1999年9月−10月

9月1日(水)
『異形コレクション(12)GOD』(井上雅彦監修/廣済堂文庫)の各作品の感想を総論みたいなのをつけてMystery Library別館に格納。
●アルバイト情報誌を読んで「これは!」と言うのがあったので電話をすると、「既に求人は終わりました」とのこと。よくよく見ると、そのアルバイト情報誌の発行日は先週の金曜日だった(泣)
●所用で電話をした際、『ハサミ男』の話題が出たのであるが、電話相手が言うには私のこの作品の書評は誉めてるのか誉めてないのかわからんとのこと。うーん、そんなに回りくどかったかなあ。いや、ネタバレしないように綱渡りで書いたから少々回りくどかった、かも。一応誉めてるんだけれども。私はこの作品はシリアルキラーの魅力以外は結構評価してるんだけれどなあ。誉めてるか貶してるか解らなかった人、他にいます?
●『偏執の芳香――アロマパラノイド』読了。
『不思議の国の悪意』(R・キング/創元推理文庫)をとりあえず読んでみる。
「不思議の国の悪意」
 幼き日のお茶会でもらったクラッカー。アリスはそのクラッカーを破らずにずっととっていた。そのお茶会の後、エルシーは誘拐されたまま行方不明になる。それから時は経ち、アリスはエルシーが住んでいた家に越してきた医師の養子であるジェフと将来を誓い合うようになった。結婚を目前に控えたとき、ジェフは人身事故を起こしてしまう。被害者はエルシーの母親であった。
 解決に至る様々な暗合は感心したが、それ以外はどーも釈然としないと言うか。いや、納得はしてるんだけれども。もしかしたら、キャロルの『不思議の国のアリス』を読んでいないから釈然としない部分が残るのかも。『不思議の国のアリス』はミステリ読み必読の教養書なのかもしれない。ま、主人公の女性の名前とかはさすがに解るけれどもね。

9月2日(木)
●マックの期間限定商品牛鍋パンを食す。味はそこそこいけてるものの、少々食いづらい。肉がぽろぽろとこぼれる。味は結構気に入ったので後1、2回ぐらいは食べたいかな。
●「奇蹟体験! アンビリバボー」で心霊写真の特集を組んでいた。そのうちの一枚、ひっじょうにやーな写真が。その写真が撮られたのは阪急梅田駅。よく使う駅なのだ(笑)しかも、非常に悪い霊らしい。うーん、近寄らんとこ。

嵐山薫生涯最大の事件(誇張)
99/9/4−99/10/17
9月3日(金)、4日(土)
●記憶にない(笑)この時点ではまだマシントラブルはなく、平穏に暮らしてたかと思う。

9月5日(日)
●4日の夜あたりにマシントラブルが発生。電源を入れると「System No Files」という表示がでてどーにもならない。某大学ミス研でパソコンに(私より)強い人間二名に泣きつくが電話ではどーにもならず、合宿の際に見てもらうことに。

9月8(水)、9(木)、10(金)日
●多分この日程で某大学ミス研の合宿だったと思う。一泊二日で十分だったのに、なにをトチ狂ったか二泊三日。内容についてはあえていうまい。会長、編集長なんかを決めるが、船頭多くして船山に登ればいいけれども動かないのではないのかなあ。多分。合宿は家に近いところで行われたのでマシンを見てもらったがどーにもならず。マシンについては、その後もう一名に見てもらうが埒があかず。

日にち失念(笑)多分9月下旬
●データを有る程度保存し(それでも一太郎ファイルなどは泣かざるを得なかった)Windows95を再インストールしようとしたが、何故か出来ない(泣)2、3回試したがどーにもならない。買い換えを決意。実家と交渉。交渉成立。出世払いということで。

