りがち
 更新停止したコーナーは片っ端から「物置の間」につっこんでいるので△でしょうか。
(4)「ミステリ系更新されてますリンク」はネットに接続する限りは毎日チェック
 基本でしょう。○。
(5)運営者の年齢は、二十代後半から三十代。性別差は特になし
 ぎりぎり20代前半という事にして(笑)、×(抗議は認めません)
(6)独身
 ○。
(7)オフ会には一ヶ月から二ヶ月に一度くらいの割合で何らかの形で参加している
 してないですねえ。皆様ご無沙汰しております。と言うことで×。
(8)MYSCONに参加経験があるか、参加しようと思ったことがある
 今年参加しました。よって○。
(9)本の購入は新刊書店が中心ではあるが、古書店と図書館も時々利用している
 本が出て数カ月経ったものは基本的に古本か図書館故に○です。
(10)月に数冊は追いかけているマンガを読んでいる
 雑誌で読んでるのを含めれば15、6作くらいは追いかけてます。単行本は数ヶ月に一冊あればいい方。故に△としておきます。
 
 ○が6、×が2、△が2でした。平均者ではなさそうです。ネタがないのがこれで回避されました
●『その死者の名は』読了。

9月15日(日)
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●今日は朝早かったので予定していた『本格ミステリ・クロニクル300』に関する文章の続きは明日以降。
 キーワードは誤植、概説書、多すぎ、不足はないと言ったところでしょうか。

9月16日(月)
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●つうわけで、『本格ミステリ・クロニクル300』について。
 読んでいてチト気になったのは誤植。いや、本に誤植はつきものなのであるし、普段は気にしないのであるが、紹介している本の著者名や巻末索引での著作名の間違いは――変換ミスならまだしも――「なんだかな」と言う感じになる。一番笑えたのが京極夏彦の項の『どすこい(笑)』。文庫化時のタイトルがこれになったら爆笑ものなのであるが。新書化に際して『どすこい(安)』になってるからあり得ないこともないかも。
 ――どーでもいい茶々はさておき。
 以前ここで「結局のところ、今現在求められているのは古典を踏まえたミステリの歴史的体系書と言う所かも知れない」と書いたが、『本格ミステリ・クロニクル300』は古典を踏まえたものではないものの、現時点で渇望されていたガイドブックであることは間違いない。『ニューウエイヴ・ミステリ読本』という新本格ブックガイドから幾年。探偵小説研究会の総力を結集した本書は、ミステリを読み始めた人にとっての格好の道しるべになることは間違いない……とは残念ながら言えない気がする。或る程度ミステリ観が固まった読者にとってはこれ以上望むべくもない最良のガイドであることは断言できるけれども。でも、本書の前書きに書かれた意図を読んでも300冊は正直多すぎると思う。せいぜい200〜250が適当なラインだったのではなかろうか。あと、2002年の上半期作品迄も入ってることが適当な選択だったかも疑問。綾辻行人『十角館の殺人』からスタートした本格ムーブメントの総括という構成上の必然というものなのであることは重々承知して居るんだけれども。尤も、300冊という膨大な量で攻め込んできているだけあって「何でこれがないんだ、この野郎!」と言うような重大な漏れはないように思える。まあ、「これがないのは寂しいな」と言うのはいくつかあるけれども(清涼院流水の『ジョーカー』とか原ォの『私が殺した少女』とか)。さが、逆に、「わざわざ項を割いてまで紹介するべき作品かいな」と思うのもある。あえてどれかは書かないが。
 と言うわけでこの話題、もうちょい続く。
●『忍法双頭の鷲』読了。意外と爽やか。

