2004年9月−10月

9月1日(水)〜3日(金)
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●こんなスーパー嫌だ。
・特売品の代わりに非売品が並んでいる(当然売らない)
・1000円の買い物で1万円札を出したら2000円札4枚と1000円札1枚でお釣りが来る。
・お釣りの硬貨にやたらと10円玉が多い(余談だが、自動販売機でやられたことがある(笑)。500円硬貨でジュース1本買った際に20枚くらい10円玉があった)。
・バーコード禿のオヤジにデコーダーを当てたら値段が出る。
 ……どれもイマイチ。
●『チルドレン』【bk1】『グラスホッパー』【bk1】読了。

9月4日(土)〜8日(水)
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●ドラマ版「トキオ」を週末深夜の総集編でまとめてみようと思い録画をセットしてたのだが、断りもなく15分ほど時間がずれており、4回目の分は見れず。NHKのバカ野郎。2度と受信料はらわねぇ元から払ってないけれども(恐らくはロシアの学校占拠関係のせいなのであろうが)
●5日19時過ぎ、中部から近畿にかけて地震が。結構長い揺れでチト「うん?」と思ったがこれしきでビックリはしない。私の度胸が据わってるからではなく、その前にもっとビックリして悲鳴をあげてひっくり返ることがあったからなのだが。以下、食事中の方はご遠慮願いたい。

 夕食の準備のために鍋とか収納してるところからフライパンを出そうとしたら、ゴキブリに遭遇しまして。いきなり現れるものだから、「うわぁ!」と思いっきり叫んで尻餅つきました(泣)。だって、扉開けたら黒い物体がカサカサ言ってるんですよ!!!! その後、そこに収納していた鍋類全部半泣きになりながら洗いましたけれど。隣の部屋の人が不衛生なのか、今年になってゴキブリと遭遇することしばし。ゴキブリなんて大ッ嫌いだ(好きな奴もいないか。いたら会ってみたい)。しかし、今年はゴキ遭遇率高いぞ。
 とは言え、日付も変わろうとしたときに揺れ始めて、もう1分揺れたら着替えて外に逃げたがマシではないのか? と思ったのはここだけの話なんだけれども。
●『方舟は冬の国へ』【bk1】『レオナルドの沈黙』【bk1】『シャッター・アイランド』【bk1】『QED〜ventus〜鎌倉の闇』【bk1】『名探偵は最終局に謎を解く』【bk1】読了。

9月9日(木)〜10日(金)
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●ドラマ版「人間の証明」★★★
 1977年に文庫化され、750万部と言う空前の大ヒットを記録した作品が27年と言う歳月を経て連続ドラマ化。舞台は2004年と27年時間をずらされている。
 原作は読んだことや横溝正史の解説が熱っぽかったことくらいしか覚えていないので小説板との比較は無理だが映画版と比べてみる。役者が違う、時代が違うというのは当たり前だが、映画版は駆け足になってしまったのに対してドラマの方はゆったりと展開する。映画は120分弱、ドラマは500分と約4倍の違いだが、不思議と間延びした印象がない。上下巻の大長編である天童荒太の『永遠の仔』のドラマ版が異様に間延びした感じがしたのと好対照。原作の分量は『人間の証明』は半分以下だが、『人間の証明』は或る意味モジュラータイプの作品なので枝の事件を巧く描いた結果間延びした感じがしなかったのかも(『永遠の仔』は基本的に平坦なプロットだから間延びした感じがしたのかも)。脚本家の腕が異様に良かったのと、やはり、原作が連続ドラマに向いているタイプのものだったのだろう。
 ドラマ版でも棟居刑事の過去と西条八十の詩が効果的に使われているが、詩の使い方という意味では映画の方に軍配が上がる。更に、犯人を自供に追い込む際に詩が使われるが、チョット安直な気もする。ドラマ版ではちょっとした密室トリックが組み込まれているが、使い方がちょいと安直だったりとドラマ版ではドラマ版で面白かったのだが映画版の良いところを越えてないのは残念と言えば残念。更に、最終回はチョット駆け足の印象があり、全10回で完結したのは視聴率不振で切られたからなのか。そうなら残念(残念残念って、波田陽区か>自分)
●『ソウルドロップの幽体研究』【bk1】『モンスターズ1970』【bk1】読了。

