2009年7月−12月

7月1日(土)〜21日(火)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0907_12#a1_21
●「臨場」★★★
 横山秀夫の同題短編集を連ドラ化。この短編集に入ってないエピソードもあるが、wikiによるとオリジナルではなく未収録作が原作の模様。
 連ドラにするには丁度いい分量だったのか、そんなに大きな肉付けというか、改変は通しの糸以外なかったような(警視庁になってたり女性が加わっているのはテレビ的にアリと思う)。まぁ、これが改変だし、滑ってた気がしないではないけどw まぁ、原作ありで連ドラで伝統的な刑事ドラマ枠ではよくやっているほうか。人気刑事ドラマ「相棒」のいい影響が出ている作品といえるであろう。今思ったんだけれども、横山秀夫以降の警察小説の流行ってずっとテレビに於ける刑事ドラマが下地を作ってきたんではないのか。この辺は結構考察に値するかも。
 この連ドラマ版「臨場」の最大の問題はこれを観て同じ役者がやってた「ゴンゾウ」を観たくなったことだったり(待て)。問題はDVDがレンタルされてるか否かだけれども
●『天神のとなり』【bk1】『神君幻法帖』【bk1】『絶望ノート』【bk1】『神国崩壊』bk1】『鬼の跫音』【bk1】『玻璃の家』【bk1】『鷺と雪』【bk1】『訪問者』【bk1】『無縁塚』【bk1】『本格ミステリ09』【bk1】読了。

7月22日(土)〜8月7日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0907_12#a22_7
●「裁判員法廷」★★★☆
 森江春策がイメージ通りw プロデューサーか脚本家のどっちかが『殺人喜劇の13人』以来のファンに違いない。個人的には漫画版の森江がなんか違うなと思っていたんで
 で、内容的には追加のお料理教室ネタとか結構ツボだったり。菊園検事の扱いも好きかも。一応続編制作ありそうな終わり方なので山田正紀原作の女囮捜査官シリーズみたいに続くといいな、と思ったりする。目指せ、『十三番目の陪審員』の映像化
●『カンナ 奥州の覇者』【bk1】『遠い旋律、草原の光』【bk1】『目薬αで殺菌します』【bk1】『不可能犯罪コレクション』【bk1】『ST 黄の調査ファイル』【bk1】『亡き妻へのレクイエム』【bk1】『あわせ鏡に飛び込んで』【bk1】『バチカン奇跡調査官』【bk1】読了。

8月8日(土)〜21日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0907_12#b8_21
●アニメ版「時をかける少女」★★★
 筒井康隆の同題作品のアニメ化……のはず。「のはず」と言うのはこの作品ではラベンダーの香りが重要になってくると記憶しているので。アニメ版ではラベンダーが全くからんでこない。
 時間SFが大好きなので結構楽しみにしていたんだけれど今一つというか。時間SFの宝庫、『パタリロ!』の文庫第4巻収録のとある作品にどことなく似た構造な気が。まぁ、時間SFの黄金パターンと言えば黄金パターンなんだが。ただ、時間SF初心者にはいいかな、という感じなんだけれども
●『6時間後に君は死ぬ』【bk1】『愚者が出てくる、城塞が見える』【bk1】『夜になっても走り続けろ』【bk1】『ロング・ドッグバイ』【bk1】『禿鷹狩り 禿鷹W(上)』【bk1】『禿鷹狩り 禿鷹W(下)』【bk1】『動機、そして沈黙』【bk1】『焦茶色のパステル』【bk1】『龍神の雨』【bk1】『仮面の男』読了。