9月17日(火)
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●「私立探偵濱マイク」★★★
 映画からお茶の間に殴り込みをかけた、私立探偵ハードボイルドドラマ。濱マイクという名の探偵とその仲間の面々が繰り広げるどたばたコメディ……では決してない。毎回話ごとに監督を変えると言う趣向で全11話、11人の濱マイクを創り上げるというのがこのドラマの眼目であろう。だが、その試みは大々的に成功したとは言い難い気も。毎度毎度世界観が微妙に変わっていく故、一つのドラマを見ている気がしなかった。それ故、途中から見たという人も違和感無くドラマ世界に入り込めたのであろうが。
 全11話の中でのベストは自分探しの施設にマイクが潜入した回。タッカー・コウ(=D・E・ウエストレイク)の名作『刑事崩れ/蝋のりんご』を彷彿させる回であった。もしかしたら監督は意識していたのかもしれない。幻想的な雰囲気とラストの樹の映像は心に残る。というか、本筋ではない所にベストを見いだすところが或る意味私らしいが(笑)。(註:後にドラマは全11回ではなく12回である旨の指摘をくにもも・さくらさんに受ける。11を12に置き換えて読んでください)

9月18日(水)
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●『フォア・フォーズの素数』読了。
●『じつはわたくし、こういうものです』(クラフト・エヴィング商會/平凡社)★★★★
「なまもの!」の隠し日記で本書の存在を知った人は少なくないはず。かくいう私もその一人で、読む機会をうかがっていたがようやく機会を得ることに成功した。一読仰天とはこの事で、本書ほど「センス・オブ・ワンダー」と言う語彙が似合う作品は少ない。
 職業を創造して、その職に就いている人へのインタビューを試みて居るんだけれども、どれもこれも
(・∀・)イイ!
 の一言で終わらして良いくらい。なんか、ここで紹介された職業を元にした連作短編を誰か書かないのかと思うくらいです(まあ、自分が創造したものではないという事もあり、作家のプライドもあるだろうから無理だろうけれども。カメオ出演させるくらいのことはやらかす人が居てもおかしくない)。
 それぞれ近影や(モデルとなってる人は実在する)プロフィールも用意されており、奇妙なリアリティを醸し出してくれる。なんか、大人の絵本と言う感じ(卑猥な意味ではなくて)。
 後書きなどをいれて152ページにしかならない本であるが、それ以上の充実感があるのは間違いない。うーん、こういう創作ユニットの本を読みのがしていたのは痛恨の極みだわ、こりゃ。もう少し探して読んでみよう。うん。

9月19日(木)
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●『恐怖症』読了。
●巷で噂の「本格ミステリファン度調査」ですが、私が投票に行ったのは100人まだ越えてないときだったから(17日の初日)、ものすごい投票数ですねえ。19日の23時時点で900人以上の人間が投票して居るであろう事は伺えるから(まあ、投票者全員が『すべてがFになる』を読んでるわけなかろうし)、なんというか。ネットミステリ界史上最大のアンケートになることは間違いないと思う(って、私が言うまでもないですね)。
『本格ミステリ・クロニクル300』についての続きは明日以降にでも。

9月20日(金)
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●『本格ミステリ・クロニクル300』について。今日はちょっと。
 ちょっとなのに文句だけ、と言うのはどうかと思うけれども、とりあえず。まず読んでて気になったのは表記の不統一。例えば、参考に挙げた作品が本書の中で紹介されない場合、評者によっては入手しやすい版元版形が書いてあったり、書いてなかったり。統一して欲しかったかも(書いてる方に)。もう一個は、紹介は大体粗筋+評者の簡単な論評というスタイルなのであるが、いくつか粗筋のみと言うのがあったところ。まあ人によっては論評無しで粗筋だけで良い、という人もいるかもしれないが、私は論評の方が読みたかった。というか、論評がないなら極端な話、書名作者名版形版元を示すだけで良いんだし。あと、執筆者紹介がないのも減点。探偵小説研究会の面々を全員把握してる読者って『本格ミステリ・クロニクル300』読者の5分くらいいればいい方と思うぞ。
 と言うわけで、以降は本格的に踏み込みます(予定)。
2ちゃんの復刊スレッドで河出の《本格ミステリコレクション》第二期予定ラインナップが。実現すればいいなあ。

