2004年7月−8月

7月1日(木)
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5期目の1冊狙いですが、多分全部買います
●『盗作・高校殺人事件』【bk1】読了。

7月2日(金)〜5日(月)
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●と言うわけで、上半期ベスト読了順。
『ドグマ・マ=グロ』(梶尾真治/新潮文庫)【bk1
『星の牢獄』(谺健二/原書房)【bk1
『イニシエーション・ラブ』(乾くるみ/原書房)【bk1
『ビロードの悪魔』(J・D・カー/ハヤカワ・ミステリ文庫)【bk1
『名探偵は千秋楽に謎を解く』(戸松淳矩/創元推理文庫)【bk1

 あたり。加えて《都筑道夫恐怖短篇集成》あたりも捨てがたいです。今年上半期はあまり読めてないので、積読を下半期になるべく片づけなければ……と思ってるけれど、片づくかな……。《山田風太郎忍法帖短編全集》は逐次買ってるので、機会を見て続け読みする予定。と言っても、収録作の9割は再読なんだけれどもね。
●『紅楼夢の殺人』【bk1】読了。

7月6日(火)〜9日(金)
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●所用で京都駅に行った際、大型書店に於いて『天城一の密室犯罪教程』の再販を確認。そういえば、『空の境界』に関しては書店で初版をみたことがない(笑)。なんか、異様なまでに売れてるようですね(そろそろ頭打ちかな?)。そういえばキングの『ザ・スタンド』は全4巻ではなかった様子(てっきり全4巻と思ってたので)
●『空の境界(上)』【bk1】[『空の境界(下)』【bk1】読了。

7月10日(土)〜13日(火)
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●9月にはいよいよ『暗黒館の殺人』登場! ファンだから愛蔵版は欲しい、でも、講談社で直接注文するのは面倒、近所で予約ももっと面倒(笑)、と言う方にbk1で予約が始まってるようです。この機会にbk1で本の購入を(笑)。
●『疑惑の霧』【bk1】読了。

7月14日(水)
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●そういや先日梅雨明けしたようで。ここ2、3日、部屋より外が涼しいという状態ですわ(笑)。クーラーはあまりつけないものでして。
●先日古本屋で
『にぎやかな悪霊たち』(都筑道夫/講談社文庫・絶版)250円
 入手。解説漫画が笑える1冊。

7月15日(木)〜18日(日)
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●「キル・ビルvol1」★★★★
 いやあ、素直に面白かった。
 この映画をひとことで言うと、大バカ系アクション映画、と言うことになるんだろうけれども(笑)。アクションと言うより寧ろ殺陣の領域までイっちゃってると言うか、下手なドラマの殺陣よりしっかりしてるところは好感が持てる(先日見た「丹下左膳」のドラマの殺陣というか、青眼の構えの根本がなっちゃいなかったところに萎えたし。しかも、その人は江戸初期の剣術の最高峰、柳生の総領候補)。
 アクションだけではなく、作中描かれているゆがんだジャパネスク趣味が一番笑えるかも。コレは確信犯でやってるんだろうと思うけれども(そう信じたい)、今時ヤクザの親分がボディガードに日本刀を堂々と持ち歩かせてたり、料亭とディスコのミックスがあったりと無茶苦茶(笑)。なんで服部半蔵が沖縄で寿司屋やってて刀鍛冶なんだとか。このゆがんだジャパネスクがあるからこそのこの作品のアクションが生きるんだろうし、これは笑って楽しむものなんだろう。まあ、これで日本を誤解されたら……それはそれで楽しいかも。
 脇を固める日本人役者もいい味だしてて良い(特に栗山千明とか)。是非ともvol2を見なければ(早くビデオにならないものか)。
●『パズラー』【bk1】『Q&A』【bk1】読了。

