ライカマウントのレンズ

もっと欲しいライカのレンズ ULTRA WIDE-HELIAR12mmF5.6AsphericalⅡ:1999年に15mmが発売されて間がない2000年にLマウントの12mmF5.6が発売され、2003年には、ニコンF用アダプタとSマウントアダプタ付が発売されたが、生産終了になっていた。
Mマウントは67mmのフィルターが付くのもうれしい。ホロゴンなんて目じゃない。
ファインダーがもう少し大きいほうが見やすいのだがやや不満だが、距離計にも連動するし、形もエルマー21mm風でなかなか良い。
実際の使用感は15mmと大差なさそうなのだ、121°というのは撮って見ないとわからない意外性が面白い。
パノラマカメラのパノラックスF8の140°には及ばないものの、これと同じような使用感がある。
ファインダーではグリップしている手も写り込んでいるし、近接撮影では下方部分はレンズ本体でケラれて見えていない。
近景、中景、遠景とあるものは迫力があるが、遠景のみのものを撮ると間抜けな写真になってしまうのが要注意。

SUPER WIDE-HELIAR15mmF4.5:1999年の定価65,000円。
これだけ焦点距離が短いレンズは、以前はホロゴン15mmF8しかなかったが、ホロゴンは製造本数も少なく中古市場で100万円以上もして、とても手が出る代物ではなかった。
HELIARはF値も4.5と明るく、ピントも調節できるなどホロゴンより安くて性能も良い。
距離計に連動しないものの、コンパクトで周辺光量不足もなく使いやすいレンズであるが、パースペクティブはものすごく、使う場所や対象を選らばないと失敗する難しさもある。

ELMARIT-M21mmF2.8:1990年には、中古市場で130,000円くらいだったので、とても買える状況ではなかったが、当時所有していたSマウントのニッコール105mmF4(1960年発売)を浅草のカワマスカメラでcanon35mmF1.8とともに売り払い、手に入れた。
 とにかくうれしくてM4Pにつけて持ち歩いた。
UVフィルターは今は無きギンレイカメラで入手した。

ELMARIT-M28mmF2.8:1979年に発売された、いわゆる第3世代のレンズである。
フードでファインダーがけられるが、フードがないとカッコ悪いので必ずつけるが、外付けファインダーをつけることもある。
28mmという画角が好きで、一番良く使うレンズでもある。
フィルター径が49mmで国産フィルターでも使用可能ではあるが、塗装が厚い場合は少し使い込まないとフードがはまらない。

CANON28mmF3.5Ⅰ:1951年 27,000円。外見はSerenar 28mmF3.5Ⅰとそっくりだが、Serenarの刻印は無くCanonとなっている。
#103xx、#113xx、#130xx、#130xxにはSerenarの刻印があり、#135xx、#136xx、#144xx、#175xxにはCanonの刻印があった。
Serenar名のあるものをⅠ型前期、Canon名のものをⅠ型後期と分類すべきで、私が持っていたのは後期タイプにあたる。

SUMMICRON-M35mmF2:1984年に発売された第4世代である。このレンズもフードを付けないと間抜けな格好になる。
開放でも自然に写るので、何の問題もない良いレンズであるが、面白味がないと言われることもある。
フードを付けたまま速写ケースに入るし、小型なので一日持ち歩いても苦にならない。

CANON35mmF1.8:1957年 32,000円。
銅鏡が白いタイプのレンズで、キャノン7と見かけがマッチしないのが嫌で、SUMMICRON-M 35mmF2を購入した際に売り払ってしまった。

canon35mm2.jpg Canon35mmF2 Ⅰ: このレンズは大学時代の先輩がライカM3に付けていたのを見たのが最初。
キャノン7には、この35mmが一番似合うので、どうしても欲しくなって購入してしまった。
35mmF2は、1962年発売のⅠ型と1863年発売のⅡ型があり、定価はどちらも19,000円であった。
キャノンのHPにはⅡ型の写真の掲載がなく、しかも仕様も全く同じなので判別できないかったが、#16xxx、#22xxx、#27xxx、#28xxxの個体にはCanon Camera Co.,Inc.が刻印があり、#38xxx、 #40xxxの個体はCANONのみの刻印になっている。
私の所有する個体 #11xxxは、Canon Camera Co.,Inc.となっているのでⅠ型であろう。
1962年4月~1963年7月の間に30,000本も売れたとは考えられないし、捨番があるとすれば型番が変わったのが原因であったはずで、#30xxxあたりがⅠ型とⅡ型の境目かもしれない。
さらに詳しく見てみるとⅠ型と思われる個体に比べ、Ⅱ型と思われる個体のマウントリングを固定しているネジが一回り大きくなっているようだ。

Ⅲcにイマレクトのファインダー使用 COLOR-SKOPAR35mmF2.5:かつてはキャノン35mmF1.8を所有していたが、Mマウントを購入したあと売ってしまっていた。
しかし、キャノン7につけるワイドが再び欲しくなり手に入れた。パンケーキタイプでカメラとの相性もいい。たまにⅢcにも付ける

