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3/31 ぼやき日記の再開 昨年末から不調を理由に、ずっとお休みしていたぼやき日記、やっと元気になったので再開することにした。 最近ブログがおおはやり、このぼやき日記の進化したものがいつのまにかできている。このままぼやき日記を更新するのもよいのだが、試験的にブログで発信するこを決めた。 ぼやき日記をごらんのみなさま、しばらくはこちらのブログをご覧下さい。! http://plaza.rakuten.co.jp/holydiary 10/13 毎日のご飯の紹介 10年前、ネットを始めたとき、毎日ご飯やお弁当を紹介する人はまだほんのひとにぎりだった。ところが、ブログの普及もあり、若い層の主婦が増え、自分の家のご飯を紹介する人が多くなった。その数の多さにびっくりする。一昔前は料理が得意な人は、PCを使うのは苦手なひとが多かったのに今はそんなことはなくなった。女は家庭にいて、おとなしくご飯を作っておけばいいんだ!なんて差別的なことを言う男性がいたとしたら、真っ青になるぐらい、家庭の主婦のパワーはすごい。今の家庭の主婦はご飯は作るが、おとなしくは決してないのだ。ブログでパワフルに発信する主婦が増えたことはほんとに喜ばしい。 多くの主婦がこうしたブログを通じて情報交換でき、仲良くなれる。すばらしいことだ。 よめ膳@YOME Cafe は 最近楽しませてもらっている料理ブログのひとつである。 http://blog.drecom.jp/yome_cafe/ わたしも、こういう方々の刺激を受けて、毎日ブログを更新してはいるが、立派な料理とはいえない。発信して皆様に紹介するにははずかしいメニューだが、気負わずに自分のスタイルでやっていこうと思う。 10/8 すばらしい贈り物 私の同級生のお母様から、小包がとどいた。開けてみると、俳句集だった。ご自身が、昭和54年から始められた俳句をご自身の手書きで綴っておられる。母への思い、ふるさとの四季おりおりの風情、家族への思いがあふれるすばらしい作品集である。手書きの字も繊細で優しくすばらしい。私は癒された。 俳句を始められた昭和54年は私が大学2年生、お母様にとっては、子育ても一段落したころではなかろうか、丁度今の私の状況と似ている。これからわたしもがんばったら、自分が生きた証を何か残すことができるであろうか。周りの人に、喜んでもらえるようなものを残lすことができるだろうか? 10/6 今年もオカリナ作りました。 昨年から取り組んでいるオカリナプロジェクト。地域の大人も子供も皆で、自分で楽器を作り、自分で演奏する。最初は私たちの夢で終わるかと思っていたけれど、江村克巳先生と風音美紀先生のご協力と、地域の方々の支えで、実現した。2年目の今年も、オカリナに興味をもってくださる方が多く秋のオカリナ作りも、募集をはじめて2日間で、定員いっぱいとなった。萩焼の粘土をこねて、型において、中をくり抜く。初めての子供たちは苦労していたけれど、とても生き生きと楽しそうだった。先生に穴をあけてもらって、音が出るように鳴ったときは、大喜び。土をこねて、楽器を作り、音を出す喜び、大昔の人も、今の人も変らないのだ。土笛の素朴な響きは、人の心を癒してくれる。 10/1 毎日の晩御飯を再開する 家族と自分のために、我が家の晩御飯をできるだけ毎日アップすることに決めた。4月以来、だんだんと貧相になっていく我が家のごはん、とにかく手抜きをしてきた。栄養面のかたよりはいなめないのだ。このままでいたら、誰かが病気になるかもしれない。育ち盛りの子供もいるのに、バランスのとれてないご飯は罪なのだ。おそらくまったく2年前と変らないメニューで皆様の参考にはならないだろうが、とにかく頑張ることにきめた。 http://blog.goo.ne.jp/mholy/ 9/29 悲しい出来事 息子の同級生のお父様が急逝され、今晩がお通夜であった。多くの方が弔問に来られ、故人をしのんでおられた。家族にも周りの人にも優しくいつも明るく元気でみんなに慕われるすばらしい人物だったそうだ。奥様とは同じ趣味を通じておつきあいをしていた。こんな急なお別れが来るなど、想像もつかなかったと思う。どうしてこんなに悲しいことが起こるのだろう。神様のしうちはあまりにもむごい。40代は自分の体を過信してしまいがち、だんだんと無理がきかなくなっているのだそうだ。そろそろ体をいたわろう!そう思い始める年齢でもある。おそらく体の調子が悪くても、乗り切ってゆけると思っておられたのかもしれない。わかっているけどやらなければいけないことがあったら頑張ってしまうのが人間なのだ。 神様!頑張る人を苦しめないでください! 9/27 杉村大蔵議員 自民党比例区のタナボタ当選で、その発言が何かと話題になっている杉村議員が、記者会見を行なった。今までの自分の言動を反省し、謝罪した。若干26歳、安易な言動は周囲をおどろかしたけれど、正直に感じたままを言葉にしていて、いかにも今の若者らしいと好感を持つ人もいた。確かに20代の人が衆議院議員をするなんて危なっかしいと感じる人もいるだろうけれど、永田町の体質がしみこんで差しさわりのない発言をするずるがしこい議員よりも、正直で何もそまっていないところは新鮮に映る。若さのパワーと、正直さを失わずに、やりたいことをどんどんやってほしいと思うのは私だけではないはず。新しい力に期待したいのだ。年齢が若くても年寄りみたいになってほしくない。だけど、記者会見では、口が重かった、慎重に発言するように、党本部から言われたのだろうか? 政治家は信念をもつことが大切だとおもうので、マスコミや周りに振り回されずに、自分の信じる道を進んでほしい。すべてはこれからはじまるのだら。 9/24 なんとまあ! 以前の日記に、セブンイレブンにはキャラメルが売っていない!と書いたが、最近森永のミルクキャラメルが昔のパッケージのままで売り出されているのだ。ほんとに良かった。 戦前はキャラメルは超高級品で、動植物学者南方熊楠が天皇陛下に粘菌の標本をプレゼントしたとき、標本を入れていたのが大きなキャラメルの箱だったぐらいなんだから。 やっぱりキャラメルはお菓子の王様なんだからお店においてなきゃだめですよ。 9/23 マダムホーリーのブログ 最近、忙しいのを理由に手抜きのおかずばかり作っている、きょうの夕飯は、チンジャオロース、レタスとじゃこのサラダ、具がたくさんの味噌汁、水ナスの浅漬け、土井のしば漬け、炒めもの以外は、5分もかかっていない、20分以内ですべて作れるようなもの。しかもお漬物は頂きもの。毎日晩御飯をアップしていた頃は、お金はかけてないけど、メニューは真面目に考えていた。そこで10月から、晩御飯の紹介コーナーをブログで発信することに決めた。9月いっぱいは、パンやその他の料理の紹介をしてみることにした。 お暇な方はご覧下さい。http://blog.goo.ne.jp/mholy/ 9/22 水ナスの浅漬け 大阪は食い倒れの町といわれる。どんなに値段が安くても、まずかったらお客は入らない。だからお客がいる店はそれなりに美味しいと判断してよい。関西人のこだわりは関西の食文化をそだてているのだ。 先日いただいた、水ナスの浅漬けは、関西が誇る逸品で、食感といい、味といいすばらしい。こういうすばらしいものが日本にあることはしあわせである。 9/21 夢がいっぱいのこどもたち うちに絵を描きに来るこどもたちが、将来の夢をテーマに作品を仕上げた。サッカーの選手、漫画家、ケーキ屋さん などなど。皆人に夢を与える仕事である。そして、にこにこした表情で生き生きと仕事をしている自分の姿を描いていた。 ちょうど借りてきたDVDミスターディーズで、正直で心のきれいなディーズが、亡くなった伯父の会社を解散し5万人を解雇しようとしている悪徳投資家たちに向かって、子供の頃に夢見たことはあこぎにお金をもうけることだったのか?もっと人に夢を与える仕事をしようと夢見ていたのではないか?と問いかける場面がある。どの投資家も、子供の頃は、スポーツ選手や、獣医、etcになりたかったとそれぞれが自分が持っていた夢を語り、愚かな行為を反省するというものだった。 子供の心は純粋だ。いつも子供の心に恥じない生き方をしていきたいですね。 9/12 勝ちすぎだよ! 自民党 衆議院選挙は、郵政民営化をはっきりと前面に出した小泉自民党が圧勝した。民主党と自民党のはっきりとした違いがわからないという声が聞かれる中、最後まで影のうすかった野党の民主党。皆が小泉さんで行こうと決めた結果だから何もいうつもりはないが、一党に権力が集中すると、好き勝手に国民不在の政治がおこなわれないかと心配になる私。リーダーに立つ人の資質と良心にゆだねられるのだ。私の心配が取り越し苦労で終わることを願う。 8/31 平和の絵 うちに絵を描きに来てくれるメンバーで、平和公園へ行き、原爆資料館を見学したあと佐々木禎子さんの像の周りの絵を描いた。低学年のみんなにとって、資料館の展示はとても恐かったようだ。だけど、戦後60年、こどもたちに戦争の恐ろしさと、平和のすばらしさをわかってほしいという、お母様方の願いもあり行くことに決めた。 それぞれが描いた作品はどれも生き生きと素晴らしい。ぜひ皆様もご覧下さい。みんなの絵はこちら... 8/21 石央音楽祭 浜田の文化ホールで、地元にゆかりの演奏家が出演する音楽祭が行なわれた。2回目の今回は、高校の後輩の林氏が、東京からもどってオリジナル曲とモーツアルトのピアノ協奏曲(戴冠式)をオーケストラパートはエレクトーンに担当してもらって演奏を行なった。 戴冠式は、昔通っていたピアノ教室で、先生の中学生のお嬢さんが2台のピアノで弾かれ、当時小学生だった彼はとても印象に残り、弾いてみたかった曲の一つだったそうだ。発表会を行なっていた会場だった市民会館は取り壊されたり、通っていた小学校は新築され、ふるさとの風景もどんどんかわってしまう。だけど、楽しい思い出はいつまでも心の中にある。そんな彼の故郷へのなつかしい思いがそのままこちらに伝わるすばらしい演奏だった。 ふるさとで、クラシック音楽を楽しもうそういうコンセプトではじまった音楽祭。ずっとづづけてほしい 8/20 広島6区 郵政民営化に反対して、新党をたちあげることになった亀井静香の選挙区に、自民党が支援しているあのライブドアのホリエモンが、立候補することになったらしい。マスコミはおもしろおかしくとりあげているが、強引に民営化を推し進め、自民党の反対派の議員に徹底して厳しい態度をとる小泉首相を批判する声もある一方で、今回の派閥の解体は賛成で、郵政民営化を早く行なって、古い体質を払拭するべきだという声もある。 大事なのは有権者ひとりひとりが良く考えて、選挙に行き、自分の考えにあう政治家に投票することだとおもう。どうせだれがやっても同じだから選挙には行かないというのは無責任すぎる。自分の責任できちんと投票して、支持した政治家が本当に公約にこたえて政治を行なうかチェックすべきなのだ。話題の多い今回の衆議院選挙なので、投票率だけは高くなってほしい。 そういやあ、わたし、毎回選挙があるごとに、投票率のことを話題にしている。 おんなじこと何回もいいすぎですか? 8/15 とにかく暑い 私の浜田の実家はいつも夏の夜は涼しい。真夏でも、窓を開けたまま寝たりすると、明け方冷え込んで風邪をひく。それなのに、今年は暑くて眠れなかった。雨が少ないことも影響しているのだろうが、さすがにまいってしまった。 暑い、暑い で終わってしまった 今年の実家での夏休みだった。 とにかく 暑すぎる! 8/13 奈良漬づくリ 私が今まで生まれてきて一度も途切れたことがないのが実家の奈良漬づくりだ。別に作って売るわけでもない。喜んで下さる人に差し上げるのがせいぜいなのだ。たぶんく父の代より前からずっとつづいている。自分の畑でできたたくさんの瓜を半分に切って丁寧に中のタネをとる。それに塩をして、重石をし、水が上がってきたら、天日に3日干す。あとは酒かすに漬けて保存する。