10月2日(土)
●深夜にやっていた有栖川綾辻両氏合作による推理ドラマの放送。いっぺんリアルタイムで見る。五里霧中だったが、その後何度かテープを見直してから(3回ぐらい)4日に推理を構築。5日の昼に解答を送る。以下は掲示板に書いたものの転載。反転させてどーぞ
犯人:カレン・安城
動機:2/10の外国人デザイナー撲殺事件に何らかの関与をしていることで脅迫されたため。(フレディへの脅迫テープの日付は2/10で、問題の店の前である。そのテープにカレン・安城の姿がうつっている)
プロセス:カレン・安城が犯人でないというのは、ずばりニューヨークにいるはずの彼女が日本に居るはずがないということが前提である。しかし、放送された映像がニューヨークではないという保証はどこにもない。事件当時日本にいる可能性はおおいにありうるのであるから。加えて事件現場。バイオリンの置物が壊れて落ちていたが、これの形が「A」になっている。すなわちダイイング・メッセージ。容疑者連でイニシャルに「A」がつくのはカレン・安城のみ。さらに、現場を荒らした人間と殺害犯人は別人という可能性が有り得るが、現場を荒らした人間が誰であるかというデータは出てはいない。で、昨日(注:以下は締め切り後に思いついたことである)思い付いたんだけれども、容疑者の中で日本語が読めないのって(多分)カレン・安城だけじゃないのかなあ。自分でも言ってるし。つまり、ファックスの文面からマザーテープを隠した金庫の鍵を見つけられないのはカレン・安城のみ。フレディは漢字が読める、駄洒落がいえるゆえに日本語はかなり堪能だということが伺える。こいつをなんでもっと早く思い付かんかったのかあ。

10月3日(日)
●日本橋までマシンを見に行く。価格は安く抑えたい。それ故に足を棒にして歩く。一見目で11万ちょいのがあって、割り引きできるという表記があったので、どこまで落とせるか聞いたら8万7千円までならという返事が。じゃあということで話を進めようと思ってよく見るとモニター無しの価格(笑)結局それは買わずじまい。

10月17日(日)
●この日はマシンの納入日のはずだった。前のマシン納入の際に、到着時間などがわからず立ち往生した挙げ句に届いたのが夜だった、ということがあった。それ故に、店で配達日時の打ち合わせの際に、当日の午前中に到着目安の時間を連絡するように言っておいたのであるが夕方になっても音沙汰全くなし。
 あまりにも遅すぎるので電話してみると………向こう入力ミスで17日届かないようになってしまっていた! 温厚すぎる私も(自分で言うな)、口から火を吹くほどぶち切れました。「17日に届けるという約束でお金払ってるんだから返していただけますよね?」とかさんざん邪悪な質問をして脅かす(笑)向こうは「翌日(18日)届くようにしますので」とかなりたわけたことをぬかすので今日届けろとごねる(めーわくな奴や)。結局18日の朝に到着時間を知らせるということで一応折れてやる。しかし、到着時間によっては店まで乗り込んで支店長に抗議しようかと真剣に考えていた。

10月18日(月)
●朝9時に電話。11時から13時の間に届けるという旨だったのでとりあえず店まで乗り込むのはやめにする(店は西院にある)12時半、マシン到着。復旧作業に入る。

 以上が失踪時の(笑)大まかな感じ。
 Mystery Library別館の未更新分はやりません。多分。その代わりに失踪時(まだ言ってるよ)の読了リストと一部コメントをつけておきます。その中でリクエストが有れば考えます。
 緋の楔(吉田直樹)9/2・8
 ファイルが残ってたのでMystery Library別館に収録。

 殺人鬼(綾辻行人)9/4・7(再)

 殺人喜劇のモダンシティ(芦辺拓)9/4・8
 戦前大阪を舞台にしたミステリ。犯人の出し方があぎとい気もするが、意外性を重視するならこんなもんかも。講談社文庫ででるだろうけれども、読む価値有るかも。

 邪馬台国はどこですか?(鯨統一郎)9/5・7(再)

 ソリトンの悪魔(梅原克文)上下共に9/8・8
 古本市場で上下併せて400円で購入したもの。ずっと積んでたが手に取ってみると、案外面白い。ノンストップである。日本推理作家協会賞受賞であるが、ミステリーではなくSF、もしくはモンスターホラーになるかと思うが如何なものか。『二重螺旋の悪魔』(角川ホラー文庫)と『カムナビ』(角川書店)は読みたいが、手元にはない。

 カーニバル・デイ 新人類の記念日(清涼院流水)9/12・7
 読むのに一苦労。以上。

 田舎の事件(倉阪鬼一郎)9/12・7
 高層の死角(森村誠一)9/15・7
 灰色の砦(篠田真由美)9/17・8

 夢幻巡礼(西澤保彦)9/17・8
 サイコミステリか。ちょーもん委員ものの番外編だが、最終話への期待が持たされる一編である。

 戻り川心中(連城三紀彦)9/19・10(再々再々)
 サイコー。言うこと無し。(マジで)

