IP伝送の変遷

Seliton Seliton Smart-telecaster HD:携帯端末7個を束ねて伝送するが、個別に電源を入れないといけない端末もある。
本体電源を入れ、ソフトを立ち上げてしばらく待つと、段々スピードが上がってくる。 安定するまでは、5分程度はかかるようだ。
HD-SDIとSDMI入力に対応しているので、ENGカメラだけでなく、民生用動画カメラにも対応できる。 SNGやマイクロが無くても、どこからでも伝送できて便利だが、欠点もある。
端末を7台使用するため、使わなくても月に3~5万円程度の回線費用が必要。
災害時や山間部、また人が大勢集まる場所では、回線が輻輳するので使えない場合がある。
パソコンのソフトを使うので、縺れることがある。
事件などでは使えるが、大地震や水害などでは当てにならない。
要するに、第一報用に持って行くのは良いが、SNG車などの手配をしておく必要はある。 しかし、ちょっとした火事や交通事故などで、ニュースのオンエアが迫っている時には役に立つはず。

RU-7000 クボテックMNB960:一対向で110万円のセットのキャンペーン価格で発売開始。
富士通のIP-7500が、発売当初1対向で800万円のが、はるか昔のように感じられる。
6MB/sは問題なく、4MB/sでも破綻はほとんどなく我慢すれば使えるし、3MB/sでも報道用なら何とか使える程度まで性能は安定してきた。
しかも、さらに低レートでの伝送用に蓄積用のUSB端子も付いている。もうIP用コーデックは、性能で選ぶ時代ではなく、価格勝負の時代に入っている。
ADSLの回線しかなくてHD伝送を諦めていた地域でも、蓄積機能を使えばHD伝送も可能だし、動きがほとんど無い顔出しレポートなら生中継も可能である。

RU-7000 NELのRU-7000:中身はクボテックだがDC電源も装備していて、1対抗200万円前後。もちろんHD-SDI対応。デコーダーは2出力ある。

富士通IP-9500:H.264で6~12MbpsでHD伝送ができる。

MT100BHD

信誠商事: HD映像を蓄積方式でBフレッツ回線で伝送できるコーデック。社内LANのBフレッツベーシック回線で、 1,3倍程度時間で20Mbpsの映像伝送が可能だった。 1対向で約500万円程度。MT-100BHD 送信機MPEG2圧縮、蓄積伝送 20M-40M MT-200BHD 受信機 自動受信

無指向アンテナ バックパック

無線LAN 2.4GHzを使ってミニマイクロ代わりに使える。無指向アンテナのほか、固定運用では指向性アンテナも使える。 デジタルなので、多少の見通し外でも運用できるばあいがある。価格もミニマイクロ並。

ダークファイバー
 基本的には光ファイバーだが、複数の業者や企業の専用線などで使われてない回線を一時的に借りて伝送に利用しようというもので、 広い帯域も使用可能となりHDの伝送にも使える。
 しかし、空いている回線を探して接続するため、接続点が増えると料金がかさむので遠距離通信には向いていない。
 多くの所有者の回線を経由するので、利用者自ら第2種電気通信事業者の申請をしておかないと法的に認められない。


ip700とip7500FOMAの伝送装置

 FOMAカードを4枚使ったリアルタイム伝送装置。1枚や2枚のものに比べ映像は綺麗になったが、やっぱりパンやズームを使うと絵が駒落としになる。

百日紅に戻る