8月22日(土)〜9月4日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0907_12#b22_4
●『Y十M』(山田風太郎原作、せがわまさき画/講談社)【bk1】★★★★☆
 山風忍法帖の双璧『柳生忍法帖』(講談社文庫)を漫画化したもの。『甲賀忍法帖』(同)を原作にした『バジリスク』に続いての山風忍法帖原作である。
 トリッキーな攻防の数々を画にするとこうなるのか! と言う新鮮さが。原作を読んでいるにも関わらずはらはらドキドキ。山風忍法帖を描かせたら右に出るものはいない。
 山風忍法帖最大のヒーロー柳生十兵衛三厳を描いた漫画家は数いるが、男の色気と意味ではこのせがわまさき版が一番かも。そういう意味ではこれは必読。
 次なる忍法帖は『柳生忍法帖』と双璧を張る『魔界転生』(同)かと思ったら違う様子。最終巻で何気に伏線が張られているので是非とも柳生但馬守と十兵衛との対決シーンを含む剣豪バトルを描いて欲しいところ。
●『聖なる血』【bk1】『リバース』【bk1】『9の扉』【bk1】『海の仮面』『覘き小平次』【bk1】『紅薔薇伝綺』【bk1】『虫とりのうた』【bk1】『少女たちの羅針盤』【bk1】『プリズン・トリック』【bk1】読了。

9月5日(土)〜18日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0907_12#c5_18
●2ちゃんまとめサイトで拾ったものをいくつか。
漫画でよくあるパターンの元祖を探るスレ
【ネタバレ】好きな東野圭吾の小説ランキング
男が読んでも面白い少女漫画ある?
今まで読んだ中で一番面白かった小説を教えてくれ
長門有希の100冊
息子が「ドグラ・マグラ」という本を持ってます表紙のイラストが怪しげです裏表...
屁理屈抜きで面白い小説教えれ
ノックスの十戒を守ってる推理漫画ってある?
本棚の本の整理はどうしてる? これはという必殺の片付け方法をおすえて。
読書家なお前等がすげえと思う小説教えてくれ
積ん読が多すぎる件
 こうしてみると読書系って結構拾われているのね。
●『さよならの次にくる 卒業式編』【bk1】『さよならの次にくる 新学期編』【bk1】『ROMES 06 誘惑の女神』【bk1】『ST 緑の調査ファイル』【bk1】『トワイライト・ミュージアム』【bk1】『探偵小説のためのノスタルジア「木剋土」』【bk1】『探偵小説のためのインヴェンション「金剋木」』【bk1】『ここに死体を捨てないでください!』【bk1】『三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人』【bk1】読了。

9月19日(土)〜10月2日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0907_12#c19_2
●「夜歩く女」★★★
 横溝正史原作『夜歩く』を小野寺昭主演で映像化したもの。金田一耕助というと石坂浩二や古谷一行が有名すぎるが、近年では稲垣吾郎とか新たな金田一像が造られている。その流れを経た今小野寺版の金田一耕助を見ると思ったほど違和感がないというかこれはこれでありと言うか。内容とか原作への忠実度云々よりも金田一耕助としてどうかという方向に目が向くのは我ながらどうかと思うw 全体的に思った以上によかったのではなかろうかと思うがどうでしょうか。
●『ミスター・ディアボロ』【bk1】『ポジオリ教授の冒険』【bk1】『極北クレイマー』【bk1】『検死審問ふたたび』【bk1】『智天使の不思議』【bk1】『まっすぐ進め』【bk1】『電氣人間の虞』【bk1】『幽霊の2/3』【bk1】読了

10月3日(土)〜30日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0907_12#d3_30
●「ナイチンゲールの沈黙」★★★
 ドラマ版「チーム・バチスタの栄光」の続編がスペシャル版で登場。原作は同題小説。
 前作もそうだったけれども、意外と配役は悪くない。それ故のテンポの良さも残っていて見ていて安心できるものがあったと思う。結構このシリーズのドラマ化は成功ではないのかと思ったりする。まあ、あの奇蹟の歌声は微妙っていや微妙だったがw そこはそれとしてよくできているのではなかったかと思う。
 これがドラマ化第2弾で、なおかつ最後に『ジェネラル・ルージュの凱旋』への予告というか前振りもあったので第3弾もあり得るのではないかと思ったりする。その際は又連ドラとか。その辺は今回の視聴率と役者のモチベーション、スケジュール次第だろうけれども。
●『追想五断章』【bk1】『妖精島の殺人(上)』【bk1】『妖精島の殺人(下)』【bk1】『花と流れ星』【bk1】『毒蛇の園』【bk1】『花窗玻璃』【bk1】『身代わり』【bk1】『疑心』【bk1】『呪眼連鎖』【bk1】『後悔と真実の色』【bk1】読了。