 堕天使殺人事件(新世紀「謎」倶楽部)9/20・8
 11人ものミステリ作家による第三の波((C)笠井潔)初のリレー小説。それぞれが個性を発揮しながら物語が進む様は興味深かった。欲を言えば歌野晶午の信濃や二階堂黎人の二階堂蘭子らも出して欲しかったかも。愛川晶の愛ちゃんや北森鴻の有馬次郎らもでてきてここら辺は満足。リレー小説の醍醐味。アンカーの芦辺拓も錯綜した謎をうまく収束させていてさすが。森江春策のキャラが生きていた。ミステリ史において記憶されるべき作品かもしれない。

 T.R.Y(井上尚登)9/22・7
 「KADOKAWAミステリプレ創刊号」収録分。コンゲーム小説で映画にしたら面白いかも、と思った。

 不思議の国の悪意(ルーファス・キング)9/22・6

 原罪の庭(篠田真由美)9/22・8
 今まで未読だったのを少し後悔した。なるほど、感動的といえば感動的な作品である。しかし、この建築探偵のシリーズは、建築物そのものに事件が関係しないのが多いよなあ。この作品といい、『灰色の砦』といい……。ともかく、『美貌の帳』と『桜闇』はいずれ読む予定

 鍵孔のない扉(鮎川哲也)9/24・8
 読んだのは光文社文庫版。解説はデビュー前の北村薫。角川文庫版はデビュー前の有栖川有栖が解説を書いており、密かなコレクターズアイテム、かも。丁寧なアリバイ崩しは読んでて気持ちがいい。

 クリスマスに少女は還る(キャロル・オコンネル)9/27・8
 Mystery Best???でともさんが絶賛してたので読んでみたら、かなり面白かった。久々に帯の文句が完全に偽り無しの作品を読んだ気がする。

 邪神帝国(朝松健)9/28・8
 ナチスとクトゥルーを融合させたもの。魔術趣味が心地よい、かも。クトゥルーにはまりそうな予感。ああ、どないしよ(笑)

 ルームメイト(今邑彩)9/30・7
 それなりに面白かったのであるが、気になることが一点。ネタばれだけれど、多重人格者って、他の人格との連絡というか、人格同士のコミュニケーションが出来ないんじゃなかったかなあ。重箱の隅的な疑問だけれども。

 リアルヘヴンへようこそ(牧野修)10/1・8
 牧野修版『屍鬼』(小野不由美/新潮社)という感じ。無論屍鬼は一匹もでてこないが、舞台の設定の仕方が『屍鬼』を想定させた。というか、もしかしたら書く際に想定した作品が同じだったのかもしれない。キングのあれだ。(現時点では未読)

 たたり(シャーリー・ジャクスン)10/3・7
 映画「ホーンティング」公開に合わせての新訳。可もなく不可もなくであるが、同じ趣向なら小池真理子の某作品の方が好みかも。

 贋作館事件(芦辺拓編)10/5・8
 パロディアンソロジー。二階堂氏は「ルパンの慈善」よりもカー贋作「赤死館の殺人」の方が良かったかも。何でルパン贋作の方を入れたのかなあ。各作品もさることながら、セルフパロディが秀逸。あとは、小森氏の『黒死館殺人事件』贋作がお気に入りかも。『コミケ殺人事件』(ハルキ文庫)に収録されたものの完全版。

 秘神−闇の祝祭者たち−(朝松健編)10/7・8
 クトゥルージャパネスクアンソロジー。昨今のホラーブームの影響というか余波でクトゥルーものの流行りが来るかもしれない、と読みながら思った。飯野文彦氏の「襲名」なんかが好みか。縛りをかけて競作するところはクトゥルーものではないが『グランドホテル』(井上雅彦監修/廣済堂文庫)を思い出した。

 とらわれびと ASYLUM(浦賀和宏)10/8・7
 うーん、なんだかんだ言って読んでるなあ。『頭蓋骨の中の楽園』の姉妹編とでも言うべき作品。ミステリではないと思う(いまさらか、それは)

 スコッチ・ゲーム(西澤保彦)10/9・8(再)

 腐蝕の街(我孫子武丸)10/11・8(再)
 屍蝋の街(我孫子武丸)1014・7
 『屍蝋の街』を図書館から借りてこれたので、『腐蝕の街』を再読してから読む。エンターテイメントとして悪い作品とは思えないのだけれども、『腐蝕の街』に比べると見劣りがするように思える。脳内心理戦も今ひとつのような。