9月21日(土)、22日(日)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0209.html#21_22
●『SF大将』(とり・みき/早川文庫JA)★★★☆
 タイトルは言うまでもなくSFの賞の中でも権威ある「SF大賞」のもじり。だいぶん昔に古本屋で見かけ、気にはなっていた(このタイトルを付ける作者の大胆不敵なセンスにな)。今回文庫化に際し増補された。
 全編、ほとんどが名作SFのパロディになっている。タイトルは有名作より、内容は……海外SFはあんまり読まないんでパロディか否かはわかんないのもあったり(笑)。でも、海外SFの教養無しでも十分に楽しめるのは確か。アシモフの『鋼鉄都市』をパロったのは微妙にパロディだったけれども、寧ろ小松左京のSFミステリ短編の秀作「ヴォミーサ」だったり。隠しコマンドならぬ隠しネタは結構ありそうな。その辺、SFファンの方、よろしく。とりあえず、巻末にはオリジナルの解説もあります。
 SFと言うより寧ろギャグ漫画だよな。全体的に。

9月23日(月)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0209.html#23
●『地球環』読了。
●『本格ミステリ・クロニクル300』、長いので赤本の表記、このサイトでも採用させてもらいます。
 で、赤本のことは又今度にして(笑)、「翻訳SFファン度調査」。リストの250冊中、私の既読は三冊。『ゴールデンフリース』と『さよならダイノサウルス』のソウヤー作品にアンソロジー『影が行く SFホラー傑作選』だけというお粗末なもの。「本格ミステリファン度調査」とは大違いです(笑)。これが国産だったらもうちょいましな結果になってると思うけれども。

9月24日(火)
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●『白光』『非在』読了。
●所用で梅田迄出たついでに古本屋に寄って
『妖説太閤記(上)』(山田風太郎/講談社文庫大衆文学館・絶版)200円
『妖説太閤記(下)』(山田風太郎/講談社文庫大衆文学館・絶版)200円
 入手。これまで上巻のみ、下巻のみと言うのは幾度かあったが(その都度「喧嘩売ってるんか、( ゚Д゚)ゴルァ!」と思ってたが(笑))、ようやくそろいで見かけたので購入。しかも格安だったから迷うまでもないわな。山風の時代小説の難関は後は『白波五人帖』だが、これは図書館で取り寄せてもらうことにしたし。そのうち廣済堂文庫から出ている『旅人 国定龍二』と『八犬傳』を買わねば。これは堂島のジュンク堂にあるんだが、『八犬傳』の下巻の状態よろしくないしなあ……。あと、一週間ほど前の話であるが
『銀河盗賊ビリイ・アリグレロ』(都筑道夫/集英社文庫・絶版)100円
 入手。いずれ読む予定。あと、先日の某畸人郷の時に
『秘戯書争奪』(山田風太郎/角川文庫・絶版)1000円
 を受け取る。これで長編はほぼ完集。山田風太郎の忍法帖に関しては村田君フクさんに感謝してもしきれません。はい。
 ――古本の話題ある日は日記楽ですね(笑)。赤本の話は明日以降。

9月25日(水)
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「探偵小説ファン度調査」をやってみる。300冊中7、80冊ほど「どうやって読むんじゃ、コラ」と言うのがありそうな気もするが(笑)。さりげなーくSFもあったり。で、300冊中既読77冊。内訳は
 