7月19日(月)〜21日(水)
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●久しぶりに行った古本市場で方々で評判のいい時間SF
『猫の尻尾も借りてきて』(久米康之/ソノラマ文庫・絶版)105円
 入手。コレがどのくらい入手難かはイマイチわからないけれども、ググッたところkashibaさんが入手に苦労した本であることはわかった(笑)。
●最近ショックなことが判明。創元からちょっと前に多岐川恭作品が立て続けに刊行されていたが、それらはすでに皆品切れの様子。ああ、無情(泣)。やっぱ、売れなかったのね。みんな面白いのになぁ……。ついでというのも何だが、土屋隆夫も軒並み品切れの様子。
●『さよなら妖精』【bk1】『阿蘭陀すてれん』【bk1】『各務原氏の逆説』【bk1】『聖夜は黒いドレス』【bk1】『追憶のかけら』【bk1】読了

7月22日(木)〜24日(土)
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●家具屋さんで本棚を見て毎回思うのだが、収納性と言う意味ではどの本棚も一長一短というか「コレだ!」というのが存在しない気もする(特に云万円もする奴に限っては)。やはり、本棚を造る人って本を溜め込まないんだろうなぁ。だから求める機能性が作り手と本を溜め込む人とで噛み合わない……のかも。
●『風の歌、星の口笛』【bk1】『百器徒然袋――風』【bk1】読了。

7月25日(日)〜28日(水)
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アニメ版「バジリスク」(原作『甲賀忍法帖』)公式サイト。トップにある絵を見て思わず「おまえ誰やねん」と叫ぶ。たぶん、アニメ版は見ない(と言いつつレンタルに並んだら見る可能性アリにたわら一俵)。
●『高度36,000キロの墜死』『黒を纏う紫』【bk1】読了。

7月29日(木)〜31日(土)
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●「檄を飛ばす」とか「姑息」とか「憮然」「さわり」など、誤用が云々という記事が先日出たけれども、言葉の意味なんて時と共に変わっていくもんだし、記事にして騒ぎ立てるのもどうかと思うが(とりあえず挙がってた言葉、全て「誤った」意味で理解してましたが(笑))。
●毎年恒例の真夏のルパン。去年のよりは面白かったけれども、やっぱどこかで打ち止めにした方がいいんじゃないかな……。
●『剣と薔薇の夏』【bk1】読了。

8月1日(日)〜5日(木)
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●『蹴りたい田中』で言及されてた講談社ノベルスの伝奇学園シリーズ、打ち切りの憂き目にあってたものが再開される模様。『蹴りたい田中』効果?(情報ソースは作者サイトの隠し日記より)
●間違ってコミックのダブり買いしてしまった……(泣)。「あ、買い忘れてた」と思って買って1ページ目を開いたときの脱力感は(笑)。ま、たまにはこういう事あるよね
●『夜のピクニック』【bk1】読了。

8月6日(金)〜8日(日)
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●ここ1年、購入する新刊の実に9割はネットでの購入である。ネット購入の利点はなんと言っても重い荷物を持ち歩かなくてもOK、と言うところ。まあ、それ以前も本を買うときは1回で1冊、多くて2冊か3冊くらいなので重い荷物(=本)を持ち歩いた、と言う記憶はあまりなのだが(覚えているのは二階堂黎人編『密室殺人大百科』+山田正紀『ミステリ・オペラ』+宮部みゆき『模倣犯』上下を梅田で買って京都に持ち帰った時。『模倣犯』は古本屋購入だったのでまだしも、他は京都で良かったよ、と言うことで思い出深い(笑)。この辺参照。後は『屍鬼』を買ったときか)。とは言っても、本屋に行くことは回数は減ってもなくなることはない。あと、bk1に限って言えば、ブリーダープログラムで提携しているからと言うわけではないが、もっぱらきれいな帯付き本が届く(新刊出たてに時に限るが)。少なくとも、新刊書店で何も考えずに手にとって購入して後で家で確認したら帯がすれてた……、なんて言うようなことはない(だから迷ってる人は是非。便利ですよ。特に、新刊で買っても2、3日寝かすような人は)。
 なんでこういうことを書いたかと言えば、この間大型書店で新刊を眺めていたら、津原泰水の『綺譚集』を見つけて一目惚れしてしまったから。こういうことがあるから書店通いはやめられないね、と思う夏のひととき。あ、とりあえずまだ買ってませんが(笑)。というか、かなり脈絡がない。
 ちなみに、どんな表紙かは『綺譚集』公式サイト参照。一度手に取ることをオススメします。
●「エンタの神様」でめがねの友近にチョット萌えてしまった自分が恨めしい(笑)。めがねっ子属性が潜んでたなんて……(笑)。あと、パペットマペットの牛くんオチはそろそろマンネリと思うが、如何なものか。
●『ラストホープ』【bk1】『消えた山高帽子』【bk1】読了。