できてくるうりの量が半端ではないため、酒かすに漬けるまでの作業が半端ではない。ことしは娘とふたりで、少しだけ両親の作業を手伝った。毎年この時期は忙しくて大変だけど、今年も瓜をつけることが出来てよかったと話す両親。二人とも随分年を取ってきたけど、元気でいてくれるので 私はしあわせである。 8/12 安野光雅美術館 ずっと行きたかった津和野の安野光雅美術館に行くことが出来た。今回は ついきのうのこと という子供の頃の懐かしい思い出を描いた絵本の原画を紹介していた、お祭りや、毎日のあそび、当時の風俗を生き生き描いてある。お祭りにきた、ガマの油売りや、ぽんぽん菓子のおじさん、昭和30年代生まれの私にも懐かしいものがたくさんあった。 戦争を経験されたのにもかかわらず、楽しい子供時代を過ごしておられた安野さんだから、あれほどすばらしい絵を生み出すことができたのかもしれない。美しい作品、楽しい作品はわたしたちに心の栄養を与えてくれる。 我が家にも、安野さんの本がいくつかあり、それを久しぶりに見た子供たちが懐かしいと感激していた。子供たちも大きくなりもう絵本を手にして見ることがなくなった。大きくなるのはあっというまなのだ。そして安野さんの絵本を見ながら大きくなった日本いや世界の多くのこどもたちは、たくさんの心の栄養をもらって、きっと素晴らしい大人になるにちがいない。 8/11聖徳寺 浜田市は松平6万石の城下町であったにもかかわらず、立派なお庭のある古いお屋敷やお寺が少ない。もともとはたくさんあったのだろうが、幕末の長州との戦いにお殿様がお城を焼いて逃げてしまったことも影響して、歴史文化遺産が少ないのだ。最近もお庭の立派な古い割烹旅館が壊されて、マンションが建ってしまった。がっかりしていたわれわれ家族だったが、周布聖徳寺という曹洞宗の古いお寺があり、ここに古い仏像や庭園があるという情報を教えてくださる方がおられ、早速出向いてみた。 三隅町の龍雲寺、益田の威光寺と並ぶぐらい立派なお寺であった。とくに裏の雪舟庭園はすばらしかった。この寺は、周布氏、益田氏の居城鳶の巣城があった山のふもとにあり、尼子の月山富田城の周辺の雰囲気ににている。しかも、本道には幕末の長州との戦争で、うけた弾痕のあとまであった。歴史のかおりがぷんぷんする場所が浜田にあることがうれしかった。 数少ない歴史遺産なので、皆で大事にしていきたいですね。 8/10 変人解散 郵政民営化法案が参議院で否決されたことで、反対派への報復措置として小泉首相が衆議院を解散した。普通の人では考えられない行動ということで、今回の解散はわがまま解散とか八つ当たり解散とか変人解散などと呼ばれている。しかも無所属で出馬する反対派の選挙区に容赦なく自民党公認の候補を擁立すると言う徹底ぶり。女性候補は女刺客などと勝手にマスコミが呼ぶ始末。これにもあきれる。 わたしたち国民にとって、郵政民営化が絶対に必要なものなのでれば、もっとわかりやすく説明してほしい。私たちはどれほど国民に利益があるのかちゃんと説明してくれれば、無条件に小泉首相を応援するだろうが、もうひとつそれが伝わってこない。消費税のときも最初は自民党が説明不足で反対が多かったが、そのときのほうが必要性について、いまよりまだはっきり説明していて納得できたように思う。とにかくやりたいからやるんだという理屈はまったく通らないということだけは言っておきたい。 衆議院選挙は郵政民営化以外にも、大事な争点があるはずなのに、そっちが置き去りにされているようで心配になる。あれほどがんがん言っていたイラク問題やテロ、憲法改正やら、北朝鮮の拉致被害者の問題、年金問題、は何処にいったんだろう?どう考えてもそっちのほうが重要な気がする。郵政民営化の賛否だけで、公認を決めるのはあまりにも安易じゃないだろうか?国家の根幹を揺るがす大問題が起きたときにちゃんと腰をすえて対処できる議員を送るべきじゃないかと思うのだ。それとも...、彼には別の意図があり、たとえば自民党を解体し、彼なりに将来の日本のあり方を考えたうえで、今回の行動を取ったのだろうか?それならまだいい。 自分のやりたいようにやるんだという単なるわがままで解散したのだったら、 軽・く・や・ば・い・ なんてのんきに言ってられない。 8/6 平和記念式典 今年は千尋がまだ京都にいるため、わたしと息子が平和記念式典に出席した。千尋が平和の誓いをして以来毎年出席しているのであるが、この6年間どれほど平和について前進があっただろうか?5万人以上の参加者がいるのに、内閣総理大臣をはじめ日本の要職にあるひとが出席しているのにもかかわらず、大きな前進が見られないことへのもどかしさが、わたしをいらいらさせた。そういう我が家も、ではどうなのか?6年間のあいだに、何か前進したのか?こうきかれると、はっきりとこたえることができない。我が家自身も平和への意識が風化しつつあるのではないか?被爆60年を経過し、被爆者の高齢化で、生々しい惨状をつたえることができる人が減ってきている状況をもっと認識するべきなのだ。自分にできることを意識してやっていこうと心に誓った。 あれほどパフォーマンスが上手で、はっきりとした言葉で国民にアピールする小泉首相、ことしも式典に参加していたが、やはり昨年同様ぼそぼそときまりきった言葉で挨拶しただけであった。「郵政法案で疲れているのだろう。」そう話しているひとがいた。国内の政治においては、ヒットラーと陰口たたかれるぐらい、反対にあっても強引に自分の思うように通すパワーがあるのだったら、ぜひともそのパワーを、平和の取り組みにも使ってほしいものだ。そのほうが国民の支持率が増えて、もしかしたら郵政法案だってすんなりとおるかもしれないんじゃないかなあ...。と勝手にぼやくわたし。 今度の31日はお絵かきに来る子供さんたちを平和公園に連れて行って、絵を描いてもらうことにした。子供の素直な心で、平和をとらえてほしいと願っている。ちひろは京都から、8/6への思いを送ってきてくれた。 久々に千尋のコーナーが更新されたので、みなさんどうぞご覧下さい。 8/1 花火を見ました 私は今度のピアノの発表会でピアニスト三浦裕美さんと一緒に連弾させていただくことになった。今日はそのあわせのレッスンでひさびさにお会いした。宇品の花火大会に行ってとても楽しかったと話しておられた。目の見えない裕美さんが、花火を見る?不思議に思う人が多いだろう。われわれは見えると思っているが果たしてほんとにきちんとみているのだろうか。物をみるというのはまぶたに写ることだけではない。物を見るというのはもっと奥深いことなのだ。 「目の見えるみなさんが真っ暗な闇のなかにおかれると、不安と恐怖を感じるかもしれないけど、私はそうではありません。みなさんが見えるものとはちがうものが私には見えるんです。磯のかおり、人々のざわめき、大きな音を感じながら、花火が見えました。」 きっとわたしとは違うもっともっとすばらしい世界を裕美さんはみることができるんですね。 3/30 巣立ってゆく娘に.... 長いトンネルを抜け、やっと我が家に春がきた。それとともに娘は大学へ進学する。一人暮らしを始める娘は、受験勉強とはちがい、自分のやりたい勉強ができることを楽しみにしている。娘とはもう一緒に暮らすことがないかもしれないと思うとても寂しい。うまれてから巣立っていくまではほんとにあっという間だったように思う。いま子育てにおわれているおかあさま方には、しっかり子供との時間を過ごしてくださいね、と言いたい。子供が大きくなるのは早いのです。 1/31 シルヴァンドルの情事 一体何?タイトルを呼んで戸惑われたことでしょう。 モーツアルトのきらきら星変奏曲のメロディーと言えば理解していただけるとおもう。きらきら星変奏曲には、ああお母さん聞いて!という副題がついている。この曲は子供向けの童謡をモーツアルトが変奏曲に使ったのだと思っていたのだが、これはちがっていたのだ。わたしのピアノの師匠竹本順子氏が、手を尽くして調べられ、原曲は当時のフランスの流行歌、シルヴァンドルの情事という切ない乙女の恋の歌であったということが分かった。フランス語で書かれた歌詞を手にしたときには、まだ詳しい意味はわからなかったのだが、広島在住の翻訳家佐藤恵氏のご好意で、日本語に訳して下さって、内容がわかったそうである。シルヴァンドルはローマ神話にでてくる森の神Sylvainに由来するそうだ。この曲の変奏は、モーツアルト以外にもバッハやその他の作曲家が手がけていることもわかった。 ごく当たり前のように思われていることがが、よくよく調べるとまったく違うことがあるのだ。固定概念にとらわれがちなわれわれにははっとさせられる話であった。そしてまたこうした古い言葉の歌詞を、すらすらと訳せる佐藤氏もすごい。 最近、大学でも、就職に役立つためのセミナーや講座がふえている。良い仕事につくのに必要なことなので、否定するつもりはないのだが、そのために、アカデミックな奥深い研究とか、今は廃れたような古い物の研究がなおざりになってはいないだろうか?語学の研究は実用的なものが主流で、英文科という名前が消えた大学さえあると聞く。佐藤氏のような、古い時代の言葉にも明るい方はどのぐらいいるのだろうか?数がすくなくなっていないことを願っている。一見古めかしさを感じたりする学問でも実はそこには素晴らしい内容のものがたくさん詰まっていることがあるのではないだろうか?そうした古いものに目を向けることも必要なのではないだろうか?物事をより深く探求し理解するために、どちらも大事にしたいものだ。 1/30あっというまにおわってしまった1月 更新しなきゃといいながら、この日記をそのままにしてしまった1月、もう明日でおわる。受験生を家族にもっていることを理由にしてはよくないのだが、まだトンネルの中にいる状態なのである。先週は、わたしが尊敬している方が広響のコンサートにお誘いくださった。演奏曲目は、ヘブライ狂詩曲とマーラーの交響曲1番の巨人だった。狂詩曲の方は、チェロのソロではじまる。指揮は秋山氏。今のわたしにもっとも必要な音楽だったように思う。メロディーも、音色もすべてからだの隅々にすべて吸収されていくような感覚だった。体を健康に保つために必要な栄養源を、食べることによってとるのであるが、それと同時に心も健康でなければならない、素晴らしい音楽を聴くことは、心の栄養源になるのだ。 心にも栄養をもらって、幸せをかんじてます。 12/31 ああ2004年 久しぶりに日記を更新する。今年の後半は台風、地震、そしてまさかの大津波。災害が本当に多かった。悲惨なニュースが流れるたびに心が痛んだ。楽しい話題を提供したくても、どうしてもそういう気持ちにならない。何か言わなきゃ、なにか書かなきゃそう思いながら、どんどんテンションが下がっていく自分がそこにいた。2004年も良い出会いがたくさんあり、すばらしい人柄に触れ心があたたかくなった。そしていろいろ勉強になることがおおかった。それなのに、わたしのできることはほんのわずかでしかない。 日本は、世界はこれからどうなっていくんだろう。みんなが明るい顔でにこにこ挨拶を交わせる世の中はいつくるのだろう。そのために、自分なりにできることはしていきたい。 この日記も来年は読んでくださる人のこころがなごむものにしたい。心機一転がんばります。理不尽な言動の政治家の先生をちょっとだけ斬るのは大目に見てください。 10/13 言葉の壁 今年の8月からご近所の方の紹介で、ニュージーランドからの留学生に、我が家に来てもらって数人で英語を習っている。とても良い先生で、丁寧に指導してくださるすばらしい方なのだ。その先生は、7月に日本に来たばかりなのに、もうかなり日本語を話すのが上手である。外国語を学ぶのに大切なことは何かをわれわれに身をもって教えてくれた。ネイティブスピーカーに、重要な文章を、読んでもらいテープに録音する、何度も何度も繰り返し聞く。言葉もただ紙に書くだけではなく、言葉のもつ意味、使い方を頭の中だけではなく、場面を思い浮かべたり、生活の中で身につける。