2010年1月−6月

1月1日(金)〜14日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary1001_06.html#a1_14
●遅くなりましたがあけましておめでとうございます。今年ものんびりまったりと、ブログに移行することもtwitterに手を出すこともなく超アナログなHTMLで更新を続けていく所存です。
●『新参者』【bk1】『白昼堂々』【bk1】『植物図鑑』【bk1】『図地反転』【bk1】『球体の蛇』【bk1】『水の時計』【bk1】『夜騎士物語』【bk1】『N・Kの悲劇』【bk1】『永遠なる神の都(上)』【bk1】『永遠なる神の都(下)』【bk1】読了。

1月15日(土)〜28日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary1001_06.html#a15_28
本の帯を付け替えてみた
ミステリ史に残る天才は?
漫画化してほしい小説は?
ハヤカワ文庫にありがちなこと
ミステリーマンガにありがちなこと
 すべて2ちゃん系まとめサイト「アルファルファモザイク」より。というか、このサイトの管理人結構な読書好きではなかろうか。
●『カジノ島壊滅作戦』『武家屋敷の殺人』【bk1】『田舎の刑事の闘病記』【bk1】『鷲見ケ原うぐいすの論証』【bk1】『ST 為朝伝説殺人ファイル』【bk1】『悪党パーカー/犯罪組織』『三億を護れ!(上)』【bk1】『三億を護れ!(下)』【bk1】『初恋ソムリエ』【bk1】『ロード&ゴー』【bk1】読了。

1月29日(土)〜2月19日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary1001_06.html#a29_19
●映画版「容疑者Xの献身」★★★
 発表当時各種ランキングを総ナメにし、直木賞を受賞した長編の映画化作品。
 ドラマシリーズ「ガリレオ」のヒットを受けて制作されたこの映画、結果としてこのシリーズの魅力の一端がド派手な物理トリック(と言うか理化学トリック)にあることを顕著に示す事になった。正直映像としての魅力に欠けてしまっているのだ。確かにキャストは豪華だし、映像もドラマ版よりいい。何より原作自体が毀誉褒貶あった問題作故に内容に問題はない。かなり原作に忠実に作っているのはよくわかる。が、それだけになってしまっているのだ。また、湯川対石神の対決色が薄くなり、純愛が薄っぺらく前面に出ているのも魅力減に繋がったのか。
 色んな意味で残念な結果になってしまった作品と言える
●『ソウル・コレクター』【bk1】『長い長い眠り』【bk1】『無貌伝 夢境ホテルの午睡』【bk1】『新・本格推理 特別編』【bk1】『君がいなくても平気』【bk1】『魚たちと眠れ』【bk1】『カリスマ(上)』【bk1】『カリスマ(下)』【bk1】『SOSの猿』【bk1】『めまい』【bk1】読了。

2月20日(土)〜3月12日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary1001_06.html#b20_12
●「ROMES 空港防御システム」★★★
 五條瑛の小説『ROMES 06』(徳間文庫)及び『ROMES 06 誘惑の女神』(徳間書店)を原作としたもの。
 非常に巧いのが2冊の原作をシャッフルして再構成しているところ。連続ドラマに長編2冊を使っていることを最大限に生かす工夫と言えよう。
 ROMESという警備システムをどう描くかと言う興味が割とあったのだが、思ったより普通というか。システム云々よりROMESを取り巻く人間模様がポイントと言うことか。
 この作品は原作付きの映像作品と言う枠内ではよくできたものと思う。
●『夜夢』【bk1】『贖罪』【bk1】『少女』【bk1】『赫眼』【bk1】『鬼子(上)』【bk1】『鬼子(下)』【bk1】『騙し絵』【bk1で購入bk1】『製鉄天使』【bk1で購入bk1】『リスの窒息』【bk1】『シアター!』【bk1】『仲のいい死体』【bk1】読了。