8月9日(月)〜11日(水)
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●恒例下鴨古本市。今年は
『五人対賭博場』(ジャック・フィニイ/ハヤカワ・ミステリ文庫・絶版)100円
『脱獄と誘拐と』(トマス・ウォルシュ/創元推理文庫・絶版)400円

 あたりが収穫。
●『小説探偵GEDO』【bk1】『幽霊人命救助隊』【bk1】『キマイラの新しい城』【bk1】読了。

8月12日(木)〜17日(火)
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●『バジリスク―甲賀忍法帖―』(原作:山田風太郎、画:せがわまさき/講談社)【bk1】★★★★☆
 言わずと知れた、山田風太郎の忍法帖シリーズ第1弾である『甲賀忍法帖』の漫画化。
 連載第1回の衝撃は今で覚えている。コンビニで手に取った掲載誌を開いたらデジタルな画で『甲賀忍法帖』の世界が繰り広げられていたのだから……。伊賀忍者と甲賀忍者の争いの火種は元からあったのに徳川家の3代目継承のために殺し合え、と言う命が下されたのだからさあ大変。何百年と続く因縁に終止符を打たんと互いに殺し合う。
 原作での1つのキモだった忍法の医学的解析がまんま省かれてるのは致し方ないが、原作のスピーディさ、スタイリッシュさを全くと言っていいほど損なわないストーリーの展開の仕方は脱帽。原作既読で結末すらわかっているにに汗握らされてしまった。
 もう、文句無しの作品なんだけれども、一個不満を言えばあまりにもスタイリッシュすぎるところか。コレは作者の持ち味だし、この辺つっこむのは野暮と承知の上なんだが。次作以降も忍法帖作品の漫画化が予定されてるようで、次がなんなのか楽しみ。そう言えば本書連載開始と同時期に連載が始まった、別誌で連載中の山田風太郎原案、浅田寅ヲ作の『甲賀忍法帖・改』(だったっけ?)の単行本化っていつなんだろ。
チョット笑った
●『みんな誰かを殺したい』【bk1】『ルピナス探偵団の当惑』【bk1】『名探偵は九回裏に謎を解く』【bk1】『怪盗ニック対女怪盗サンドラ』【bk1】読了。

8月18日(水)〜20日(金)
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●ニュースで放漫経営の家庭教師派遣会社の給料未払い関連の報道があり、その最後に「儲けを考えて経営するなら経営再開はやめたがいいですね」なんてコメントが。あの、企業なんてどんなお題目唱えても儲けが出ないと倒産するんですが……と思った夏の或る夜。
●『新本格魔法少女りすか』【bk1】『改訂・受験殺人事件』【bk1】『帝都少年探偵団』【bk1】『夢魔の棲まう処』【bk1】読了。

8月21日(土)〜24日(火)
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●「犬神家の一族」★★★★
 深夜に放送してた映画版。横溝正史原作、角川春樹制作、監督市川崑。言わずと知れた角川映画第1弾であり、石坂浩司版金田一の第1作である。
 今年の春稲垣版のドラマがあったけれども、確かに角川映画版と演出が似通ってなくもないが、あまり問題はないと思う。様々な名シーンを削ぎ落とすことなく、更に映画ならではのところ――横溝正史が出演!――などもあり大満足。色んな意味で興味深いが、原作であった大立ち回りがないのは残念というか。
 色んな意味で歴史的名作というべき作品。制作から28年経ってはいるものの、ほとんど色あせてないというのは驚き。不朽の名作とはこの事でしょう。
●『百鬼夜行――陰』【bk1】『探偵伯爵と僕』【bk1】『監獄島(上)』【bk1】『監獄島(下)』【bk1】読了。