そして繰り返しおさらいをすると、かならず身につけることができるそうだ。わたしは、彼に比べるといかにいいかげんで適当に勉強してきたかがわかる。まだまだ英語の勉強に時間をかけてないのだのだ。 そしてなによりも、言葉を身につけるまえに、そのひとと仲良くなろうとすることが大事である。わたしは英語で話すことになると、とたんに、無口で、控え目な性格になってしまう。(しんじられないというひとがいるが本当です。)言葉の壁のまえに心の壁が存在するのだ。それにくらべて、わたしの仲間のひとりは英語が話せるとか関係なくその人と友達になろうとしている、その人のためになにをしてあげたらいいか考えている。これがコミュニケーションに一番大切なことだったのだ。 先日英語で、レンコンのことを説明した。レンコンは英語でなんというのかさえ分からない。苦し紛れに、レンコンの花(蓮)の上にお釈迦様が座っていることを思い出して、 Renkon is vegetable. We eat its root . Its flower is Buddha's chair. と言ってみたら。みんなに受けた。先生もほめてくださった。ちなみに、レンコンはa lotus root というそうだ。とにかく私の言うことをわかってもらえたことがうれしかった。かっこよくは話すことはまだできないが、心の壁はなくなりそうだ。 10/5 尾道の愛犬 ドビン 尾道には、案内犬として、大切にされているドビンという犬がいるそうだ。先日テレビに紹介された。今日浜高メーリングリストのメンバーの方が話題にしてくださった。さっそく検索してみたら 下のサイトがあった。 http://www.fujitv.co.jp/meza/wanko/0302wsp/ http://www.onomichi.ne.jp/~dobin/NHK/ 最近犬にかまれたという話をきいたりして、飼い主のあり方をもっと自覚するような話題が多かった。人に迷惑をかけないように、予防注射を義務付け、散歩の仕方を気をつけたり、きちんと鎖でつなぐこれが当たり前である。しかしそういうことを超越した犬が存在するのだ。ドビンは野良犬で、自由気ままに暮らし、尾道の人々と良い関係を保っている。この犬によって町の人々が癒され元気付けられているのだ。 最近殺人事件が多発して、悲しいニュースばかりだったので、こういうほのぼのした話題にわたしは癒された。 10/4 シンプルな言葉 イチローが大リーグの年間最多安打の新記録を達成した。なんと84年ぶりで、シスラーという戦前のプレーヤー以来という快挙である。大変な大記録に全米じゅうが湧いていた。 記録達成後のインタビューで、イチローは 小さいことを積み重ねていくと、大きなことになるんですね とシンプルな言葉をのこした。だれもが口にする言葉だけれど、実行することはむずかしい。どうしてもいきなり大きなことをしたくなる人間が多いなかで、とても重みの在る言葉である。 パフォーマンスを行い、よく見せようと大風呂敷をひろげる、人の気持ちをひきつけることにやっきになっている政治家の先生にもう一度、イチローの生き方を見てもらいたい。みためが派手なことをアピールした方が、国民には受ける。そういうことにだまされてはいけないのだ。そして、われわれも、地味だけど誠実で、決してあきらめずこつこつ自分の公約を実践している政治家を応援すべきなのだ。政界にもイチローのような人が必要なのだ。 政界のイチローが活躍する日を待ちたい。 9/28 さようなら わたしの近鉄バファローズ 大好きな近鉄がなくなってしまう!長年ファンでいた近鉄バファローズが、オリックスの合併するのだ。今日が近鉄という名前での最後の試合だった。何の巡りあわせか、従兄が最後の監督になってしまった。 熱心なファンはおそらくわたしとおなじで、ショックをうけていることだろう。いつか日本一になることを夢見ていたひとも沢山いたとおもう。 ほんとにまだ信じられない。ひいきの球団がなくなるのって、気持ち分かります?ジャイアンツがヤクルトと一緒になったら、どうします? いやでしょう?最後の最後まで存続を信じていた私には、ほんとにショックなのだ。 今回の合併は、ファンを無視した理不尽なものだった。しかも、シーズン中の発表、ペナントレースへの興味も薄らいで、心からプロ野球を楽しむことはできなかった。くやしいのは、近鉄を買っても良いという企業がいるのにもかかわらず、むりやり合併を実行するところだ。ほんとに許せない。経営者のためのプロ野球なら、プロ野球なんていらない!ファンあってのプロ野球であろう。 なにがあってファンや選手を守ってやるとか、そういう気持ちの経営者はいないのだろうか?コミッショナーもこういうときにはもっともっとファンや選手がなっとくするように、努力すべきなのに、まったくそういう姿勢が見られないのが悲しかった。あーあ わたしだって大富豪だったら、近鉄買ったのに..。と何度思ったかしれない。 来シーズン新規球団が出来る話がでている、既存の球団の経営者のやりかたではなく、新鮮な頭でいろいろなアイデアを出し、新しい風を吹き込んで、ファンをよろこばしてくれるような球団経営を期待している。だけど、消えてしまう近鉄はもう復活しないんだよね。 9/4 ロシアの学校占拠事件 あまりに悲惨な結末に ロシアの学校占拠事件は最悪の結果になった。300人以上の死亡者がでてしまった。しかも半数が子供だった。ロシアではチェチェン独立紛争が激化し、テロ事件がいくつも起きている。自爆テロという破滅的なやり方で、泥沼の状態である。なんでこんなに憎しみあわないといけないのだろう?ここまで人にひどいことができるのが悲しい。 世界のあちこちで起こるテロや紛争。 こどもなど罪もないいのちが失われるのはやりきれない。分かり合うということはできないのだろうか? 9/1 あなたも、あなたも、あなたも あるつはいまー が伝染でもしたの? 歯科医師会から橋本派への一億円献金記載漏れで、取調べがはじまるようだ。一億円を渡されたのさえ覚えてないと、橋本氏は平気で話している。同席した、青木氏や野中氏も覚えてないそうだ。一億円という大金がどうなったかわからないぐらいボケている人が自民党の幹部であってもよいのだろうか?自民党幹部のあいだでは特殊アルツハイマーウイルスが猛威をふるっているんだろう(笑)。それとも一億円というお金はもらったかもらってないかわからないぐらいのはした金なんだろうか?結局経理担当者が責任をとらされることになりそうだ。覚えていないだけでにげられるほど世間は甘くないとおもう。どこのままうやむやでおわるのなら、世の中は間違っていると思う。マスコミにマイクを向けられた小泉首相はそれぞれの問題とかたずけて、この問題に真剣にとりくんでいない。こういうことをくりかえしていると、自民党から国民の気持ちははなれていくことにきがついているのだろうか?それとも、彼に代わるリーダーがいまだにあらわれないので安心しているのだろうか? 8/31 基本を大切にするということ オリンピックの体操男子は28年ぶりに団体金メダルとなった。これは、選手たちのがんばりもあるが、体操協会が、基本を大切にする方針で、選手を育成してきた結果だと言われている。 勉強でもなんでもわれわれは、いきなり、難易度の高いものをやってみたくなる。また、基本的な問題などをくりかえしすると、こんなので本当に力がつくのか不安になったりする。でも基本をくりかえすことは、しらないうちに力になっていることがおおいのだ。基礎が身についていればかならず応用がきくようになるそうだ。 かつて、ピアノのレクチャーで、住吉美子(山季布枝)氏が、ウィーン留学時代に、3年かけて、ゆっくりしたテンポで音階練習をしたことが良かったと話されたが、そのとおりだとつくづく感じる。 どんな分野でも、基本を大切にすることを忘れてはいけないのだ。 8/30 ながーい夏休み 気が付いたらまるまる2ヶ月以上も日記をさぼってしまった。そのあいだにはいろいろなできごとが山ほどあったというのに。まったく更新しないとは自分でもなさけない。 この夏で一番のできごとは、アテネオリンピックと、母校の甲子園出場だった。そして、わが29期卒業生の同窓会。そして8月6日。毎年更新していた平和のHP、その日の様子をすぐにお届けできなかったのが悔やまれる。娘は受験生で、平和記念式典出席とその日の様子を記録するのが精一杯だったようだ。秋になってしまうが、これからアップするようだ。 アテネオリンピックは日本人の大活躍で盛り上がったが、わたしは柔道の井上選手の敗退にショックをうけて、まだ立ち直れずにいる。そのことをメーリングリストで話したら、メンバーのひとりから、あなたよりもだれよりも本人がショックじゃないか?といわれた。そのとおりである。絶対に4年後はがんばってほしい。 井上ショックと、甲子園とオリンピックのテレビ観戦で、なかなか普通の生活にもどれず、テンションも下がりっぱなし、情けない自分と戦いながら今日も過ごすわたし。 6/27 自分の世界 友人の奥様がトールぺイントの作品展を開いている。ひとつひとつ時間をかけて仕上げたものばかりだ。わたしたち主婦は毎日の生活に追われてなかなか自分の世界をもつことができない。自分のための少ない時間をつかってなにかを作り上げることはむずかしい。わたしもいろいろ習い事をしたが、気が散る性格のためなかなか定着しない。一つのことを地道にやりとおすことはすばらしい。 1週間前から、三隅町の石本正美術館で、広島で内科を開業していらっしゃるドクターが長年作ってきた木彫りの作品を披露されてる。中国新聞の記事によると、患者さんのひとりが師匠で、ずっと習ってこられたそうだ。忙しい診療の合間にすばらしい作品をのこすなんてすごい。そしてもっとびっくりしたのは、知り合いのバイオリンの先生のお義父様だったこと。そのバイオリンの先生も、やはり自分の世界があり、すばらしい音色を奏でる素敵なひとなのだ。それぞれに自分の世界をもっていらっしゃるすばらしい家族だったのだ。お義父様の作品展に花を添えるため、先生が美術館内で無料のコンサートをされたそうだ。 来年、三隅の友人のすすめで、おなじく三隅の石本正美術館で私が師事しているビクトリアンキルトの先生の作品展を開くことになった。弟子も何点か作品を出品させていただく。作品展という目標があれば、それにむかって、気持ちを高めてがんばることができそうだ。皆さんに喜んでもらえるような作品展にしていきたい。 6/25 まされる宝子にしかめやも 高校時代の友人のお父さんがお亡くなりになった。お葬式にでかけ、弔辞を読ませて欲しいと願い出た。お父さんのすばらしさと、お別れの言葉がどうしても言いたかったからだ。喪主である友人の弟さんはぶしつけなお願いなのに気持ちよく承諾してくださった。 友人のお父さんは山上憶良の歌が大好きだった。 しろがねもくがねも玉もなにせんに まされる宝子にしかめやも 子供思いの憶良を思わせる歌である。友人のおとうさんは子供たちをまえにしてよくこの歌を詠んでいたそうである。子供を持つ喜び、子供を抱く喜び、子供と遊ぶ喜び、どんな宝物を積まれたとしてもこれ以上の喜びは他にはない。かけがえのないものなのだ。 最近は虐待する親がふえていると聞く。悲しいことだ。 先日もこの日記で七つの子の話題のときに、かわい かわいいと からすは なくの かわいい かわいいと なくんだよ という歌詞で 泣いてしまう話をしたが、この世で親の愛情ほど美しいものはない。 友人のおとうさんも、子供思いのすばらしい方だった。そして面白い話をたくさんしてくれる楽しい人だった。いつもやさしく、楽しい思い出を沢山のこしてもらった。こころからご冥福をいのりたい。 6/6 インターネットは怖い? 佐世保の小学6年生の女の子による殺人事件は、その原因がネット上のトラブルと言われている。小学生にも簡単にHPや掲示板を作ることができる環境を心配する声が多い。今はインターネットのトラブルから引き起こされる事件が多発しているのはまちがいない。インターネットは怖い!そう言ってしまいたくなるのは当然である。 