9月11日(土)〜13日(月)
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●『マリア様がみてる』の読者層と学生アリスのシリーズの読者層がどれほど重なってるかは定かではないが、両者をミックスさせた『有馬様がみてる』なんて同人誌はないんでしょうかね(いや、欲しいとかそう言うのではなく、単に思いついただけです)。
●最近持病のしゃく腰痛が酷くなってきたので云年ぶりに整体に通う。思った以上によろしくないようで、場所によっては揉まれると「ごめんなさい、もうしませんから許して!(>なにを?)」と何故か謝りたくなるくらい痛い(笑)。とりあえず椅子に割と長く座れるくらいには快復しつつありますが(酷いときは30分も座れなかったんで)
●『火の神の熱い夏』【bk1】『暗黒館の殺人(上)』【bk1】『暗黒館の殺人(下)』【bk1】読了。

9月14日(火)〜16日(木)
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●いくつかのサイトで既に言及があるけれども、これって「このライトノベルがすごい」の連載をまとめたモノかな?
●腰痛は一進一退。5歩進んで1歩下がる感じ。だいぶほったらかしにしてたからなぁ……。腰痛持ちの方、チョットでも調子が悪いときは行きつけの整体にいくことをオススメします(余談だが、整形外科では腰痛の9割は対応できないと思う)。
●『大聖堂は大騒ぎ』【bk1】『冷たい校舎の時は止まる(上)』【bk1】読了。

9月17日(金)〜20日(月)
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●渥美清版「八つ墓村」★★★
 山崎努扮する多治見要蔵の32人殺しのシーンがトラウマになると好評の(笑)、渥美清版『八つ墓村』。1977年公開で、石坂浩司&市川崑コンビによる『犬神家の一族』の翌年。確か、企画はこの『八つ墓村』の方が早かったらしいが……。余談だが、この『八つ墓村』、片岡千恵蔵版があるらしい。この文章を書くために調べるまで知らなかったよ(千恵蔵版は『本陣殺人事件』『獄門島』あたりはしってたけれども)。ドラマは古谷一行版が横溝正史シリーズと2時間サスペンス版の2回、片岡鶴太郎が1回と結構人気。
 そう言えば昔はこの渥美清版が良く地上波で流れてたもんだな。32人殺しの映像が予告CMとしてよく流れてたし。しかし、この渥美清版、原作を或る程度踏襲はしているものの、微妙に別物といわざるを得ない。時間内に納めなければならない、という制約故か原作にあった本格ミステリのプロットを大幅に削減して伝奇ホラーに変わってしまっているのだ。原作は終幕の犯人死去前後が結構あっさりしてた記憶があるが、ここがホラーになってしまっている。何かが乗り移ったかのような。加えて、エピローグは良い話でめでたしめでたしなのが原作だったが、映画の方は因縁話になってしまって(もしかしたら原作もそう言う記述があったかも?)またしてもどこかホラーに。
 そろそろ稲垣版の『八つ墓村』がお目見えすると思うが、果たしてどのようになるのか。チョット楽しみといえば楽しみ。
●山田風太郎全集の月報をコピーするために大阪府立図書館まで。京都府立のネットワークにあることはあるのだが、分散している上に京都府立図書館には数冊しかないし、某畸人郷に顔を出すついでだし、ということで。あと、手に入れ損なった世田谷文学館での山田風太郎追悼展の図録も所蔵しているので見てみよう、というのもあったし。
 で、カウンターで手続きをしてとりあえず月報に目を通すか……と思いページを開くと、月報だけきれいさっぱり消えていたのだ(泣)。1冊だけではなく、8冊書庫から出してもらった分の内7冊分全部。思わず「なんじゃこらー」とチョット声をあげてしまって迷惑だったが(笑)。月報だけをそれだけまとめている可能性に賭けたものの、それも粉砕される。そして、残り8冊分だしてもらうこともなく(残りの分も抜き取られてることが予想されたので)、図録を一通り読んで、泣きながら図書館を後にしました。
●腰痛、ぶり返しがきつい……。なんか、腰痛日記になってきてるような気がするのは気のせい?
●『冷たい校舎の時は止まる(中)』【bk1】『冷たい校舎の時は止まる』【bk1】『クリスマスローズの殺人』【bk1】『逆さに咲いた薔薇』【bk1】読了。