占星術殺人事件/島田荘司
斜め屋敷の犯罪/島田荘司
三毛猫ホ−ムズの推理/赤川次郎
亜愛一郎の狼狽/泡坂妻夫(短篇集)
バイバイ、エンジェル/笠井潔
虚無への供物/中井英夫
本陣殺人事件/横溝正史
獄門島/横溝正史
匣の中の失楽/竹本健治
乱れからくり/泡坂妻夫
りら荘事件/鮎川哲也
11枚のとらんぷ/泡坂妻夫
不連続殺人事件/坂口安吾
刺青殺人事件/高木彬光
富豪刑事/筒井康隆(短篇集)
ドグラ・マグラ/夢野久作
黒死館殺人事件/小栗虫太郎
とむらい機関車/大阪圭吉(短篇集)
人形はなぜ殺される/高木彬光
遠きに目ありて/天藤真
サマ−・アポカリプス/笠井潔
戻り川心中/連城三紀彦(短篇集)
大誘拐/天藤真
黒いトランク/鮎川哲也
妖異金瓶梅/山田風太郎(短篇集)
能面殺人事件/高木彬光
絃の聖域/栗本薫
弁護側の証人/小泉喜美子
誘拐作戦/都筑道夫 20
銀座幽霊/大阪圭吉(短篇集)
マリオネットの罠/赤川次郎
笑ってジグソ−、殺してパズル/平石貴樹
孤島の鬼/江戸川乱歩
トランプ殺人事件/竹本健治
危険な童話/土屋隆夫
誰もがポオを愛していた/平石貴樹
真珠郎/横溝正史
ナポレオン狂/阿刀田高(短篇集)
加田伶太郎全集/福永武彦(短篇集)
百舌の叫ぶ夜/逢坂剛
細い赤い糸/飛鳥高
猿丸幻視行/井沢元彦
百億の昼と千億の夜/光瀬龍
硝子の家/島久平
高層の死角/森村誠一
十三角関係/山田風太郎
私という名の変奏曲/連城三紀彦
團十郎切腹事件/戸板康二(短篇集)
時のアラベスク/服部まゆみ
化人幻戯/江戸川乱歩
人喰い/笹沢佐保
夜よ鼠たちのために/連城三紀彦(短篇集)
明治断頭台/山田風太郎(短篇集)
殺人鬼/浜尾四郎
影の告発/土屋隆夫
絢爛たる殺人/芦辺拓編
ミステリ−の愉しみ@ 奇想の森/鮎川哲也・島田荘司編
鯉沼家の悲劇/宮野村子
方壺園/陳舜臣(短篇集)
オイディプスの刃/赤江瀑
変人島風物詩/多岐川恭
火の接吻/戸川昌子
異郷の帆/多岐川恭
火神を盗め/山田正紀
顎十郎捕物帳/久生十蘭(短篇集)
奇蹟のボレロ/角田喜久雄
怪奇探偵小説名作選2 渡辺啓助集 地獄横丁/渡辺啓助(短篇集)
血の季節/小泉喜美子
ホック氏の異郷の冒険/加納一朗
楠田匡介名作選 脱獄囚/楠田匡介(短篇集)
虹男/角田喜久雄
花の旅夜の旅/皆川博子
怪奇探偵小説傑作選4 城昌幸集 みすてりい/城昌幸(短篇集)
怪奇探偵小説名作選1 小酒井不木集 恋愛曲線/小酒井不木(短篇集)
疑惑の夜/飛鳥高
野球殺人事件/田島莉茉子
悪の扉/山沢晴雄
 
 
 と言ったところ。アンソロジーや短編集関係で読んでるか否か判断できなかったのが2、3冊。乱歩の短編集はもしかしたら収録作既読かも。で、積読は25冊。内訳は。
 
猫は知っていた/仁木悦子
三重露出/都筑道夫
マイナス・ゼロ/広瀬正
モ−ツァルトは子守歌を歌わない/森雅裕
枯草の根/陳舜臣
13の密室/渡辺剣次編
殺しの双曲線/西村京太郎
獅子座/藤雪夫・藤桂子
どぶどろ/半村良(短篇集)
薫大将と匂の宮/岡田鯱彦
とらんぷ譚/中井英夫(短篇集)
雪の断章/佐々木丸美
わが師はサタン/鷹見緋沙子
殺意のトリック/鮎川哲也編
花の棺/山村美紗
エッシャ−宇宙の殺人/荒巻義雄(短篇集)
真夜中に唄う島/朝山蜻一
崖の館/佐々木丸美
姿なき怪盗/甲賀三郎
怪奇探偵小説名作選5 橘外男集 逗子物語/橘外男(短篇集)
別冊シャレ−ド55号 天城一特集3/天城一(短篇集)
清風荘事件/松本泰(短篇集)
龍の議定書/多島斗志之
雨月荘殺人事件/和久峻三
砧自身の事件 ダミ−プロット/山沢晴雄
 