我が家もHPを発信しているので、いつもそういう危険にさらされているはずだ。ところが先日、娘の作文を英語になおすコーナーをご覧になったみずしらずの方が一部を英訳して送ってくださった。娘はいま勉強に追われそのコーナーは手付かずの状態気になっていた。それなのに真剣に作文を読んで、丁寧に英訳してくださる方がいらっしゃることにとても感激している。平和の声を発信する意味の大切さをあらためて感じた。 本来はこうした人と人との暖かい交流が目的のインターネットではないだろうか?インターネットの影の部分を払拭する以上の表の部分がもっともっと広がってほしいと思う。 またネット環境を、子供だけに独占させないことも大切だと思う。子供任せにしては絶対にだめだ。PCは家族みんなで利用できるところにのみ置き、つねに大人の目がとどくようにするべきではなかろうか?いちいち口出しすることは必要ないが、わたしはまったくだめだけど子供ができるからおしえてもらわなきゃ なんて悠長にかまえているお母さんがときどきいらっしゃるが、オフラインで使っているのならかまわないが、インターネットに接続して使っている場合は親もある程度勉強してほしい。子供がHPをもつことはわるいことではない、ただそれは、基本的には世の中の役に立つ楽しい情報の発信でなければならないことを教えるべきだ。またネット上のトラブルについても親子で相談しあえるようにすべきなのだ。さらに個人情報についての管理やセキュリティー対策もあわせて把握していないと、子供まかせにしていたら危険であることはまちがいない。 みんなが本名を公開して発信していたころでも、PCは子供部屋に置かないように!また、ネットで知り合った人と会うときは両親も一緒に会うといわれていた。やはりこの点は絶対に守らなければならないことなのだ。加害者の親も被害者の親もどのていど子供のネット上での行動を把握していたのだろうか?親がもう少しかかわっていればもしかしたら事前にふみとどまっていたかもしれないとおもうと残念でならない。インターネットは上手に利用すれば怖いものではないのだ。 6/5 小6の殺意 小学校の女子児童が同級生をカッターで切りつけて殺すという恐ろしい事件が起きた。ネット上のトラブルが原因であるとマスコミは報道している。日本では犯罪の低年齢化が言われている。 数ヶ月前、国宝探訪で、地獄絵を紹介していた。うそをついたら舌を抜かれる地獄、人を殺したときに行く地獄などさまざまな地獄がおどろおどろしく描かれている。昔の日本人は幼い頃からこうした地獄の話を大人から聞かされて育った。この世にいるときに善良にいきなければ、地獄に落ちてひどい目にあうと言われた。それがあるいみ犯罪の抑止力になっていたように思う。 また、幼い頃にはとしよりが家にいる家庭が多く、いつもお化けや妖怪の話をしてくれた。浜田ではいまでもおぼえているが、夕方かくれんぼをすると、とます(一斗升)がかくすといわれた。また夜に泣いてわがままがいうと子取りぼうずや、ごんごんじいがやってくるといわれた。どれほどこわかったことか。 いまは日本人には宗教観がなくなり、仏教徒であってもお葬式法事以外はお寺に行くことはなくなってしまった。地獄や極楽の話を聞かされることなく育ってしまう。また、としよりからお化けや妖怪の話など聞かされなくなってしまった。人間が月に行く時代にお化けなんて妖怪なんてばかばかしい。地獄だって本当にあるかどうかわからない。こんなふうに簡単に言ってしまえば何もいえなくなる。 こわいものがなくなって抑止力が働かなくなった今、どうやって子供を良い方向へ導いていけるだろうか?大人は真剣に考えないといけないのだ。 うそつきの政治家や、三菱自動車の会社の幹部の人たち、うそをついたんだから、閻魔様に舌を抜かれちゃいますよ。覚悟してね。といってもどうも思ってないんだろうなあ。 5/26 なぜ当事者の気持ちになれないの? 先週の土曜日に小泉首相が訪朝し、金正日と交渉した。拉致被害者の家族5人のみの帰国となり、10人の不明者は再調査をするのみという結果におわった。 それについて、納得のいかない拉致被害者家族会の人たちは、最悪の結果とコメントした。でも世論は小泉首相を評価するというほうが多いという。そのせいなのか、拉致被害者を救う会に抗議のメールが多くよせられている。大半が「総理に感謝するべきだ」「子供たち5人の帰国について喜びの言葉がない」という内容らしい。 もし自分のかけがえのない家族が拉致されて急にいなくなってしまったことを考えたことがありますか? 拉致被害者の家族のことを思うと、厳しい言葉をかけることなんてできないはずだ。 冷静に見てみよう。今回の小泉の訪朝はあまりにも早急すぎたように思う。北朝鮮は経済的に苦しい立場におかれていて、日本からの支援がほしかったはずだ。足元をみれるのは日本だったのに、もうすこしこちらに有利にすすめることだっていくらでもできたはずだ。拉致事態は完全に犯罪だ、返してもらうのは当たり前、経済援助を要求するのは身代金の要求とおなじではないか? たった5人をかえしてもらうために払った代償はあまりにも大きい。おそらく日本からの援助をもっともっと引き出すために、北朝鮮の拉致被害者の情報は小出しにするだろうというのはわかっている。わたしは現存の拉致被害者も不明の拉致被害者にたいして、損害賠償を要求してもいいんじゃないかと思っているぐらいなのに弱腰のやりかたがどうも納得が行かない。 小泉首相の家族だったとしても同じことをかれはしたんだろうか?年金未納問題で、支持率をさげたことを挽回するために、無理やり訪朝したように私には見えてしまう。それを見抜けない人々が多くいることのほうがあきれる。 どんなときでも、もし自分の身に降りかかったら?と考えるべきではないか? 5/19 音楽の力 一昨年、ご近所のお宅にアメリカからの高校生がホームステイしていた。我が家にも招いて友人も含めてパーティーをした。高校生は、ピアノがとても上手でみんなに美しいメロディーを奏でてくれた。そのお返しに、近所の小学生の男の子がオカリナを演奏した。土笛の素朴な響きにみんな聞き惚れた。その高校生は大喜びしてくれた。言葉はなくても音色だけで分かり合えるすばらしさをそのときに経験した。 いま住んでいる地域でボランティアをひきうけている。地域のお年寄りにも大人にも子供にも喜んでもらえる企画はないだろうか?かかわっているグループのメンバーで頭をひねった。いくつかの企画がもちあがった。その中のひとつに、オカリナプロジェクトがあった。以前小学校に演奏に来てくださったオカリナの先生に相談をもちかけたところその企画に賛同してくださり、全面的に協力してくださることになった。 みんなで、自分のオカリナを粘土をこねて作り、絵を描いて仕上げる。演奏できるように指導してもらう。みんなの前で先生と一緒に演奏する。首にかけたり、ポケットにいれたりして、どこへでも持ち運べるオカリナならいろいろな場所で演奏することが可能である。演奏方法を身に付け、みんなと一緒に楽しむことができたらどんなにすばらしいだろう!また子供の感性を豊かにすることができるし、お年寄りには音楽療法になる。 まったくあたらしいこころみを行うのにはいろいろ乗り越えなければならない問題もいくつかあるのはたしかだ。でもおおくの協力者をへて、実現する運びになった。 さっそく、6月にオカリナ作りのイベントを企画し参加者を募集したところ、申し込みが殺到し、あっという間に定員になってしまった。みんなで音色を楽しむことのすばらしさを分かってくださる方が沢山いらっしゃることがうれしい。 数年後、数十年後、いまよりもっともっと音色を楽しむ人が増えていることを願う。 5/18 七つの子 今日のピアノのレッスンは、日本の歌を歌った。七つの子の 可愛い可愛いとからすは鳴くの可愛い可愛いと鳴くんだよ という部分を歌うとき涙が出てきた。親の愛情をこれほど美しく歌う歌はないかもしれない。親は子供が可愛い。どんな子供でもかけがえの無い大切な存在である。 先日、皇太子がインタービューで、雅子妃殿下の病気のことについて話され、波紋を呼んでいる。宮内庁の関係者によるお世継問題や雅子妃への人格否定が原因とご自身の言葉でお話になった。皇室にとってはお世継の男子を産むことは大切なことかもしれないが、皇太子ご夫妻にとって、内親王であっても愛子様の誕生はなによりのよろこびだったにちがいない。それなのにぜひとも男子をなどと言う者がいるとしたら、皇太子のご家族に失礼だと思う。皇室に女性はいなくてもいいのか?無意味なのか?またそれをあからさまに言うということがどれほど皇太子ご夫妻を傷つけることになるかまったく考えていない。皇室の人間だろうがからすだろうが おやにとって、男女関係なくこどもはみんな可愛い。それを否定するということがどれほど罪深いことかもう一度考えてほしいものだ。 それから、夫婦になったら子供をさずかるのが当たり前だと考えるのも乱暴である。いろいろな生き方があっていいわけで、子供を生めない、あるいは生まない女性を非難することはゆるされないことだ。世の中の役に立つことを一生懸命やろうとすることが立派なことなのであって、子供を生まない人はだめだとかいうべきではない。女性は子供を生む道具ではないのだ。それは皇室の人々にとっても同じだとわたしは思う。前向きに生きてきた雅子妃は、あの方なりに、自分が国のために出来ることを一生懸命しようと考えておられたとおもう。それを世継を生めなどと、まるで女性を子供をうむための道具のように扱い、自分がやろうとしていることを否定されたとしたら辛くなるのがあたりまえだ。一般の人間であれば、夫が理解してくれればそれでうまくいく、ところが、皇室となるとそうはいかないところに問題があると思う。がんじがらめのなかで、皇太子は精一杯の発言をなさったのであろう。 天皇は国民の象徴としての存在である。象徴にふさわしい人物であれば、それは男性でも女性でも関係ないと私は思う。21世紀は女性の世紀と言われているのだから、女性の天皇だってあってもよい。今大切なことは、雅子様の一日も早い回復と、愛子様のすこやかな成長を国民みんなが願うことだと思う。 5/10 誕生日 自分の誕生日を思わず忘れるぐらい忙しい毎日をおくっているが、ことしも友人数人が忘れずにプレゼントをくれた。どういうわけか、なぜそうなのかわからないが、毎年なにもいわないのに、わたしの本当に欲しいものをプレゼントしてくれる。どうしてわかったの?っていつも聞いてしまう。私の考えていること、好みを理解してくれる人がいるというのはとても幸せなことだ。本当にありがたい。 わたしは、一見、豪快で、物事に動じない性格に見えるようだが、意外に気が小さい。今日も、相手の人はまったく悪気も無いことだと思うのだが、血液型を聞かれて応えたとたん、○型だったのね ああ だから ○○なんだ、という言い方をされてしまった。いつもなら右から左に聞き流すことができるのだけどなぜか誕生日だったこともあり、その言葉が心にぐさっとささってしまった。 不手際を指摘されたり、意見を言ってくださったり、助言されることは受け入れることができる。もうすこしこんな風にしたら良いと思うとか、そういうやり方や考え方は問題があるから少し考え直すことも必要だよ、といわれたら真摯にうけとめようと思っている。だけど血液型で、その血液型ならそういう行動も理解できるというような皮肉をこめた遠まわしな言い方は執拗以上にわたしを苦しめるのだ。 血液型は4つしかない。この血液型にはこんなタイプのひとが多くいますというぐらいならいいが、はっきり決め付けるのはどうだろう?テレビ番組などでもおもしろおかしくとりあげられたようだ。変わった人間だとかそういうレッテルが貼られるような血液型のひとはずっとそういう目で見られてしまうのだ。 私とおなじ血液型の友人は、 変人! 結構なことだわ。変人を楽しむ、受け入れるほうがしあわせだよ。 褒め言葉だと思いましょう。 と私に言ってくれた。そう。