NIKON F

就職して初めて買ったカメラがニコンF。写大の親友が黒のFTNを持っていたのが羨ましくて、手に入れた時は、すごく嬉しかった。
毎月のように、レンズやボディを買い足した。結局、いろいろあってボディは現在3台手元に残っている。

歴代ニコン 手を離れた最初のFは、初期型で64で始まる富士山マーク入りで巻き上げの裏側が掘り込んであるタイプだ。
NHKのベテランカメラマンに譲ってもらったものだが、訳あって親友の兄貴の所有になっている。
2台目は、72で始まる頃の物で、友人のカメラ屋の所有になっている。
もう1台のFは、ギンレイカメラでFTNファインダーを購入後、先輩OBの所有になった。
最後の4台目は最終型で、新品同様の裏蓋を付けた。
この裏蓋は、3台目にモーターを付けた関係で、永い間働き場所がなかったやつだ。
結局F4と交換に手放した。
長い間、ニコンFが最高のカメラだと思っていた。自動露出やオートフォーカスはプロには必要ないと思っていた。
F3Pが手元に来ても露出はマニュアルで撮っていた。F2もシャッター音が気に入らなかった。
F3AFなどはオモチャだと思っていた。
しかし、F2、F3と使い続けていると、やっぱり、新しい物のほうが使いやすい。

比較的最近手に入れたF4は、デッドストックであった新古品。
50を過ぎて+1の視度調整が離せなくなり、単独露出計の針が読めない身には、オート露出はありがたい。
F3AFの欠点をすべてカバーしAiレンズでもピントが合うと緑のランプが点くのが嬉しい。
ニコンF4は1988年12月に発売され、1997年まで製造された。
オートフォーカスにプラスッチックボディという組み合わせがプロ的ではないと思われ、保守的なプロカメラマンから嫌われた。
しかしF5発売以後に、すべてFマウントに対応する唯一のカメラとして再認識さている。
フルオートカメラの割にはマニュアル感覚を多く残している事が、ベテランカメラマンの心を捉えている。
F3AFを使った時に感じた不満をすべて解決してくれていると感じるのはF3AFを使ったことのある者だけが感じられる特権だ。

NIKONF用交換ファインダー Fには様々なアクセサリーが揃っているが、そのほとんどが、購入したものの使用していない。
ただファインダースクリーンは必ずJ型に入れ替える。
F4もJ型に入れ替えた。最近使用頻度が高いのが視度調整アダプタで、F3用を流用している。
ファインダー回りのアクセサリーは沢山ある。
ウェストレベル、アクション、アングルファインダー、マグニファイヤー、アイキャップなど。
しかし、FTN以外は使ったことが無い。
第一持って歩くのがわずらわしいし、常に持っておかないと意味が無い。しかし無くても困らない。
ローアングルでもファインダーを外せば、なんとか構図は確認できる。

グリップもモーターに望遠レンズを使用する時に便利かもしれないが、そんな時は一脚か三脚を使う。
ただパノラマの水準器はレコードプレーヤーの水平を出すのに長い間活躍した。

シャッターレリーズの延長ボタンはFTNを使う時だけは、重宝している。
しかし、アイレベルで使うと押しやすすぎて、空シャッターを押す羽目になるから使用しない。

20mmF4 レンズフードは必ず着ける。しかし、ニッコール20mmF4のフードだけ持っていませんでした。
専用フードはHN14とHK3ですが、残念ながらどちらも中古市場でなかなか見つかりません。
ある日20mmF4と20mmF3.5の写真を見比べていたら、レンズの先端部分の長さが違うだけ、その長さの違いは、ちょうどKENKOフィルターの厚みだけだとわかりました。
20mmF3.5のフードHK6は、当時はまだ売っていた。早速注文して、取り付けてみるとピッタリだった。
今は、フォクトレンダー20mmF3.5用のLH-20Nを使用している。


bunyof.jpg ベトナム ホーチミン市戦争証跡博物館に展示してある石川文洋氏のニコンFTNは、1970年後期製のブラックボディで50mm付でシルバーのFTNのファインダーが付いている。
立命館大学国際平和ミュージアムには、200mmF4が付きシルバーは、#71*****で、しかも巻き上げレバーもプラスチックカバーが付いている後期仕様に変更してある。
黒のFは、#67*****で105mmが付いているが前玉がなくなっている。
ベトナムのニコンFTNと立命館大学のシルバーは、ベトナムで使ったとするには時代が合わないが、何度かオーバーホールした際に番号が変わったのかもしれない。

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