3月13日(土)〜3月19日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary1001_06.html#c13_19
●「ザ・マジックアワー」★★★★
 三谷幸喜監督作品。
 伝説の殺し屋が見つからないからって役者で代用させて通そう、と言う発想からしてコメディとしての面白さが溢れている。しかも、くだんの役者には映画の撮影として依頼して通しているもんだから所々爆笑してしまうシーンが。よくもまぁここまでやったもんである。豪華なキャストが惜しげもなく投入されており、そこも楽しみどころの一つ。
 なお、Wikipediaのこの作品の項目に於いてちょっとしたネタバレがあるので観てない人は要注意。
●『学園島の殺人』【bk1】『キョウカンカク』【bk1】読了。

3月20日(土)〜4月2日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary1001_06.html#c20_2
ホントここの管理人はミステリ好きなんだなぁ。まあ、この記事はミステリではないけれども。余談だが、これとかコメント欄に張りたくなっちゃうけれども自重。
●『裏切りの明日』【bk1】『扼殺のロンド』【bk1】『悪魔の花嫁』【bk1】『狐憑きの娘』【bk1】『赤い竪琴』【bk1】『銀行籠城』【bk1】『夢魘祓い』【bk1】『屍の命題』【bk1】『夜の冒険』【bk1】『怪物團』【bk1】読了。

4月3日(土)〜16日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary1001_06.html#d3_16
●『少年になり、本を買うのだ 桜庭一樹読書日記』(桜庭一樹/東京創元社)【bk1】★★★★
「Webミステリーズ!」に連載されている読書日記を単行本化したものを文庫化したもの。文庫化されるとは思ってなかったんでチョットびっくり。
 代表作の『赤朽葉家の伝説』(東京創元社)の出版やプロモーション、『私の男』(文春文庫)の連載時期と被っている。と言うか、どれだけ読んでいるんだ、と言う感じで。こういう雑多な読書経験から数々の名作が生まれたんだろうな、と思う。
 やはり、圧巻なのは脚注であろう。作者や創元の編集者によるそれはもの凄いと思わされるものばかり。本書は読書日記兼ガイドを目指したのであろうか。
 この読書日記は今もなお連載が続いており、『書店はタイムマシーン』や『お好みの本、入荷しました』が出ている。この連載がいつまで続くのかそれは版元のみが知ると言うところか。
●『点と線』【bk1】『炎と氷』【bk1】『Another』【bk1】『キケン』【bk1】『燦めく闇』【bk1】『六蠱の躯』【bk1】『書物迷宮』【bk1】『紳士同盟』【bk1】『まんまこと』【bk1】『喜劇綺劇』【bk1】読了。

4月17日(土)〜30日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary1001_06.html#d17_23
●ドラマ版「点と線」★★★☆
 2009年11月に松本清張生誕100周年記念として再編集リミックスバージョンで放送されたもの。
 元々の半分に圧縮したものだからか、かなり展開はスピーディーだ。その分はしょってしまっているところもあり、2時間半の長丁場にもかかわらず物足りない所も。この辺は痛しかゆしと言うところ。
 最大のポイントは鳥飼刑事が東京で活躍する所か。鳥飼刑事役のビートたけしの出番も増えると言うものである。
 圧縮版故の残念さがあるのでいずれ完全版をみたいと思うが、再放送あるかな……
●『闇の中の猫』【bk1】『史上最悪の奪還』【bk1】『プールの底に眠る』【bk1】『庵堂三兄弟の聖職』【bk1】『ツグミはツグミの森』【bk1】『QED 出雲神伝説』【bk1】『私の家では何も起こらない』【bk1】『ST 桃太郎伝説殺人ファイル』【bk1】『探偵小説のためのゴシック「火剋金」』【bk1】『シャーロック・ホームズ最後の解決』【bk1】読了。