気にするほうがばかだということはわかっているし、こうして誕生日にやさしくしてくれる友達もいるのだからそれで十分なのだが、まだ変人のわたしをにっこり笑ってうけとめるのはおそらく5年後の誕生日以降のような気がする。 わたしだって、無意識のうちに人を傷つける言葉を言っているかもしれない。 それを考えたら、今回のこともひとつの勉強だと考えるべきなのだ。 5/9 シフォンケーキ 10年前に美味しいシフォンケーキのレシピを入手し、改良してつくってきたが、それよりももっと美味しいシフォンケーキに出会うことが出来た。このあいだある方がそのシフォンケーキを作って会合にもってきてくださった。そのケーキの美味しさでみんなとても幸せな気持ちになり、その場の雰囲気も和んだ。本当に美味しいものは人間を幸せにする。わたしの料理のHPで家庭料理を楽しくおいしくつくるこつというのを発信しているが、このなかのNO.10 どんなに気に入っていても”これ以上おいしいレシピはない”と思ってはいけません。 常によい味を追い求める姿勢が大切です。どんどん差し替えましょう。 この言葉は忘れてはいけないとつくづく感じた。20年近く主婦をしていると、変に偉そうになってしまう。いつも初心に返り、料理を覚え始めた頃を忘れずにいたいものだ。ひさしぶりなので、他の9項目とともにおいしくつくるこつをのせてみました。 1、手のかかるおいしい料理ばかりの取り合わせはながつづきしません。適当に簡単でそこそこの料理をおりまぜて献立を考える方が料理を作ることを楽しめると思います。種類も豊富な方が良いと思いませんか。 2、季節のものは値段も安くおいしいので取り入れるようにしたいですね。私は、冬には、売っていてもキュウリやトマトはあまり食べません。そのかわり大根を多く使います。夏にはその反対にキュウリやトマトをよく食べます。 3、赤い色は食欲をそそるので食卓にはいつも赤いものを欠かさないようにすると良いと思います。 4、こどもなどは口も小さく胃も小さいので、材料は小さく切り、食べやすくして上げるといいです。量も少な目に盛りつけて上げた方が好き嫌いをしないと思います。(特に野菜) 5、洋風料理はワインをたっぷり使うと何となく様になると思います。 6、ときどきは外に食べにいくと勉強になるのでおすすめします。 7、あまり小さいことにこだわらず大胆に思い切って料理しましょう。 8、栗原はるみ先生の”もう一度ごちそうさまが聞きたくて”というレシピ集がおすすめです。本の中の器もすてきです。 9、人から人へ伝わったレシピはとても優れていると思います。おいしいから伝わるのです。 10、どんなに気に入っていても”これ以上おいしいレシピはない”と思ってはいけません。常によい味を追い求める姿勢が大切です。レシピはどんどん差し替えましょう。 5/8 虐待 イラク人に対するアメリカ兵の執拗なまでの虐待は世界中に衝撃を与えている。フセイン政権下における罪人や思想犯にたいする非人間的な扱いを批判していたアメリカだが、じぶんたちだって同じことをしているではないか?どこが人道支援なのか?イラクの復興をめざして攻撃したのなら、イラク人をもっと大切に扱えば良いではないか? ブッシュをはじめアメリカの首脳陣は、遺憾の意をあらわし、虐待した兵士については厳しい措置をとる表明しているが、組織的な関与は否定している。本当だろうか?もし組織的に関与していなくてもそうなる土壌があるからこそ、こんな恐ろしいことになったのではないだろうか? 今回、こんな恐ろしいことが怒るのが戦争だということをわれわれはあらためて認識させられた気がする。そしてその戦争をひきおこしたアメリカを支援しているのはほかならぬ日本だということもわすれてはならない。戦争の悲劇をくりかえしたくないと多くの人がのぞんでいるのにもかかわらず、どうしてまた同じあやまちをおかしてしまうのか。とても悲しいことだ 憲法の改正を叫ぶ政治家がふえているが、改正によってより平和な日本がもたらされるとは思えない。慎重な議論をのぞむ。 5/2 錦帯橋 新しくつけかえた岩国の錦帯橋に行ってみた。木造の橋なのに、大勢の人が渡ってもびくともしないぐらい頑丈で美しい橋である。当時の技術のすばらしさに感心してしまう。この橋を作ったのが吉川家の当主で、幾度となく橋が流されていたのを、広嘉のときに現在のような頑丈になものに作り変えた。関ヶ原以降、吉川家は傍流ということで藩として認められなかった、なんとか藩に昇格したいという当主の願いのこもった橋が錦帯橋なのだ。 その吉川家がらみでもうひとつ。 数週間前に千代田町古保利寺跡にある重要文化財の薬師如来など16体の仏像を見に行った。平安時代初期につくられた大変完成度の高い仏像で、美しい顔をしている。じつは岩国の吉川家が関ヶ原以前に所領としていたのがこのあたりだった。関ヶ原までは吉川家がこの仏像をお寺とともに大切に保護していたのであった。吉川家が岩国に移ってからは、寺は廃寺となり雨風にさらされる状態がつづいていたようだった。今は千代田町が大切に保護しているが、昭和に修復した薬師如来以外はいたみが激しい。16体はどれも美しい、でもほとんど訪れるのは広島県外の人だそうである。中国山地のちいさな町にこんなすばらしい文化財があるということを知る人はすくないのだ。 吉川家がまもってきた錦帯橋と仏像、大勢の人に今も愛される錦帯橋に比べて、千代田町の仏像はひっそりと収納庫におさめられているだけである。対照的な扱いに複雑な気持ちがした。 みなさん! 錦帯橋もすばらしいですが、千代田町の仏像の穏やかな顔を観に行くのもいいですよ! 5/1 戦いのあとで 一 昨日の柔道大会で優勝した鈴木選手について、ひょうひょうとしているように見え余裕すら感じたとコメントしたが、実は体調が万全ではなく、けがと戦いながらのぞんだ試合だったということがわかった。背水の陣だったのだ。どうしても代表になりたい!だれもがおなじ気持ちでのぞんだ大会、それを制するのは並大抵のことではない。 ひとはだれも悩みや苦しみをかかえているものだ。強い人ほどそれを表に出すことはしない。じっと耐えながら、のりこえようとしているのだ。たとえ、望みがかなえられなくても、いいわけもしない、弱音もはいたりしない。それがすごい。ひとにその苦悩を感じさせることなく王道をいく姿が真の王者なのかもしれない。
4/27 反日分子とは? その2
4/21 人質事件の結末と政府のあり方
小学校のコンピューター授業のお手伝いに出かけている。今日は低学年の年賀状づくり。給食の時にとくべつな行事を予定しているクラスだったので.3,4時間目は先生も子供達も早く終わらせたいという気持ちでいっぱいだった。PCは二人で1台。プリンターは3台で共有という状況なので、当然どんなにがんばっても、思うように進まないことだってある。一人の男の子が、がんばっているのにもかかわらず、時間がどんどんすぎていこことが不安になって泣き出した。先生の説明もきちんと聞き順調に作業していたのに、パニックになってなにもできなくなってしまったのだ。 「だいじょうぶ まだまだ時間があるよ だから安心してやろうね」 先生が声をかけられた。わたしもフォローした。最期のひとり、他の子はもういつでも教室に帰る準備ができている。そのとき先生はクラスのこどもたちに、 「みんな、○○くんがもうすぐおわるから まっていてあげようね。○○くん、みんなまっているから安心して」 その男の子は、それから気持ちが楽になったみたいで、また作業にとりくんで、ぶじ終わった。 私はこういう話にはすごく弱い。最後のひとりをまってあげるというのはとても大切なことだ。一分でもはやくおわらせたい気持ちをおさえての、優しい心使いだった。 授業がおわって先生が、 「行事があるからということで、知らないうちに、こどもたちを追いつめていました。可愛そうなことをしました。」 こうおっしゃったとき。この先生のやさしいお人柄にふれたようでとてもあたたかい気持ちになった。 12/1 とうとう、イラクで日本人の被害者が出てしまった。文民である大使館の方二人である。今後もアメリカを支持している以上、イラクの敵とみなされ、日本人はねらわれてしまうのであろうか? 犠牲者がでたからといって、自衛隊は派遣させないというのはあまりに身勝手だとういう立場と、犠牲者がでたからこそ自衛隊派遣はやめるべきだという立場の二つに新聞各紙の社説は大きくわかれていた。 難しい立場におかれている日本。一体どうすればいいのか、真剣に考えるべき大切な時である。たった一つの命でも地球より重い。それをかんがえて、犠牲者がでることも考慮して、より多くのひとの幸せにつながる活動ができるかどうかが決め手になるとおもう。アメリカのご機嫌伺いではなく、まず人としてやるべきことを実行すべきだとおもう。しかし結論を直ぐ下すのにはあまりにも難しい問題だと思う。 11/29 困った! 2年間せっせと動いてくれていたウィンドウズのマシンが故障した。ハードのトラブルだとわかるまでこの2週間は修復作業に奔走した。機械が悲鳴を上げて、ソフトが勝手に立ち上がって暴走するなどという現象ははじめてだった。マックが病気の時は、とっても健気で、静かにじっと耐えているように見え、まるで子供が重い病気にかかった時のように心配だった。今回のPCは、「私は病気なのよ なんとかしてよ!」と大暴れする子供のようだった。 機械を擬人化してもしょうがないが、とにかく苦労したのだ。結局メーカーに送ってしらべてもらうことになった。やれやれ。 とたんにこまったのがHPの更新作業。この1年はウィンドウズを作業マシンにしていたため、旧バージョンの更新環境のマックでは、作業がおもうようにできない。 日記はしばらく、別のページで発信することになった。 日記をご覧の皆様、しばらくはこちらのページでごらんください。 11/28 イラクの自衛隊派遣問題 相変わらず、被害が増大するイラク情勢、しかもアメリカではブッシュ大統領のもと、小型核兵器の研究に乗り出すことが決まった。日に日に世界平和から遠ざかっている気がして私は不安である。ここ数日、安全な場所に限り派遣するということで、自衛隊をイラクに向かわせるかどうかが、国会の代表質問で取り上げられた。小泉首相の答弁は逃げているとしか思えない。自分の都合の良い話題の時は雄弁に語る人なのに、自分に不都合の悪いことはごにょごにょと歯切れの悪い答弁を繰り返している。小泉首相の良いところは、言いたいことをはっきり言うところだったはずなのに、最近は歯切れの悪い答弁が多すぎる。おそらく今回の国会はうまく自分の思惑通りに切り抜けられるであろうが、国民もばかではないから、こういう首相の逃げの姿勢に嫌気がさして、心がはなれていくように思う。 もう一度だれのために政治をしているのか、原点にもどってほしい。 小泉さん いまのままでは国民よりアメリカを大事にしているのではないかと誤解されますよ。 11/27 くやしすぎる 一生懸命やっているのはよくわかる。だけど日本の男子バレーは弱すぎる。わたしには気持ちで負けているように見えてしまう。強豪と言われる所にまけるのはある程度覚悟はしていたが、この間のチュニジア戦はあきらかに油断したようにおもう。2セットとったあと、向こうが反撃してきたとき、ちらっとこのまま守り抜いたらどうにかなるだろうとおもったのではないだろうか?あれほど、強烈なスパイクサーブで攻めていた日本が後半は柔らかいサーブばかり。なんなんだ。失敗を恐れずがんがん攻める方針ではなかったの?それがうまくいって、カナダ戦では良い結果になったのに。あいてをなめていたのではないのか?そんなきがしてならない。 負けるのはしかたない。だけどもっともっとくやしがってほしい。同じ負け方でももっといいまけかたがあるはずだ。 11/26 高橋尚子 先日の東京国際マラソンで信じられない記録になってしまった高橋選手。オリンピックの代表に選ばれるのはむずかしいと言われている。 勝ってあたりまえと言われる人は、他の人の何倍も努力を必要とされるのだ。しかも周りの期待も大きいためプレッシャーもある。わずかなコンディションの不良でも走りに影響するマラソンという過酷な競技そんななかで、自分の力を出し切ることは大変なことだったのだ。高橋選手への期待が大きかっただけに、みんながっかりしてしまった。もう一度名古屋で走って欲しいと願う声が高い。 高橋選手がオリンピックでみられないのがさみしいという気持ちは理解できるが、わたしは、これから何処でどう走るかは高橋選手が決めれば良いと思う。高橋選手はシドニーで素晴らしい走りを見せてくれ、我々をよろこばせてくれた。もうそれで十分だ。彼女のあっけらかんとした明るさが私はすきなのだ。いろいろなしがらみやプレッシャーで彼女のほんらいの持ち味が消えることの方がいやだ。だから、代表になるとかそういうことは関係なく自由にはしってほしい。