9月21日(火)〜25日(土)
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●チョット必要があってbk1で検索をかけていたら、《異形コレクション》既刊分、廣済堂文庫版と光文社文庫版両方いまだ入手可、というのが判明。とりあえず、こちらから。『ラヴ・フリーク』『侵略!』『悪魔の発明』の3冊は1〜3週間表記なので入手できない可能性もあるけれども、もし店頭で《異形コレクション》の廣済堂文庫版を入手し損なって泣きが入ってる人がいたら、是非この機会に。これを逃したらもう入手機会は来ないかも?
 ついでに、嵐山書店(仮)常設コーナーの定期メンテナンスをしてたら、《昭和ミステリ秘宝》bk1品切れ分再入荷判明。ついでに、《本格ミステリコレクション》もbk1品切れ分再入荷判明。もし、買い逃した人がいて、店頭にもなく、入手はもう古本屋か……なんて人がいたら、是非一括して買ってください。そうすれば続刊がでる……かも?(特に《本格ミステリコレクション》あたりは続刊決定か否かの情報が皆無なので心配である)
●直接入力しないとアクセスできない隠し日記に言及するのもどうかと思うが、とりあえず講談社文庫版『SFミステリ傑作選』170円は非常に羨ましいです。はい。というか、あの界隈は(以下略)。
●『誰でもない男の裁判』【bk1】『カタブツ』【bk1】『二度のお別れ』【bk1】読了。

9月26日(日)〜27日(月)
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●ドラマ版「刺青殺人事件」★★★☆
 戦後探偵小説黄金期の代表的作品にあげられることが少なくない、高木彬光のデビュー作のドラマ化。1983年放送で、近藤正臣演ずる神津恭介ものの第1弾でもある。舞台は放送時の1983年と思しく、それ故に原作にあった日本家屋に於ける密室殺人という画期的な趣向は削がれてはいるものの、それ以外は原作を巧くいかしたものになってる。
 骨格がしっかりしている故に(そもそもが長めの中編を改稿加筆増補して長編化したものを原作としてるからか)、短い時間ながらも時代を移してそれに合わせた以外は無駄な改編削除もなく、安心してみることが出来た。なにより刺青というカラフルなものが映像で見れたのが良かった(まあ、実物の彫ったものではなく描いたものであろうが)。ところで、2時間サスペンスは無駄なベッドシーンがつきもの、とか言う揶揄が一時期あった気がするが、実は、その源流はこの作品にあったりして。このドラマ版「刺青殺人事件」にはベッドシーンはあるものの、それは原作にもあるもので、欠くべからざるものなのだ。もしかすると、ベッドシーンが好評だったから脚本家に入れるよう強制したという事情があったのかも。
 冒頭に原作者の高木彬光がでていたり、暑苦しい中年の代表(笑)の志垣太郎の若かりし姿があったりと(約20年前ですからね)、色んな意味で見所満載だったりする(笑)。最近この近藤正臣版の神津恭介もの、DVDになってるしレンタルで並んでいるので原作ファンは一度見てみては如何でしょうか(私は先日関西で放送されたものをビデオで見たのですが)
●『海のオベリスト』【bk1】『魔王城殺人事件』【bk1】『42.195』【bk1】読了。

9月28日(火)〜30日(木)
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●『スマイルは遠すぎる』(原作:二階堂黎人、作画:河内実加/秋田書店)【bk1】★★★☆
『歯なしの探偵』に続く、河内実加による渋柿シリーズの漫画化第2弾。収録された4編の内、原作有りが2作、河内実加によるオリジナルが2作。前回同様、実に巧く漫画化がされており、もしかすると、原作者よりこのシリーズを理解してるのかも。それ故、今後は原作は河内実加に渡して、そのまま漫画化がいいかも……と思ったり(というのは前にも書いた気が(笑))。これほど原作のイメージとかけ離れてない、あまりにも嵌り過ぎなミステリの漫画化はこれを措いて他に知らない。
●『スマイルは遠すぎる』のカバー袖には他の原作付き漫画化案内があるんだけれど、その中に金子レミ原作の《殺し屋教師田中一朗の事件簿》と言うものが。その中に『飢えた遺産』というタイトルの作品があるんだけれども、都筑道夫の『なめくじに聞いてみろ』を意識したシリーズなのかな? 書店でこの『飢えた遺産』のタイトルを見たときに「原作都筑道夫?」と思ったのはここだけの話。
●『綺譚集』【bk1】『PLAY』【bk1】『呪文字』【bk1】読了。