5月1日(土)〜7日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary1001_06.html#e1_7
●『未踏の時代 日本SFを築いた男の回想録』(福島正実/早川文庫JA)【bk1】★★★☆
 国産SF黎明期を支えた初代「SFマガジン」編集長福島正実による思い出話。残念ながら福島正実の死により未完となった。本書で言及されるSF黎明期の話は星新一の評伝、『星新一 1001話をつくった人』 (新潮文庫)でも言及される。福島正実についても度々言及されるが、それは毀誉褒貶と言うかどちらかというといい感情ではない。本書を読むと何となく納得できると言うか、そういう言い方されるかも、と思わなくもない。が、それはSFの為を思えばこそな面が強いので――当事者ではない私としては――同情してしまう所ではある。
 本書を読むと『星新一』とは違ったアプローチによるSF黎明期の空気を感じることができ、こういうものが好きな身としては嬉しくなるものがあるというかなんというか。ジャンル勃興の悲喜こもごも興味深い所である。
●『少年テングサのしょっぱい呪文』【bk1】『サム・ホーソーンの事件簿Y』【bk1】『零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係』【bk1】『零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係』【bk1】『零崎人識の人間関係 零崎双識との関係』【bk1】『零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係』【bk1】『悪党パーカー/エンジェル』【bk1】読了。

5月8日(土)〜14日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary1001_06.html#e8_14
●「警部補 矢部譲三」★★★☆
 根強い人気を誇るミステリドラマシリーズ「TRICK」に出てくる公安刑事矢部譲三が主人公のスピンオフドラマ。
「TRICK」本編同様小ネタやくすぐりがたくさんあって笑えること請け合い。また、影の主人公とも言える桂美晴演じる貫地谷しほりの好演(或る意味怪演?)もあって本編に勝るとも劣らない雰囲気も。最終話には山田奈緒子も登場したり、その他本編からもキャラが出演したりといろいろとファンにはたまらないものが。
 本編十周年記念企画の一つとしてはかなり良くできたものではないかと思う。と言うか、地味に又やってほしいかも。
●『少女探偵は帝都を駆ける』【bk1】『グランド・ミステリー(上)』『グランド・ミステリー(下)』『水魑の如き沈むもの』【bk1】『丸太町ルヴォワール』【bk1】『カンナ 戸隠の殺皆』【bk1】『ベヴァリー・クラブ』【bk1】読了。

5月15日(土)〜21日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary1001_06.html#e15_21
●「TRICK 新作スペシャル2」★★★☆
 根強い人気を誇るシリーズがスペシャル版で再登場。にしてもタイトルに「新作スペシャル」ってはいるのはどうよ、と何故か思ってしまったり。
 内容は思いっきり横溝正史の『悪魔の手毬唄』。シチュエーションのみならず至る所に『悪魔の手毬唄』テイストが横溢しており、いっそのこと原案クレジットでも入れたらどうかと言う勢いだ。そもそもこのシリーズそのものに横溝正史作品(或いは市川崑監督版の金田一耕助)からの影響や引用がある故にこういうものが出てきても不思議なことは何もない。そこにこのシリーズならではの小ネタを挟むことで独自のテイストを出しているわけであるのだが。また、仲間由紀恵らの演技もこの独特の雰囲気に一役買っているのは言うまでもない
 エンディングは映画版に続く! と言うものになっているが、是非とも連ドラでまたやって欲しいと思う。まぁ、役者のスケジュールの問題とかあるとは思うけど。
●『フォークの先、希望の後 THANATOS』【bk1】『魔界探偵冥王星O ヴァイオリンのV』【bk1】『このどしゃぶりに日向小町は』【bk1】『午前零時のサンドリヨン』【bk1】『五声のリチェルカーレ』【bk1】読了。

