2006年1月−3月

1月1日(日)〜6日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0601_03html#a1_6
●かなり出遅れまくりですが、今年もよろしくお願いいたします。
 さて、東野圭吾の『容疑者Xの献身』はやはり直木賞候補作に挙がった。某愛欲作家が選評で如何に的外れなコメントを本書に寄せるか、と言うのが最大の興味だったりするんだけれど(笑)、「ここまでやっておいて、プラトニックで終わるとは全く考えられない」と知り合いの受刑者の話を持ち出すに違いない。いや、同じ東野圭吾の『手紙』が候補に挙がったとき「受刑者は女のことだけを考えるものであってこういうきれいな事書くわけねえんだよ」と言う趣旨のことを選評でのたまっていた記憶があるもので。当たったら拍手喝采頼みます(笑)。
●年間ベストなど、その他諸々は次回以降の更新で。
●『不連続殺人事件』【bk1】『アート偏愛』【bk1】読了。

1月7日(土)〜21日(土)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0601_03html#a7_21
●恒例の新刊以外及び本格系以外のオススメを。順不同。
『1001秒の恐怖映画』(井上雅彦/創元推理文庫)【bk1
 ホラー映画ファン必読のショート・ショート集。異形のものへの愛にあふれた1冊。
 
『天啓の殺意』(中町信/創元推理文庫)【bk1
 まだこんな手があったのか! と瞠目仰天七転八倒の1冊。或る意味オールタイムベスト級。
 
『実験小説 ぬ』(浅暮三文/光文社文庫)【bk1
《異形コレクション》で変なことをした作品を中心に纏められた1冊。小説ならではのものがここに。
 
『空の中』(有川浩/メディアワークス)【bk1
『海の底』(有川浩/メディアワークス)【bk1

 2冊はラノベ文化が生み出した怪獣SF長編の傑作。必読でしょう。
 
 と言ったところ。あと、昨年末に再刊されたハチャメチャ冒険探偵小説『魔大陸の鷹 完全版』【bk1】も必読です。と言うわけで、今年も目標積読30冊減。
●『容疑者Xの献身』、直木賞とりましたねぇ。選考中、渡辺○一は毒でも盛られて口でもきけなかったんでしょうか?(笑)。
●『不完全な死体』『銀扇座事件(上)』【bk1】『銀扇座事件(下)』【bk1】『ぬしさまへ』【bk1】『楽園の知恵』【bk1】『エンド・ゲーム』【bk1】『QED 神器封殺』【bk1】『丑三つ時から夜明けまで』【bk1】読了。

1月22日(日)〜31日(火)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0601_03html#a22_31
●本格ミステリ大賞の候補作、『容疑者Xの献身』『扉は閉ざされたまま』あたりは鉄板だろうけれども、それ以外の3作がなかなか思い浮かばない。東川篤哉の『交換殺人には向かない夜』あたりが入ってると嬉しいかも。まあ、あとは山田正紀の『マヂック・オペラ』とか挙がるかなぁ? ま、発表が楽しみです。というか、今年は例年になく発表遅いなぁ。
チョット笑った
●『学校を出よう!B』【bk1】『二人の妻をもつ男』【bk1】『五人対賭博場』『黄昏のベルリン』『踊る黄金像』【bk1】読了。

2月1日(水)〜17日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0601_03html#b1_17
●そう言えば、先月末、河原町通りに面した宝塚劇場が70年の歴史に幕を下ろしたようだ。そこで映画を何度か見たが、だからといって感慨深いかというと……。寧ろ、閉館のあおりを受けたブックファーストの閉店方が感慨深かったり。考えてみれば、ここ倒産した駸々堂の後に出来たもので、駸々堂から愛用していた書店だった。最初に駸々堂に行ったときのインパクトは忘れようにも思い出せないけれども、あの場所に行きつけの書店があったことは忘れないだろうと思う。
――ていうか、跡地には大型商用施設が出きるらしいので、そこに出店するのは割と予想できるんだけれどもね(笑)。
●『地を穿つ魔』【bk1】『魔王の足跡』【bk1】『イノチガケ』【bk1】『今春屋ゴメス』【bk1】『向日葵の咲かない夏』【bk1】『猫の尻尾も借りてきて』『ハートブレイク・レストラン』【bk1】読了。

2月18日(土)〜3月10日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0601_03html#b18_10
●……アクセス解析のリンク元URLで発見して笑った。なんつー検索語彙ですか。
●『白夜行』の原作を読み返して、ドラマ版の巧さに舌を巻いたり。何も忠実に映像化するだけが映像化ではないけれども、わけわからん改変があったり重要なシーンがさくさく削られていたりと原作付きのドラマは7割方うんざりする。が、『白夜行』は安心してみることが出来る。連続ドラマという尺の長さに原作の厚みが絶妙にマッチした希有な作品といえるかも。原作の裏側を描くというアクロバティックな手法でドラマ化されているのだが、逆に言うと、ドラマ化するにはこの方法しかあり得ないだろう。無論、原作のままの方法も出来なくはないと思うが、そうなるとドラマとしての面白みは半減する。まあ、舞台の時が原作より10年以上ずれていたり、人間関係や配置が若干変更されていたりとしているがこれはドラマ化するにあたっては当たり前の処理。時間変更は忠実にやると小道具の用意それだけで制作費を喰うわけだしね。そう考えるとフジテレビの稲垣金田一はかなりがんばっているんではないでしょうか。
 どうも原作読みの間ではドラマ版の評判、良くないと言う話もあるようですが、個人的には上記の理由に於いて支持しますよ。
●『サム・ホーソーンの事件簿W』【bk1】『ベトースンの鐘楼』【bk1】『てるてる あした』【bk1】『白夜行』【bk1】読了。

3月11日(土)〜24日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0601_03html#c11_24
●「女王蜂」★★★
 1月に放送された稲垣版である。いや、見たのは放送直後だったんだけれども。
 印象深いのは、やはり栗山千明による大道寺智子であろう。原作にある妖艶さを巧く出していたのではなかろうかと思われる。しかし、同じ枠で一昔前に放送されていた片岡鶴太郎版にしても、フジテレビの金田一ものは割合安心して見ることが出来る。原作がいわゆるS級A級の名作であることに加え、原作をなるべく忠実に再現しようと言う気概を感じられるからだ。
 もちろん、映像化に際して幾つか改編はありはするものの、これはもう許容範囲内。まあ、ありでしょう。とは言え、あんな横溝先生はいやなんだが。何ですか、あの軽さは (笑)。まあ、これは稲垣版の味なのでしょうが。
 そう言えば、古谷一行版の「女王蜂」は舞台となる月琴島が奈良の山奥に変わっていて血涙を流した覚えが。あれ以降古谷一行版の新作は見ていないかも(再放送で過去の奴をやってるときは見ることはある)。
 悪くはないペース、クオリティで作られているので、是非ともまた作って欲しいものです。
●『深夜の市長』『聖域の殺戮』【bk1】『アクアポリスQ』【bk1】『つきまとわれて』【bk1】『空白の殺意』【bk1】『脳髄工場』【bk1】『EDS』【bk1】読了。

3月25日(土)〜31日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0601_03html#c25_31
2ちゃんのこのスレは国産ミステリファン必読かも
●『離愁』【bk1】『白菊』【bk1】読了。


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