11/11 うれしい心遣い 11/10 衆議員選挙 衆議員の選挙が行われ、民主党が議席数をのばしたが、自民党の過半数を割るところまではいかなかった。マニュフェストがだされ、マスコミもアピールしたのにもかかわらず、投票率は前回を下回ってしまった。 どこの政党にも魅力を感じないというひとが増えているとはいえ、国民のもつ大切な権利なのだから、投票はしてもらいたい。どちらの政策もそれほどかわらないじゃないか?という声もきかれた。同じであったならどこで判断するかは自分できめればいい。有権者は、だれもが責任をもって一票投じたなら、その結果が期待はずれに終ったとしても、自分で反省することができる。投票にもいかないで、今の政治家を批判すべきではないのだ。明日の日本は自分がつくるという意識をもっと国民全体がもつべきだ。それでなければいつまでたっても、安心して暮らしていける世の中にはならないのだ。 って わたし いつも選挙のたびに 同じこと 言ってますね。 11/1 世界的な大発明 今放映されているNHKの朝のテレビ小説の舞台は池田市でパン屋さんの家族のドラマである。戦後の日本の一番元気があった時代を描いていて毎日楽しく見ている。今週は3女が魅せられたインスタントラーメンの発明家がドラマにでてきた。小さな研究小屋でお湯を注いだだけで食べられるインスタントラーメンを作り上げた。 とても興味深かったので、ネットで検索してみたら、びっくり、その発明家は日清食品の会長安藤百福さんで、池田市には、その研究小屋が残されていて、同じ場所にインスタントラーメン発明記念館ができていた。 http://www.nissin-noodles.com/ 安藤さんは、関西が生んだ起業家の一人である。創造を忘れたら会社はおわりだという経営方針はすばらしい。独創的な食品開発、食品の基礎研究を奨励している。また食文化についてのさまざまな活動を支援している立派な人だったのだ。 10/31 マイブーム 最近カフェラテにはまっている。牛乳をあわ立てる電動のカプチーノメーカーを580円という安い価格で手に入れ、簡単に作ることができるようになったからだ。 カフェラテはコーヒーの味も決め手になる、スターバックスの豆からはなれて、アンデルセンでフレンチローストというブレンドを買ってみた。コーヒーメーカーで入れたが苦味ばかりが強調されていまひとつだった。アフリカ産の豆も入っているのでこれが強調されたらしい。 がっかりしていたら、コーヒー通の友人が、アフリカ産の豆がはいっているときは、紅茶を入れる専用の容器(中フィルターを押して入れるもの)で入れるといいよとアドバイスしてくれた。ためしてみたら...。 これが おいしいのだ。 家庭のレギュラーコーヒーはドリップ式でいれるものという固定観念が良くなかったのだ。ひとつの方法にとらわれず、なんでもいろいろためすというのは良いことだとここでも教えられた。 今我が家に来る方へ ここしばらくは、カフェラテを飲んでいただきますので、よろしく。 10/28 和田君はえらい! わが母校浜田高校野球部が生んだ名投手の和田君(ダイエー)が今年の新人王に選ばれた。すばらしい。その話題で浜高メーリングリストも盛り上がった。 メンバーの一人の方が、彼のすばらしさは、彼が自分のことをよく知っているからだと語っておられる。和田は、松坂や新垣と同世代、彼らほどの球威はない、高校時代に故障し一時は再起不能も心配されたこともある。しかし彼は自分の実力をよく理解しいて、頭をつかい、投げるタイミングや、投球内容を工夫する。 己を知る。 このことはわれわれにとって、大切なことである。まず自分の実力をきちんと見極め、次に何をしたらいいのか考える。これが生きる力になるのだ。 若い和田君に教えられた。 10/27 引退勧告 ついに、中曽根氏と宮沢氏は小泉首相から引退勧告を受け、了承した。 これについて、マスコミのコメントでは賛否両論のようだ。同じ人が、トップにいて長く君臨し、若い人の活躍の機会を奪ったり、新しいやり方を受け入れようとしないのなら問題があるとおもうが、年齢だけでやめさせるというのもあまりにも機械的すぎる。今回の引退勧告は良いことも悪いこともあるだろう。 ただ、一度約束したことを、何の前触れもなく、選挙の直前に反故にするというのは良いことではないと思う。内容はともかく。今回の小泉首相の行動をみて、国民に約束したことも、簡単に反故にするんではないかと不安になるのだ。私は絶対にこういうことはしませんとか、こうします、皆様信じてくださいと言われても、信用できないのだ。約束を反故にするというのはとても大きいことだとおもう。自分の信念で反故にするのなら、やはり命をかけてほしいものだ。 10/19 文化祭 娘の高校の文化祭に行ってきた。娘の所属する歴史研究部で歴史クイズをしていたのでチャレンジ。歴史好きな堀越家だからけっこういけるはずと娘が言っていたが、なんだこれは!難しすぎる。超マニアックな問題がずらり。苦しみながら解答して、やっとこさ7問正解。しかしよくもまあこんな問題考えるもんだ。 世界で最初に婦人参政権が成立した国は? うーん 悩んだが。 ニュージーランド で正解だった。何でもかんでもアメリカが一番最初ではなかったのだ。これは良い問題だ。 半年かけて準備する文化祭だが、どのクラブもそれぞれに一生懸命とりくんだのがよくわかる。おとなになってここまで打ち込めるものに出会えるだろうか? 一生懸命な高校生のむすめをすこしうらやましく思う私。 10/18 結婚式 いとこの次女陽子ちゃんが結婚した。私を娘のようにかわいがってくれた叔母の孫にあたる。小さい頃からずっとみてきた。恥ずかしがり屋で親戚が集まる席ではいつも人見知りをして泣いていた子だったのにいつのまにか立派に成長し、自分の結婚も自分で決めた。結婚式に出るまで相手のひとのことはまったく知らなかった。 相手の人はデザインや絵を描く人だった。美しいもの、楽しいもの、新しいもの、人が喜んでくれるものを生み出す。なんて良い仕事だろう。陽子ちゃんはそういう仕事をする人と一緒にいられることを幸せに感じたのだろう。やっぱり陽子ちゃんだ。さすが。わたしもすごくうれしかった。 私の父は親族代表で挨拶した。昭和28年の総本家の長女の結婚式の話をした。 総本家の長女が嫁に行くとき、それはそれは美しい花嫁だった。長女は浜田に長くからつたわる花嫁を送り出す歌で、親族に見送られながら、家をでる。そのとき、送り出す花嫁の両親の顔をみてはっとした。花嫁以上に美しい顔なのだ 。これはいったいなんだろうか?そう、これは娘を思う親心の顔だったのだ。大切に育てた子供の幸せを願う顔は、花嫁以上に美しいものなのだ。父はそのときそう感じたという。 そして今日のこの結婚式もやはり新郎新婦の両親の顔は花嫁以上に美しい。父はそう締めくくった。 結婚式というこどもの一生の晴れ舞台。両親にとっても忘れられない大切な一日なのだ。 陽子ちゃんおしあわせに。 10/11 お年寄りはほんとにお年寄り? 衆議院が解散した。選挙が行われる。自民党は73歳定年制をしいているが、中曽根氏と宮沢氏は例外ということで公認されている。年寄りに政治をさせるべきかどうかについては、国民に判断をゆだねればよいと思う。普通の選挙区で出馬してもらえばいいのであって、比例代表のメンバーだから問題になっているのだろう。 でもそもそもお年寄りという定義はなんであろうか?元気で足腰がしっかりしているひとをお年寄り扱いしてよいとは思えない。考え方も、ひとによっては80歳のひとのほうが、30代のひとより新しい場合だってある。個人差があるのだ。だからひとを簡単に年寄り扱いすべきではないと思う。まだまだ社会で活躍できるひとから仕事を奪うのはいいことだとは思わない。80過ぎたときに母方の祖母が気の毒だからと、食事のお世話をすることから解放してあげたのだが、その結果、ボケ症状が出始めた。自分ががんばらないととこの家はだめだと思っているほうが良いのかもしれない。 高齢化社会を問題視しているが、高齢者の年齢を90歳以上にしたら、高齢化社会ではなくなるかも。それって乱暴すぎますか? 10/10 ゆとり教育はまちがっていたのか MLで中教審がゆとり教育から一変して、学力重視の方針に切り替えたことを批判する声がよせられている。ゆとり教育が本当に悪かったのだろうか?確かに昔にくらべて学力がおちている。以前おちこぼれが多く出た。落ちこぼれをなくすため教育内容をやさしくしたのだ。もりこむべき教科の内容をカットしてしまい。学校で教えないことが多くなってしまった。落ちこぼれがでたからといって勉強の内容をやさしくするのではなく、ひとりひとりにあわせた細かい指導をすることはできなかったのだろうか?子供の数が減っているわけだから、教師一人に対するこどもの数を減らすことだって出来るはずだ。わたしは今、小学校にお手伝いに行くことがあるが、先生ひとりで30人はとても大変だ。もっとこまかくみてやりたい、そうおもっても、ひとりに30人では限界がある。現場の先生のそういう声を文部科学省はもっときくべきではないか?官僚自身が1年でも2年でも、実際に学校の現場で働いてみることが必要なきがする。そういう現状も把握せず、こんどは学力重視などとたわけたことを言うのが信じられない。おそらく、またまえのように落ちこぼれの生徒を作ってしまうことは目に見えている。また数年後に方針がかわるのなら、変えるな!といいたい。 10/8 衆議院の解散間近 衆議院の解散がもうすぐおこなわれる。小泉氏は解散を意識してか、郵政の民営化についてふれないようにしているようだ。選挙に勝つためだからしかたがないのだろうが、自民党が圧勝をおさめたのちにゆっくり料理するという考えならずるい。ちゃんと選挙中に公約をかかげて欲しい。選挙のときは自民党を批判して議員になったひとが、当選後自民党に入党するのを何度も見てきた。勝つためだったら自分のポリシーなんかどうでもいいのか?ざんねんながらわれわれは、候補者がほんとうに国民のために働いてくれるひとかどうかは、選挙運動だけでは判断することがむずかしい。だけどやはりできるだけ自分の責任において、正しいと思う人に一票を入れたい。 10/7 炭がなくなる 中国の環境破壊が進んでいるせいで、中国政府は炭の輸出を禁止した。そのため90パーセント中国からの輸入にたよっている日本では炭が不足することが予想され、焼き鳥やさんのような炭火をつかう飲食店に大打撃となりそうだ。かしのきを使ったかたく上質の炭を備長炭と呼んでいる。長く残したい優れたものというのはなぜか存亡の危機にあるようだ。 先日も浜高MLで石見神楽の話題がでたが、神楽のやまたのおろちの蛇胴を作っている方は長年かけて、神楽をもりあげるような色や飾りを工夫してこられた。現在この方しか蛇胴を作れないらしい。しかも後継者はいない。衣装も細かい刺繍を施すことができるすごい方がおられるが、やはり後継者がいない。 将来にずっとのこしたいすぐれたものが、今の日本ではすたれつつある。手間隙がかかる、熟練に時間がかかる。若い人には魅力に感じないものなのであろうか?後継者が育成できるようなしくみを国でつくることはできないのだろうか?お金もちや、地位の高い人がえらいわけではないとおもう。頑張っている人を大事にするそんな国に日本もなるべきだ。 10/4 晩御飯のページの再開 数年ぶりに毎日の晩御飯を再開した。再開したのはいいがいきなり手抜きのおかず。やれやれ、これでは人様におみせするほどでもなさそうだ。これからのテーマはあまりお金をかけずに工夫すること。旬の食材を上手に取り入れたい。毎日アップできるかすでに心配している。 マダムホーリーのページもリニューアルするつもりで、作業をしている。弟が、マダムホーリーのロゴを作ってくれた、私らしい雰囲気である。 ![]() 10/3 お菓子スペシャル 今日はお菓子スペシャルで、アップルパイと紅茶のケーキを作った。アップルパイはいろいろな作り方があるが、今回は思い切りたくさんの紅玉りんごをフィーリングにして生のまま入れて焼いた。きめては付け合せのアイスクリーム。最近私がよく買いに行く己斐にある製菓材料店オ-ムのパン・ケーキの講師先生から教えていただいたレシピをもっと簡単に改良したすぐれもの一品である。ぜひお作りください。