5月22日(土)〜28日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary1001_06.html#e22_28
●「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」★★★★
 今年は「トリック」が10周年の節目らしい。それに併せてスピンオフ「警部補 矢部健三」と新作スペシャルが制作され、放送。そして、この映画版が真打ちみたいなものである。
 上田や山田両名が事件に巻き込まれるパターンや小ネタはいつも通りと言えるもので安心感はある。と言うか行く先が万練村って。お遊びにもほどがあるw
 サブタイトルにあるとおり、どの(似非)超能力者が生き残るか、が眼目に。まぁ、キャストからその辺の推察は容易なのだが。と言うか、他が噛ませ犬全開すぎるんだけれども。余談だが、山田奈緒子の母親って何気に霊能者じゃないのか、と思うがどうなんだろ。
 各種のネタも映画ならでは、と言う所が多々あって安心感があるのは確か。ドラマ本編との意外なリンクと併せて3作の映画の中では最も良くできたものではなかろうかと思う。なにより炎の脱出シーン
 是非ともこのシリーズはまだまだ続いて欲しい。が、色々と難しくなっているんだろうなぁ。
●『モノクロームの13手』【bk1】『Xに対する逮捕状』【bk1】『100人館の殺人』【bk1】『セピア色の凄惨』【bk1】『スカイ・クロラ』【bk1】読了。

5月29日(土)〜6月11日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary1001_06.html#e29_11
●『書店繁盛記』(田口久美子/ポプラ文庫)【bk1】★★★☆
 新刊購入及び購入の検討をリアル書店ではなくネットでやるようになって久しい。やはりネットの利便性はなにものにも代え難いものがあるがリアル書店がいらないかと言えばそんなことはない。寧ろなくなったら困る。そんな本読みは少なくないと思う。リアル書店の強みは実物を手にとって見ることができる、と言ったところか。加えて本との意外な出会いもある。
 本書はリアル書店の大手ジュンク堂の店長さんの奮闘記である。書店員による書店を描いたものと言えば久世番子の『暴れん坊本屋さん』があるが比べるのも一興。都心の大手ならではの苦労話やトークショーの裏話に定番の(?)変なお客さんのエピソードなど読みどころは少なくない。
 こういうのを読むとリアル書店に行きたくなってしまう。最近ジュンク堂から足が遠のいているので久々にジュンク堂に行こうかな、と思ったり。ってなんか乗せられていると思わなくないがそれは考えないことにするw
●『白戸修の狼狽』【bk1】『警官の証言』【bk1】『翔騎号事件』【bk1】『巡査の休日』【bk1】『叫びと祈り』【bk1】『Nのために』【bk1】『粘膜人間』【bk1】『Fの悲劇』【bk1】『攪乱者』【bk1】『女王蘭』【bk1】読了。

6月12日(土)〜6月18日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary1001_06.html#f12_18
●今クールは結構ミステリ系の連ドラがあって、いくつか見てたので来週以降順次感想UP予定。
●『災転』【bk1】『すきま』【bk1】『スナッチ』【bk1】『光媒の花』【bk1】『粘膜蜥蜴』【bk1】読了。

6月19日(土)〜6月30日(金)
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/arasiyama/diary1001_06.html#f19_30
●「臨場 続章」★★★☆
 まさかの第2弾。『臨場』(光文社文庫)収録の原作自体は前回で消化していたので今回はオリジナルエピソードと単行本未収録作が原作。単行本未収録作は今回のドラマ開始にあわせて刊行された『ドラマ「臨場」オフィシャル・ガイド』(光文社文庫)に収録されている。
 あまりまじめに見ていなかったのだが(まて)、印象としては人情ドラマにウエイトがシフトした感じが。制作者サイドとしては「はぐれ刑事」シリーズの後釜を作りたいのかな、と思われるところが見られるが主役倉石演じる内野聖陽のあまりにもの濃ゆさを考えるとそれも難しいかと。
 来年に第3弾がくるかそれともこれで終わりか。チョット気になるところ。
●『明日の空』【bk1】『熱い視線』【bk1】『伽羅の橋』【bk1】『貴族探偵』【bk1】『白蛇の洗礼』【bk1】『運命のボタン』【bk1】読了。


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