 
 と言うところ。その内『清風荘事件』と『雨月荘殺人事件』は一生読まない気もしないでもない。この辺の積読はこまめに片づけよう。年内に最低7、8冊は片付けておきたいところ。『13の密室』は1、2編読めば完読なのだが(笑)。というか、何故「別冊シャレード」が300冊の中に入ってる? 商業出版物じゃないのでこういうアンケートでは入れるべきものではないと思うけれども(山沢晴雄作品も「別冊シャレード」だし)。あと、現時点でどう足掻いても入手難、ランクSSSな作品が入ってるのもどうかと思うが(でも、読んでる人はいるのね(笑))。ギャグで10冊くらい超入手難、少々大きな図書館でもおそらくはないと言うのをまぶすのは面白いと思うけれども、逆に今回のように3、40冊くらいあると白けてしまう面もある。まあ、負け惜しみだろと言われればそこまでだが。
 ついでだから、赤本の300冊中未読なのは
 
タイム・リープ あしたはきのう/高畑京一郎
ヴィラ・マグノリアの殺人/若竹七海
クール・キャンデー/若竹七海
バルーン・タウンの殺人/松尾由美
探偵の秋あるいは猥の悲劇/岩崎正吾
グランド・ミステリー/奥泉光
毒薬の輪舞/泡坂妻夫
レイクサイド/東野圭吾
さかしま砂絵 なめくじ長屋捕物さわぎ/都築道夫
葦と百合/奥泉光
繭の夏/佐々木俊介
六色金神殺人事件/藤岡真
赤きマント 第四赤口の会/物集高音)
赤ちゃんをさがせ/青井夏海
飛ぶ男、堕ちる女/白峰良介
長い腕/川崎草志
ロンドン園遊会殺人事件/井上ほのか
仮面の祝祭2/3/笠原卓
三重殺/奥田哲也
思案せり我が暗号/尾崎諒馬
架空の王国/高野史緒
予告された殺人の記録/高原伸安
マヤ終末予言「夢見」の密室/小森健太郎
デッド・ディテクディヴ/辻真先
嫁洗い池/芦原すなお
ゴッホ殺人事件/高橋克彦
矩形の密室/矢口敦子
未熟の獣/黒崎緑
美女/連城三紀彦
逃げ水半次無用帖/久世光彦
奇妙な果実殺人事件/藤田宜永
双子幻綺行/森福都
殺される理由/雨宮町子
京伝怪異帖/高橋克彦
地獄時計/日影丈吉
 