紅茶のケーキはラッピングの講師の先生とのタイアップでつくってみた。 ![]() ![]() 10/1 世界にひとつだけの花 みんなそれぞれに違う種をもっている。だから自分の花を一生懸命咲かせたらいい。どれも世界にひとつだけのすばらしい花で、それぞれ比べることなんかできない。SMAPの世界にひとつだけの花でうたわれている歌詞の内容である。 この歌が流れるたびにこころがあたたかくなる。日本中で多くのひとがこの歌をうたっているのがうれしくなる。自信を失いかけていたり、じぶんのなかで迷いがあるとき、励まされる歌である。この歌のメッセージがこんどはみんなの心の中に入り、お互いをみとめあう心が生まれることをのぞむ。 われわれは未熟でちっぽけな存在である。だからこそいたわりあう優しい心がひつようなのだ。 10/30 砥部焼きの絵付け いつもお絵かきにきてくれる子供たちと一緒に恒例の砥部焼きの絵付けをしにでかけた。毎回こどもののびやかな感性には驚かされる。今回もすばらしい作品ができた。お母様も絵付けをされたが、これもすばらしい。出来上がりが楽しみなのだ。 年齢が高くなるにつれ、どうしても形にとらわれ、そのために自信のあるラインがかけなくなってしまう。形はよくても魂のない絵では楽しくない。こどものような素直な心になって作品に取り組む。これができたらきっといいのだろう。 こどもたちの楽しい作品をご覧ください。 作品はこちら 9/29 今ごろきがついたの? ここにきて、アメリカのイラク攻撃について、アメリカの国民の中で、よくなかったのではないかという声が高まっているようだ。ブッシュの支持率もさがった。そうでなくてはいかん。 イラクに派遣されたアメリカ軍兵士は戦争が終ったあとの方が被害にあっているひとが多いのではないか?アメリカに協力する民間人もたくさん被害にあい、命を落とした人も沢山でてしまった。なげかわしい。イラク攻撃の前、戦争を反対するジャーナリストはみんな職を失った。自由の国アメリカはどうなったの?情報統制なんて、まるで全体主義の国じゃないか?ベトナムでの教訓はなにも生かされていないし、ずっと重苦しい雰囲気だった。1万人のうちのたった一人のいのちなんて戦争ではまったく問題にされることはない。そのいのちはかぞくにとってはかけがえのないものなのに。そうおもうとやりきれない。 一人で平和を訴え続けたアメリカの少女のところに、最近「あなたは 正しかった」という声がよせられるという。以前はまったく相手にされなかったのに、ここにきて、多くの人が彼女の声に耳を傾けるようになったのはうれしいことだ。 28日の平和をテーマにしたドラマで、主人公明石家さんまが、上官の命令で、負傷した捕虜のアメリカ兵を殺すようにいわれ、「自分はこんなことをするために生まれてきたんじゃない!」と叫んだシーンが感動を呼んだ。ほんとにそうだ、人を残忍に殺すためにわれわれはこの世に生まれてきたわけではないのだ。この番組をみた多くの人が、こんどは自分が平和のために何をすべきかを考えてくれることを願う。 さて、秋に訪日するブッシュ大統領に小泉首相はどういう態度をとるのだろうか?ブッシュに「あなたのやりかたは間違いだった。わたしはついていけない。心をいれかえて本当の意味でイラク国民のために尽力をつくしてほしい」っていってくれたら、一生小泉さんを尊敬するんだけどなあ...。 9/28 文化祭 息子の学校の文化祭に出かけた。非常にユニーク。なんとホストクラブをするクラスがある。女の子が入り口で写真を見て男の子を指名して、お話するというものらしいがほんとにびっくり。でも不健全なものではない。男子校や女子校では異性と話をする機会がないのでこういうのもたまにはいいのかもしれない。その一方で社会問題研究会では、大討論会をしている。テーマは教育論だった。専門的な勉強をもっとするべきか、幅広くいろいろな知識を身に付けるべきかということで、議論していた。結論は、両方必要ということだったようだ。それも実に興味深かった。なんでもありをゆるす学校の寛容さにエールを送りたい。 PTAのおかあさんたちは、この日、出店やバザーのお手伝いで忙しい。これも半端ながんばりではない。エイエイオーなんて気合をいれる。どのひともやらされているという意識はまったくなく、楽しんでお手伝いしているのだ。今回わたしはりんごのケーキを30個出した。あっというまに完売したそうでほっとしている。 親子それぞれで盛り上げる文化祭。いましかこういう経験は出来ない。しっかり楽しみたい。 9/27 総裁選 予想通り、小泉氏が首相に再選された。組閣人事で、今回は自民党の幹事長に閣僚経験のない安部氏が就任した。人気のある安部氏を看板にして総裁選挙をのりきるつもりらしい。 若い人材の登用はよいことだとおもうが、ひとつだけ心配なのは、憲法改正のこと。安部氏は憲法を改正して非核3原則をやめるつもりなのだろうか?北朝鮮と緊張状態にあるとしても核兵器の保持や軍備の拡張にはわたしは大反対。それだけはゆずれない。いくらほかのところでりっぱな政治ができても、平和が脅かされるようでは意味がない。他の国から圧力がきたとしても、憲法で平和をうたっている、被爆国としての日本の立場をつらぬいてほしい。 核兵器を持つことで平和が維持できるのか?それはまちがいだ。なぜなら、あれほど強力な核兵器を持ちながら、アメリカはテロ攻撃を受けた。むしろ軍事大国の道を進めば進むほど、国民は危険にさらされることになるとおもう。日本だって例外ではない。 ばかだ、あほうだといわれても、自分たちの出来る範囲で、軍備を拡張するおかねを世界中の貧しい人をたすけるために使ってほしい。そのほうがずっと平和になると思う。 9/26 同窓会ページ 高校の同窓会を行うため、HPのサイトをたちあげた。これから徐々にコンテンツを増やしていく予定。当日は多くの人が参加してくれて、盛り上がることを祈る。 9/18 癒しの音色 9/17の夜は、私のピアノの師匠がおせわされている、ルネサンス・バロック時代の音楽を聴きに出かけた。今回はソプラノのデュオとリュートのアンサンブルである。ソプラノは、エブリン・タブさんと波多野睦美さん、リュートはタブラトゥーラの角田たかしさん。透明感のある歌声と素朴なリュートの響き、皮膚に、やさしい音の粒が触れるような感覚になった。一日いやなことがあっても、この音色に触れたらいっぺんに忘れることが出来る。 こんな優しい音色のあふれる世の中だったらいいな。 9/17 プロの技 私の働いている会社でお客様対象のフランス料理講習会を企画した。フランス料理のシェフに講師をひきうけていただき、タイアップしてくださる企業があり広く美しい厨房を借りることができ、とてもよい環境でおこなうことができた。 今回はフランス料理ということで、テーブルコーディネートもきちんとおこない、ホテルのスタッフも協力してくれた。テーブルのセットは何に一番時間がかかるのか?それは実は上に飾る部分ではないのだ。テーブルクロスのしわ伸ばしに一番時間がかかるのである。折りたたんであるクロスには、折りしわができている、これに霧を吹きかけて、時間をかけて丁寧にのばしていく。テーブルセッティング=クロスのしわのばしと言っても言い過ぎではない。わたしはいいかげんにそのまま食卓にクロスをかけている。あれほど丁寧な仕事をみたのは初めてだった。でもスタッフはごく当たり前のように行っている。わたしがそのことでとてもびっくりしたと話したら、「婚礼のときはこの何倍も時間をかけてしわをもっと丁寧に伸ばします」こう話してくれた。豪華なホテルのパーティーのかげにはこうした見えない心配りがあるのだと、あらためて感心してしまった。 お料理はスーパーマーケットでも買うことが出来る材料で作られた。身近な材料をフランス料理に仕立てるこつというのが今回のテーマだった。シェフの丁寧な説明と気さくな人柄、味の良い料理で、参加者の皆さんはとても満足して下さったようだ。プロのこだわりをいろいろなところでみせてもらえた料理講習会、私たちが普段参加する料理講習会とはまた違って勉強になった。 9/15 世界柔道 世界柔道選手権大会が大阪で行われている。日本選手は大活躍、毎日必死で応援した。柔道の魅力はその精神にある。柔よく剛を制す、最後まで1本を取りに行く姿勢、最後の1秒まで気を抜くことができない緊張感がたまらない。 優勢に試合を進めていたのに最後の5秒で一本をとられて逆転する試合も多かった。日本の秋山選手、野村選手も残念な負け方だった。悔しいだろう。だけどわたしはこれはこれで来年のオリンピックに繋がるのできっと彼らにとっては良かったのだと思うようにした。スポーツでもなんでも大切なのは負けたあとそれをどう生かすかが重要なのだ。今回残念な結果に終った選手たちには来年はきっともっと大きくなって立派な成績をのこしてくれるであろう。 男子100キロ級井上選手は、日本選手権で無差別級に出場した鈴木選手に負けた。そのせいなのか、今回の大会の彼はいつもよりずっとたくましく、そして怖かった。みんな彼とは試合したくないんじゃないだろうか?厳しい練習、プレッシャーを克服したすばらしい戦いぶりだった。 やわらちゃんこと田村選手は、ほんとに充実した試合をした。小さい頃から注目をあび、プレッシャーや怪我も克服してきた。彼女も以前屈辱的な負け方をしたこともあった。そうしたいろいろな経験を経て、今日の彼女があるのだとしみじみ思った。最後の1秒まで一本を取りに行く姿勢は本当にすばらしい。 女子の52キロの植野選手もすばらしかった。柔道一家にうまれ小さい頃から人の3倍の練習をしてきた。柔道は努力しかないというご両親の考え方には、胸が熱くなった。 ソウルオリンピックのあたりから、一本を取りに行く柔道ではなく、優勢に試合を行う柔道にかわってきた、襟をもたせない、絶対一本は取れない不十分なもち手なのにむりをして技をかけて点数だけ稼ぐ。投げを打ったあとに返し技をかけられないように自ら体制を崩して倒れこむ。そんな柔道が横行したように思う。微妙な判定差で勝敗を分けることが多かった。日本ももっと世界の柔道の流れをべんきょうしろという厳しい声が上がった。しかし日本は、今回見る限りでは、やはり一本を取りに行くという柔道の王道を曲げてはいなかった。どんな作戦できても自分の柔道に持っていこうとする日本の姿勢はすばらしい。応援するわれわれは、姑息なアピールで金メダルをとってもうれしくもなんともない。鮮やかに一本を決める柔道が大好きなのだ。 来年はいよいよアテネオリンピック、日本選手の検討を祈りたい。 9/10 毒まんじゅう 自民党の元幹事長野中氏が今期限りで政界を引退することを表明した。理由は、総裁選による、橋本派の分裂で、青木氏と村岡氏が橋本派の藤井氏ではなく、小泉首相の応援にまわったことにたいする怒りを形にあらわそうということらしい。 記者会見の中で、青木、村岡両氏を名指しで批判し、毒まんじゅうを食らったと話した。毒まんじゅうは、永田町では、金もしくはポストのことらしい。協力する見返りに、影で、毒まんじゅうを配るのだ。ほんとうに毒まんじゅうを食らったのなら、今回の総裁選後、小泉氏が勝利した時、この青木、村岡両氏にどんな毒まんじゅうが用意されていたのか明らかになるであろう。 