M4Pに装着 M ROKKOR-QF40mmF2:パンケーキ並の薄さが魅力だが、中途半端な焦点距離で使いにくかった。

エルマー50mmF3.5 Elmer50mmF3.5:Ⅲ型についていたニッケルエルマー。

1/200 F11 コニパン400 Summitar 5cmF2:1951年製でⅢcとよくマッチするが、このレンズは後玉にクモリがあり、解放では使い物にならないが、F5.6まで絞るとよく映る。
フィルターは純正しか、はまらない。その純正フードは、折りたたみの四角いタイプだが、格好が悪くとても買う気になれない。

「聖の青春」のロケ風景」 Summarit5cmF1.5:1953年製でフィルターなどのためのバヨネットがついている前期タイプ。
解放でのアップはボケがきれいで味があるが、逆光には極端に弱く、まるで別のレンズようになる。
純正のフードが欠かせない。
本当はバヨネットのフィルターとフードが正しい組み合わせだが、そのフィルターは厚く格好が悪いので、後期タイプの41mmのねじ込みを使用。
フードはバヨネットのものはほとんど市場に存在しないので、これも後期の被せ型を使用しているが、おかげで逆向きに収納でき便利である。
50年前のレンズだけに逆光には弱い。

トベラの実 SUMMICRON-M50mmF2:1994年の現行品で入手。
フード内蔵というのは、スタイル的には今ひとつだが、カメラケースに収納する時は手間がかからず便利である。
このレンズを買う時は、ボディだけを首から下げて行った。
入手した時はレモンの箱付の新品同様であったが、人気のない標準レンズだったので案外安かった。
70cmまで寄れるので、讃岐うどんなどの料理も取れる。
35mmF2同様しっかり写るが、欠点がないのが欠点?かも。

LeicaⅢc Canon50mmF1.4 Ⅱ:キャノン7についてきたLマウントで1959年からの製造である。
純正のフードをつける時は、フィルターをフードの間に挟みこむほうが全長が短くなって収まりがいい。
しかし、逆向きに付けられないので収納に困るのと、被せ式なので落ちやすくて、安心して付けておけないのが欠点。
昭和40年代の高級カメラの味が、なんともいえない魅力でもあり、明るくて良いのだが、ちょっと重いのが残念。

最新のヘリもレトロに写る? 上海50mmF3.5:最低の偽エルマー。

Tele-ELMARIT90mmF2.8:1973製の後期型と呼ばれるタイプで友人から貰った。
小型で持ち運びやすいので、予備レンズとしてバッグに入れて持ち歩くのに便利である。
距離計カメラでの望遠レンズの使用頻度は高くないが、ワイド1本では不安が残る。持っていると使わないが、持っていないと欲しくなるレンズである。
ライツミノルタCLとの相性もよく、よく一緒に持って歩いた。

100mmF3.5 Canon100mmF3.5 Ⅲ:1960年からの製造で当時17,000円だったらしい。
Ⅰ型は1953年に22,000円で発売された黒銅鏡の白リングで、Ⅱ型は1958年に発売されたが1型の改良版で、あまり変わらない。
宮崎洋司氏の「キャノンレンジファインダー」にⅢ型として載っている写真はⅡ型の誤りである。
私のⅢ型は黒リングのモダンな形で、Ⅱ型の50mmF1.4と同じタイプなのが気に入っている。
ヘクトール135mmF4.5などのように、ヘリコイド部分が外れるようになっているので、ミラーボックスに使える。

CANON135mmF3.5Ⅱ:1958年 27,000円。私の持っていた個体は、なぜか距離計がずれて∞でピントが合わなかった。
距離計との連動するコマの部分に削ったような跡があったので、ほとんど使わないうちに売り払ったが、ひょっとするとレンズ前玉と銅鏡を繋ぐ部分のワッシャーの欠落などがあったのかもしれない。

4x5で撮影 Hektor135mmF4.5(L):1953年の製造で、高輪にあった松坂屋カメラで購入した。
キャノン7やⅢc用に求めたが、ヘッドを外してビゾ用ヘリコイドをつければ、ビゾフレックスに使えるのだが、生憎ビゾ本体は売り払ってしまったので、N-Lリングをつけてニコンで使う。
または、スピグラボードにはめ込んでスピグラで使う。
これも実用上はOPTAR135mmF4.7を使うのと変わりないので、遊びに終わってしまう。
一番実用性が高いのは、4x5ネガの引き伸ばしレンズに使うことだが、残念ながら4x5の引伸機がない。
ということで一通り遊びが終わると、出番は少なくなってしまう。

Tel-Kilar300mmF5.6 Tele-Kilar300mmF5.6:1970年頃、機材ロッカーにあったアリマウントのレンズ。
2003年発行のクラシックカメラ選科No.69に、キルフィット製レンズの特集が載っているが、それを見るとテレキラー300mmは1958年製となっているが、16mm以外にもハッセルブラッドに装着した例の写真が載っている。
そういえば、レンズ後部のマウント部分が外れる構造になっていたのを思い出し、ひょっとするとライカにも使にも使えるたのでは?と思い、アリマウントへの変換部分を外すと、案の定ライカのビゾフレックス用ねじ込みマウントになっていた。

ライカの部屋に戻る

百日紅に戻る