 
 の35冊。年内に3、4冊は持ってるのから消化しておきたいところ。というか、本日の日誌を最後まで読んでる人って何割いるんだろう(笑)。

9月26日(木)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0209.html#26
●方々のサイトで知った鮎川哲也逝去。新本格15周年の節目で、さらに本格のともしびはともしびと言うより大きな炎となっていることを見て安心なさった逝去だったのだろうと思う。しかし、これで旧「宝石」時代からの大物は土屋隆夫を残すのみとなってしまった。思い起こせば鮎川作品に最初に触れたのは高校生の時、横溝正史だったか高木彬光だったかはたまた別の作家の本の解説だったか。もしかすると、藤原宰太郎の本だったかもしれない。
 確か、最初に読んだ本は『砂の城』か『憎悪の化石』か、はたまた『黒いトランク』だったか。いずれも古本屋で見つけた角川文庫版だったことは確かだ。いや、図書館に置いてあった集英社文庫から出ていた『密室殺人』という短編集だったかも。「赤い密室」に始まる色の密室三部作を最初に読んだのはこの本だったし、同じく集英社文庫から出ていた『ヴィーナスの心臓』では「達也が嗤う」「薔薇荘殺人事件」「悪魔はここに」といった星影ものの珠玉編を読み驚嘆したものである。最初の鮎川作品と言うのは何だったか残念ながら覚えていない(横溝なら『悪魔の手鞠唄』だ、とか高木彬光なら『刺青殺人事件』だとか乱歩ならば『呪いの指紋』(『悪魔の紋章』のジュブナイル版)だとか覚えてるんだけれども)。
 鮎川作品に触れた最初の頃はアリバイ崩し長編のよき読者ではなく、その真価を初めて知ったのはハルキ文庫版の『死のある風景』だった。と言っても『憎悪の化石』は読んだ時は高校生だったが結構楽しんだし、『死のある風景』より先に再刊された講談社大衆文学館版の『ペトロフ事件』は「これぞアリバイ崩し!」と思って読んだけれども。でも、ホントに鮎川哲也のアリバイ崩し長編が凄いと思ったのは『死のある風景』が最初。現時点での鮎川哲也長編の私の中での最高峰はこれだ。そういえば光文社文庫からドドッと再刊されるまでは、まず鮎川哲也長編を読もうと思ったら角川文庫版を探すしかなく、かなり苦労したっけ……。例外は『りら荘事件』でほんの3、4年前までは入手しやすい鮎川長編は講談社文庫から再刊された『りら荘事件』と『朱の絶筆』だけだったような。今では逆転してるのかなあ。
 そういえば、創元から『五つの時計』『下りはつかり=xが出たときは結構うれしがった記憶がある。これは光文社文庫から出ていた傑作選の再刊増補改題で、この二冊で「五つの時計」「早春に死す」といった作品に触れ、鮎川凄しと言う認識が新たになった気がする。また、創元の二冊より遙か前であったが出版芸術社の《名探偵登場》のシリーズの第1弾として星影龍三もの短編全集である『赤い密室』『青い密室』のインパクトは今だ記憶に新しい。地元の新刊書店で見たそのインパクトと言ったら。今のように新刊情報が容易に入手できる時代ではなかったのだ。
 最後に書かれた長編が『死びとの座』だったが、これにはちょっとした思い出というかエピソードが。高校生当時使っていた図書館に置いていなかったが他館にある事がわかったので、取り寄せてもらおうと思ってたら文庫とハードカバー両方あるという。解説もあるだろうと言うことで文庫版を取り寄せてもらったのであるが、こういう些細なエピソードを思い出してしまうのは鮎川作品に惹かれているからであろう。
 書きたいことはまだいくつかあるが、芋蔓式に思い出してしまいキリがないのでこれくらいにしておく。お会いしたことはなかったが、一度お目にかかりたい作家の一人であった。それももうかなわない。ご冥福を祈ります。

9月27日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0209.html#27
●『人形幻戯』読了。
●「SFマガジン」2002年11月号の「SFミステリ特集」は、ブックガイドでも「んー、これってSFミステリなのか?」と思うのがあったり評論も概論未満に終わってたりで不満だらけ、かも。まあ、紙面の問題や企画から執筆までの期間、SFミステリというジャンルそのものの未知数な所故に致し方ない面もあるけれども。SFミステリに関しては「SFマガジン」のリストよりも「黄金の金羊毛」「SFミステリ作品リスト」が充実していると思う。両方併せればSFミステリというものの不透明さの向こう側が見えるかも……しれない。

9月28日(土)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0209.html#28
●『風の証言』読了。今ちょいちょい読んでるのは『冷凍人間』なんだけれども、奇しくも鮎哲追悼読書になってしまった。予定通りに読んでただけで意図したわけではないのだが。導かれたのであろうか……と思ってもないことを書いてみるテスト。冗談はともかく(たまたま読もうと思ってたというのはホント)、かなり未読作品がある私は、ファンとしては幸せな部類にはいるのだろう。《三番館》シリーズなんざ何冊か積んであるし、角川文庫の短編集は手つかずだし、鬼貫もの作品未読長短編含め結構あるし。じっくりかみしめながら読みます。しかし、追悼スレッドの煽りは、反応するのがアホとわかりつつも憤りを覚える。
●と言うことを思いつつ、15万アクセス突破間近と言うことに思い至る。

9月29日(日)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0209.html#29
●『緋色の囁き』(原作:綾辻行人、漫画:児嶋都/角川書店)★★★☆
 の感想は明日以降、と言うことで。本日は予想外の往復で疲れ気味故にここ迄。赤本については月を改めての予定。と言うか、ほとんど方々で言われ尽くして、もう書くこと無いような(笑)。
●『幻想建築術』読了。


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