10月1日(金)
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●稲垣吾郎版「八つ墓村」★★★☆
 春の「犬神家の一族」に続く、稲垣吾郎版金田一耕助第2弾。選ばれた題材は『八つ墓村』で、何故これが選ばれたかは謎だが、伝奇的要素や「たたりじゃ〜」のフレーズが映像に合うから採用されたのか。
 おぼろげな原作の記憶と比べると、渥美清版と違い、ミステリ要素を前面に押し出そうとしていることがよくわかる。特に、原作では――記憶が確かなら――鍾乳洞で、田治見辰也の手によって犯人が分かるのだが、この稲垣吾郎版では金田一耕助が犯人のところに赴く。また、原作や渥美清版で見られた辰也の背中の根性焼きの後を見せるシーンがカットされてたりと、昨今の風潮を反映してなのか物足りないものが(要蔵の32人殺しもイマイチ凄惨さが欠けるし。やはり、山崎努のあの迫力が印象深い故に比べてしまった結果なのだろうけれども)。また、女優の人選もチョットミスキャストな印象があり、特に春代の役はりょうではなく、さとう珠生を抜擢したら良かったかも(そうしたら別の意味で面白かったと思うが(笑))。田治見辰也が沖田総司藤原竜也というのは、個人的には悪くないと思うが。
 もし次があるとしたら、やはり、『悪魔の手鞠唄』なのでしょうか。『獄門島』『本陣殺人事件』といったところもやって欲しいんだけれども。あと、目先を変えて東京が舞台の『悪魔が来りて笛を吹く』とかね。
●『狗』【bk1】読了。

10月2日(土)〜4日(月)
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●『本棚探偵の回想』、感想は明日以降。とりあえず、bk1購入者には特典があるようなので、未購入の人はこちらからどうぞ
●『魔術王事件』、思った以上に分厚いよ……。何ページあるのか、手に取るのが楽しみというか、怖いというか。
●『幻影のペルセポネ』【bk1】読了。

10月5日(火)〜7日(木)
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●10〜12月の関西ミステリ関係イベントメモ。
10/9 近藤史恵×篠田真由美with佳多山大地(花園大学)
11/6 横山秀夫講演会(同志社大学)
11/14 麻耶雄嵩講演会(大谷大学)
11/20、21 某大学主催のミステリ喫茶(観客参加型犯人当てゲーム。2つシナリオがあり、片方は私が原案提供)
12/4 関ミス連冬の総会(主催某大学、講師貴志祐介)
 各種サイトより。某大学関連は春の関ミス連の活動報告で既に発表済みらしいので、公式サイト未掲載ですが書いておきました。
●『生首に聞いてみろ』【bk1】『夏の名残りの薔薇』【bk1】読了。

10月8日(金)〜10(日)
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●『本棚探偵の回想』(喜国雅彦/双葉社)【bk1】★★★★☆
 古本野郎どもの為の、古本にまつわる本。本書には「小説推理」(双葉社)や「ダ・ヴィンチ」(リクルート社)での連載に加え、文庫解説やエッセイが収録されている。
 いちばんインパクトがあるのは、書き下ろしの日下邸訪問記。紹介されてるのはどう考えても氷山の一角の更に一角というのはいうまでもないが、これだけでもうお腹いっぱい(笑)。一体全体どれだけ本を持っているんでしょうか。
 その他、文庫全集の話とかアンソロジーの話とか、古本者でなくとも興味をそそられる話題も。イラストの中ではやはり幻影ごまっとうに止めを刺すかと(笑)。夢にでそうです(でも、何の罰ゲームでしょうか? と聞きたくなったり)。
 造本も前作同様見事で、チョットでも書痴が入ってる人ならマストバイな1冊であることは間違いない。とはいえ、前作のインパクトに比べると少々物足りないのは残念なのであるが(逆に前作のンパクトが強すぎただけかも知れないが)。
●『ドアの向こう側』【bk1】『鬼神伝 鬼の巻』【bk1】『鬼神伝 神の巻』【bk1】読了。

10月11日(月)〜13日(水)
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2ちゃんの山風スレからの情報。『甲賀忍法帖』映画化のタイトルが……。なんか、安っぽいVシネマのタイトルっぽくて嫌。普通に『甲賀忍法帖』のタイトルで映画化すればいいじゃん……(まあ、甲賀vs伊賀の話なので、『甲賀忍法帖』のタイトルが或る意味詐欺という面はあるから改題したいのもわからなくもないだが)。
●ヘキサゴンの問題で答えがパタリロキタ━━━( ゚∀゚)━━━
 チョットビックリ。みんな正解したのに更にビックリ(笑)。
●『死後』読了。