 邪神たちの2・26(田中文雄)10/15・6
 日本史史上有名な2・26事件とクトゥルーの融合。多分『邪神帝国』(朝松健/早川文庫JA)と同じ発想であろう。しかし、『邪神帝国』と比べると見劣りせざるを得ない。

 巷説百物語(京極夏彦)10/19・8
 連作短編集。なんでも、この作品集のレギュラーキャラクターの一人が『嗤う伊右衛門』(Cノベルス)に出てくるとか。言われるまで気が付かなかったし、いわれても「へえ、そう」というしかないけれども(笑)京極版必殺という評をいくつかみかけたのでミステリとしての期待は皆無であったが、どうしてどうして。きっちりとミステリとしての結構はあるじゃないの。しかし、ミステリ? と聞かれると少し戸惑うが、仕掛けが施されていることは確か。本書はもう一回読み返してML別館に収録したいかも。

10月23日(土)
●というわけで、通常の日誌に戻る。
●二週間前に図書館で取り寄せを頼んでいた、『クトゥルー神話事典』が届いたとの知らせがあったので取りに行く。その足で河原町まで行き、『夜の訪問者−鬼貫警部全事件V』(鮎川哲也/出版芸術社)や、加納朋子の新刊などをしりめに『名探偵の世紀』(森英俊、山口雅也編/原書房)と『創造者の罠(上)(下)』(水穂しゅうし/ヤングジャンプコミックス)らを購入。
『創造者の罠』(水穂しゅうし)★★★☆
 「ウルトラジャンプ」(集英社)掲載時から気になってたがようやく単行本化された。分類するならばSFなんだろうけれども。「創造者」の描写はおそらくは「エイリアン」がモデルであろう。少しひねって欲しかった。
 『はいすくーる仁義』や『いつかのメイン』と作品を重ねるごとに絵は洗練されてはいくものの、ストーリーが行儀良くなっていってることに常々残念に思っていた。『はいすくーる仁義』の中期から後期における野性味と端正な絵の融合には魅了された。「ヤングジャンプ」で連載されている『ブルジョア刑事』は大金持ちが刑事になるという設定は面白いが、その設定の行儀の良さが少し裏目に出てきてる気がする。しかし、この作品では洗練された絵とストーリーがガッチリと手を組んでいて、彼の代表作の一つといってもいいであろう。
 で、この作品であるが、なんというかノンストップSFとでも言うべきかなあ。次々と変態する「創造者」の様はなんとなく『ドラゴンボール』のフリーザを思い出した。しかし、変態が生む恐怖(誤解招きそうな表現(笑))という意味ではこっちの方が断然上であることは間違いない。読んでて身震いするほどだから。
●一ヶ月以上文章を書いてないので文章を書く筋肉が……
●唐突ですが………当サイト「嵐の館」は近日リニューアルオープン致します。乞うご期待。

10月24日(日)
●ビデオに撮っていた「サイコメトラーEIJI」を見る。原作付きのドラマの場合、どれだけ原作に忠実に作ってるか、うまく翻案できてるかの二点をまず見る。とりあえず「殺人鬼ジャスティス編」は巧く出来てたと思う。しかし、エイジは左手で触れたものを何でもサイコメトリーしちまうんだから、不用意に左手でものを触れちまうのはどうかと思うが(笑)
●とりあえずどう改装するか、考える。新コーナーを作る気はない。トップページの構成を変えるだけか。ただ、独り言の間は閉鎖すると思う。ML別館は残すが今まで通りの更新ペースではなくなるということは確か。日誌の最新分はトップページに移すか? まだまだ前途多難。というか、改装の前に小説書かないと(苦笑)
●今気が付いたのであるが、失踪(笑)してる間に二周年目ががいつの間にか過ぎ去ってしまってた。うーん、誰も指摘してくれなかったなあ。わずかに塵芥さんが掲示板で掲示板設置一周年ということを指摘してくれたが。掲示板で思い出したが、掲示板のログ、なくしちゃいました(泣)かけがえのない財産だったのに(号泣)。こまめにフロッピーに移さないとね。
●『プリズム』の書評(みたいなもの)を書く。