しかしこの毒まんじゅう配りは、もともと野中氏が得意としていたものである。一番はっきりした例は社会党との連立で、村山氏に総裁、土井氏に衆議院議長を用意したことで知られている。いまさら、ほかのひとが配ったからといって、批判できる立場ではないだろうに....。 自分の政策が正しいと思うのなら、小泉氏の政策を批判するのは大いにすべきである。だから。引退せずに、自らが総裁選に立候補すべきだ。野中氏はイラクの自衛隊派遣に反対している。これはわたしもおなじである。かれが心から平和をのぞんで批判し、アメリカ相手にきちんと主張できるのなら、してもらいたいものだ。 マスコミの中には、引退表明したとたん手の裏をかえすように、野中氏は個性的な政治家で、もうこんな政治家は出てこないだろうとか、野中氏は平和主義者だと好意的に報道するところもでてきたりした。日本人の判官びいきにはあきれる。自ら退路を絶って抗議する姿勢に男気を感じるひともあるのだろう。しかし、われわれはそういうパフォーマンスにまどわされてはいけないのではないだろうか?もともと、毒まんじゅうを配るのを得意としていた人はだれなのか?もう一度きちんと見るべきだ。 毒まんじゅうを配っていた人が、こんどは毒まんじゅうにやられる。 ひとつの教訓ではないだろうか? 9/9 浜高メーリングリストの話題 島根県立浜田高等学校の卒業生によるメーリングリストを管理している。最近は、いろいろな話題が飛び交ってめまぐるしい。浜高の当時の先生や生徒の話題かとおもうと、あっというまに、お寺の話題になったり、スポーツの話題になったり、政治の話題になったり、家族の愚痴になったりする。盛り上がったり盛り下がったり。 副題をつけたとしたら 浜高メーリングリスト -もみじ饅頭からモーツアルトまで- がぴったりだろう。これはO君がつけた副題と言っても良いと思う。 その中で、 一致して言われることは、 とにかく拉致被害者を早く返して欲しいということだった。そして政府にその言葉を言い続けてほしいということだった。 いまは腹に力をいれて我慢のときですと中山内閣参与が言っていたが、まったくわけがわからない。なまぬるい。だって拉致は犯罪なんだから、どんなときでも、早くかえしてくださいって言えばいいとおもうのだが、こっちが我慢してどうなるのだろう? だった。 で、話題にあげられたのが、浜田1中のトイレのことだった。当時浜田1中のトイレは男女の仕切りがなく、丸見え状態で、思春期のこどもたちにとってはかなりつらかった。何十年もこういう状態だった。これに対してH君は学校に1年以上にもわたり、改善を要求した。先輩方に我慢できたのになんで君たちはがまんできないのだという学校に、どんなときでも「仕切りをつくってください」といい続け、自分たちの気持ちを伝え、先方の同意を得ようと頑張った。そして仕切りができたのだった。 とにかく問題があるのなら、まず相手側にいい続けなければ改善しない。その例として浜田1中のトイレの話題をあげたのだ。北朝鮮の拉致問題を解決するための例としてふさわしいかどうかは皆様の判断にお任せするが、やっぱりH君のような粘り強さが今の政府には絶対必要だ。北朝鮮だけではなく、世界の各国へももっとアピールしてほしい。 H君に外務大臣になってもらうほうが解決の近道ではないですか? 小泉さん... 9/8 フェレーロはかっこよすぎます。 テニスの全米オープンが行われている。スペインのフェレーロが決勝にのこった。この選手、うっとりするぐらいかっこいい。 人を顔で判断するなんてよくない。それは十分わかっている。しかもテレビの前でどんなにきゃあきゃあ大騒ぎしても、彼と一緒にお茶を飲めるわけでもないし、話ができるわけでもない。それなのに大騒ぎしてしまうバカな私がここにいる。 9/7 総裁選挙 小泉首相に対する抵抗勢力の最大派閥橋本派が分裂した。派閥の参謀の青木氏が、野中氏に反旗をひるがえし、小泉指示にまわったからだ。この派閥は、田中角栄以来、いつも総裁選のかぎをにぎっていた。この派閥が支持する総理の候補者が総理大臣になってきたのだ。ところが今回はその構図がこわれることになると言われる。 後に控える総選挙に勝利するためには、派閥の命令を聞くよりも、自民党のなかでは国民に受けがよい小泉氏を指示したほうが良い。みんな自分のことでせいいっぱいということらしい。 政策や考えがちがうという理由で分裂するのはしかたがない。でも自分の身を守るためというのはなさけないきがする。自分が正しいと思う政策をきちんと国民にアピールしそれを実現するためにがんばっているならば、なにも心配することはないはずだ。 派閥の拘束力がなくなって、国民にとって良い方向に行くのかどうか? しっかりと見守りたい。 9/6 心理テスト 久しぶりにテレビで浅野八郎先生が心理テストをしていた。金魚蜂に一匹の右向きの金魚が泳いでいる絵を見せた。もう一匹入れるとしたらどこにいれるかという問題だった。(皆様も考えてください。) 私は金魚の右側に置くのにした。これは結婚相手に対しての態度のテストらしかった。なんとわたしは相手に対して攻撃的なのだそうだ。むすめは金魚の上側だった。これは相手をリードするタイプらしい。堀越家の女の性格をそのままあらわしている結果になってしまった。 因みに、金魚蜂の左は相手に気を使うタイプ(ただし表面だけ)で、下側は相手にリードされるタイプらしい。 みなさまはいかがでした? 9/5 おかわりの話題 ピアニストの三浦裕美さんが竹本先生のレッスンを受けにこられるというので、レッスンをきかせていただいた。急なことで、彼女の好物のレモンケーキを作るのはまにあわなかったため、ガトーショコラを作って持っていった。 お茶をみんなでご馳走になったとき、裕美さんは気に入ってくださったらしくこのケーキをおかわりされた。それをごらんになった竹本先生が、 「また、HPに裕美さんがケーキをおかわりしてたべたって 書くんでしょう?」 と言われ、私は 「人聞きが悪い、そんなあ、年頃の女性なんだから、書きません。」 と答えた。以前翠町小学校のコンサートに裕美さんをお呼びして、校長室でレモンケーキのおかわりをおいしそうに食べてくださったことをHPに書いていたのを先生は覚えておられたのだった。 すみません。 裕美さん、やはりうれしかったので、おかわりのこと 書かせてもらいました。 それにしても彼女のピアノは相変わらずやさしい音色で幸せでした。 もうひとつ <桂離宮の解体修理> 今週のプロジェクトX(NHKのテレビ番組)は桂離宮の解体修理のことをとりあげていた。 建物の老朽化がすすみ修理を行う過程でさまざまな問題がおこった。なかでももっとも問題になったのは、中央の芯柱が完全にシロアリにやられ、新しい柱にかえなければならなくなったのだが、新しい柱は黒く汚れていないため、他の柱との調和が取れないことだった。当時の宮大工の棟梁はすごいひとで、解体を行ったとき天井裏にたまったほこりまでも大切に保存していた。これが役に立った。このほこりを使って柱を磨いて、古い柱と同じ色に仕上げたのだった。 われわれは、ひとつのことを行うのに、その目的のことばかりに目が行って、深く考えずに、簡単に物事を処理してしまう。そのためにあとから問題が起きたときにうまく対応できないことがおおい。おそらく私が棟梁だったら、解体のときに天井裏のほこりなどは捨ててしまったであろう。ひとつのことを行うときには、もっといろいろなところに気を配って、一見むだだと思われることでも時間をかけてきちんとみておくと、救われることがあるのだ。 9/4 さんまの塩焼き 今日の晩御飯はさんまの塩焼きだった。さんまを買うときに、スーパーの魚屋さんに、頭をおとして、おなか開けてくださいと言って見た。そしたら 「おくさん、さんまはそのまま塩を振って焼くほうがいいんだよ、パックで売っている焼いたさんまを見てごらん、頭がないものはないだろう?おなかなんか開けたら味が落ちるんだよ、鮎だっておなじだろう?」 といわれた。しらなかった。わがやでは、ガスの魚焼きコンロがちいさくて、頭を落とさなければせまくて焼くことが出来ない。だからいつもわたしが頭をおとしていた。今回はいわれたとおりにして、頭をおとさず尻尾の方を落として焼いた。 ところがはらわたの苦味が嫌いな子供たちには不評だった。 「鮎はどうなの?この夏も一声楼さんの鮎の塩焼き食べたでしょ?」というと 「鮎はいい。丸ごと食べる方がおいしい。あれは別だ!でもさんまは丸ごと焼かないほうがいいよ」と返ってきた。 さんまの焼き方をネットで調べた。やはり頭を落とすとはレシピには書いていなかった。 さんまはそのまま焼くべきなのだろうか? どなたか教えてください。 9/2 つづけるということのすばらしさ 1996年に、自分のつくるお弁当を毎日ホームページで紹介している方に出会った。そのころ私も自分の晩御飯を毎日ホームページで紹介していたので、お互いにリンクを貼った。私のほうは数年前に挫折して、たまにおいしいご飯が出来たときだけ発信したりしたが、その方はいまでも毎日お弁当を紹介していらっしゃる。一度オフ会でお会いしたことがあるが、ほんとうに料理が好きで、まじめな人だった。こどもに毎日お弁当を作る事だってすごいのに、ネットで発信までされるのだからすごい。しかも、料理についていつも勉強を怠らない。この姿勢がすばらしい。見習わなければならない。 私といえば、この日記でえらそうなことをいうばかりで、ちょっとでも忙しいと、すぐ手抜きのおかずを作ったり、ぐりんさんお好み焼きを食べさせてもらったり、主婦として恥ずかしい。 久しぶりにこの方のホームページを見て1996年と変わらない雰囲気がなつかしく、うれしかった。 ずっとずっと続けてください。そしてわたしも、またがんばってみようかな? 9/1 天然酵母の研究 ずっと課題だった天然酵母、息子が夏休みの宿題のレポートのテーマにして、研究してくれた。いろいろな果物や野菜で酵母を採集し育てたり、市販されている天然酵母の元種を培養したり、いろいろこころみていた。 結局、ホシノ天然酵母にいろいろおいしいえさを与えて育てた発酵種を使うのが良いという結果がでた。今年の冬からとりかかり何度も失敗をくりかえした。酵母はいろいろあることもわかった。中には生ゴミみたいな匂いになったもの、ぬかみそ臭い匂いになったもの、笑えるものがいっぱい。香りのいいものはかぎられているのだ。でも息子のおかげでなんとかよい発酵種を作ることができた。彼のパンを焼く技術も大きく進歩したようだ。8/28に彼が作ったパンはそれはそれはおいしく、ちょうど私のパン教室の前日だったので、私のほうが落ち込む始末。まだまだ勉強することがあると実感した。 8/31は宿題の大詰めで、かなり大変そうだったが無事終った。やれやれ 8/31 大役 ごくろうさまでした 世界陸上に出場するマラソン選手に同行されるシェフのことを、先日この日記でも話題にしたが、昨日マラソンがおこなわれ、日本選手は個人で5位入賞、団体は金メダルという結果だった。個人のメダルはおしくものがしたが、立派な成績である。有力選手がリタイアしていくなかで、日本選手は全員完走し上位でゴールした。一人でも体調を壊したり、棄権したら団体では優勝できない。選手の栄養管理を任されているシェフはきっと大変だったことであろう。大喜びされている姿が目に浮かぶ。 今朝TBSのサンデーモーニングで大沢氏が、マラソンが団体金メダルに輝いたのにもかかわらず個人の方がメダルを逃したので金メダルを取ったことを大したことないというようなニュアンスでコメントした。個人だって団体だって優勝にはちがいない。金メダルをとることがどれほど大変なことかわかっているのだろうか?そのために努力してきた選手一人一人をもっとねぎらってほしい。チームプレーが大切な野球をしていたひとのコメントとは思えないひどいものだ。反省して欲しい。
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