10月31日(土)〜11月27日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0907_12#d31_27
●2ちゃんのAA長編がわりと好きで、ドラクエ系なんか結構読んでいるんだけれども、ミステリ系もあったのに気づいて驚いた。以下、拾ったもの。
BEST of VIP やる夫が奇妙な島に着いたようです(原作:伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』)
泳ぐやる夫シアター 二次創作系 やる夫アガサ・クリスティ(原作:アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』)
泳ぐやる夫シアター 二次創作系 やる夫古典部シリーズ(原作:米澤穂信『氷菓』『愚者のエンドロール』)
 他にも田中芳樹の『銀河英雄伝説』だったり山風の『忍法八犬伝』だったりがあるのでAA長編のまとめサイトは案外要注目かも。来年の本ミスではミステリ系コミック同様取り上げてほしい。
●『災厄の紳士』【bk1】『七つ星の首斬人』【bk1】『密室殺人ゲーム2.0』【bk1】『ダブル・ジョーカー』【bk1】『水冥き愁いの街』【bk1】『三匹のおっさん』【bk1】『パラドックス13』【bk1】『あるキング』【bk1】『黒い太陽(上)』【bk1】『黒い太陽(下)』【bk1】『ばいばい、アースT 理由の少女」』【bk1】『ばいばい、アースU 懐疑者と鍵』【bk1】『ばいばい、アースV 爪先立ちて望みしは』【bk1】『ばいばい、アースW 今ここに在る者』【bk1】読了。

11月28日(土)〜12月28日(月)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0907_12#e28_28
●今年の各種ランキングは大混戦だったようだが、結局は(?)東野圭吾の圧勝だったかも。個人的には「このミス」はともかくとして、「本ミス」で読み残しが結構あったのは残念。なんとなく今年は本格不作、という印象があったけれども「本ミス」を読むとそこまでではなかったかも。ランキングでは、まほろ黙殺というのは悲しい(読者投票では入っている)。結構本格していると思うぞ。と言うか、全くノーマークだった『Another』が入っていたのはびっくり。また、「早ミス」で不遇の(?)傑作『造花の蜜』が1位だったのは喜ばしいこと。「早ミス」の新システムの行方や如何に、と言うところではあるのだけれども。
 それにしても今年後半は思うように新刊が読めなかったけれども、大幅に取りこぼしていないのはそれだけ本格系の新刊がでてなかったから、と言うことか。結構寂しいことである。
 と言うわけで2009年の更新はこれにて終了。来年もよろしくお願いします。
●『ひげのある男たち』【bk1】『魔道師と邪神の街』【bk1】『黎明に叛くもの』【bk1】『さらば愛しき大久保町』【bk1】『ST 黒の調査ファイル』【bk1】『病院坂の首縊りの家(上)』【bk1】『病院坂の首縊りの家(下)』【bk1】『ギリシア棺の謎』【bk1】『毒虫VS.溝鼠』【bk1】『37の短編』『汚れた七人』【bk1】読了。

12月29日(火)〜31日(木)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary0907_12#e29_31
●『太鼓叩きはなぜ笑う』【bk1】『サムソンの犯罪』【bk1】『ブロンズの使者』【bk1】『材木座の殺人』【bk1】『クイーンの色紙』【bk1】『モーツァルトの子守歌』【bk1】読了。


館の日誌トップ
玄関