10月25日(月)
●「KADOKAWAミステリ創刊号」の短編を就寝前に読む。
「暗い宿」(有栖川有栖)★★★
 火村ものの短編もいいが、そろそろ江神ものの短編の執筆もして欲しいと思うのは私だけであろうか? この作品は、作家アリスが取材旅行で遭遇した奇妙な出来事が新聞に載った或る記事によってつながり、意外な犯罪が浮かび上がるというものである。ミステリと言うよりはむしろ犯罪をスパイスにした娯楽小説という感じである。ミステリ的な部分よりはむしろひなびた感じが好みか。
「霧笛荘夜話[瑠璃色の部屋]」(浅田次郎)★★★☆
 漫画化された『きんぴか』(光文社文庫)や『極道懺悔録』(幻冬舎アウトロー文庫)は読んだことはあるが小説を読むのはこれが初めて。
 北海道から上京した少年の、故郷に残した姉への慕情。ただそれだけ(というのは失礼な言い方であるが)なのであるが、読ませる。分量はさほどないのであるが、中編を読んだかのごとき充実感である。終幕は少し切ない。
●書店で山田風太郎VS馳星周が収録されてる「IN☆POCKET」と『妖月の航路』購入

10月26日(火)
●『夜想曲』の書評もどきを一旦書き上げる。
●ビデオに撮ってた「氷の世界」。ますますわけわからん。展開が全然読めないぞ。しかし、保険業界を扱うなんて、『黒い家』(貴志祐介/角川ホラー文庫)も映画化されるのにどういうつもりなんだろうか。被って不利になるだろうに。ということは、それだけ自信があるということか? しかし、「眠りの森」はひどい目にあってるしなあ(笑)
●本屋で「Jコミック」に関するムックが出てたが、なんでもJをつければいいというもんでもないだろうに。Jロック、J文学、Jポップ。そのうちJミステリとか、Jホラー、Jシネマとか、Jビーフなんででてくるんじゃないのか? あ、Jビーフはあるか(笑)
●バイト帰りに古本市場に行く。二週間前に見た『煙の殺意』(泡坂妻夫/講談社文庫・絶版)がまだあったので確保しておく。手元にあるのはこれで三冊目 (笑)。古本というのは縁であろう。ずっと探してる本に巡り会えない人もいれば何度も同じ本を見つける人もいる。私にとって『煙の殺意』というのは腐れ縁本なのかも。収穫は
『スナーク狩り』(宮部みゆき/光文社文庫)200円
『海峡 この水の無明の真秀(まほ)ろば』(赤江瀑/角川文庫・絶版)95円
d『煙の殺意』(泡坂妻夫/講談社文庫・絶版)95円
『透明な一日』(北川歩美/角川書店)680円

10月27日(水)
●ビデオに撮ってたドラマ版『OUT』。女刑事が出てくるからややこしくなってるが(ややこしく?)、今のところいいかも。雅子以外の配役は絶妙すぎる。原作もう一編読み直したいきもするが、本が手元無いしなあ(某関ミス連のオークションで処分)
●12時前に学校に行こうとしたら信号が消えている。頭の中は「???」が渦巻く。コンビニの電気が消えてることで付近一帯が停電になってることにようやく気が付く。どーも私が部屋を出た時間と停電した時間ときびすを接してたよーだ。その後京都市内全域と福知山が停電になってたことを知る。(翌日の新聞で京都府全域、大阪北部、兵庫の一部も停電になってたことが判明。原因が原発って……昨日の今日だよなあ)
●「隣人は密かに笑う」。警官が異常者というのはなあ。いや、全然居ないというわけじゃないのだろうけれども。とりあえず前半部分としてはまあまあかな。しかし、サイコも……

10月28日(木)
●恩田陸の新刊を視界の片隅に起きつつ、貴志祐介の新刊『青い炎』購入。
●ビデオの録画設定間違ってたのでリアルタイムで「恋愛詐欺師」を見る。最初の15分ほどみれなかった。しかし、ねえ。こんなに簡単に騙されるものなのであろうか? よくわからん。