10月14日(木)〜17日(日)
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情報皆勤に、いや、解禁になったので。11月20、21日は立命館大学衣笠キャンパスに於いて観客参加型犯人当てゲームの「ミステリ喫茶」が行われます。片方は私が原案(アイデアのみ)担当しましたので、よろしければ参加してください。
●『魔術王事件』【bk1】読了。

10月18日(月)〜20日(水)
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●「多摩南署たたき上げ刑事・近松丙吉C細い赤い糸」★★☆
 原作は飛鳥高の日本探偵作家倶楽部賞受賞作。加えて超絶技巧の大傑作、というイメージは覚えてたんだが、ネタそのものは良く覚えてない(笑)。この枠は東野圭吾の作品をドラマ化してたりと、シリーズとしての汎用性は高そう。
 とはいえ、やはり2時間ドラマ。確かに原作も一見2時間ドラマっぽいところがあった気もするが、もう一つの要素が映像で表現できないからか、完璧に2時間ドラマになってしまっている。やっぱ、無理があったか(つまり、×××系であることはおぼえてるのだが)。動機なんかは踏襲してたかな……。
 再放送でもあればどうぞ、というところ。
●『聖なる黒夜』【bk1】『偽りの館』【bk1】読了。

10月21日(木)〜23日(土)
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●古谷一行版「悪魔の手鞠唄(金田一耕助の傑作推理バージョン)」★★★☆
 横溝正史の金田一耕助ものはあまたあるが、演じた作品数が最も多いのは古谷一行に止めを刺すであろう。TBSでの「金田一耕助の傑作推理」シリーズは31作、伝説の横溝正史シリーズを入れると50作金田一耕助を演じている。また、原作者の横溝正史も金田一耕助のイメージに近いと太鼓判を押しており、そう言う意味で安心して見れるシリーズではある(とは言え、『女王蜂』原作の際は舞台が山奥という離れ業を噛ましてくれたので(笑)、それ以降あまり触手が蠢かないのも事実だが)。
 この『悪魔の手鞠唄』は「横溝正史シリーズ」の枠でも古谷一行により映像化され、これは2度目の挑戦。今回は横溝正史の筆では結局実現しなかった等々力警部と磯川警部の顔合わせが実現しており、割とマニアックなツボをついてくれる。内容も実に手堅く纏まっており、原作は割と長めであるが、少なくともアレ? と思う短縮削除はなかったと思われる。とは言え、峠での邂逅の凄まじさはあまり出ておらず、死体に施された見立ての趣向も今ひとつ凄惨さに欠ける気が。テレビではこの辺が限界と言うことか。加えてラストの汽車での一言もなかったのも不満といえば不満かも。
●『赤い霧』【bk1】『SFミステリ傑作選』『サム・ホーソンの事件簿V』【bk1】『霧の迷宮から君を救い出すために』【bk1】読了。

10月24日(日)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0409_10.html#b24
●来月《ミステリー・リーグ》から出るらしい柄刀一の『御手洗潔対シャーロック・ホームズ』は恐らくは『贋作館事件』や『御手洗潔パロディサイト事件』に掲載された贋作を中心にもしかしたら書き下ろしを加えた贋作集か? 少なくとも両者を直接(或いは間接)対決させたものではないと推察されるが(タイトル大嘘やん! というのが同じ《ミステリー・リーグ》から出てるし(笑))。
●ホックの『サム・ホーソンの事件簿V』の巻末収録の「ナイルの猫」を読んでチョット妄想したこと。
 古今東西様々なアンソロジーがあるが、その中でも渡辺剣次の《13シリーズ》は編者の渡辺剣次が死ななかったら以降どのようなものが出てたのであろうか。出たのは正続の密室、暗号、凶器の4冊。残りは動機、アリバイ、フーダニットそれぞれ正続でたとして12冊。案外、13冊目は全編公募の書き下ろしアンソロジーになったのではないのか、と思ったりもする(無論、13冊アンソロジーを出すという前提があったかどうか走らない)。で、なんでこんな事を書いたかと言えば、「ナイルの猫」は犯行動機が異様な傑作と言っても良く、もし渡辺剣次が《13シリーズ》を翻訳物に広げてたら間違いなく動機編に入ってたなと思ったからなんだが(「ナイルの猫」の邦訳は1970年)。
 そういえば、光文社文庫のアンソロジー「本格推理マガジン」はストップしてるけれども、既刊の《13シリーズ》を復刊してさらに続ける、という企画や、こういうのをやろう編者はいないのかなぁ。
●『龍臥亭幻想(上)』【bk1】読了。