8月25日(水)〜26日(木)
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e-NOVELSモニターに新メンバーとして紅蓮魔さんが加わりました
●「人間の証明」★★★★
 累計750万部を売ったという、森村誠一原作の映画化作品、1977年公開。
 現在フジテレビ系で連続ドラマ化されているが(余談だが周囲の人でこれを見てる人はいないようだ)、ドラマの方は竹野内豊演じる棟居刑事を主人公に据えているが映画の方はどっちかというと群像劇と言う風になっている(一応主演は棟居刑事役の松田優作なんだろうけれども)。
 原作を読んだのはもうかなり昔なので筋の方は覚えてなかったのだが(おかげでドラマは新鮮で新鮮で(笑))、それ故にと言うかだからと言うか結構楽しめた。ああ、森村誠一がホテルマン役で出てるよ! とかあの人若いねぇとどうでも良い驚きもあったり。最大の山場はニューヨークでのカーアクションと霧積の山渓をバックに崖からクルクルと落ちる麦わら帽子のシーンか。この辺はテレビではなく映画館で見たかったかも(ほぼ100%無理だが)。
 ドラマ版はどう決着が付くかチョット気になるし、近い内に原作読み返そうかな、と言う気にもなったりする。
●先日の古書市初日の翌日、某メンバーで集まったんだけれども、集合場所が古書市だったのでもう一周して
『人獣裁判』(友成純一/大陸ノベルス・絶版/初版帯)100円
 確保。更にこの間、古本市場で
『メフィストとワルツ!』(小野不由美/講談社X文庫・絶版)42円
 入手。絶版系でどうしても欲しい本はSクラスはともかくAクラスは概ね集まったので憑き物は落ちたはずだけれども、こうやって引くとむくむくと収集欲が沸くのはサガを通り越してカルマですかね(笑)。
●『荊の城(上)』【bk1】読了。

8月27日(金)〜29日(日)
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●飛鳥部勝則の新刊『レオナルドの沈黙』【bk1】、今回も作者による絵はなしの様子(とりあえず口絵にはない)。結構楽しみにしてたんだけれどもなぁ。道具立ては今まで以上に本格してそうなんだが。
●最近また検索語彙にジャニーズの嵐関連が多いようで、ここ1週間、1日のアクセス数の2割はコレかも(笑)(24時間テレビの翌日は4割だったかも(笑))。しかし、なんで? やっぱ、24時間テレビ効果か?
●『荊の城(下)』【bk1】『臨場』【bk1】『宙 新宿少年探偵団』【bk1】読了

8月30日(月)〜31日(火)
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●「Returner」★★★☆
 未来から現代にやってきた少女と人身売買屋に復讐を誓う男が地球を救うために奮闘する話(身も蓋もねぇ(笑))。
 迫力ある映像てんこ盛りで、これを映画館の大画面で見たら迫力あるだろうなぁ……と思うことしばし。未来世界を崩壊寸前まで追い込む侵略者の最初の一匹が地球についた際に殺してしまおうと画策して未来からやってきた少女リミが如何に自分が未来の人間であるかと信じさせる様はチョット笑ってしまう。
 終幕でチョットトリッキーな趣向があり、にやっとさせられる。物語はハッピーエンドで終わり、娯楽映画はこうでなくっちゃと言わんばかり。
 こういう作品があるのならば、まだまだ邦画も捨てたものではないと思わせる作品。
●朝の情報番組で『姑獲鳥の夏』の映画版撮影風景がながれてたけれど、堤真一違和感ありすぎ(笑)。映画版は一種のお笑い映画としてみた方がいいかもしれない。
●『螢』【bk1】『暗闇』【bk1】『蒐集家』【bk1】読了。


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