10月29日(金)
●あっちゅうまに『青い炎』読了。倒叙ミステリ? 勢いに乗って『異形コレクション(13)俳優』の読み残しも読み終える
●しかし、まあ、今年は短編集に収穫多いよな(個人的な感慨)。『念力密室!』(西澤保彦/講談社ノベルス)、創元から出た二冊の鮎川哲也傑作選、『メイン・ディッシュ』(北森鴻/集英社)、『法月綸太郎の新冒険』(法月綸太郎/講談社ノベルス)、『蘆屋家の崩壊』(津原泰水/集英社)、『放浪探偵と七つの殺人』(歌野晶午/講談社ノベルス)あたり。本自体はまだかってないけれども、『どんどん橋、落ちた』(綾辻行人/講談社)は収録作を初出で読んでる故に言えることだが、収穫のうちに入れていいであろう。
 で、結局何が言いたいのか? なんなんでしょ(おいおい)
●堀川五条のブックオフで『囁く唇』(鮎川哲也/角川文庫・絶版)を100円でゲット。角川鮎哲短編集完集まで後一冊。
●図書館に延滞してた本(『夜想曲』と『屍蝋の街』)を返しに行ってまた本を借りてくる。『火恋』(連城三紀彦/文藝春秋)と『宴の夏 鏡の冬』(香納諒一/新潮社)の二冊。
●例会で秘密の妖しい会合(笑)その後みんなでお食事。付近の飯屋ではなく学校の食堂であるのがポイント。学校の食堂では過去にバイトしていたので「もしかしたらあいつがいるかなあ」なんて思いつついったら……案の定居た(笑)。「戻ってくる気はないのか?」と聞かれた。社交辞令というのはわかってるが、言われるとうれしい。

10月30日(土)
●とりあえず知恩寺の古本市に行く。31日にオフ会でまた行くが、別枠。
『平賀源内捕物帖』(久生十蘭/朝日文庫)300円
 OBのK氏とH氏と待ち合わせて車に。
 食事をしてH氏の本を処分するために堀川五条のブックオフに行く(昨日もいったのに……)。そこで某大学ミス研の会員とばったり遭遇。自転車で来てるというので桂の古本市場行ってみたらどうかと勧めてみる(冷静に考えたら結構鬼かも(笑))。
 新しく発掘された(?)山科のブックオフに行く。そこでの収穫は
『呪われた街』(S・キング/集英社文庫)上下併せて200円
『妖神グルメ』(菊地秀行/ソノラマ文庫・品切れ?)100円
 行く途中、なぜか売れなかったという
『あなたならどうしますか?』(シャーロット・アームストロング/創元推理文庫)
 をいただく。  近所のロイヤルホストで話し込む。

10月31日(日)
●よほど疲れてたのか。久々に寝込む。睡眠時間約12時間。しかし、まだ寝足りない。
●眠い目をこすりつつ左京区まで行く。部屋を出たのが12時前であったが、待ち合わせ場所の出町柳までに早くつきすぎたので近所のコミックショックで立ち読みをして時間を調整しつつ松じゃなくて待つ。
 待ち合わせ場所に13時10分前に着。誰も来ていない。ここで「幻想文学」を持ってくれば良かったかなと思う。というのも、目印に松本楽志さんが「幻想文学」を持って待つということだったので、私も「幻想文学」を持っていって混乱させれば良かったかも(良くない)と思ったのだ。しかし、それは期せずして果たされることになる(笑)
 私が着いてから程なくして松本さん着。どうやら食事がまだだったらしく、食事をしてる間私が「幻想文学」を持つことになる。なんか「恥ずかしいから」とか言う理由もついてたが(笑)(確かに恥ずかしいかも<「幻想文学」最新刊)狙い通り間違ってくださった方もいたが、根がいい人間なので(自分で言うな)成りすますことはしなかった。
 集合時間5分前に全員集合。近所の喫茶店で自己紹介をした後に歓談。リストを二種類いただく。ジュブナイル雑誌付録リスト(でいいのか?)と古典SF研究会の会報の同人誌リスト。まだまだ私の知らない世界が山ほど有るんだと実感。
 しばらくして知恩寺の古書市に。適当に休みつつ、出店のおでんを食べつつ(笑)再巡回。結果
『幽霊屋敷』(友成純一/角川ホラー文庫・品切れ?)150円
 一冊購入。国書刊行会の本がちらほらあったが、金欠のため買えず。『世界ミステリ作家辞典』が4500円というのは非常に欲しかった。それはまた来週ということで。
 某畸人郷のメンバーの一人のW氏も来ていて少し話す。17時に入り口前に集まって料理屋「琢磨」に行く。
 「琢磨」では結構興味深い話が聞けたが、詳細は多分ここで書いてくださるでしょう(と押しつける)。
 19時半過ぎごろに解散。小腹が減ったのでコンビニでパンを買って帰る。


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