10月25日(月)〜27日(水)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0409_10.html#b25_27
●1年ぶりの鬼束ちひろニューシングル「育つ雑草」を買ってきて聴いてるのであるが、店に鬼束ちひろベストアルバム12月1日発売のチラシが。もらってきて収録曲をみてみたら「Castle・imitation」と「嵐が丘」が入ってない。ついでにいうならば、「イノセンス」も入ってなく、これらの曲なくして何がベストだと京都の片隅でアイーンと叫ぶこのごろ。とはいえ、隠れ名曲「茨の海」が入ってるのは評価したいが(とは言え、確かこれ何かの映画――戸梶圭太原作『溺れる魚』の映画化作品だった気が――のテーマソングだったはずなので、アレなのだが。というか、シングル中心のベストアルバムであり、アルバム3枚シングル10枚の中から15曲選ぶというのはどうかとおもうんだけれども(故に買う気はほとんどナッシング)。
●『龍臥亭幻想(下)』【bk1】『鬼に捧げる夜想曲』【bk1】『密室の鎮魂歌』【bk1】読了。

10月28日(木)〜31日(日)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0409_10.html#b28_31
●京都は知恩院の古本市。初日はあいにくの雨で、全部見ることが出来なかったのであるが、代わりに個人的に爆笑の出来事が。とりあえず事は数日前にさかのぼる。
 某畸人郷の面々で集まって古本市に行こう、と言う話になっており、名古屋から八尾の猫さんも来ることになっていた。天気予報によると初日は雨の可能性が高く、2日前にまとめ役の人に電話するが、出ない(後で聞くと、東京に行ってたようで)。とりあえず、当日は最初の予定通り古本市開始時刻に行き、皆が来るのを待つ。もう1人開始時刻に会場におり、ここで雨のために八尾の猫さんは初日行くのを見合わせる旨のことをまとめ役の人から言付かってきた旨を聞く(どうも入れ違いでうちにもかかってきた様子)。この段階では八尾の猫さん抜きで集まり、翌日八尾の猫さんが来たら改めて集まれる人で集まる……とばかり思ってて行動し、12時くらいまで知恩院の周辺でうろうろと。その間にもう1人が何度かまとめ役の人に電話するが、出ない。当然ながら大阪からこちらに向かってる故に出ないんだろうと解釈(註・まとめ役の人は携帯電話持ってません)。13時も近くなった頃、私がかけてみる。冗談で「出たら爆笑だよね」とかいってかけて、留守電に変わるとばかり思ってたら「はい、もしもし」ときたもんだ。思わず
「なんでそこにいるんですか!」
 と叫んでしまいましたよ(笑)。かなり大きな声で。それで事態を把握し、集まるのは翌日に延期になった旨を知る。言葉の行き違いに加え、私ともう1人は徹夜明けで、頭がぼけてた故の勘違い。とりあえず、電話を切った後はものの30秒くらい知恩院の片隅で爆笑して危ない人と化しておりました(笑)。しかし、電話して出たら「なんでそこにいるんですか!」ってずいぶんな奴だ>自分
 で、2日目。初日に見られなかったところを眺め、
『四次元の殺人』(石川喬司編/カッパノベルス・絶版、状態悪、検印有り)100円
 入手。とりあえず読めるのを優先で。
 朝から晴れており、八尾の猫さんも無事に京都に到着し、集まる予定のメンバーが揃ったところで移動。三条のアーケード内にある「活字倶楽部」「かつくら」で食事。帰ったり遅れてきたりでその場にいた人間は増減したが、食事後は隣の「リプトン」→「アスタルテ書房」→「BOOK1st」→「丸善」→「ジュンク堂」→「ホーリーズカフェ」と移動。「アスタルテ書房」では
『畸形の天女』(江戸川乱歩/江戸川乱歩推理文庫・絶版)1000円
 購入。光文社の全集には連作は乱歩以外の文章が入らないので安い買い物です。
  集まってから都合6時間は喋りっぱなしで。かなり疲れました(笑)。
 19時には解散。本日お会いした皆様方、ホントお世話になりました。
●『水の迷宮』【bk1】『リピート』【bk1】『ネフィリム 超吸血幻想譚』【bk1】読了。


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